トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ ライズのカスタム!モデリスタ/TRD/純正の6種を紹介
全長4m以下、5ナンバーサイズのコンパクトSUVとして2019年11月に誕生したライズ。発売直後から人気に火がつき、2020年上半期の新車販売台数1位を獲得しました。2021年11月にはハイブリッド車がラインアップに加わり、さらに魅力的に。2022年上期も新車販売台数は5位と、現在もその人気は続いています。
しかし、人気車=他の人と同じ車になる可能性も高く、車のカスタムで個性を出したい人もいるのではないでしょうか。
ライズはトヨタのSUVの中でもカスタム志向が強く、トヨタ純正およびカスタマイズブランドによるパーツが豊富な車種。自分好みのライズに仕上げていくことが可能です。コンプリートカー(カスタム済みの完成車)もあるので、自分でカスタムするのは難しい、面倒、という方でも個性を出すことができます。
本記事では、車のカスタムについて解説するとともに、ライズのカスタムについて紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
車のカスタムとは?
車のカスタム(カスタマイズ)とは、「車を改造すること」。様々なカスタムパーツを活用して自分好みの一台にすることが可能です。車をカスタムすることによって愛車への愛着がより深まり、充実したカーライフを送ることもできるでしょう。
車のカスタムは目的別に3つに分かれます。
- チューニングアップ・・・個人の好みや必要性に応じ、機能性を高める
- ドレスアップ・・・個性的なルックスに仕上げる
- ユーティリティアップ・・・利便性や使い勝手の良さを向上させる
カスタムカーとは?
カスタムカーには「コンプリートカー」と「カスタマイズカー」があります。
コンプリートカー、カスタムコンプリートカー
コンプリートカーは、前段で取り上げた「チューニングアップ」「ドレスアップ」「ユーティリティアップ」などによるカスタマイズが既に完成(=コンプリート)した状態で販売されている車のこと。チューニング及びパーツの取り付けセッティングが工場内で完全に仕上げられています。カスタムコンプリートカーとも呼ばれます。
プロによるトータルコーディネートでカスタムパーツ同士の相性やバランスが考慮されているので、統一感と個性をそなえたカスタムカーを手に入れることができるでしょう。
カスタマイズカー
カスタマイズカーは、自分で「チューニングアップ」「ドレスアップ」「ユーティリティアップ」の内容を選び、カスタマイズされた車のこと。自分の個性を表現することができます。
理想の車をイメージして、どのようなカスタムパーツを装着しようかと考える時間も、車のカスタムにおける楽しみのひとつといえます。
トヨタのカスタムカー。個性的な3ブランド、純正パーツもラインナップ
1995年施行の道路運送車両法の規制緩和により、自動車メーカーからもカスタムパーツが販売されるようになるなど、車のカスタムで個性を表現することも一般的になりました。
トヨタもカスタマイズブランドを取り扱っています。それが「MODELLISTA(モデリスタ)」、「TRD(Toyota Racing Development)」、「TOM’S(トムス)」の3ブランド。
各車種専用にコンプリートカーやカスタマイズカー用のパーツが開発されており、トヨタの販売店で取り扱っているのも魅力です。
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MODELLISTA(モデリスタ)
モデリスタは、イタリア語で「デザイナー」という意味をもつ、トヨタのカスタマイズブランド。その名の通り、トヨタ車のデザイン性を高めるカスタムパーツを取り扱っています。
「感性」「創造性」「喜び」をテーマに、車との一体感や様々な感情をたかぶらせるカスタムを提案するモデリスタ。スタイリッシュなエアロやホイールなどの外装パーツ、内装を華やかにするインテリアパーツ、実用性を重視したユーティリティパーツなど、豊富なとりそろえでトヨタ車のカスタマイズ分野を支えています。
関連リンク:MODELLISTA(モデリスタ)公式サイト
TRD(Toyota Racing Development)
TRDは「トヨタレース活動の要」として、これまで数多くのレーシングカーを開発。その経験と高い技術力を生かしたスポーツパーツを提供しています。
86などのスポーツカーはもちろん、プリウス、アルファード、ハイエースからパッソなど幅広い車種を手掛け、ドライビングのパフォーマンスを高めるエアロパーツやスポーツマフラーをはじめ、スポーティな内装に変身させるインテリアパーツ、機能性を高めるファンクショナルパーツまで、様々なニーズに合わせたプロダクトをリリースしています。
関連リンク:TRD公式サイト
TOM’S(トムス)
トムスは、トヨタのファクトリードライバーとして活躍していた舘信秀氏と、トヨタディーラーのスポーツコーナー責任者であった大岩湛矣氏によって、1974年に設立された日本を代表するレーシングチーム。
フォーミュラカーやスーパーGTをはじめ、様々なレースに参戦し、つちかったノウハウをリアルタイムに反映した製品を開発・販売しています。全てが発展進行形、そして現時点でベストなパフォーマンスを生み出せるプロダクトであるといえるでしょう。
関連リンク:TOM’S公式サイト
トヨタ純正
上記のカスタマイズブランドだけでなく、トヨタの純正カスタマイズカーもあります。
例えばC-HRにはCool StyleおよびSporty Styleという純正カスタマイズカーがあり、フロントスポイラーやサイドマッドガード、リヤバンパーガーニッシュをはじめ、見た目の印象を変える外装パーツを展開。いくつかのパーツがセットになったお得なパッケージもあります。
ライズのカスタムを紹介。合計6種類の魅力的なスタイル
ライズはカスタマイズブランドや純正カスタムパーツの種類が豊富で、ボディキットベースで見ると純正オプション3種類、モデリスタ2種類、TRD1種類の合計6種類のスタイルをラインアップしています。
それぞれのカスタマイズスタイルおよびカスタムパーツをみていきましょう。
ライズ POWERFUL STYLE(トヨタ純正)
※ライズ POWERFUL STYLE(トヨタ純正)のフロント
※ライズ POWERFUL STYLE(トヨタ純正)のリヤ
5ナンバーサイズながら、堂々と大きく、力強く見えるライズですが、「POWERFUL STYLE」ではライズのパワフルでアクティブな印象をより強調できます。フロントスキッドプレート、サイドスキッドプレート、リヤスキッドプレートは、凹凸のあるデザインモチーフに、レッド加飾のアクセントが特徴です。
ライズ SPORTY STYLE(トヨタ純正)
※ライズ SPORTY STYLE(トヨタ純正)のフロント
※ライズ SPORTY STYLE(トヨタ純正)のリヤ
スポーティで軽快な走りを連想させるスタイルの「SPORTY STYLE」。力強いシルエットにブルーのイルミネーションがアクセントになっているフロントグリルや、存在感が際立つリヤバンパースポイラーなど、力強い走りを予感させるデザインが特徴です。
ライズ PREMIUM STYLE(トヨタ純正)
※ライズ PREMIUM STYLE(トヨタ純正)のフロント
※ライズ PREMIUM STYLE(トヨタ純正)のリヤ
都会的なスタイルが特徴の「PREMIUM STYLE」。フロントスポイラー、サイドマッドガード、リヤバンパースポイラーは、樹脂パーツをベースにブラックマイカメタリックに塗装、下端やフォグランプの脇などにクロムメッキを配置。高級感がアップし、その名の通り、プレミアムなスタイルへと進化します。
ライズ MODELLISTA ADVANCE BLAST STYLE
ライズ MODELLISTA ADVANCE BLAST STYLE(※)のフロント
ライズ MODELLISTA ADVANCE BLAST STYLE(※)のリヤ
※写真はモデリスタエアロパーツセットB(ADVANCE BLAST STYLE)(フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスカート+カラードフェンダーのセット)にクールシャインキット(フロントグリルカバー+バックドアガーニッシュ+サイドドアガーニッシュ+ヘッドライトガーニッシュ+バックドアエアロプレートのセット)を組み合わせたもの
モデリスタらしい、先進的でアーバンテイストなコンパクトSUVへと進化させることができる「ADVANCE BLAST STYLE」。縦のモーションを強調した特徴的なスタイリングのフロントスポイラーは、ブルーのイルミネーションによってよりダイナミックで個性的な表情を演出。また、クールシャインキットのパーツを組み合わせることにより、より煌びやかな印象を演出することができます。セット、キット内のパーツはそれぞれ単品での購入も可能です。
KINTOでライズMODELLISTA ADVANCE BLAST STYLEに乗るならコチラ
ライズ MODELLISTA ELEGANT ICE STYLE
※ライズ MODELLISTA ELEGANT ICE STYLEのフロント
※ライズ MODELLISTA ELEGANT ICE STYLEのリヤ
シャープエッジな造形によるキレのあるデザインが特徴の「ELEGANT ICE STYLE」。フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスパッツの「モデリスタエアロパーツセット」があり、それぞれ単品での購入も可能です。別途、マフラーカッター、16インチ アルミホイールセット(Gガソリン車、X)を装着することも可能で、都会的かつ洗練されたスタイルを演出できます。
ライズ TRD Aggressive Style(White、Black)
※ライズ TRD Aggressive Style(White)のフロント
※ライズ TRD Aggressive Style(White)のリヤ
TRDならではのスポーティでアグレッシブなデザインが特徴の「TRD Aggressive Style」。迫力ある外観へと進化させるフロントスポイラー、サイドスカート、リヤバンパースポイラーは軽快でスポーティな印象を与えるデザインとなっているほか、走行評価を重ね、ボディ側面や下面を流れる風を整流し、操縦性と走行安定性の向上に寄与している。ブラックアウト加飾が特徴のフロントバンパーガーニッシュは、よりスポーティなフロントフェイスを演出します。ホワイトとブラックの2色設定となっています。
まとめ
車の部品やパーツを交換することで、個性を表現する車のカスタム。ライズは純正カスタムに加えてカスタマイズブランドである、モデリスタ、TRDによる計6種類のカスタマイズスタイルが用意されており、気軽にカスタムを楽しむことができます。どのカスタムパーツを選ぶかによって、車の印象はガラリと変わります。ぜひライズのカスタムを楽しんで、自分好みの一台を手に入れてみてはいかがでしょうか。
KINTOでライズに乗る場合、追加オプションの「アンダーガーニッシュセット(レッド加飾付))を選択することで“ライズ POWERFUL STYLE(トヨタ純正)”にカスタムできます。また、こちらからライズモデリスタ仕様ADVANCE BLAST STYLEの申し込みも可能です。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
≪KINTO ONE中古車≫
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