トヨタ車&レクサス車解説
【車の選び方】車選びのポイントや基準を様々な視点で解説!
「車選びは楽しいけれども、どんな車が良いか迷ってしまってなかなか決められない」と悩んでいませんか?
車を購入する際は、どんな車が良いか漠然と考えるのではなく、ポイントを絞って検討することが重要です。乗車人数、使用頻度、使用目的などを実際にイメージしてみてください。
この記事では、まず、主なボディタイプごとの特徴を説明します。その後、車を選ぶ際のポイントを解説しながら、おすすめのボディタイプや車種などを紹介していきます。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
<この記事の目次>
車のボディタイプごとの特徴
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軽自動車は街中でも乗りやすく燃費も良い
「軽自動車」は日本独自の規格で、排気量660cc以下、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、高さ2m以下、乗車定員は4名以下と定められています。
軽自動車の自動車税は一律1万800円で、排気量に応じて税額が変わる普通車(2万5,000円~11万円)に比べて低く、維持費が安いのが特徴です。小さな車体で街中でも乗りやすく、また燃費も良いので維持費を抑えたい方にはぴったりです。
コンパクトカーは燃費も良く軽快な取り回し
「コンパクトカー」に明確な定義はありませんが、一般的には5ナンバーサイズで全長4m前後のハッチバックスタイルの小型車を指します。
軽自動車よりは一回り大きいサイズですが、住宅街の細い道でも運転しやすいのが特徴で、燃費も良く軽快な取り回しできびきびと走るため、初心者の方にもおすすめです。
ミニバンは目的に応じた使い方が可能
今やファミリーカーの主流となったのが「ミニバン」です。多くのミニバンが3列シートを持ち6人〜8人の乗車が可能で、リヤがスライドドアになっているのが特徴です。
ミニバンのサイズにより、大きく3つのクラス(コンパクトサイズ、5ナンバーフルサイズのMサイズ、3ナンバーサイズのLサイズ)に分けられます。
様々なシートアレンジにより荷室を広げたり乗員の快適性を上げたりと、目的に応じた使い方ができるのもミニバンの魅力となっています。
セダンは車高が低く安定した走りが特徴
車のスタンダードなスタイルとして、かつてはファミリーカーの主流だった車が「セダン」です。エンジンルーム、居住空間、トランクがすべて独立した3BOXスタイルが特徴です。
居住空間とトランクが独立していてノイズが室内に入りにくいため、静粛性が高いとされています。また、近年人気のミニバンやSUVなどと比べて車高が低く、安定した走りが特徴です。そのため、高級車に多く採用されるボディタイプでもあります。
セダンをベースに、ルーフをトランクの後ろまで伸ばし、居住空間とトランクを一体化した「ステーションワゴン」もあります。
SUVは近年人気のボディタイプ
SUV(Sports Utility Vehicle:スポーツ用多目的車)は、車種ラインアップも続々と増えている、近年人気のボディタイプです。
大径タイヤ、高い最低地上高、大型の荷物を積み込みやすいハッチバックドアを備えたスタイルが特徴的です。
街乗り向けのコンパクトなSUV、本格的な悪路走破性を備えたSUV、高級SUVなど、様々な種類のSUVが各メーカーから投入されています。
車選びのポイントとおすすめのボディタイプや車種
何人で乗るのか
1人や2人など少人数の場合
1人~2人で乗ることがほとんどであれば、思い切った車選びが可能です。
例えば、ドライブ好きなら「GRヤリス」などの走りに適したモデルを、デート目的等で高級感を演出しつつ旅行やアウトドアにも使いたい場合は、ラグジュアリーな都市型SUVの「ハリアー」を候補にするなど、目的にぴったり合った車選びをすると良いでしょう。
3~5人などある程度人数がいる場合
軽自動車は乗車定員が4名なので、5人乗せる機会がある場合はコンパクトカー以上から、利用する目的に合わせて車を選ぶことになります。
日常使いが中心ならコンパクトカー、アウトドア目的でも利用する場合はSUV、ファミリーカーとしての利用だったらミニバン、ドライブが好きで長距離移動も多い場合はセダンといった具合で、目的に合わせてある程度ボディタイプを絞り込むことができます。
また、コンパクトカーとして居心地の良い広さを実現したコンパクトトールワゴン「ルーミー」や、SUVながらリッター30km越えの低燃費グレードもある「ヤリスクロス」など、複数の目的や特徴を兼ね備えて人気となっている車種もありますので、ボディタイプの絞り込みで迷う場合は、そういった車種も選択肢に入れてみましょう。
大人数の場合
6人以上で乗る機会が多い場合は、多人数乗車が可能なミニバンがおすすめです。
「ノア」や「ヴォクシー」のような5ナンバーフルサイズ(一部グレードによって3ナンバーサイズも)のMサイズをはじめ、実用性だけでなく高級感も欲しいという方には、「アルファード」など豪華さも兼ね備えたLサイズのミニバンをおすすめします。
また、実用性の高さと広々空間で人気の「シエンタ」のようなコンパクトタイプのミニバンも、街中での取り回しもよく日常使いに適しています。
また、最近はミドルサイズ以上の車種で3列目のシートを備えたSUVも増えてきました。室内空間の広さはミニバンに分がありますが、たまに多人数乗車をする機会があるという方には、SUVの3列シート車も選択肢となるでしょう。
どの程度の頻度で使うのか
日常使いで毎日使用するような場合は、取り回しも燃費も良いコンパクトカーを軸に選ぶのがおすすめです。
さらに、日常使いだけでなく、休日は趣味のアウトドアなどのために荷物もたくさん積みたい、という場合は「ライズ」のような、コンパクトかつ荷室が広いSUVを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
逆に、使用頻度が少なく休日メインで使用する場合は、休日の過ごし方や車をどう利用したいかをよく考えて選ぶようにすると良いでしょう。
予算はどの程度か
予算次第では中古車も検討を
一般的に、車は家などの不動産の次に高価な買い物だと言われています。ある程度車種が決まっていて予算がネックになっている場合は、新車だけでなく、中古車も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
中古車の場合は保証内容に気を付けよう
新車が有利な点のひとつに、保証(メーカー保証)期間の長さと手厚さがあります。エンジンなどの主要部品は長期の保証があるため万一のトラブルの際にも安心です。
一方で、安さを求めて中古車を購入する場合であっても、保証を疎かにすることはおすすめしません。中古車の場合は新車に比べて修理が必要な機会も多くなりますし、安心して車に乗るためには新車以上にメンテナンスに気をつかう必要があるといえます。
よって、中古車を選ぶ際は、価格だけでなく、保証内容の充実度も判断材料となりえます。保証期間が極端に短かったり、保証対象となる箇所が明記されていないような保証は避けた方が無難です。「トヨタ認定中古車」の充実した保証内容のような、メーカー系中古車販売店の保証内容をベースに比較検討すると良いでしょう。
年間の維持費にも注意
車は車両代金以外にも、維持費がかかります。
例えば、トヨタのコンパクトSUV「ライズ」を、初めて車を持つ22歳の方が購入した場合、3年分の諸経費(自動車税、自賠責保険料、任意保険料、定期メンテナンス費用など)を合わせて約80万5,000円(月額約2万2,000円)の費用が必要とされています。※KINTO調べ
さらに、燃料代、駐車場代、ローン購入の場合はローン金利が別途必要となります。
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購入予定の車に何年乗る予定なのか、月にどの程度の予算があるのか、維持費も含めて月々の支払い金額をシミュレーションしてみましょう。
リセールバリューはどの程度か
「車のリセールバリュー」とは、購入した車を売却する際の価値(下取り価格や買取価格)のことです。購入した車が将来的にどの程度の価値を持っているのか(残価率)を示します。
リセールバリューが高い車としては、海外で人気のある国産メーカーのSUVなどが挙げられます。ただし、リセールバリューが高い車は、盗難の危険性と隣り合わせの面もあるとされ、防犯面での厳重な注意が必要です。
また、車種によって人気のカラーはリセールバリューが高くなります。車を購入する際、特にカラーにこだわりが無い場合、感覚だけでカラーを選ぶのではなく、リセールバリューが高い人気のカラーを選ぶのもひとつの手段といえます。
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車の選び方のまとめ
ここまで挙げてきたように、何人で、どういった目的で、どの程度の予算でといった基準で車を選ぶことが車選びの大切なポイントです。
また、車選びは、将来のライフスタイル設計とも密接に関わってくるテーマでもあります。ご自身の将来と重ね合わせ、悩みながらも楽しい車選びになるよう願っています。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
よくある質問
車の維持費の目安は?
車は車両代金以外にも、維持費がかかります。例えば、トヨタのコンパクトSUV「ライズ」を、初めて車を持つ22歳の方が購入した場合、3年分の諸経費(自動車税、自賠責保険料、任意保険料、定期メンテナンス費用など)を合わせると約80万5,000円(月額約2万2,000円)の費用が必要とされています。※KINTO調べ
さらに、燃料代、駐車場代、ローン購入の場合はローン金利が別途必要となります。
車のリセールバリューとは?
車のリセールバリューとは、購入した車を売却する際の価値(下取り価格や買取価格)のことです。購入した車が将来的にどの程度の価値を持っているのか(残価率)を示します。
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