トヨタ車&レクサス車解説
車の買い替え時期の目安・タイミングはいつ?車検前が理想?
車は消耗品でもあり、長く乗っていればいつかは買い替え時期がやってきます。
しかし「どのタイミングで車を買い替えたらいい?」「車の寿命はどれくらい?」と、悩むこともあるのではないでしょうか。
この記事では、車の買い替えを検討するタイミングや車の寿命などについて解説していきます。車の買い替え時期で後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
車検前(新車から3年/5年/7年)
車を買い替えるタイミングの一つに「車検前」があります。自家用の乗用自動車・乗用軽自動車の場合、新車を購入すると、最初は3年目、その後は2年ごとに車検の時期がやってきます。
車検費用は、車の区分や重量、依頼する業者などによっても異なりますが、安くて数万円、車によっては10万円を超えるケースも。さらに車検整備の際に不具合が見つかれば部品交換や修理代が別途かかる可能性もあります。
車検前に車を買い替えることで車検の出費をおさえられるので、買い替え時期としてはいいタイミングだと考えられます。また、車検が切れるギリギリのタイミングで車検付きの車に買い替えると、次の車検までの時期が延びるため車検費用はさらにおさえられます。
ただし、今はコロナ禍の影響などもあり車の納期が長い状況が続いています。商談を早めに始めるように心掛け、納車までに車検満了日が過ぎないように注意しましょう。
新車登録から3年/5年/7年を迎える車は、車検を受ける前に一度買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
税負担増前(新車から13年)
車の所有者は毎年自動車税を支払わなければなりませんが、ガソリン車は新車登録から13年、ディーゼル車は11年経過すると、自動車税が約15%重課されます。
この負担がもったいないと感じるなら、ガソリン車は13年、ディーゼル車は11年のタイミングで買い替えを検討するといいでしょう。
車の寿命/メーカー保証終了前(走行距離10万kmなど)
「車の寿命は10年、10万キロが目安」といわれることが多いですが、令和3年(2021年)の一般財団法人自動車検査登録情報協会の調査によると、普通車が国内で新車登録されてから抹消登録するまでの平均使用年数(人間の平均寿命に相当)は13.87年、平均使用年数がちょうど10.00年だった平成16年(2004年)と比べて大幅に増加しています。
この背景として、車メーカーの技術向上により車の耐久性が延びていることなどが考えられ、もはや車は10年が寿命という常識は通用しなくなっているようです。
下取り価格を気にしなければ、車の限界まで乗り、寿命を迎えた時に買い替えるのも選択肢の一つでしょう。
しかし、一定年数を過ぎると交換部品の在庫がなくなったり、走行距離によってはメーカー保証が切れてしまったりというリスクが発生します。
例えばトヨタの場合、車の走行や安全に関わる重要な部品についてのメーカー保証が切れるタイミングは新車登録時から5年、または10万キロ走行時のどちらか早い方となっていますが、メーカー保証が適用されなくなると、故障した場合の自己負担は大きくなります。
さらに、交換部品が製造されていない場合、修理不能になることもあります。万一の故障や下取り金額のことを考えた場合、メーカー保証が切れるタイミングも車の買い替え時期として検討してみることをおすすめします。
新型車の発売前
一般的にフルモデルチェンジ前のモデルは買取相場が低くなるとされているので、新型車が発売される前も買い替えタイミングと考えていいでしょう。
もちろん、希少価値のつくモデルもあるため、必ずしも「最新モデル=買取価格が高値」というわけではありません。
しかし、多くの車種は旧世代の方が安くなる傾向にあるため、あらかじめメーカーのプレスリリースなどで新型車の発売時期がわかっている場合などは、新型車の発売前に買い替えを検討してもいいでしょう。
決算期前(1月~2月/7月~8月)
※データ出典元:一般社団法人日本自動車販売協会連合会 月別統計データ
普通車の月別販売台数は、毎年3月と9月に山場を迎えます。
それはディーラーや販売店が、企業の決算時期や引っ越し、就職など、生活が一変する3月・9月に向けてセールを実施したりすることが多いからとされています。
この繁忙期を目前に控えた1~2月や7~8月あたりは買取価格が高くなる傾向にあるとされ、車買い替えの狙い時。さらに、新車を購入する場合、納車までの期間を考慮しても良いタイミングといえるでしょう。
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ライフスタイルの変化
進学、就職、転職、転勤、引っ越し、結婚、子育て、趣味など、ライフスタイルの変化によって、車に対するニーズも変化します。
「家族が増えたので乗車人数の多い車へ」「雪の降る地方に引っ越したので4WDに」「子どもが独立し、夫婦二人になったのでコンパクトカーに」「仕事で使うようになったので荷物がたくさん載せられる車に」など、ライフスタイルの変化にあわせて車を買い換えることで、生活の質が上がったり、燃費や維持費の負担軽減にもつながったりするでしょう。
KINTOという選択肢も
ライフスタイルの変化に合わせて買い替えるといっても、車の買い替えにはそれなりに時間や手間がかかるのも事実です。そこで、ここからは、手間がかからず新車に乗り換える方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
車の買い替え時期で後悔しないために
ここまで、車の買い替えにおけるおすすめ時期についてみてきましたが、裏を返せば、車の買い替えでおすすめしない時期もあるということです。車の買い替え時期で後悔しないためにも、意識すべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
車の買い替え時期で意識すべきポイントのおさらい
- 車検時期を意識する
- 自動車税の重課時期を意識する
- 車の寿命やメーカー保証期間を意識する
- 新型車の発売時期を意識する
- 決算期を意識する
- ライフスタイルが変わる時期を意識する
なお、今はコロナ禍の影響などもあり車の納期が長い状況が続いています。希望する時期に車を買い替えることが難しい場合も考えられるため、商談を早めに始めるように心掛けましょう。
車の買い替え時期 まとめ
車の使用年数、車検時期、ライフスタイルの変化など、買い替え時期の考え方は様々あります。車の買い替えタイミングを逃してしまうと、下取り金額が落ちてしまったり、車検の時期や維持費の増加など無駄な出費につながったりする可能性もあります。結果的に、後悔しないよう「車は消耗品、いつかは買い替え時期がやってくる」ことを念頭に置いて、ご自身にとってベストなタイミングで買い替えられるよう、車の買い替え時期について日ごろから意識しておくことをおすすめします。
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