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トヨタ車&レクサス車解説
【トヨタのSUV一覧】新型SUVを含む全10車種!2022年最新版

トヨタでは、2022年1月時点で10車種のSUVをラインアップしています。2020年1月~12月の新車販売台数(軽自動車および海外ブランドを除く、以下同様)を見ると、ライズが2位、ハリアーが13位、RAV4が15位にランクインするなどトヨタSUVの人気がうかがえます。
今回は2021年に発売されたばかりの新型SUVを含む、トヨタのSUVを一覧で紹介しつつ、10車種それぞれの特徴について解説します。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新の新車販売グレードにはない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトでご確認ください。
トヨタのSUVが人気の理由
トヨタのSUVが人気の理由として、サイズがコンパクトからフルサイズまですべて揃っていることに加え、それぞれに明確な特徴があるからと考えられます。例えば、
- コンパクトで日常使いとしても便利な「ライズ」
- ガソリン乗用車コンパクトクラス世界トップレベルの低燃費を誇る「ヤリスクロス」
- 都会的で上質な「ハリアー」
- 本格派キングオブ4WD「ランドクルーザー」
といったように、ユーザーが欲しいと思うような個性的な車がラインアップされているため、幅広いニーズに対応しています。
トヨタのSUV 一覧
トヨタがラインアップしているSUVは以下の10車種です。
明確な基準はありませんが、SUVは全長4m未満〜4m台前半のコンパクトSUV、4m台半ば~後半のミドルサイズSUV、5m前後~それ以上のフルサイズSUVに分けられます。
2022年1月時点でのトヨタのSUV一覧について、価格が低い順にみていきましょう。
車名 | ボディサイズ | 最新モデル発売時期 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
ライズ | コンパクトSUV | 2019年11月5日 | 171万7,000円〜 |
ヤリス クロス | コンパクトSUV | 2020年8月31日 | 179万8,000円〜 |
カローラ クロス | コンパクトSUV | 2021年9月14日 | 199万9,000円~ |
C-HR | コンパクトSUV | 2019年10月18日 | 238万2,000円〜 |
RAV4 | ミドルサイズSUV | 2019年4月10日 | 274万3,000円〜 |
ハリアー | ミドルサイズSUV | 2020年6月17日 | 299万円〜 |
ハイラックス | フルサイズSUV | 2020年8月19日 | 347万1,000円〜 |
ランドクルーザー プラド | ミドルサイズSUV | 2017年9月12日 | 366万6,000円〜 |
RAV4 PHV | ミドルサイズSUV | 2020年6月8日 | 469万円〜 |
ランドクルーザー | フルサイズSUV | 2021年8月2日 | 510万円〜 |
こうしてトヨタのSUV一覧をみてみると、コンパクトSUVが4車種、ミドルサイズSUVが4車種、フルサイズSUVが2車種と、ボディサイズごとに車種数がうまく配分されていることがわかります。
また、トヨタのコンパクトSUVとしては、2016年に登場したC-HRが初めてでしたが、その後、2019年にライズ、2020年にヤリス クロス、2021年にカローラ クロスと続いた新型コンパクトSUVの登場が、このコンパクトSUV市場の急成長を物語っています。
トヨタのSUV各車の特徴
それでは各車の特徴について見ていきましょう。
トヨタSUVの中で最もコンパクト「ライズ」

5ナンバーサイズで全長も4m以下、トヨタSUVの中で最もコンパクトなSUVが「ライズ」です。
ボディはコンパクトですが、前席も後席も快適に過ごせる居住空間と大容量369Lの荷室(デッキボード下段時 ※デッキボード上段時は303L)を確保するなど、使い勝手に優れたSUVです。
ライズのエンジンは、発売当初は1.0Lターボの1種類のみでしたが、2021年11月の一部改良によりラインアップが拡充。ガソリン車の「1.2L(WA-VE)」と「1.0Lターボ(1KR-VET)」、ハイブリッド車の「e-SMARTハイブリッド1.2L(WA-VEX)」の合計3種類となり、選択肢が広がりました。
コンパクトSUVクラストップレベルの低燃費を誇るハイブリッド車(2WD)の燃費はWLTCモード28.0km/L(2WD車)を記録。最小回転半径4.9m~5.0mと小回りも利くライズは、2020年には年間12万台以上を販売し、年間の新車販売台数ランキング2位の人気車です。
価格(税込) | 171万7,000円~ |
クラス世界トップレベルの低燃費「ヤリス クロス」

「ヤリス クロス」はそのネーミングの通り、トヨタの新世代コンパクトカー「ヤリス」と共通のTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、優れた操縦安定性と運転のしやすさ、そして躍動感あふれるスタイリングを実現したコンパクトSUVです。
基本性能の高さに加えて、コンパクトSUVトップクラスの容量となる390Lの荷室(デッキボード下段時)や多彩なアレンジが可能なリヤシートなど装備が充実しています。
ヤリス クロスは1.5Lガソリン車に加え1.5Lハイブリッド車もラインアップ。ハイブリッド車はガソリン乗用車コンパクトクラス世界トップレベルの低燃費、WLTCモードで30.8km/L(2WD)を実現しています。
さらに最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備(X“Bパッケージ”を除く)するなど、走りや燃費、使い勝手に安全性など、様々な点で従来の概念を一新した都市型コンパクトSUVです。
価格(税込) | 179万8,000円~ |
広い室内や荷室、力強い走りと低燃費「カローラ クロス」

2021年9月に登場した「カローラ クロス」は、SUVならではの広い室内空間や高いユーティリティに加え、力強い走りと低燃費を両立した、カローラシリーズ初のSUVです。
背の高いボディスタイルを存分に生かした快適性や多彩な荷室アレンジ、5人乗車時でもコンパクトSUVクラストップレベルの荷室容量487Lを備えるなど、SUVならではの使い勝手の良さが特徴です。
都会的な上質感と、SUVならではの躍動感を両立したデザインのカローラ クロスは、都会的で洗練された雰囲気のカラー全8色を用意。内装は上質かつ洗練された質感で、フロントシートにスリムな背面部と高いホールド性を両立したスポーティなシートを装備(G“X”グレード除く)しています。
また、カローラ クロスは最新のSUVならではの走行性能や燃費性能の高さも特徴です。優れた操縦安定性をもたらす高剛性ボディは他の12代目カローラシリーズと同様にTNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。ハイブリッド車ではコンパクトSUVクラストップレベルの低燃費となるWLTCモード26.2km/Lを達成するなど、カローラ クロスはこれからの時代に求められる機能・性能を凝縮したSUVです。
価格(税込) | 199万9,000円~ |
独創的なスタイルと走りにこだわった「C-HR」

「C-HR」はダイヤモンドをモチーフに強く絞り込んだボディと、大きく張り出したホイールフレアを組み合わせた独創的なスタイルが特徴のSUVです。
また世界の様々な道で走行テストを行うなど、走りにこだわっています。2016年には、過酷なコースで開催される第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ)に参戦して完走を果たすなど、高い基本性能を備えながらハイブリッド車ではWLTCモードで25.8km/L(2WD)という低燃費を達成、環境性能の高さも特徴です。
直列4気筒インタークーラー付ターボエンジンに「インテリジェントマニュアルトランスミッション」と名付けられた6速マニュアルを組み合わせたグレードも用意されており、C-HRはスポーツドライビングにこだわる方にも注目の一台です。
価格(税込) | 238万2,000円~ |
SUVらしい力強いデザインと高い走行性能「RAV4」

「RAV4」は1994年に初代が登場し、乗用車タイプのSUVという新しい市場を開拓しました。
そして2019年に登場した現行型RAV4は、SUVらしい力強いデザインとオンロード・オフロード両方の走行性能を格段に向上した本格的なSUVへと成長を遂げました。
堂々としたボディサイズですが、三角窓の追加やリヤクォーターガラスの拡大などにより前後視界も良好と、運転しやすさにも配慮されています。また「Adventure、G“Z package”」に標準装備される新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は走行状況に応じて車両の安定性を高め、4輪駆動が不要な時には2WD走行へ切り替え燃費向上を図ります。
さらに走行性能だけでなく、ミドルSUVクラストップレベルとなる最大580Lの荷室、6:4分割可倒式リヤシートや2段デッキボードなど日常の使い勝手の良さもRAV4の特徴です。
価格(税込) | 274万3,000円~ |
流麗なクーペフォルムと上質感あふれる内装「ハリアー」

「ハリアー」は「実用性や、数値一辺倒ではない、人の心を優雅に満たしてくれるただひとつの存在」を目指して開発されました。
その言葉通り、エレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルム、レザー調素材やウッド調の加飾、パイピング加飾を随所に配した上質感あふれる内装が目を引きます。また、吸遮音材や制振材を効果的に配置し、高遮音ガラスを採用するなど、徹底した振動・遮音対策を行うことで高い静粛性を実現しています。
もちろんスタイルだけでなく、TNGAプラットフォーム(GA-K)を採用し、高剛性化・低重心化を図るなど基本性能にも磨きをかけました。ハリアーは299万円(税込)からという価格帯でありながら、2020年の年間新車販売台数は6万6,067台で13位にランクインするほどの人気車です。
価格(税込) | 299万円~ |
国内唯一のピックアップスタイル「ハイラックス」

「ハイラックス」は1968年の発売開始以来、約180の国および地域で販売され、信頼性・耐久性・悪路走破性の高さで支持を得てきた歴史を持っています。日本では一時期販売休止していた時期もありましたが、2017年に実に13年ぶりに国内市場に復帰して話題となりました。
ピックアップスタイルの荷台には最大500kgの荷物まで積載可能で、ボディにはサビや腐食にも強い素材を使用しています。エンジンは直列4気筒2.4Lディーゼルターボエンジンを採用、パワフルなだけでなくWLTCモード11.7km/Lと優れた燃費性能を両立させています。
世界一過酷と呼ばれるダカールラリー2021年大会においてハイラックスは3台が完走、うち1台は総合2位を獲得するなど、タフな性能を実証しました。
価格(税込) | 347万1,000円~ |
走破性と安全性を高いレベルで実現「ランドクルーザー プラド」

現行モデルのベースとなる「ランドクルーザー プラド」は、オフロード・オンロードでの快適な走行性能を進化させたうえでユーティリティを徹底的に追求することで「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えた車として2009年に発売され、その後2013年と2017年にマイナーチェンジされました。
エンジンは2.7Lガソリンエンジンと2.8Lディーゼルエンジンの2種類。2020年8月の一部改良でディーゼルエンジンのターボチャージャーがサイズアップし、最高出力が従来の177psから204psに向上しました。
また、オフロード走行時に、路面状況に応じた走行支援を5つのモードから選択できる「マルチテレインセレクト」を装備(TZ-Gにメーカーオプション)することで、走破性と安全性を高いレベルで実現します。
価格(税込) | 366万6,000円~ |
EV(電気自動車)だけで日常使いも「RAV4 PHV」

「RAV4 PHV」は高い基本性能を持つRAV4に、プラグインハイブリッドシステムを追加して、さらなる「Fun to Drive」を追求したモデルです。
RAV4に搭載されたハイブリッドシステムよりもフロントモーターとインバーターを高出力化、新型リチウムイオンバッテリーと組み合わせることでシステム最高出力は225kWに達し、0-100km/h加速6.0秒というスポーティで力強い走行を実現しています。
EV走行モードでの走行距離は最大95kmと、日常生活であればほぼEV(電気自動車)として使用することも可能といえるレベルです。ハイブリッド燃費はWLTCモード22.2km/Lで、ガソリンタンク容量も55Lを確保しています。
また、最大1,500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備し、エンジンをかけずにバッテリーだけで給電することも可能なので、アウトドアはもちろん、停電・災害時などの緊急時にも役立ちます。
価格(税込) | 469万円~ |
キングオブ4WD・キングオブSUV「ランドクルーザー」

「ランドクルーザー」は1951年8月にトヨタジープBJ型として発売され、日本で最も長い歴史を持つ車です。数ある日本のSUVの中でも圧倒的な存在感を放ち、世界に誇るキングオブ4WD、キングオブSUVなどといわれています。2021年には新型ランドクルーザー(300系)が登場しました。
地球上のあらゆる道とあらゆる人々の生活を想定し、最も厳しい基準で車づくりを行ってきたランドクルーザーは「どんな場所であっても、人や物を運び、帰ってくることが必然である車」として高い信頼性があるからこそ、60年以上もの間、変わらず世界で支持され続けています。
トヨタSUVの中でもフラッグシップモデルに位置するSUVとして高い走行性能を備える一方、ロングボディを活かして乗車人数や荷物の量にあわせて幅広く対応可能なシートアレンジや居住性の高さもランドクルーザーの特徴です。
価格(税込) | 510万円~ |
トヨタのSUVに乗るなら「KINTO」がおすすめ

トヨタのSUVはコンパクトサイズからフルサイズまで様々な個性あるSUVが揃っているため、SUVを購入検討する方は、まずはトヨタのSUVを中心に比較検討することで、自分のライフスタイルにぴったり合った一台に巡り合えるかもしれません。
そこで、購入を検討する方向けに、購入以外にもトヨタのSUVに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ(レクサス)の新車に乗れる(※)サブスクリプションサービス。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額。さらに、クレジットカード払いも可能です。
2021年12月より、初期費用0円で気軽に乗り始められる「初期費用フリープラン」と、いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができるようになりました。
※GRヤリス“モリゾウセレクション”除く
※bZ4X専用プランでは5年目以降は解約金0円
トヨタ車(※)は3/5/7年、レクサス車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「のりかえGO」(法人契約・レクサス車は対象外)もあります。申し込みは全てインターネットで完結するので、販売店に何度も足を運ぶ必要もありません。
※GRヤリス“モリゾウセレクション”は3年契約のみ
※bZ4X専用プランでは最長10年
KINTOが気になる方は、ぜひ取り扱い車種ラインアップページ(トヨタ車・レクサス車)をチェックしてみてください。納車時期の目途や月額料金を確認することができます。
なお、車を購入する場合の費用とKINTOの初期費用フリープランの場合の費用で比較検討したい方は、支払いプラン別比較ツールで月々の支払額をイメージしてみることをおすすめします。お好みの車種と運転される方の年齢、利用期間を選択するだけで、KINTOの利用と購入(現金一括・銀行自動車ローン)での月々の支払額をシミュレーションすることができます。
KINTOを利用してトヨタのSUVに乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?
※一部取扱いのない車種がある場合もございます