トヨタ車&レクサス車解説
レクサス/LEXUS 現行車種の種類は?各シリーズ/モデルの違い
2019年に30周年を迎えた高級車ブランド「レクサス」。セダンにはじまりSUVからクーペまで、豊富なモデルをラインアップしています。本記事では、レクサス各シリーズ・車種の違いや、モデルごとの特徴を紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ラグジュアリーなライフスタイルを実現する「レクサス」ブランド
レクサスは世界展開している高級車ブランドで「すべては、あなたのラグジュアリーなライフスタイルのために。」というブランドコンセプトの元、新たな驚きを創り出すことを信念にクルマづくりを進めています。
開発にあたっては日本の美意識や、”曖昧なもの”を察する日本ならではの感性を重視。ドライバーの感覚を研ぎ澄ます走りや、日常を新しい発見に満ちたものにするデザインを追求することで、プレミアムでラグジュアリーな体験を提供しています。
それでは、ボディタイプごとにレクサスのベース車を紹介していきます。
レクサス「SUV」シリーズのラインアップ
レクサスSUVモデルのベース車は、LX/GX/RX/RZ/NX/UX/LBXと豊富なラインアップで、いずれも車名に「クロスオーバー」を表す「X」が付けられています(バッテリーEVのRZのみ例外)。
SUVのラインアップは、国内SUVの中でも最高峰のラグジュアリーSUVでありながら卓越したオフロード性能を秘めるレクサスLXや、本格オフローダーのレクサスGX、プレミアムSUVのパイオニアで力強い走りや豪華なインテリアが魅力のレクサスRXが代表的です。この3車種は大きめの車体ですが着座位置が高くボディの見切りもいいので、慣れれば取り回しに苦労することはないでしょう。
それでもサイズ感に抵抗感がある方には都会的なスタイルと先進のメカニズムを備えたレクサスNX、さらにコンパクトなレクサスUXやレクサスLBXが用意されています。いずれも扱いやすいサイズのSUVですがインテリアの作り込みや上質な走りといった、レクサスのDNAを受け継いでいます。
レクサスSUVの最高峰「レクサスLX」

圧倒的な走破性能と迫力のあるボディサイズで、レクサスSUVのトップモデルに君臨する車種が「レクサスLX」。現行型は、ガソリン車のレクサスLX600、ハイブリッド車のレクサスLX700h。ここでは、レクサスLX600に絞って解説します。
レクサスLX600のボディサイズは全長5,100mm×全幅1,990mm×全高1,885~1,895mmと大きめですが、伝統のラダーフレームを刷新し、新GA-Fプラットフォームをレクサスで初採用したことなどにより、従来型(LX570)との車両重量比で約200kgの大幅な軽量化と低重心化、前後重量配分の改善を果たしています。
さらに3.5L V6ツインターボガソリンエンジンの最高出力は415PSと強力。従来型(LX570)のV8自然吸気エンジンからダウンサイジングしつつもターボ化により出力・トルクともに大幅に向上しています。
レクサスLX600は、トレーラーなどをけん引するトレーラーヒッチを装着するためのヒッチメンバーを全車標準装備するなど、マリンスポーツなどをアクティブに楽しむ多趣味なエグゼクティブにもおすすめです。
レクサスLXのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
LX700h | “EXECUTIVE” | AWD | 21,000,000円 |
“OVERTRAIL+” | 15,900,000円 | ||
15,900,000円 | |||
LX600 | “EXECUTIVE” | 20,000,000円 | |
“OVERTRAIL+” | 14,900,000円 | ||
14,500,000円 |
本格オフローダー「レクサスGX」

2025年4月3日に発売された「GX550」。先行して登場した“OVERTRAIL+”に加え、7人乗り仕様の“version L”を新たに設定。幅広いニーズに応えるラインアップとなっています。
開発コンセプトは「ザ・プレミアム・オフローダー」。GA-Fプラットフォームを採用し、高剛性ボディと高出力3.5L V6ツインターボエンジン、電子制御サスペンション「E-KDSS」などにより、街中から悪路まで優れた走行性能と快適性を両立しています。
外観はタフさと洗練を併せ持ち、直感的な操作性と優れた視認性を実現したインテリアとあわせて、過酷な環境下でも快適に過ごせる空間を提供。
“OVERTRAIL+”は本格オフロード走行を想定した装備を備え、専用カラーやマルチテレインモニター、AUXスイッチなども搭載。一方“version L”は、22インチ鍛造アルミホイールや調光パノラマルーフ、オート電動格納式ステップを採用し、上質な移動体験を追求。
用途やライフスタイルに応じて選べる、新世代プレミアムSUVです。
レクサスGXのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
GX550 | “version L” | AWD | 12,700,000円 |
“OVERTRAIL+” | 11,950,000円 |
プレミアムSUVのパイオニア「レクサスRX」

現在に続くプレミアムSUVのパイオニアといえるのが、1997年にデビューした初代「レクサスRX」でした。高級クロスオーバーSUVという新たなジャンルができ上がるきっかけにもなり、また同ジャンルとしては世界初となるハイブリッドモデルを打ち出すなど、時代を切り開いてきた車でもあります。
現行型レクサスRXは5代目で、RX500h/RX450+/RX350h/RX350のラインアップ。それに伴い、多彩なパワートレーンとなっています(以下)。
- 電動化技術による新たなドライビング体験を実現する「2.4L-T HEV DIRECT4」(RX500h)
- クラストップレベルのEV航続距離と力強い加速性能を実現する「2.5L PHEV E-Four」(RX450h+)
- 低燃費と気持ちの良い走りを実現する「2.5L HEV E-Four/FF」(RX350h)
- トルクフルでダイナミックな走りを実現する「2.4L-T AWD/FF」(RX350)
レクサスRXのボディサイズは全長4,890mm×全幅1,920mm×全高1,700~1,705mmとミドルサイズSUVの中でも大きめのサイズ感ですが、いずれのモデルも2列5人乗り仕様となっており、従来型レクサスRXでは設定のあった3列6/7人乗り仕様(RX450hL)は姿を消しました。
気になるレクサスRXのWLTCモード燃費は、ガソリン車のRX350がWLTCモードで11.2〜11.8km/L(2WD/AWD)、ハイブリッド車のRX350hが18.7〜20.2km/L(2WD/AWD)、RX450h+は18.8km/L(AWD)、RX500hは14.4km/L(AWD)。大柄なSUVでありながら優れた燃費といえます。
歴代RXが大切にしてきた上質な乗り心地と静粛性を大事にしながら、「走って楽しいクルマ、運転していると自然と笑顔になれるクルマ」を目指し、走りが磨かれたという新型レクサスRXシリーズ。レクサスならではの乗り味を楽しむことができるでしょう。
レクサスRXのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
RX500h | “F SPORT Performance” | AWD | 9,030,000円 |
RX450h+ | “version L” | AWD | 8,870,000円 |
RX350h | “version L” | 2WD(FF) | 7,600,000円 |
AWD | 8,110,000円 | ||
RX350 | “version L” | 2WD(FF) | 6,680,000円 |
AWD | 7,090,000円 | ||
“F SPORT” | AWD | 7,130,000円 |
レクサス初のBEV専用モデル「レクサスRZ」

2023年3月に誕生したレクサス初のBEV(バッテリーEV)専用モデル「レクサスRZ」。最初の500台は、発売を記念した特別仕様車“First Edition”となっています。
BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)や電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の採用など、電動化技術がもたらすレクサスらしいクルマを感性に訴えかける走りとデザインで体現したのがレクサスRZです。
レクサスRZのボディサイズは全長4,805mm×全幅1,895mm×全高1,635mm、レクサスRXに近いサイズ感となっています。一充電走行距離はWLTCモードで495km。カタログ値どおりに走行ができれば、東京~大阪間(約500km)をほぼ充電せずに行くことが可能といえます(※)。
※電気自動車の航続距離は、使用環境や運転方法などによって大きく変動する場合がありますので、その点は注意が必要です。その主な要因は「外気温」「エアコン使用」「走行速度」などによるもの。また、メーターに表示される航続距離は実際に走れる距離とは必ずしも一致しないため、ゆとりを持った充電を心掛けることが必要です
レクサスRZのグレード展開、価格は以下の通り。減税・補助金制度については、レクサス公式サイトでご確認ください。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
RZ450e | “version L” | AWD | 8,800,000円 |
RZ300e | “version L” | FWD | 8,200,000円 |
RXよりも一回り小さいミドルサイズSUV「レクサスNX」

2014年に登場したレクサスのミドルサイズSUV「レクサスNX」。RXよりも一回り小さいレクサスNXのボディサイズは全長4,660mm×全幅1,865mm×全高1,660mm、レクサスらしい優雅なエクステリアと上質なインテリアは、上級クラスのSUVと比較しても見劣りしません。
車名である「Nimble(軽快)」「X(クロスオーバー)」の通り、オンロードの走行性能を重視しています。特にNXのスポーティバージョンである「F SPORT」の引き締まった足回りなら、まるでスポーツカーのような走りが楽しめます。
現行型レクサスNXは2代目で、NX450h+/NX350h/NX350/NX250のラインアップ。
パワートレーンにはレクサス初のPHEV(NX450h+)をはじめ、大容量バッテリーを搭載したHEV、新開発2.4L直列4気筒ターボエンジン、2.5L直列4気筒自然吸気エンジンなど、高い熱効率エンジンを採用。いずれも一クラス上のSUVと比較しても遜色ない動力性能を実現しています。
レクサスNXのWLTCモード燃費は、ガソリン車のNX250がWLTCモードで13.5~14.4km/L(2WD/AWD)、NX350は11.7km/L(AWD)となっており、ハイブリッド車のNX350hでは19.9~22.2km/L(2WD/AWD)、プラグインハイブリッド車のNX450h+は19.6km/L(AWD)と優秀な数値です。
安全性能には最新の「Lexus Safety System +」を用意。プリクラッシュセーフティでは交差点衝突回避支援(出合頭車両)をレクサス初採用するなど、機能の拡充と性能向上が図られています。
レクサスNXのボディサイズは比較的コンパクトですが居住空間は広く、ラゲージルームも広さと使い勝手に優れています。例えば、ゴルフバッグならリヤシートを倒すことなく3個を収納できてしまう広さ(荷室容量520L)は驚きです。また後席を倒すことで、さらに荷室を広げることも可能です(荷室容量1411L)。
レクサスNXのグレード展開、価格は以下の通り。「SUVは欲しいけれどスポーティな走りは忘れたくない」といったアクティブな方にレクサスNXはおすすめです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
NX450h+ | “version L” | AWD | 7,495,000円 |
“F SPORT” | 7,585,000円 | ||
“OVERTRAIL” | 7,725,000円 | ||
NX350h | “version L” | 2WD(FF) | 6,376,000円 |
AWD | 6,646,000円 | ||
“F SPORT” | 2WD(FF) | 6,406,000円 | |
AWD | 6,676,000円 | ||
“OVERTRAIL” | AWD | 6,876,000円 | |
2WD(FF) | 5,500,000円 | ||
AWD | 5,770,000円 | ||
NX350 | “F SPORT” | AWD | 6,306,000円 |
“OVERTRAIL” | AWD | 6,506,000円 | |
NX250(※) | “version L” | 2WD(FF) | 5,686,000円 |
AWD | 5,956,000円 | ||
2WD(FF) | 4,850,000円 | ||
AWD | 5,120,000円 |
※NX250(ガソリンモデル)は2025年6月をもって生産終了となります
市街地でも扱いやすいコンパクトSUV「レクサスUX」

「Creative Urban Explorer」をキャッチフレーズに2018年に誕生した都会派コンパクトクロスオーバーが「レクサスUX」です。原稿型レクサスUXは、UX300hとバッテリーEVのUX300eのラインアップ。
レクサスUXのボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmと、マンション等の機械式の立体駐車場でも安心のサイズ感です。堂々としたデザインでありながら都会の市街地でも扱いやすいコンパクトなサイズ感が、レクサスUXの特徴です。
レクサスUXはハイブリッド車の「UX300h」、バッテリーEVの「UX300e」の2種類です。
UX300hのWLTCモード燃費は、2WD:24.7~26.3km/L、AWD:23.4~25.2km/Lで、UX300eのWLTCモード航続距離は512kmです。
手頃なサイズ感、スポーティなデザイン、お求めになりやすい価格のレクサスUXは、扱いやすいコンパクトな高級SUVをお求めの方におすすめの一台といえます。
レクサスUXのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
UX300h | “version L” | 2WD(FF) | 5,392,000円 |
AWD | 5,657,000円 | ||
“F SPORT” | 2WD(FF) | 5,241,000円 | |
AWD | 5,506,000円 | ||
“version C” | 2WD(FF) | 4,803,000円 | |
AWD | 5,068,000円 | ||
2WD(FF) | 4,559,000円 | ||
AWD | 4,824,000円 | ||
UX300e | “version L” | FWD | 7,050,000円 |
“version C” | 6,500,000円 |
レクサス最小のSUV「レクサスLBX」

2023年11月、サイズのヒエラルキーを超えるクルマとして誕生した「レクサスLBX」。LBXの車名は「Lexus Breakthrough X(cross)-over」を意味しています。
レクサスLBXは、専用開発を施したコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)の採用による高い運動性能を実現したレクサス最小のSUV。そのボディサイズは全長4,190mm×全幅1,825mm×全長1,545mmと、レクサスUXの全長をさらにコンパクトにしたサイズ感です。
レクサスLBXのグレードは「Cool」「Relax」「Bespoke Build」「Elegant」の4種類。搭載されるパワートレーンは1.5Lハイブリッドで、2WDとAWDが用意されています。
レクサスLBXの大きな特徴といえる燃費は、2WD(FF)車がWLTCモードで27.7~28.0km/L、AWD(E-Four)車がWLTCモードで26.2~26.4km/Lと優れた燃費性能を実現しています。
上質で存在感のあるデザイン、高い運動性能と優れた燃費性能、そして、高級車の概念を変えるコンパクトなSUVの登場で、レクサスの選択肢がさらに広がったといえるでしょう。
レクサスLBXのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
LBX | “Cool” | 2WD(FF) | 4,600,000円 |
AWD(E-Four) | 4,860,000円 | ||
“Relax” | 2WD(FF) | 4,600,000円 | |
AWD(E-Four) | 4,860,000円 | ||
“Bespoke Build” | 2WD(FF) | 5,500,000円 | |
AWD(E-Four) | 5,760,000円 | ||
“Elegant” | 2WD(FF) | 4,200,000円 | |
AWD(E-Four) | 4,460,000円 |
レクサス「セダン」シリーズのラインアップ
レクサスの中心となるセダンのベース車として、3車種がラインアップされています。
国内最高級のプレステージサルーン「レクサスLS」を頂点として、ハイブリッド専用車として快適性と居住空間を高めた「レクサスES」、ドライビングの楽しさに磨きをかけたスポーツサルーンの「レクサスIS」とそれぞれ明確な個性が与えられています。
SUVが世界的なブームですが、セダンは車の基本の形であり静粛性や運動性能では優位な点が多くあります。レクサスの原点ともいえるセダンシリーズ、長く付き合える一台が見つかるのではないでしょうか。
レクサスのフラッグシップセダン「レクサスLS」

レクサスのフラッグシップセダン「レクサスLS」。まず4ドアクーペのような大胆なエクステリアに視線を奪われます。流麗なスタイリングですが、ゴルフバッグを4個収納できるラゲージルームなど実用性もしっかり確保されています。インテリアに目を移すとシックでラグジュアリーな仕上がりが印象的です。
AIの活用により運転中に遭遇しうる様々な状況を予測し対応することを支援する高度運転支援システム「Lexus Teammate」も採用したレクサスLSは、後席でくつろぐよりも自らステアリングを握りたい、そんなアクティブなエグゼクティブの方にもおすすめしたいラグジュアリーサルーンです。
レクサスLSのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
LS500h | “EXECUTIVE” | 2WD(FR) | 17,100,000円 |
AWD | 17,580,000円 | ||
“version L” | 2WD(FR) | 15,420,000円 | |
AWD | 15,900,000円 | ||
“F SPORT” | 2WD(FR) | 13,640,000円 | |
AWD | 14,120,000円 | ||
“I package” | 2WD(FR) | 12,400,000円 | |
AWD | 12,880,000円 | ||
“EXECUTIVE Advanced Drive” | AWD | 17,990,000円 | |
“version L Advanced Drive” | AWD | 16,370,000円 | |
LS500 | “EXECUTIVE” | 2WD(FR) | 15,640,000円 |
AWD | 16,120,000円 | ||
“version L” | 2WD(FR) | 13,960,000円 | |
AWD | 14,440,000円 | ||
“F SPORT” | 2WD(FR) | 12,180,000円 | |
AWD | 12,660,000円 | ||
“I package” | 2WD(FR) | 10,940,000円 | |
AWD | 11,420,000円 |
余裕ある室内空間のプレミアムセダン「レクサスES」

「レクサスES」は、スポーティでエレガントなスタイリングでありながら広々とした室内空間を備えるなど、実用性とデザイン性を高次元でまとめ上げたプレミアムセダンです。
レクサスESの特徴は、大きなボディサイズに加えて、FF(前輪駆動)の採用により特に後席足元にも余裕ある室内空間を確保している点で、長身の方でもフル乗車できる快適性を持っています。
エンジンは2.5L直列4気筒+ハイブリッドシステムのみで、低速域からのなめらかな加速と高速道路での余裕のある走りには定評があります。さらに、WLTCモードにおいて22.3km/Lというコンパクトカー並みの低燃費に加えレギュラーガソリン仕様である点も、長く乗る上ではポイントとなるでしょう。
装備の面では世界初採用の「デジタルアウターミラー」が一部グレードのメーカーオプションとして用意され話題となりました。「デジタルアウターミラー」はカメラを使うサイドミラーで、未来的なイメージだけではなく、夜間や雨天時にもクリアな視界を確保できるなどのメリットがあります。
上質で快適な先進のプレミアムサルーンを探している方におすすめです。
レクサスESのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
ES300h | “version L” | 2WD(FF) | 7,180,000円 |
“F SPORT” | 6,540,000円 | ||
6.020,000円 |
スポーティーさが魅力のコンパクトセダン「レクサスIS」

「レクサスIS」はレクサスのセダンの中でもっともコンパクトで引き締まったボディをもつFR(後輪駆動)セダンです。日本でのデビューは2005年と現在のラインアップの中では古参になります。
レクサスISはプレミアムセダンの中では比較的コンパクトですが、大人4人が快適に過ごせる居住空間を確保しています。ハイブリッド車でもラゲージルームに影響が少ないのも特徴で、ゴルフバッグであれば4個を積み込む余裕があります。
エンジンは直列4気筒2.0Lターボ、直列4気筒2.5L+ハイブリッドシステム、V型6気筒3.5Lの3種類が用意されています。よりスポーティに走りたい方は2.0Lターボを、走りも燃費も両立したい方はハイブリッドを、さらに上質な走りを求める方には3.5Lと、選択肢の多さも魅力です。
しかし、レクサスISの魅力はなんといってもドライビングの楽しさにあります。FR方式を採用したスポーツセダンならではの高次元のハンドリングこそが、レクサスISのアイデンティティと言ってよいでしょう。
なお、レクサスISは2020年11月にマイナーチェンジした新型が発売されています。低重心で運動性能の高さを予感させるアグレッシブなデザインを採用、新たに設定された特別仕様車「F SPORT Mode Black」は、専用のアルミホイールやブラックを基調としたカラーコーディネートが特徴です。
レクサスISのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
IS500 | “F SPORT Performance” | 2WD(FR) | 8,500,000円 |
IS300h | “version L” | 6,010,000円 | |
“F SPORT” | 5,810,000円 | ||
5,270,000円 | |||
IS300 | “version L” | 5,560,000円 | |
“F SPORT” | 5,360,000円 | ||
4,810,000円 |
レクサス「MPV」シリーズのラインアップ
MPV(Multi-Purpose Vehicle)シリーズは、レクサスのフラッグシップMPVである「レクサスLM」のみです。
ビジネスシーンからプライベートまで、多目的に活躍するレクサスLMは、従来のミニバンの枠を超え、乗る人すべてに極上の快適性と静粛性を提供します。
安らぎと創造性を提供するラグジュアリームーバー「レクサスLM」

新型レクサスLMは、「ラグジュアリームーバー」としての価値を再定義し、すべての乗員が自然体でくつろげる移動空間を目指して全面刷新されました。
ドライバーには正確な操縦性と素直な応答性を、乗員にはノイズや不快な振動を抑えた快適な室内空間を提供。新GA-Kプラットフォームの採用により、従来比約1.5倍のボディねじり剛性を実現し、LEXUS初の周波数感応バルブ付AVSやRear Comfortモードなども導入されました。
外観は空力性能と上品さを兼ね備えた「スピンドルボディ」を採用。内装は開放感ある空間設計と、快適性・機能性を両立した装備が充実しています。
4座仕様はパーティションや48インチ大型ディスプレイ、リヤクライメイトコンシェルジュなどを備え、快適な移動体験を実現。6座仕様では、多人数でも快適に過ごせるようシート配置と空間設計に配慮し、開放感とパーソナル感を両立しています。
レクサスLMのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
LM500h | “EXECUTIVE”(4座仕様) | AWD | 20,000,000円 |
“version L”(6座仕様) | AWD | 15,000,000円 |
レクサス「クーペ」シリーズのラインアップ
クーペのベース車は、レクサスの最高級パーソナルクーペである「レクサスLC」とレクサスならではのプレミアム性は保ちながら、よりスポーティな走りの楽しさを実現した「レクサスRC」の2車種です。
また、それぞれの派生モデルとして、レクサスLCにはより華やかな印象の「Convertible(コンバーチブル)」が、レクサスRCにはサーキットで実力をさらに磨き上げた「RC F」がそれぞれ用意されていることも、キャラクターの違いを明確にしています。
いずれも美しいスタイリングでありながら普段使いできる実用性も兼ね備えています。一度はスタイリッシュなクーペをパートナーにするのも、よいのではないでしょうか。
レクサスを代表するラグジュアリークーペ「レクサスLC」

レクサスのフラッグシップクーペとなる「レクサスLC」は、2012年のデトロイトモーターショーで発表され大きな反響があったコンセプトカー「LF-LC」を市販化したものです。
全長4,770mm×全幅1,920mm×全高1,345〜1,350mmの日本車ばなれしたレクサスLCのボディサイズは、クーペながら4人乗りを実現しています。デザインへのこだわりを徹底したため、ラゲージルームは幅、深さとも小さめですが、リヤシートも活用すれば2人でゴルフに出かけることも可能でしょう。
海外プレミアム勢が小排気量化したダウンサイジングターボを搭載する中、レクサスLCには自然吸気の5L V8エンジンに世界初(当時)の 10段ATが組み合わされます。
また、さらに華やかなオープンカー仕様の「LC500 Convertible」も2020年7月15日に発売されました。ソフトトップは電動式の4層構造でルーフを閉めればクーペ並の耐候性を実現し、走行中でも50km/h以下であれば開閉可能となっています。勢いのあるV8サウンドを楽しめるよう、キャビン内に吸気音を共鳴させるサウンドジェネレーターを装備するなど、オープンカーならではの演出も巧みです。
人一倍デザインにはこだわりたい、そんな審美眼をもった方におすすめできる美しいクーペ、それがレクサスLCです。
レクサスLCのグレード展開、価格は以下の通りです。
モデル | グレード | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
LC500h | “S package” | 2WD(FR) | 15,330,000円 |
14,500,000円 | |||
“L package” | 14,500,000円 | ||
LC500 | “S package” | 14,880,000円 | |
14,050,000円 | |||
“L package” | 14,050,000円 | ||
LC500 Convertible | 15,500,000円 |
スポーティな2ドアクーペ「レクサスRC」

レクサスのラインアップの中でスポーツイメージの牽引役となっている2ドアクーペが「レクサスRC」です。フラッグシップクーペ「レクサスLC」の意匠が取り入れられたエクステリアは、ダイナミックな印象がありドライビングへの期待が高まります
2020年9月の一部改良でスポット溶接打点を追加してボディ剛性を向上したほか、サスペンションへの高強度アルミ材の採用でばね下重量を低減することで、さらに気持ちよくコーナーを曲がれるようになりました。
またレクサスRCは、スポーティクーペであっても環境に対する配慮を忘れていません。燃費はWLTCモードでハイブリッド車のRC300hが17.7km/Lを達成しています。しかもレギュラーガソリン仕様となっているのも大きなメリットです。2LターボのRC300は12.0km/L、3.5LのRC350は10.6km/Lですが、パフォーマンスを考えれば十分な数値といえるでしょう。
走りへの熱い気持ちを忘れたくない方におすすめです。
レクサスRCのグレード展開、価格は以下の通りです(※)。
※RC350、RC300h、RC300は2025年11月をもって生産終了となります
モデル | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|
RC350“Final Edition” | 2WD(FR) | 7,670,000円 |
RC300h“Final Edition” | 7,110,000円 | |
RC300“Final Edition” | 6,660,000円 |
サーキット走行できるほどの性能を持つ「レクサスRC F」

レクサスRCのハイパフォーマンスバージョンが「レクサスRC F」です。「F」はレクサスのホームコースである富士スピードウェイから取られており、その名の通りサーキット走行もこなせるほどその実力に磨きをかけた、レクサスRCのハイパフォーマンスバージョンです。
近年はダウンサイジングターボを採用する車が主流ですが、RC Fには481PS/7,100rpm、535Nm/4,800rpmという強大なパワーとトルクを誇る自然吸気のV型8気筒 5.0Lエンジンが搭載されます。
レクサスRC Fの走りについては、変速時間が0.1秒にまで短縮された8速ATとの組み合わせで切れの良いドライビングが楽しめます。また、後輪左右の駆動力を電子制御で最適化するシステムである「TVD(Torque Vectoring Differential)」を搭載し、理想的な車両挙動を実現しています。
レクサスRC Fは、このように走りにこだわった内容となっていながら、パッケージングは基本的にRCと共通で、実用性も確保されています。ベースとなったレクサスRCよりも高価ですが、パフォーマンスを考えれば納得できるでしょう。
日常使いから週末のサーキット走行まで一台でこなせるレクサスRC Fは、ドライビングを極めたい方におすすめです。
レクサスRC Fのグレード展開、価格は以下の通りです(※)。
※RC F “Final Edition”は2025年11月をもって生産終了となります
モデル | 駆動 | 価格(税込) |
---|---|---|
RC F“Final Edition” | 2WD(FR) | 13,600,000円 |
レクサスはどんな人におすすめ?
レクサスはどんな人におすすめなのでしょうか。今回は車のサブスク「KINTO」で実際にレクサスを契約している方のデータをもとに、職業や個人・法人契約の傾向をみていきましょう。
レクサスご利用中の方の職業で一番多いのが「自営業」、続いて「会社役員」、「会社員」でした。
自営業の方の契約が多い理由として、社用車兼自家用車としても利用できる点や、経費処理の楽さなどが人気の傾向としてあげられます。 また個人契約の傾向としては、レクサスの高品質な機能やデザインやレクサスブランドの高級感も人気の理由といえるでしょう。
お電話での相談も可能です
KINTOカスタマーセンター 法人サポートデスク
営業時間 9:00~18:00(年末年始を除く)
0120-075-915
※混雑時などつながりにくいことが予想されますのでご了承ください
トヨタのサブスク「KINTO」でもレクサスに乗れる!
なお、月々定額で新車に乗れるサブスク「KINTO」では、レクサスの複数車種をラインアップしています(一部取り扱いのない車種がある場合もございます)。
KINTOでは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額、車の維持にかかる諸手続きが簡略化されるメリットもあります。「KINTO for LEXUS」の利用者なら、レクサスオーナー向け限定の「レクサスケアメンテナンスプログラム」などのオーナー特典を受けられるのも安心です。
突発的な出費を気にする必要がなく、購入時のようにまとまった金額を用意する必要もありません。そのため、より手軽にレクサス車を利用可能なメリットがあります。
まとめ

1989年に米国で「LS」「ES」という2台のセダンからスタートしたレクサスは、2019年に30周年を迎えました。
ラグジュアリーなライフスタイルを実現する「レクサス」ブランドには、フラッグシップとなる「LS」、高級クロスオーバーSUVというジャンルを切り開いた「RX」、サーキット走行できるほどの性能を持つ「RC F」など、個性豊かな車種がラインアップされています。
セダン/SUV/クーペ/コンパクトカーなど、ボディタイプごとに車種の特徴や内外装、走りや価格帯を紹介しましたが、人気のSUVではベース車として4車種が用意されるなど、ニーズに合わせて豊富なラインアップから選べることがご理解いただけたのではないでしょうか。
また、月々定額で新車に乗れる車のサブスク「KINTO」でも、複数のレクサス車をラインアップ。様々なレクサス車を楽しめます。充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?
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