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車を購入する流れは?車を買うなら知っておきたいポイントも

車を購入する流れは?車を買うなら知っておきたいポイントも

車を購入しようとしたとき、どのような流れで手続きを進めるのかイマイチわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は、車選びのポイントや支払い方法など、車を選ぶところから契約・購入・納車までの流れを解説します。また、見落としがちな注意点についても触れていますので、車を購入するときの参考にしてみてください。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

車を購入する(利用する)流れ

契約書にサインする様子のイメージ一般的に、車を購入するときの大まかな流れは次のようになります。
 

  1. 車を買うor乗る予算を決める
  2. 買いたい車種を決める
  3. 販売店で車を見る
  4. オプションを検討する
  5. 見積りを依頼する
  6. アフターサービスの確認
  7. 注文・契約
  8. 納車

 
この8つのステップで車を購入します。では、このステップの詳細について詳しく見ていきましょう。

車を買うor乗る予算を決める

車を買うときは、車両本体価格だけでなく、初期費用(税金・保険料・諸費用など)もかかります。そのため、「総支払い額◯◯万円」や「乗り出し価格◯◯万円」というように、車両本体価格+メーカーオプション/販売店オプション価格+初期費用の合計を意識することが大切です。
 
購入方法としては、「現金一括払い」「ローン払い」「残価設定型クレジット」があるほか、買わずに一定期間車を借りる「KINTO」のような車のサブスクやカーリースといった方法もあります。それぞれの特徴と予算の考え方をお伝えしましょう。

現金一括払いの予算の考え方

一括払いの場合、現在の貯蓄のうち、いくらまでなら車に使っていいかを判断する必要があります。貯蓄をいくらまで残しておくと安心か、車を購入する前によく考えて、無理のない範囲で予算を設定しましょう。
 
無理のない範囲の考え方の一例として、現在の生活費の何ヶ月分かを確保しておく…というアイディアがあります。生活していると急な病気やケガで一時的に働けなくなったり、自然災害等の被害にあう可能性があるので、ある程度の期間の生活費は貯蓄して手を付けないようにするといいでしょう。半年分や1年分など、自分自身が何ヶ月分の貯蓄があると安心かを考えて、それを差し引いた残りの範囲内で車を選んではいかがでしょうか。
 
大きな出費は避けたい、手元にある程度資金は残しておきたいといった場合、「ローン払い」や「残価設定クレジット」、「車のサブスク」などを選ぶといいでしょう。

ローン/残価設定型クレジットの場合の予算の決め方、頭金を設定するかどうか

ローンには、販売店が用意している「ディーラーローン」のほか、銀行などの金融機関から借りる「銀行系ローン(オートローン)」があります。
 
販売店は、ディーラーローンのほかに「残価設定型クレジット(残価据置ローンと呼ばれる場合もあり)」というローンメニューも用意しています。あらかじめ数年後の車の価値(残価)を設定し、残価を差し引いた分を分割払いする方法で、一般的なローンより月々の支払い額を抑えられることがメリットとなります。ただし、数年後に残価を精算しなければなりません。また、走行距離が延びたり、キズやへこみなどがあったりすると、追加で支払いしなければならないこともあります。
 
ローンや残価設定型クレジットなど、一括払い以外の買い方を選択した場合、月々の支払額がいくらまでなら大丈夫かを検討して予算を決める必要があります。現在の手取り収入のうち、生活費や月々の貯蓄額を差し引いた自由に使える額を把握し、その範囲内に収めるといいでしょう。
 
前述した「車両本体価格+メーカーオプション/販売店オプション価格+初期費用」の合計金額に対して、何年のローンまたは残価設定型クレジットを組むのかを考えましょう。

また、手元に一定の資金がある場合、購入時にそれを「頭金」として支払うことで、ローンの借入を小さくし、その分、支払額を減らすこともできます。

頭金の相場は、一般的に、車両価格に対して2~3割程度とされています。詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

このように頭金を設定すると、月々の支払額を調整できます。各自動車メーカーのWebページにある見積もりシミュレーションを使うと簡単に調べられるので、積極的に活用してください。
 
注意してほしいのが、車を所有すると、ローンの支払いのほかに車の維持費がかかります。自由に使える金額の限界まで車のローン支払い金額にあてると、維持費が払えなくなる恐れがあります。維持費については後述しますが、維持費がかかることを念頭におき、余裕を持った支払い計画を建てることがポイントです。

車のサブスクやカーリースの場合の予算の考え方

車のサブスクやカーリースは、あらかじめ設定した契約期間中、定額で車を借りて乗るサービスです。運営会社や契約プランによって、月額料金に税金や保険料なども含まれているものもあり、一般的に初期費用もかかりません。なので、サービス内容に含まれている金額は、維持費から除外して考えることができます(例えば、プランの中に任意保険が含まれているなら、維持費の中から任意保険の金額を外して考えることができる)。
 
ローンや残価設定型クレジットと、予算の考え方は似ています。サービスによって月額料金に含まれる項目が違うことを念頭に置いたうえで、予算と相談して車を選びましょう。
 
サ―ビスにどの料金が含まれるのかと、解約金などの費用がいくらになるのかが、サービス選びのポイントとなります。KINTOは月々の支払い額の中に、車両に関わるお金のほか、税金やメンテナンス費用、任意保険料などがあらかじめ含まれています。また、解約条件が明瞭なので安心です。

車の維持費

車の維持費について簡単に解説します。所有しているとかかる費用は、主に次の7つです。
 

  • 自動車税(毎年春頃に1年分まとめて支払う)
  • 自動車重量税(車検時に次回車検までの分をまとめて支払う)
  • 車検費用(点検整備費用や印紙代など)
  • 自賠責保険料(強制保険)
  • 自動車保険(任意保険)
  • 法定点検費用(法定1年点検)
  • メンテナンス費用(オイル交換やタイヤ交換など)

 
上記の維持費に加えて次の3つの費用もかかります。
 

  • 燃料代
  • 駐車場代(駐車場を借りている場合)
  • 洗車代

 
維持費がどれくらいかかるかは車種によっても異なりますが、たとえばアクア(Xグレード、2WD)を新車で購入した場合、年間で約55万円※かかります。年齢や保険の等級のほか、普段の車の使い方によっても変動するので、目安として参考程度にしていただければと思います。
※車検費用、メンテナンス費用、自動車保険(任意保険)は、KINTOのWEBサイト上のシミュレーションを用いて計算。車検費用、メンテナンス費用は5年間にかかる費用(車検1回含む)の平均額を計算。自動車保険は、すべての年齢の方を対象にした6S等級を前提として計算しています

買いたい/乗りたい車種を決める

次に、予算と相談しながら買いたい/乗りたい車種を決めましょう。用途に合わせて選ぶもよし、走りで選ぶもよし、デザインから選ぶもよし。車の購入の流れのなかで一番楽しい瞬間です。もし車選びが難しいと感じるようなら、自身のライフスタイルに合わせた車選びをするのも一つの方法です。詳しくは下記記事をご覧ください。
 
ここでは、車選びのポイントとして、ボディタイプと車のスペックについて解説するので、参考にしてください。

車のボディタイプ

車には、軽自動車、コンパクトカー、セダン、ワゴン(ステーションワゴン)、ミニバン、SUV、スポーツカーと、さまざまなボディタイプがあります。それぞれのボディタイプの特徴は次のとおりです。

軽自動車

軽自動車とは、排気量660cc以下、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、高さ2m以下、乗車定員4名以下と規格で定められている日本独自の規格の車です。サイズが小さいので運転がしやすく、重量が軽いので燃費性能も高いです。軽自動車税が一律10,800円と普通車と比べると安いため、維持費をおさえることができ、経済性にも優れています。

コンパクトカー

ヤリスコンパクトカーとは、サイズが小さいので狭い場所での運転がしやすく、重量も比較的軽いので燃費性能も優れている車です。
 
明確な定義や基準があるわけではないですが、5ナンバーと呼ばれる、全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2m以下のサイズの車のほか、それ以上のサイズ(乗用車は3ナンバーと呼ばれる)でも比較的小さい部類に入る車はコンパクトカーと呼ばれる場合があります。
 
トヨタ車の場合、5ナンバー車であるパッソやヤリス、アクアのほか、3ナンバーサイズの車の中でもカローラスポーツなどはコンパクトカーに分類されています。

セダン

カローラセダンセダンとは、エンジンルーム、乗車空間、荷室空間が別々になっている車のことを指します。
 
セダンは、後席の後ろに独立した荷室空間があるため、追突された際に荷室空間がクラッシャブルゾーンとなってくれるので、後席の安全性が高いです。また、一般的に重心が低く車体の剛性が高いボディタイプなので、走行性能や乗り心地も良いほか、静粛性にも優れます。5ナンバーサイズのコンパクトセダンから高級セダンまで幅広いバリエーションがあるのもセダンの魅力です。
 
トヨタでは、カローラ、プリウスなどがセダンとなります。

ワゴン(ステーションワゴン)

カローラフィールダーワゴンとは人や荷物をたくさん積み込める車のことを指します。トヨタハイエースのようなボンネットのないワンボックスカーのほか、カローラツーリングのようなセダンのルーフを伸ばし、乗車空間とトランクスペースを一体化させ拡大したステーションワゴンと呼ばれるもの、ルーミーのようなコンパクトカーの車高を高くして乗車空間や荷室空間を拡大した車(トールワゴン、スーパーハイトワゴンなどと呼ばれる)もワゴンになります。

ミニバン

アルファードミニバンとは、一般的にワンボックスタイプの3列シートを備える車のことを指し、ファミリーカーやアウトドアなど、さまざまな用途に使える人気のボディタイプです。
(トヨタのシエンタやホンダのフリードのように、3列シートのほか2列シートを設定しているミニバンもあります)
 
3列シートを装備するため、シート次第で6~8人の乗車が可能。また、シートアレンジが多彩なミニバンや高級なミニバンなど、それぞれの用途や目的に合ったミニバンがラインアップされているのも特徴です。
 
トヨタでは、アルファード・ヴェルファイア、ノア・ヴォクシー、シエンタなどがミニバンとなります。

SUV

RAV4SUV(Sports Utility Vehicle=スポーツ用多目的車)は、ラインアップが拡大している人気カテゴリーのボディタイプです。
 
街乗りやオンロード(舗装路)での走行をメインとした「クロスオーバーSUV」や本格的なオフロード(未舗装路)の走行を目的とした「クロスカントリー(クロカン)」など、SUVの中でもジャンル分けがされています。
 
大径のタイヤに、高めの最低地上高、荷物を積み込みやすいバックドアを備えるといった特徴をもつ車が多いです。トヨタでは、ランドクルーザー、ハリアー、ヤリスクロス、ライズ、RAV4、クラウンクロスオーバーなどがSUVとなります。

スポーツカー

GRスープラスポーツカーとは、スポーツドライブを楽しめるよう設計された車です。スポーツカー以外にも、スポーツドライブを楽しめる専用グレードや装備を備える車をスポーツモデル/スポーツグレードと言ったりして、ひとつのジャンルとして区別して呼ぶことが一般的です。
 
スポーツカーやスポーツモデルは、スポーツドライブを楽しむために走る・曲がる・止まるといった基本性能が高く設計されていますが、(程度の差はあれど)普通の車とくらべると快適性を多少犠牲にしている、という特徴があります。
 
ボディタイプはさまざまで、クーペと呼ばれる2ドアのセダンのようなスタイルのものから、ヤリスのようなハッチバックと呼ばれる跳ね上げ式のリヤドアを持つもの、はたまたSUVのようなものまでさまざまです。
 
トヨタでは、GRスープラやGRヤリス、GRカローラ、GR86などがスポーツカー、アクアGR SPORTなどがスポーツモデルにあたります。

車のスペック

続いては、車のスペックについて見ていきましょう。以下を覚えておくと、今後の車の選びの助けになるでしょう。

ボディサイズ

全長、全幅、全高などをチェックしましょう。運転のしやすさで選ぶならコンパクトカーのようなサイズの車、荷物を沢山載せたいならミニバンやワゴンのようなサイズの車、といった具合に選ぶといいです。数字だけではピンとこない場合があるので、購入の際に不安があれば実車を確認してサイズを確かめましょう。また、駐車場のサイズや形状との兼ね合いも調べておくと安心です。
 
狭い道を運転するなど、特に運転のしやすさを重視する場合は、ボディサイズに加え、最小回転半径の値もチェックしましょう。最小回転半径の値が小さいほど、小回りが効く車と言えます。

パワーユニット(エンジン)

パワーユニットとは、エンジンやモーターのような動力を発生させる装置のことを指します。ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ハイブリッド(エンジン+モーター)、EV(電気自動車:モーターのみ)など色々なパワーユニットの種類があります。注目したいスペックは燃費、最高出力/最大トルク、排気量です。
 
燃費とは燃料消費率の略で、燃料1Lあたりに走行可能な距離を指します。数字が大きいほど燃料代を節約でき、環境にも優しいです。
 
最高出力/最大トルクとは、パワーユニットが発生させる力に関する値です。最高出力とは、パワーユニットが発生させる最高の出力の値のことで、主にps(馬力)で表し、最高速度に影響します。最大トルクとは、パワーユニットが発生させる最大の回転する力の強さの値のことで、主にkgmで表し、車の加速感に影響します。パワーユニットの種類によって出力やトルクの特性に違いが出ます。
 
排気量とは、エンジンが吸い込むことができる空気の量です。排気量が大きいとパワーユニットがパワフルになりますが、自動車税が高くなります。排気量と自動車税に関しては、詳しくは下記記事をご覧ください。

駆動方式

エンジンの搭載場所、タイヤの駆動場所をまとめて「駆動方式」と呼びます。初心者の方が覚えておくべきは、「2WD」と「4WD/AWD」の2種類です。
※AWDはAll-Wheel Driveの略で、4WDと同じ意味です。自動車メーカーによってはAWDと表記するところもあるため覚えておくといいでしょう
 
2WDとは、4本のタイヤのウチ前輪2本または後輪2本をパワーユニットとつないで駆動させる方式のことで、4WD/AWDとは、4本のタイヤすべてをパワーユニットとつないで駆動させる方式のことです。4WDは、駆動力が4本のタイヤに分散されるので、凍結した路面や雪道などの悪路でタイヤが空転しにくいですが、車の重量が重くなる分燃費でやや劣ります。雪国に住んでいる方など、雪が積もっている道をよく走る方は4WD/AWDを選ぶといいでしょう。
 
トヨタは、ハイブリッド車の4WDを「E-Four」と呼びます。これは、後輪をモーター駆動させる方式の4WDのことです。

乗車人数

車に乗る人数から車種を絞り込むというのもひとつの手です。
 
1〜2人で乗ることがメインであればコンパクトカー、1〜4人で乗るならSUVやワゴン、子どもや高齢者などを乗せることが多く乗り降りしやすい車がいいのであればミニバンがおすすめです。
 
このように、何人で乗るか、どのような人を乗せるかという点から車種を選ぶのもよいでしょう。

新車と中古車

新車と中古車のどちらを選ぶかも検討するポイントのひとつです。どちらにするか悩んだときは、それぞれのメリットとデメリットを理解して選ぶことをおすすめします。

新車

中古車

メリット

  • 新品に乗ることができる
  • 最新の安全装備が搭載された車に乗ることができる
  • 保証を受けられる
  • 好みのオプションやカラーを選択できる、など
  • 同じ予算で新車よりワンランク上のグレードを選べる場合ことがある
  • 納車までの期間が新車より短い場合がある
  • 現在新車で販売されていない車を選ぶことができる、など

デメリット

  • 同じ車種の場合、車両価格が中古車より高い
  • 納車まで時間がかかる場合ことがある
  • 生産が終了した車は買うことができない、など
  • 好みのオプションやカラーの組み合わせを選べない場合がある
  • 故障のリスクが新車より高い
  • 臭い・汚れ・キズなどが残っていることがある、など

このようなメリットとデメリットがあることを理解した上で、新車と中古車を選びましょう。

販売店で車を見る

アルファード/ヴェルファイア購入を希望する車を実際に確認したい、試乗したい場合は、販売店へ足を運ぶといいでしょう。販売員に不明点を質問することもできますし、気に入ったらそのまま商談も可能です。
 
車は、カタログやインターネットの情報などだけでは、使い勝手、乗り降りのしやすさ、運転のしやすさなど、実際の感覚はわからない場合があります。販売店で実物を見ることで、実際のユーティリティをチェックできるのは大きなメリットです。
 
販売店へ行く際には、各自動車メーカーのサイトなどから、希望の車の展示車や試乗車が用意されているかを事前に確認し、来店予約しておくとスムーズです。その際、可能であれば、試乗車を用意してもらい、実際に運転してみることをおすすめします。
 
KINTOは、Web申し込みはもちろん、販売店からでも申し込むことが可能なので、サブスクで車に乗ろうと考えている人も安心してトヨタ系の販売店に足を運んでください。

オプションを検討する

オプションは、「メーカーオプション」と「販売店(ディーラー)オプション」の2種類があります。
 
メーカーオプションは、メーカーの製造過程で取り付けるため、基本的に新車注文時にしか選ぶことができません。一方、販売店(ディーラー)オプションは、販売店で取り付ける装備品となっているため、納車後に装着することが可能です。
 
オプションを選ぶときは、メーカーオプションなのか、販売店(ディーラー)オプションなのかという点にも注目して選びましょう。

見積りを依頼する

購入したい車のグレードやオプションなどが決まったら、販売店のスタッフに、見積もりを依頼しましょう。見積もりをとることで総額が明確になります。その後、予算との兼ね合いで調整が必要であれば、グレードやオプション、支払い方法や支払い期間などを見直すといいでしょう。

アフターサービスの確認

アフターサービスは、購入後の点検やメンテナンスなどのことです。
 
販売店や購入方法によってプランが異なるため、事前にどのようなアフターサービスがあるのか確認しておきましょう。

注文・契約

見積もり後の契約イメージ車種やオプション選び、見積もりや総額の確認、支払方法などが決まったら、いよいよ注文・契約となります。注文・契約時には、必要となる準備物や書類などがあります。
 
主な準備物や必要書類は次のとおりです。
 
【注文・契約時に必要な準備物や書類】
・実印/認印
・印鑑証明
・諸費用(登録にかかる費用)
など
 
【分割払いで購入した際に必要な準備物や書類】
・銀行印
・引き落とし口座情報
・運転免許証
など
 
【販売店が用意してくれる書類】
・委任状
・譲渡証明書(下取車がある場合)
・車庫証明申請書(自認書または保管場所承諾書)
・割賦販売契約書(分割払いでの購入の場合)
 
このように、車の購入では印鑑や書類など、さまざまな物を準備しなければなりません。初めて車を買うときは、販売店のスタッフに、用意すべき物・書類などをあらかじめ一覧にしてもらうとよいでしょう。
 
また、いつまでに書類や諸費用などを用意しておかなければならないのかを明確にしておきましょう。
 
登録に必要な書類や費用は早めに用意する必要があります。一方、駐車場・車庫証明、自動車保険などは納車までに用意しておけば問題ありません。このように、必要な準備物や書類などは、登録に関係するものと、納車に関係するもので異なります。
 
また、注文・契約時に自動車保険の加入を案内されることもあります。初めて車を買うときや、契約内容の見直しをしたいと考えている方は、購入のタイミングで保険の相談もするとよいでしょう。

納車

走り出すイメージ 必要書類、準備物、必要な費用の支払いなどが完了し、車の登録が済んだら、いよいよ納車となります。納車日が近くなると、販売店から連絡があるため、納車日に合わせて自動車保険の始期日を決めたり、駐車場の契約をしたりしましょう。

その他ポイント①「車を買う場所」

さてここまで車を購入するステップを見てきましたが、これ以外にも念頭に入れておくポイントがあるので、解説します。まずは、「車を買う場所」についてです。
 
車を買う場所には、特定のメーカーのみを取り扱う「正規販売店・正規ディーラー」、さまざまなメーカーの車を取り扱っている「サブディーラー」、中古車を取り扱う「中古車販売店」などがあります。
 
「正規販売店・正規ディーラー」は、メーカーから直接仕入れた車を販売している店舗です。品質やサービスが充実していることがメリットとなります。
 
「サブディーラー」は、あらゆるメーカーの車を取り扱っている販売店となります。単一のメーカー以外に、さまざまなメーカーの車を比べながら選ぶことができたりすることがメリットです。
 
「中古車販売店」は、中古車を販売している店舗です。年式が古い車や新車で販売していない車など、さまざまな中古車を取り扱っています。また、中古車であるため、同じ車種を新車より安く車を買えることがメリットです。ただし、中古車は、それぞれ状態が異なるだけでなく、一点モノとなるため、欲しい車を見つけたときは早めに契約することをおすすめします。

その他ポイント②「車を買うタイミング」

ファミリーカー続いては、「車を買うタイミング」についてです。
 
車を買うタイミングは、車検の直前、生活環境の変化など、人それぞれです。車を買うタイミングとして適切な時期とはいつなのでしょうか。

車検直前

車検費用が高額になる可能性があるときは、買い換えのタイミングのひとつです。
 
初回車検や2回目の車検では、メーカー保証や延長保証などを利用することで費用を抑えることができます。しかし、3回目以降の車検となると、交換や修理をしなければならない部位が増え、車検費用も高くなります。車検の見積もりを取った際に、あまりにも高額だったときは車の買い換えを検討するとよいでしょう。

税負担が増える前

毎年納めなければならない自動車税は、新車登録から一定の期間が経過すると負担額が増えます。
 
時期は、ガソリン車が新車登録から13年、ディーゼル車が新車登録から11年経過したタイミングです。維持費の増加に繋がるため、税金の負担額が増えるタイミングが近づいたら車の買い換えを検討するとよいでしょう。

生活環境の変化

結婚や出産、引っ越しや転勤など、生活環境が変化する時期も車を買い換えるきっかけのひとつです。生活環境の変化に伴い、車の使い方も変わる場合、車の買い換えを検討してみるとよいでしょう。

車を買う以外の選択肢として「KINTO」は若者にメリット?

プリウス車に乗りたい場合、買う以外にも「レンタカー」や「カーシェア」など、買う以外の方法もあります。そのうちのひとつに、本文内でたびたび紹介してきた車のサブスクリプションサービス「KINTO」があります。
 
KINTOは、トヨタやレクサスの新車/中古車に月々定額で乗ることが可能です。料金の中には車両代のほかに、税金や保険、メンテナンス費用も含まれているほか、解約条件が明瞭なので安心です。トヨタやレクサスの販売店から申し込めるほか、WEBで申し込みから契約まで完結できることも特徴です。
 
似たような仕組みにカーリースがありますが、保険やメンテナンスの料金が月額利用料に含まれていなかったり、解約が原則不可能(または解約条件が厳しい)だったりします。近年、車のサブスクを謳うサービスが増えていますが、月額料金に含まれている項目や解約条件なども加味して比較するといいでしょう。
 
もしKINTOで気になる車を見つけて、試乗してから契約したいときは、販売店で実際に試乗してみてください。KINTOを契約する際、試乗した販売店を選択すれば、車の受け取りやメンテナンスなどを試乗した販売店で行うことができます。
 
毎月定額で突発的な出費を抑えることができ、自動車保険を月額に含めているKINTOは、新卒の社会人をはじめとした若者に嬉しいサービスです。あなたもクルマのサブスク「KINTO」で新しいカーライフを始めてみてはいかがでしょうか。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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