トヨタ車&レクサス車解説
【2020年発売モデル】トヨタ ヤリスクロスの内装を紹介!グレード別内装の違いは?
※本記事は2020年発売モデルのヤリス クロスの内装レビュー記事です。最新モデル(2024年1月発売モデル)の内装情報は、以下記事をご覧ください。
2020年8月31日の発売当初から人気のコンパクトSUV「ヤリスクロス」。トヨタのSUVラインアップの中で、ボディサイズはライズとC-HRの中間に位置します。
コンパクトSUVながら居住性や荷室空間といったSUVらしいユーティリティ性能を両立した作りで、内装も、ワンクラス上の質感と居心地の良さが感じられる造形となっています。
ヤリスクロスの内装は、具体的にどのような工夫が施されているのでしょうか。グレード別に用意されている内装の違いにも触れながら紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
機能性と快適さを追求したヤリスクロスの室内空間
ヤリスクロスの室内空間は、日常のドライブも特別なものにする機能性と快適性を追及した仕上がりです。落ち着いた配色の内装は、ドライバーはもちろん、乗車する人を心地よい気分にするでしょう。
スムーズに運転操作ができるように、シート、ステアリング、シフトレバーなどが適切に配置され、センターコンソールからディスプレイオーディオにかけては、縦方向の流れが強調されています。
さらに、視認性に優れたメーター、上方に配置したディスプレイオーディオ、カラーヘッドアップディスプレイ(HYBRID Z、Zにメーカーオプション)を連携させることで、必要な情報を最小限の視線移動で確認できるようにレイアウト。運転に集中することができます。
ヤリスクロスの収納やスペース
SUVに期待されるのは、やはりその積載性でしょう。ヤリスクロスの荷室サイズは荷室幅1,400mm×荷室長820mm(5名乗車時)×荷室高732mm。デッキボードを下段にすれば荷室高は850mmとなり、背の高い荷物も楽々積むことが可能です。
また、デッキボードは6:4で左右分割も可能(HYBRID Z、Z、HYBRID G、Gの2WDに標準装備)なので、背の高さが違う荷物を運ぶときに便利です。4:2:4分割可倒式リヤシート(HYBRID Z、Z、HYBRID G、Gに標準装備)との組み合わせで、多彩なラゲッジルームを作ることができます。
フロントに設置したカップホルダーをはじめ、小物収納に最適なグローブボックスやスマホを充電しながら置けるセンターオープントレイなど、室内には使い勝手の良い収納スペースが豊富にレイアウトされています。
ヤリスクロスのグレード別内装
ヤリスクロスの内装色やシート素材・形状はグレードごとに違いがあります。
最上位グレードの「HYBRID Z / Z」は、内装色がダークブラウン、シート表皮は合成皮革とツィード調ファブリックです。上品で落ち着いた印象を与えるでしょう。
中間グレードの「HYBRID G / G」の内装色はブラックで、シート表皮は上級ファブリックが使用されています。
エントリーグレード「HYBRID X / X / X“Bパッケージ”」の内装色もブラックですが、シート表皮はファブリックとなります。
フロントシートのヘッドレストは、「HYBRID Z / Z」と「HYBRID G / G」が一般的なセパレート型なのに対して、「HYBRID X / X / X“Bパッケージ”」のみ“プレミアムスポーティ”のコンセプトでヘッドレスト一体型となっており、軽快でミニマムなシルエットとワンランク上のプレミアムな質感を実現したハイバックシートを採用しています。
HYBRID Z / Z
「HYBRID Z / Z」は、最上位グレードのため他グレードにはないワンランク上の質感があります。加飾付きの本革巻き3本スポークステアリングホイール、本革巻きシフトノブを採用し、手が触れるパーツの作りは上質です。
7インチカラーTFT液晶のマルチインフォメーションディスプレイとオプティトロンメーターの組み合わせは、「HYBRID Z / Z」のみに標準装備されています。
さらに、運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影できるカラーヘッドアップディスプレイが「HYBRID Z / Z」のみにメーカーオプションとなります。車速やナビと連携したルート案内などの情報を、少ない視線移動で確認することができます。
また、ピアノブラックパネル&メッキダイヤルを採用したオートエアコンにピアノブラック加飾のサイドレジスターベゼルや、シルバー塗装のサイドレジスターノブがアクセントとなり、室内空間の質感をアップさせています。
HYBRID G / G
中間グレードの「HYBRID G / G」については、本革巻きステアリングホイールやシフトノブ、ベゼルやノブ、オートエアコン、8インチのディスプレイオーディオなどは最上位グレードの「HYBRID Z / Z」と共通です。そのため、中間グレードですが高い質感をもっています。
マルチインフォメーションディスプレイは、4.2インチTFTカラー液晶、デジタルメーターとの組み合わせとなります。
HYBRID X / X / X“Bパッケージ”
エントリーグレードの「HYBRID X / X / X“Bパッケージ”」は、ステアリングホイールにはウレタン製を採用し、サイドレジスターベゼルや、サイドレジスターノブには加飾を施していません。ディスプレイオーディオは7インチの大きさとなります。
マルチインフォメーションディスプレイは、「HYBRID G / G」と共通の4.2インチTFTカラー液晶、デジタルメーターの組み合わせです。
ヤリスクロスのグレードと価格
ヤリスクロスのグレードは、エントリーモデルの「X“Bパッケージ”」、シンプル装備の「X」、中間グレードの「G」、最上位グレード「Z」の4つ。パワーユニットはガソリン仕様とハイブリッド仕様、駆動方式は2WDと4WDが「X”Bパッケージ”」以外にそれぞれ設定されており、合計14のバリエーションとなります。
販売価格は税込で、エントリーグレードの「X“Bパッケージ” 1.5L・CVT・2WD」の179万8,000円。最上位グレードの「HYBRID Z 1.5L・E-Four」は281万5,000円です。
安全・安心技術については、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が「X“Bパッケージ”」を除く全グレードに標準装備されています。
詳しくは、ヤリスクロス公式ページでご確認ください。
ヤリスクロスを「KINTO」で利用する方法
なお「KINTO」でも、ヤリスクロスに乗ることができます。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
ヤリスクロスの内装まとめ
ヤリスクロスの内装は、各グレードで異なる特徴を持った室内空間を演出しています。
しかしSUVには欠かせない、広いラゲッジルームと使い勝手の良い収納スペースは全グレード共通で、その機能性の高さは日常からレジャーまで幅広く満足させてくれるでしょう。
よくある質問
ヤリスクロスの運転席の特徴は?
ヤリスクロスの運転席は、スムーズに運転操作ができるように、シート、ステアリング、シフトレバーなどが適切に配置され、センターコンソールからディスプレイオーディオにかけては、縦方向の流れが強調されています。
さらに、視認性に優れたメーター、上方に配置したディスプレイオーディオ、カラーヘッドアップディスプレイ(HYBRID Z、Zにメーカーオプション)を連携させることで、必要な情報を最小限の視線移動で確認できるようにレイアウト。運転に集中することができます。
ヤリスクロスの荷室サイズは?
ヤリスクロスの荷室サイズは荷室幅1,400mm×荷室長820mm(5名乗車時)×荷室高732mm。デッキボードを下段にすれば荷室高は850mmとなり、背の高い荷物も楽々積むことが可能です。
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