トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ ランクル200のサイズは?走破性や乗り心地もチェック
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
※ランクル200は2021年3月末に生産終了しました
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オフロードでの強靭な走りが魅力のランクル200
ランクル200の一番の魅力は悪路走破性の高さです。構造面では、丈夫なラダーフレームを採用し、凹凸の激しい悪路でも頑丈なフレームが走行を安定させてくれます。
技術面では、オフロード走行においてトラクションやブレーキを最適に制御し、あらゆる路面状況に適した4WD性能を引き出す「マルチテレインセレクト」、フロント・左右サイド・リヤに搭載した4つのカメラで車両周辺の路面状況が確認できる「マルチテレインモニター(T-Connect SDナビゲーションシステム装着車にメーカーオプション)」などを装備しています。
最上位グレードの「ZX」には、通常走行ではノーマルモード、オフロード走行ではハイモード、乗降時にはローモードと車高が調整でき、走行状態で減衰力を自動制御する「4-Wheel AHC&AVS」を搭載しました。
快適な乗り心地を実現するランクル200
ランクル200に搭載されるエンジンは4.6L V8エンジンで、最高出力318ps、最大トルク460Nmを発揮。総重量が約3トンもあるランクルですが、パワフルなエンジンによりストレスなく加速させてくれます。
クロールコントロールは、悪路走行をステアリング操作のみで極低速走行を可能にし、ターンアシスト機能がランクルの回頭性を高め、ドライバーの負担を軽減します。
「AX”Gセレクション”」には、市街地などオンロードでの走行安定性とオフロードの走破性の2つを高次元で両立させるサスペンション制御システム「KDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)」を搭載。
ランクル200はオフロードはもちろん、オンロードでも快適な乗り心地を実現しています。
燃費の向上も忘れないランクル200
重量級の大型SUVであるランクル200の燃費性能は、WLTCモードで6.7~6.9km/Lです。エンジンをはじめトランスミッションなどに燃費向上の工夫が施されています。
エンジンブロックにはアルミが使用されエンジン自体を軽量化し、Dual VVT-i(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)の採用により、低速から高速まで全域にわたりパワフルな走りとともにロスのない安定した燃焼効率を実現しました。
トランスミッションではロックアップ領域を低速域にまで拡大しています。その拡大で燃費向上を期待できるフレックスロックアップ制御が付いたスーパーインテリジェント6速オートマチックトランスミッションを採用し、高次元の低燃費を実現しています。
ランクル200の安全機能
ランクル200にはトヨタの先進予防安全装備「Toyota Safety Sense」が全グレードに標準装備されています。
昼間には歩行者も感知する衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティ」、車線のはみ出しをブザーとディスプレイ表示による警報で知らせる「レーンディパーチャーアラート」、ヘッドランプのハイ/ローを自動で切替える「オートマチックハイビーム」、先行車との追従走行が可能なブレーキ制御付の「レーダークルーズコントロール」の最新安全装備をパッケージング。
さらに充実したSRSエアバッグ(運転席・助手席正面とサイド、運転席の足元、全シートのカーテンシールド)も標準装備(サイドとカーテンシールドはGX除く)することで、高次元の衝突安全性を確保しています。
機能も兼ね備えたランクル200の内装
ランクル200の内装はフラッグシップモデルらしく、高級感あふれる見た目と質感でセダンのような上質な空間を演出。さらにオフロード・オンロードともに快適に走行するため徹底した機能性も追及しています。
ドライバーが主に操作するスイッチ類はステアリングにも配置し、ステアリングから手を離すことなく操作が可能。また走行に関するスイッチ類はシフトノブ周りに集中させ、マルチテレインセレクトなどはダイヤル式を採用し、操作性と視認性が考慮されています。
ランクル200のサイズ
全長(mm) | 4,950 |
全幅(mm) | 1,980 |
全高(mm) | 1,870~1,880 |
室内長(mm) | 1,945~2,690 |
室内幅(mm) | 1,615~1,640 |
室内高(mm) | 1,170~1,200 |
ホイールベース(mm) | 2,850 |
フロントトレッド(mm) | 1,640~1,650 |
リヤトレッド(mm) | 1,635~1,645 |
最低地上高(mm) | 225 |
最小回転半径(m) | 5.9 |
ランクル200のサイズは全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,880mm(ZXのみ1,870mm)と圧巻のボディサイズ。さらに、外装デザインがランクル200の圧倒的な存在感を演出しています。
クロムメッキで加飾された大型のフロントグリルと、シャープなデザインのLEDヘッドランプおよびLEDクリアランスランプを組合せたフロントマスクは、トヨタのフラッグシップSUVらしい力強いデザイン。
リヤのデザインはシンプルかつスタイリッシュに仕上げられていますが、大型のリヤコンビーネーションランプと約2mある全幅、そして2m近くある車高により後ろからランクル200を見た人は、その大きさに圧倒されるでしょう。
ランクル200のグレードと価格
ランクル200のグレードは全部で4種類。4.6L V8エンジンや6速オートマチックトランスミッション、そして4WDの駆動方式は共通です。
エントリーモデルの「GX」は、シート生地はトリコット、ステアリングはウレタンなど安価な素材となります。またランクル200で唯一の5人乗りです。
「AX」は、本革ステアリングや18インチアルミホイール、サイドステップなどを標準装備しており、インテリア・エクステリアともにグレードが上がります。
「AX”Gセレクション”」は、シートが本革となり、オンロードでの走行安定性とオフロードの走破性を高次元で両立させる「KDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)」を搭載する唯一のグレードです。
最上位グレードの「ZX」は、サードシートがセミパワーとなり、走行状態で減衰力を自動制御する「4-Wheel AHC&AVS」と、5つの走行モードが選択できる「ドライブモードセレクト」を搭載しています。
※ランクル200は2021年3月末に生産終了しました。ランクル200のグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内のランクル200のカタログを、最新モデルのランドクルーザー(300シリーズ=ランクル300)のグレードや価格に関してはランドクルーザー公式サイトでご確認ください。
購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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