トヨタ車&レクサス車解説
【トヨタのミニバン一覧】全7車種の2022年年間ランキングも
今やファミリーカーの代名詞ともいえる「ミニバン」。トヨタでは、2023年5月時点で7車種ものミニバンをラインアップしています。しかも、その多くが新車販売台数ランキングで上位に位置する人気車とあって、街でトヨタのミニバンを見かける機会も多いのではないでしょうか?
今回はトヨタのミニバンが人気の理由や、各車の特徴や魅力を紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
トヨタのミニバン 新車販売台数ランキング
実際にトヨタのミニバンがどれほどの人気なのかを見てみると、2022年の年間新車販売台数(軽自動車および海外ブランドを除く、以下同様)ではシエンタが8位、アルファードが10位、ノアが11位、ヴォクシーが13位とトップ20の中に4台もランクインするなど、ミニバンの部門でもトヨタ車は人気であることがわかります。参考までに、トヨタのミニバンだけのランキングをまとめたのが以下の表です。
2022年1月~12月 トヨタのミニバン 新車販売台数ランキング
順位 | 車名 | 販売台数 |
---|---|---|
8位 | シエンタ | 6万8,922台 |
10位 | アルファード | 6万225台 |
11位 | ノア | 5万7,696台 |
13位 | ヴォクシー | 5万5,545台 |
46位 | ハイエースワゴン | 9,175台 |
- | ヴェルファイア | 不明 |
- | グランエース | 不明 |
トヨタのミニバンが人気の理由は?
なぜトヨタのミニバンがここまで人気なのか。その理由としては、日常生活で使いやすいコンパクトサイズの「シエンタ」や豪華で高級車のような「アルファード」、クールなデザインの「ヴォクシー」や「ヴェルファイア」など、様々なニーズに対応できる車種の豊富さが考えられます。
さらに、多くの車種でガソリン車に加えハイブリッド車もラインアップされており、低燃費を実現していることも人気の理由といえるでしょう。
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トヨタのミニバンの種類は?
トヨタがラインアップしているミニバンは、2023年5月時点で以下の7車種です。またトヨタのミニバンを大きく分けると、全幅1,700mm未満で全長4m台前半のコンパクトサイズ、同じく全幅1,700mm未満ながら全長を4m台後半のMサイズ(ミドルサイズ)、Mサイズより一回り大きいLサイズ(ラージサイズ)の3種類に分けられます。
車名 | ボディサイズ | 最新モデル発売時期 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
シエンタ | コンパクトサイズ | 2022年8月 | 195万円~ |
ノア | Mサイズ | 2022年1月 | 267万円~ |
ハイエースワゴン | Lサイズ | 2013年12月 | 290万3,600円~ |
ヴォクシー | Mサイズ | 2022年1月 | 309万円~ |
アルファード | Lサイズ | 2018年1月 | 359万7,000円~ |
ヴェルファイア | Lサイズ | 2018年1月 | 430万6,000円~ |
グランエース | Lサイズ | 2019年12月 | 620万円~ |
※2023年5月時点でのトヨタのミニバン一覧(価格が低い順)
※最新モデル=フルモデルチェンジまたはマイナーチェンジを行ったモデル
トヨタのミニバン各車の特徴
それでは各車の特徴について見ていきましょう。
シエンタ - トヨタ最小のミニバン
※シエンタ Z(ハイブリッド 2WD 7人乗り アーバンカーキ)<オプション装着車>
コンパクトサイズながら3列シートを実現したトヨタ最小のミニバン「シエンタ」。コンパクトで扱いやすい5ナンバーサイズのシエンタは、ファミリーに嬉しい機能や装備が満載です。
2022年8月に約7年ぶりにフルモデルチェンジしたシエンタは、初代から一貫してこだわってきた「扱いやすい5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」「お求めやすい価格」の魅力はそのままに、「使い勝手の良い室内空間」を磨き上げて登場。気軽にくつろげる室内空間を実現。
グレード構成としては、ガソリン車は2WDのみ、ハイブリッド車は2WDか電気式4WDシステムのE-Fourから選ぶことができ、それぞれに7人乗りの3列シート車と5人乗りの2列シート車があります。
ハイブリッド車の燃費はWLTCモード25.3~28.8 km/Lとクラストップレベルを達成。旧型(2代目)シエンタと比べて、ハイブリッド2WD車の7人乗りでは5.4 km/L、5人乗りにおいては5.6 km/L燃費向上しました。
価格(税込) | 195万円~ |
ノア - トヨタMサイズミニバンの王道
※ノア S-Z(ハイブリッド 2WD 7人乗り)
トヨタMサイズミニバンの王道で、ファミリー層を中心に人気を誇る「ノア」。豊富なグレードをラインアップしており、仕様や価格を吟味して自分にぴったり合った一台を選べるメリットがあります。
2022年1月に8年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し、「より快適に」「より便利に」「より安心な」ミニバンとして登場した4代目ノアは、低床設計で広々とした室内空間、目的やシーンによって多彩にアレンジできるシートなどが特徴です。
最高燃費は23.4km/L(WLTCモード・2WD)。最大熱効率40%を実現した1.8Lエンジンと、刷新したハイブリッドシステムを搭載し、燃費性能と走りの楽しさを両立させています。
価格(税込) | 267万円~ |
ハイエース ワゴン - トヨタのなかで最も多い人数が乗車できるミニバン
※ハイエース ワゴン GL(ワイドボディ・2WD・2700ガソリン車)
「ハイエース」は1967年に誕生とトヨタのなかでも長い歴史を誇り、日本だけでなく世界各国で使用されて、その高い信頼性と広い室内や優れた使用性が高く評価されています。「ハイエースワゴン」はその乗用車バージョンで、定員は全車とも10名。トヨタのなかで最も多い人数が乗車できるミニバンです。
広い通路スペースを確保した「GL」、座席スペースを広くとった「DX」、上質な空間と十分な荷室スペースを確保した「グランドキャビン」と用途に合わせて3グレードが用意されています。使いやすさや見やすさを追求したシンプルな室内空間は機能美にあふれています。
価格(税込) | 290万3,600円~ |
ヴォクシー - スタイリッシュなデザインが特徴
※ヴォクシー S-Z(ハイブリッド 2WD 7人乗り)
トヨタのMサイズミニバンで一番人気を誇ってきた「ヴォクシー」。クールな外観で「カッコイイ」を表現し、都会的でスタイリッシュなデザインが特徴です。
2022年1月に兄弟車のノアとともに8年ぶりにフルモデルチェンジしたヴォクシーは、初代から受け継ぐ優れたパッケージングや使い勝手の良さを一層深化させるとともに、先鋭かつ独創的なスタイルに進化。
エアロモデルのみのラインアップとなったことで、新車販売ランキングではラインアップ豊富なノアの後塵を拝する結果となったものの、その人気は今も健在です。
価格(税込) | 309万円~ |
アルファード - トヨタ ミニバンの代表格
※アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLDⅢ”(7人乗り 2WD ホワイトパールクリスタルシャイン)<オプション装着車>
トヨタ ミニバンの代表格「アルファード」。359万7,000円からという価格(税込)にもかかわらず全体でも10位という結果は、人気、実力ともに認められた証しといえます。
高級感のあるスタイリングやラグジュアリーな室内空間、それにふさわしい走行性能が特徴のアルファードですが、特筆すべきはその内装、特に7人乗りのセカンド―シート。グレードにより仕様は異なりますが、前後のスライドやリクライニング機能により快適性や贅沢感を味わえます。最上級グレードに採用されるエグゼクティブラウンジシートには伸縮機構付きのパワーオットマンなどが備わっており、贅沢な時間を過ごせるでしょう。
価格(税込) | 359万7,000円~ |
ヴェルファイア - ダイナミックでクールな見た目が特徴
※ヴェルファイア GOLDEN EYES Ⅲ(ガソリン車 2WD)
「ヴェルファイア」はアルファードと基本構造を共通とする兄弟車ですが、ラグジュアリーなアルファードに対して、ヴェルファイアはよりダイナミックでクールな見た目が特徴です。両車を見分けるポイントは、ヴェルファイアのヘッドランプを含めたランプ類が大きく上下二段に分かれている点や、リヤのテールランプのレンズ色がヴェルファイアではクリアレンズを採用(アルファードは赤)している点などが挙げられます。
アルファードと同様に多種多様なグレードをラインアップしていたヴェルファイアですが、2021年の一部改良の際にグレードが大幅に縮小され、2023年5月時点における現行グレードはGOLDEN EYES Ⅲのみとなりました。
価格(税込) | 430万6,000円~ |
グランエース - トヨタのなかで一番大きなミニバン
※グランエース Premium
「グランエース」は全長5m以上のフルサイズボディを持ち、トヨタのなかで一番大きなミニバン。存在感のある外観、華やかな運転席回りや心地よい後席空間、静粛性や走行安定性などの基本性能の高さが特徴です。
室内の広さは圧倒的で、3列シートの6人乗りに加え、4列シート8人乗りまで用意されています。6人乗りではリヤ全席が一人掛けソファのような「エグゼクティブパワーシート」となり、電動でオットマンの展開・収納とリクライニング操作が可能。上質でゆとりある室内空間がゲストをもてなします。
価格(税込) | 620万円~ |
トヨタのミニバンに乗るなら「KINTO」がおすすめ
トヨタのミニバンは豊富なラインアップが揃っているうえに、どのモデルも個性的で魅力があるので、人気があるのも頷けます。ご自身のライフスタイル合った一台をぜひ見つけてください。
では最後に、購入以外にも新車のトヨタのミニバンに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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