トヨタ車&レクサス車解説

レクサス/LEXUS 現行車種の種類は?各シリーズ/モデルの違い

レクサス/LEXUS 現行車種の種類は?各シリーズ/モデルの違い

2019年に30周年を迎えた高級車ブランド「レクサス」。セダンにはじまりSUVからクーペまで、豊富なモデルをラインアップしています。本記事では、レクサス各シリーズ・車種の違いや、モデルごとの特徴を紹介します。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新のレクサス車種一覧についてはレクサス公式サイト - LINE UPでご確認ください。

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ラグジュアリーなライフスタイルを実現する「レクサス」ブランド

レクサスは世界展開している高級車ブランドで「すべては、あなたのラグジュアリーなライフスタイルのために。」というブランドコンセプトの元、新たな驚きを創り出すことを信念にクルマづくりを進めています。

開発にあたっては日本の美意識や、”曖昧なもの”を察する日本ならではの感性を重視。ドライバーの感覚を研ぎ澄ます走りや、日常を新しい発見に満ちたものにするデザインを追求することで、プレミアムでラグジュアリーな体験を提供しています。

それでは、ボディタイプごとにレクサスのベース車を紹介していきます。

レクサス「SUV」シリーズのラインアップ

レクサスSUVモデルのベース車は、LX/RX/RZ/NX/UX/LBXと豊富なラインアップで、いずれも車名に「クロスオーバー」を表す「X」が付けられています(バッテリーEVのRZのみ例外)。

SUVのラインアップは、国内SUVの中でも最高峰のラグジュアリーSUVでありながら卓越したオフロード性能を秘めるレクサスLXや、プレミアムSUVのパイオニアで力強い走りや豪華なインテリアが魅力のレクサスRXが代表的です。この2車は大きめの車体ですが着座位置が高くボディの見切りもいいので、慣れれば取り回しに苦労することはないでしょう。

それでもサイズ感に抵抗感がある方には都会的なスタイルと先進のメカニズムを備えたレクサスNX、さらにコンパクトなレクサスUXレクサスLBXが用意されています。いずれも扱いやすいサイズのSUVですがインテリアの作り込みや上質な走りといった、レクサスのDNAを受け継いでいます。

レクサスSUVの最高峰「レクサスLX」

圧倒的な走破性能と迫力のあるボディサイズで、レクサスSUVのトップモデルに君臨する車種が「レクサスLX」。2023年11月時点での最新型はレクサスLX600です。

レクサスLX600のボディサイズは全長5,100mm×全幅1,990mm×全高1,885~1,895mmと大きめですが、伝統のラダーフレームを刷新し、新GA-Fプラットフォームをレクサスで初採用したことなどにより、従来型(LX570)との車両重量比で約200kgの大幅な軽量化と低重心化、前後重量配分の改善を果たしています。

さらに3.5L V6ツインターボガソリンエンジン最高出力は415psと強力。従来型(LX570)のV8自然吸気エンジンからダウンサイジングしつつもターボ化により出力・トルクともに大幅に向上しています。

レクサスLXは、トレーラーなどをけん引するトレーラーヒッチを装着するためのヒッチメンバーを全車標準装備するなど、マリンスポーツなどをアクティブに楽しむ多趣味なエグゼクティブにもおすすめです。

グレード展開は、標準仕様のLX600(5人乗り・7人乗り)に加え、LX600“EXECUTIVE”(4人乗り)LX600“OFFROAD”(5人乗り・7人乗り)のラインアップ。価格(税込)は1,250万円~1,800万円と高価ですが、それだけの価値ある一台といえます。

プレミアムSUVのパイオニア「レクサスRX」

現在に続くプレミアムSUVのパイオニアといえるのが、1997年にデビューした初代「レクサスRX」でした。高級クロスオーバーSUVという新たなジャンルができ上がるきっかけにもなり、また同ジャンルとしては世界初となるハイブリッドモデルを打ち出すなど、時代を切り開いてきた車でもあります。

2023年11月時点での最新型レクサスRXは5代目で、2022年11月に登場したRX500h/RX450+/RX350と2023年7月に登場したRX350hのラインアップ。それに伴い、多彩なパワートレーンとなっています(以下)。

  • 電動化技術による新たなドライビング体験を実現する「2.4L-T HEV DIRECT4」(RX500h)
  • クラストップレベルのEV航続距離と力強い加速性能を実現する「2.5L PHEV E-Four」(RX450h+)
  • 低燃費と気持ちの良い走りを実現する「2.5L HEV E-Four/FF」(RX350h)
  • トルクフルでダイナミックな走りを実現する「2.4L-T AWD/FF」(RX350)


レクサスRXのボディサイズは全長4,890mm×全幅1,920mm×全高1,700~1,705mmとミドルサイズSUVの中でも大きめのサイズ感ですが、いずれのモデルも2列5人乗り仕様となっており、従来型レクサスRXでは設定のあった3列6/7人乗り仕様(RX450hL)は姿を消しました。

気になるレクサスRXの燃費は、ガソリン車のRX350がWLTCモードで11.2〜11.8km/L(2WD/AWD)、ハイブリッド車のRX350hが18.7〜20.2km/L(2WD/AWD)、RX450h+は18.8km/L(AWD)、RX500hは14.4km/L(AWD)。大柄なSUVでありながら優れた燃費といえます。

歴代RXが大切にしてきた上質な乗り心地と静粛性を大事にしながら、「走って楽しいクルマ、運転していると自然と笑顔になれるクルマ」を目指し、走りが磨かれたという新型レクサスRXシリーズ。レクサスならではの乗り味を楽しむことができるでしょう。

レクサスRXの価格(税込)は666万円~901万円

レクサス初のBEV専用モデル「レクサスRZ」

2023年3月に誕生したレクサス初のBEV(バッテリーEV)専用モデル「レクサスRZ」。最初の500台は、発売を記念した特別仕様車“First Edition”となっています。

BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)や電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の採用など、電動化技術がもたらすレクサスらしいクルマを感性に訴えかける走りとデザインで体現したのがレクサスRZです。

レクサスRZのボディサイズは全長4,805mm×全幅1,895mm×全高1,635mm、レクサスRXに近いサイズ感となっています。一充電走行距離はWLTCモードで495kmカタログ値どおりに走行ができれば、東京~大阪間(約500km)をほぼ充電せずに行くことが可能といえます(※)。

※電気自動車の航続距離は、使用環境や運転方法などによって大きく変動する場合がありますので、その点は注意が必要です。その主な要因は「外気温」「エアコン使用」「走行速度」などによるもの。また、メーターに表示される航続距離は実際に走れる距離とは必ずしも一致しないため、ゆとりを持った充電を心掛けることが必要です。

レクサスRZの価格(税込)は880万円~940万円。減税・補助金制度については、レクサス公式サイトでご確認ください。

RXよりも一回り小さいミドルサイズSUV「レクサスNX」

2014年に登場したレクサスのミドルサイズSUV「レクサスNX」。RXよりも一回り小さいレクサスNXのボディサイズは全長4,660mm×全幅1,865mm×全高1,660mm、レクサスらしい優雅なエクステリアと上質なインテリアは、上級クラスのSUVと比較しても見劣りしません。

車名である「Nimble(軽快)」「X(クロスオーバー)」の通り、オンロードの走行性能を重視しています。特にNXのスポーティバージョンである「F SPORT」の引き締まった足回りなら、まるでスポーツカーのような走りが楽しめます。

2023年11月時点での最新型レクサスNXは2代目で、2021年10月に登場したNX450h+/NX350h/NX350/NX250のラインアップ。

パワートレーンにはレクサス初のPHEV(NX450h+)をはじめ、大容量バッテリーを搭載したHEV、新開発2.4L直列4気筒ターボエンジン、2.5L直列4気筒自然吸気エンジンなど、高い熱効率エンジンを採用。いずれも一クラス上のSUVと比較しても遜色ない動力性能を実現しています。

レクサスNXの燃費は、ガソリン車のNX250がWLTCモードで13.5~14.4km/L(2WD/AWD)、NX350は11.7km/L(AWD)となっており、ハイブリッド車のNX350hでは19.9~22.2km/L(2WD/AWD)、プラグインハイブリッド車のNX450h+は19.6km/L(AWD)と優秀な数値です。

安全性能には最新の「Lexus Safety System +」を用意。プリクラッシュセーフティでは交差点衝突回避支援(出合頭車両)をレクサス初採用するなど、機能の拡充と性能向上が図られています。

レクサスNXのボディサイズは比較的コンパクトですが居住空間は広く、ラゲージルームも広さと使い勝手に優れています。例えば、ゴルフバッグならリヤシートを倒すことなく3個を収納できてしまう広さ(荷室容量520L)は驚きです。また後席を倒すことで、さらに荷室を広げることも可能です(荷室容量1411L)。

レクサスNXの価格(税込)は455万円~753万5,000円。SUVは欲しいけれどスポーティな走りは忘れたくない、というアクティブな方にレクサスNXはおすすめです。

市街地でも扱いやすいコンパクトSUV「レクサスUX」

「Creative Urban Explorer」をキャッチフレーズに2018年に誕生した都会派コンパクトクロスオーバーが「レクサスUX」です。プラットフォームは「GA-C」が用いられていますが、内外装含めすべてがレクサス流に仕上げられています。

2023年11月時点での最新型レクサスUXは、2022年7月に登場したUX250h/UX200と、2022年10月に一部改良も実施されたバッテリーEVのUX300eのラインアップ。

レクサスUXのボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmと、マンション等の機械式の立体駐車場でも安心のサイズ感です。堂々としたデザインでありながら都会の市街地でも扱いやすいコンパクトなサイズ感が、レクサスUXの特徴です。

レクサスUXはガソリン車の「UX200」とハイブリッド車の「UX250h」、バッテリーEVの「UX300e」の3種類で、UX200とUX300eはFFの2WDのみ、UX250hでは2WDとAWDが選択可能です。価格(税込)はUX300eは630万円~685万円、UX250h/UX200は400万3,000円~553万3,000円とレクサス車の中ではお求めになりやすい価格設定となっています。

燃費はガソリン車のUX200がWLTCモードで16.4km/L(2WD)、ハイブリッド車のUX250hでは22.8km/L(2WD)と21.6km/L(4WD)、UX300eの一充電走行距離は512kmです。

手頃なサイズ感、スポーティなデザイン、お求めになりやすい価格のレクサスUXは、扱いやすいコンパクトな高級SUVをお求めの方におすすめの一台といえます。

レクサス最小のSUV「レクサスLBX」

2023年11月、サイズのヒエラルキーを超えるクルマとして誕生した「レクサスLBX」LBXの車名は「Lexus Breakthrough X(cross)-over」を意味しています。

レクサスLBXは、専用開発を施したコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)の採用による高い運動性能を実現したレクサス最小のSUV。そのボディサイズは全長4,190mm×全幅1,825mm×全長1,545mmと、レクサスUXの全長をさらにコンパクトにしたサイズ感です。

レクサスLBXのグレードは「Cool」「Relax」「Bespoke Build」の3種類。搭載されるパワートレーンは1.5Lハイブリッドで、2WDとAWDが用意されています。価格(税込)は460万円~576万円

レクサスLBXの大きな特徴といえる燃費は、2WD(FF)車がWLTCモードで27.7km/L、AWD(E-Four)車がWLTCモードで26.2km/Lと優れた燃費性能を実現しています。

上質で存在感のあるデザイン、高い運動性能と優れた燃費性能、そして、高級車の概念を変えるコンパクトなSUVの登場で、レクサスの選択肢がさらに広がったといえるでしょう。

なお、車のサブスク「KINTO」では、レクサスLBXの「Cool」と「Relax」を取り扱っています。下記ページでKINTOでの納期や、月額利用料をシミュレーション可能なので、検討中の方はアクセスしてみてください。

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レクサス「セダン」シリーズのラインアップ

レクサスの中心となるセダンのベース車として、3車種がラインアップされています。

国内最高級のプレステージサルーンレクサスLSを頂点として、ハイブリッド専用車として快適性と居住空間を高めたレクサスES、ドライビングの楽しさに磨きをかけたスポーツサルーンのレクサスISとそれぞれ明確な個性が与えられています。

SUVが世界的なブームですが、セダンは車の基本の形であり静粛性や運動性能では優位な点が多くあります。レクサスの原点ともいえるセダンシリーズ、長く付き合える一台が見つかるのではないでしょうか。

レクサスのフラッグシップセダン「レクサスLS」

レクサスのフラッグシップセダン「レクサスLS」。まず4ドアクーペのような大胆なエクステリアに視線を奪われます。流麗なスタイリングですが、ゴルフバッグを4個収納できるラゲージルームなど実用性もしっかり確保されています。インテリアに目を移すとシックでラグジュアリーな仕上がりが印象的です。

レクサスLSの燃費は、ガソリン車のLS500がWLTCモード10.1km/L(2WD)、9.5km/L(AWD)を達成、さらにハイブリッド車のLS500hではWLTCモード13.6km/L(2WD)、12.5~12.6km/L(AWD)と一昔前ならコンパクトカー並ともいえる燃費を記録しています。価格(税込)は1,094万円~1,799万円と高級ですが、相応の価値がある内容といえるでしょう。

AIの活用により運転中に遭遇しうる様々な状況を予測し対応することを支援する高度運転支援システム「Lexus Teammate」も採用したレクサスLS。

レクサスLSは、後席でくつろぐよりも自らステアリングを握りたい、そんなアクティブなエグゼクティブの方にもおすすめしたいラグジュアリーサルーンです。

余裕ある室内空間のプレミアムセダン「レクサスES」

「レクサスES」は、スポーティでエレガントなスタイリングでありながら広々とした室内空間を備えるなど、実用性とデザイン性を高次元でまとめ上げたプレミアムセダンです。

レクサスESの特徴は、大きなボディサイズに加えて、FF(前輪駆動)の採用により特に後席足元にも余裕ある室内空間を確保している点で、長身の方でもフル乗車できる快適性を持っています。

エンジンは2.5L直列4気筒+ハイブリッドシステムのみで、低速域からのなめらかな加速と高速道路での余裕のある走りには定評があります。さらに、WLTCモードにおいて22.3km/Lというコンパクトカー並みの低燃費に加えレギュラーガソリン仕様である点も、長く乗る上ではポイントとなるでしょう。

装備の面では世界初採用の「デジタルアウターミラー」が一部グレードのメーカーオプションとして用意され話題となりました。「デジタルアウターミラー」はカメラを使うサイドミラーで、未来的なイメージだけではなく、夜間や雨天時にもクリアな視界を確保できるなどのメリットがあります。

レクサスESの価格(税込)は602万円~728万円。上質で快適な先進のプレミアムサルーンを探している方におすすめです。

スポーティーさが魅力のコンパクトセダン「レクサスIS」

「レクサスIS」はレクサスのセダンの中でもっともコンパクトで引き締まったボディをもつFR(後輪駆動)セダンです。日本でのデビューは2005年と現在のラインアップの中では古参になります。

レクサスISはプレミアムセダンの中では比較的コンパクトですが、大人4人が快適に過ごせる居住空間を確保しています。ハイブリッド車でもラゲージルームに影響が少ないのも特徴で、ゴルフバッグであれば4個を積み込む余裕があります。

エンジンは直列4気筒2.0Lターボ、直列4気筒2.5L+ハイブリッドシステム、V型6気筒3.5Lの3種類が用意されています。よりスポーティに走りたい方は2.0Lターボを、走りも燃費も両立したい方はハイブリッドを、さらに上質な走りを求める方には3.5Lと、選択肢の多さも魅力です。

しかし、レクサスISの魅力はなんといってもドライビングの楽しさにあります。FR方式を採用したスポーツセダンならではの高次元のハンドリングこそが、レクサスISのアイデンティティと言ってよいでしょう。

なお、レクサスISは2020年11月にマイナーチェンジした新型が発売されています。低重心で運動性能の高さを予感させるアグレッシブなデザインを採用、新たに設定された特別仕様車「F SPORT Mode Black」は、専用のアルミホイールやブラックを基調としたカラーコーディネートが特徴です。

レクサスISの価格(税込)は481万円~850万円

レクサス「クーペ」シリーズのラインアップ

クーペのベース車は、レクサスの最高級パーソナルクーペであるレクサスLCとレクサスならではのプレミアム性は保ちながら、よりスポーティな走りの楽しさを実現したレクサスRCの2車種です。

また、それぞれの派生モデルとしてレクサスLCにはより華やかな印象の「Convertible(コンバーチブル)」が、レクサスRCにはサーキットで実力をさらに磨き上げた「RC F」がそれぞれ用意されていることも、キャラクターの違いを明確にしています。

いずれも美しいスタイリングでありながら普段使いできる実用性も兼ね備えています。一度はスタイリッシュなクーペをパートナーにするのも、よいのではないでしょうか。

レクサスを代表するラグジュアリークーペ「レクサスLC」

レクサスを代表するラグジュアリークーペ「レクサスLC」レクサスのフラッグシップクーペとなる「レクサスLC」は、2012年のデトロイトモーターショーで発表され大きな反響があったコンセプトカー「LF-LC」を市販化したものです。

全長4,770mm×全幅1,920mm×全高1,345〜1,350mmの日本車ばなれしたレクサスLCのボディサイズは、クーペながら4人乗りを実現しています。デザインへのこだわりを徹底したため、ラゲージルームは幅、深さとも小さめですが、リヤシートも活用すれば2人でゴルフに出かけることも可能でしょう。

海外プレミアム勢が小排気量化したダウンサイジングターボを搭載する中、レクサスLCには自然吸気の5L V8エンジンに世界初(当時)の 10段ATが組み合わされます。

また、さらに華やかなオープンカー仕様の「LC500 Convertible」も2020年7月15日に発売されました。ソフトトップは電動式の4層構造でルーフを閉めればクーペ並の耐候性を実現し、走行中でも50km/h以下であれば開閉可能となっています。勢いのあるV8サウンドを楽しめるよう、キャビン内に吸気音を共鳴させるサウンドジェネレーターを装備するなど、オープンカーならではの演出も巧みです。

人一倍デザインにはこだわりたい、そんな審美眼をもった方におすすめできる美しいクーペ、それがレクサスLCです。価格(税込)は1,400万円~1,550万円

スポーティな2ドアクーペ「レクサスRC」

スポーティな2ドアクーペ「レクサスRC」レクサスのラインアップの中でスポーツイメージの牽引役となっている2ドアクーペがレクサスRCです。フラッグシップクーペ「レクサスLC」の意匠が取り入れられたエクステリアは、ダイナミックな印象がありドライビングへの期待が高まります。

2020年9月の一部改良でスポット溶接打点を追加してボディ剛性を向上したほか、サスペンションへの高強度アルミ材の採用でばね下重量を低減することで、さらに気持ちよくコーナーを曲がれるようになりました。

またレクサスRCは、スポーティクーペであっても環境に対する配慮を忘れていません。燃費はWLTCモードでハイブリッド車のRC300hが17.7km/Lを達成しています。しかもレギュラーガソリン仕様となっているのも大きなメリットです。2LターボのRC300は12.0km/L、3.5LのRC350は10.6km/Lですが、パフォーマンスを考えれば十分な数値といえるでしょう。

レクサスRCの価格(税込)は581万4,000円~735万2,000円。走りへの熱い気持ちを忘れたくない方におすすめです。

サーキット走行できるほどの性能を持つ「レクサスRC F」

サーキット走行できるほどの性能を持つ「レクサスRC F」レクサスRCのハイパフォーマンスバージョンが「レクサスRC F」です。「F」はレクサスのホームコースである富士スピードウェイから取られており、その名の通りサーキット走行もこなせるほどその実力に磨きをかけた、レクサスRCのハイパフォーマンスバージョンです。

近年はダウンサイジングターボを採用する車が主流ですが、RC Fには481ps/7,100rpm、535Nm/4,800rpmという強大なパワーとトルクを誇る自然吸気のV型8気筒 5.0Lエンジンが搭載されます。

レクサスRC Fの走りについては、変速時間が0.1秒にまで短縮された8速ATとの組み合わせで切れの良いドライビングが楽しめます。また、後輪左右の駆動力を電子制御で最適化するシステムである「TVD(Torque Vectoring Differential)」を搭載し、理想的な車両挙動を実現しています。

レクサスRC Fは、このように走りにこだわった内容となっていながら、パッケージングは基本的にRCと共通で、実用性も確保されています。価格(税込)は1,058万円~1,455万円と、ベースとなったレクサスRCよりも高価ですが、パフォーマンスを考えれば納得できるでしょう。

日常使いから週末のサーキット走行まで一台でこなせるレクサスRC Fは、ドライビングを極めたい方におすすめです。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新のレクサス車種一覧についてはレクサス公式サイト - LINE UPでご確認ください。

レクサスの維持費目安

車の維持費には「税金」「保険料」「車検代」「メンテナンス代」「ガソリン代」「駐車場代」などがあります。

今回は維持費のうち「税金」「諸費用」「保険料」「車検代」「メンテナンス代」を対象に、レクサスを1年間利用した場合の維持費を、KINTOの比較シミュレーションを使って算出しました。

車種

グレード

年間の維持費目安

UX

UX250h "version C"2WD(5人)

410,433円

IS

IS300h "F SPORT"2WD(5人)

518,636円

ES

ES300h "F SPORT"2WD(5人)

518,970円

※税込・端数四捨五入表示。3年利用、任意保険の保険料:「誰でも運転OK」保険料で算出
※KINTO月額利用料に含まれる同等の任意保険・メンテナンス等にて計算
※2022年11月29日時点の情報

レクサスの維持費目安は40万円~50万円代が目安です。上記の金額にプラスして、ガソリン代や駐車場代などが加算されます。
上で算出した維持費はあくまでも目安ですが、購入を検討の際にぜひ参考にしてみてください。
KINTOの比較シミュレーションでは、レクサスを購入した場合とKINTOで契約した場合の3年間の総支払額や月額料金を比較できます。

例えばUXで比較した結果は以下の通りです。


KINTO

現金一括払い

銀行自動車ローン
均等36回払い
5.0%の場合

車両代・オプション代

利用料に含まれる

4,718,060 円

4,718,060 円

税金・諸費用 (自賠責・自動車税等)

149,620 円

149,620 円

任意保険・メンテナンス

1,081,680 円

1,081,680 円

分割払い手数料等

372,486 円

3年後の下取り参考価格

2,123,127 円

2,123,127 円

お支払い総額(3年)

2,712,600 円

3,826,233 円

4,198,718 円

月々のお支払い額

75,350 円

106,284 円

初回117,718 円
2回目以降116,600 円

※KINTO以外のお支払いプランは、KINTO月額利用料に含まれるサービス内容(同等の任意保険・メンテナンス等)にて計算
※税込・端数四捨五入表示
※2022年11月29日時点の情報

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レクサスはどんな人におすすめ?

レクサスはどんな人におすすめなのでしょうか。今回はKINTOで実際にレクサスを契約している方のデータをもとに、職業や個人・法人契約の傾向をみていきましょう。

レクサスご利用中の方の職業で一番多いのが「自営業」、続いて「会社役員」、「会社員」でした。

 「自営業」の方の契約が多い理由として、社用車兼自家用車としても利用できる点や、経費処理の楽さなどが人気の傾向としてあげられます。 また個人契約の傾向としては、レクサスの高品質な機能やデザインやレクサスブランドの高級感も人気の理由といえるでしょう。

トヨタのサブスク「KINTO」でもレクサスに乗れる!

なお、月々定額で新車に乗れるサブスクリプションサービス「KINTO」では、レクサスの複数車種をラインアップしています(一部取り扱いのない車種がある場合もございます。最新の取り扱い車種情報はこちら)。

KINTOでは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額、車の維持にかかる諸手続きが簡略化されるメリットもあります。「KINTO for LEXUS」の利用者なら、レクサスオーナー向け限定の「レクサスケアメンテナンスプログラム」などのオーナー特典を受けられるのも安心です。

突発的な出費を気にする必要がなく、購入時のようにまとまった金額を用意する必要もありません。そのため、より手軽にレクサス車を利用可能なメリットがあります。

まとめ

1989年に米国で「LS」「ES」という2台のセダンからスタートしたレクサスは、2019年に30周年を迎えました。

ラグジュアリーなライフスタイルを実現する「レクサス」ブランドには、フラッグシップとなる「LS」、高級クロスオーバーSUVというジャンルを切り開いた「RX」、サーキット走行できるほどの性能を持つ「RC F」など、個性豊かな車種がラインアップされています。

セダン/SUV/クーペ/コンパクトカーなど、ボディタイプごとに車種の特徴や内外装、走りや価格帯を紹介しましたが、人気のSUVではベース車として4車種が用意されるなど、ニーズに合わせて豊富なラインアップから選べることがご理解いただけたのではないでしょうか。

また、月々定額で新車に乗れるトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」でも、複数のレクサス車をラインアップ。様々なレクサス車を楽しめます。充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

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