トヨタ車&レクサス車解説
大学生におすすめの車とは?維持費や車のサブスクも紹介!
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
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大学生の車の所有率
そもそも、大学生の車の所有率はどの程度なのでしょうか。参考までに、大学生という括りでの調査データではありませんが、ソニー損害保険が2021年1月5日に発表した「2021年新成人のカーライフ意識調査」の結果をみてみましょう。
出典元:ソニー損害保険株式会社
出典元:ソニー損害保険株式会社
この調査は、全国の新成人(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)を対象に実施したもので、男性500名、女性500名の計1,000名の有効回答を取得。調査結果によると、2021年の新成人の運転免許保有率は51.3%、マイカー所有率は14.4%となっています。
大学・短大進学率が約6割弱であることや新成人(現役入学で大学2年生)のみを対象とした調査であることなどを考慮すると、大学生の車の所有率は10%前後程度と考えるとよさそうです
大学生も知っておきたい車の維持費
大学生に限った話ではありませんが、車を購入する場合、車両代金や購入時の経費だけでなく維持費がかかることを忘れてはいけません。
ローンを組んで購入した場合は毎月の支払いが発生し、税金をはじめとした維持費の項目は意外と多いです。特に保険料は、年齢が若い大学生にとっては相当の負担になります。
ここからは、それぞれの項目についてみていきます。
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自動車税や重量税などの税金
自動車を保有していれば定期的に発生する費用の一つに、自動車税や重量税などの税金があります。
自動車税・軽自動車税
自動車税・軽自動車税は毎年4月1日時点で自動車の所有者として車検証に記載されている方を対象に納める義務がある税金で、自治体や市区町村により多少違いはありますが、毎年5月中に納めなければいけません。
年税額
自動車税の年税額は以下の表のとおりで、総排気量によって分けられています。
種別 | 総排気量 | 年税額 |
---|---|---|
乗用車(自家用) | 1,000cc以下 | 2万5,000円 |
1,000cc超~1,500cc以下 | 3万500円 | |
1,500cc超~2,000cc以下 | 3万6,000円 | |
2,000cc超~2,500cc以下 | 4万3,500円 | |
2,500cc超~3,000cc以下 | 5万円 | |
3,000cc超~3,500cc以下 | 5万7,000円 | |
3,500cc超~4,000cc以下 | 6万5,500円 | |
4,000cc超~4,500cc以下 | 7万5,500円 | |
4,500cc超~6,000cc以下 | 8万7,000円 | |
6,000cc超 | 11万円 |
※自動車税種別割グリーン化特例の適用を受けない税額
※2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた場合の税額
※軽自動車(乗用・自家用)の年税額は一律1万800円
乗用車では1,000cc以下でも年額2万5,000円、6,000ccを超える大排気量エンジンでは年額11万円という額になり、毎年支払うことを考えるとかなりの負担となります。
自動車重量税
自動車重量税は、車検を受ける際に納める税金です。乗用車は車両重量に応じて2年分で8,200円~49,200円、軽自動車は2年分で6,600円を納めることになります。
エコカー減税とグリーン化特例
自動車税と軽自動車税にはエコカー減税やグリーン化特例という制度があり、その概要は、適用期間中に対象車両の新車新規登録等を行った場合に限り「燃費や排ガス性能のいい自動車に対して税金の負担を時限的に軽減する特例措置」というものです。
エコカー減税は前述の「自動車重量税」に対して、グリーン化特例は前述の「自動車税」および「軽自動車税」に対して適用されます。
グリーン化特例について注意したい点は、自動車税については「新車新規登録等から一定期間経過した自動車(ガソリン車、LPG車は13年、ディーゼル車は11年超)※」はおおむね15%が毎年重課され、軽自動車税については「初めて車両番号の指定を受けてから13年を経過した三輪以上の軽自動車※」はおおむね20%が毎年重課されることです。
※電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ガソリンハイブリッド自動車などは対象外
新車については時限的な特例措置(エコカー減税は1回限り、グリーン化特例は当該年度の翌年度分のみ)により減税の恩恵を受けますが、予算内だからと年式の古いガソリン車やディーゼル車の中古車を購入する場合、思わぬ維持費の出費につながる可能性もあるため、車購入の検討段階で減税の制度については調べておきましょう。詳細は国土交通省のサイトやメーカー公式サイト、地方自治体や市区町村のサイトをご確認ください。
保険料
車を運転する際には、万が一事故を起こしてしまったときのために、自動車保険に加入しなければなりません。自動車保険には大きく分けて、加入が義務の「自賠責保険」と加入が任意の「任意保険」があります。
自賠責保険
自賠責保険料は乗用車か軽自動車かで決まっており、2021年4月1日以降始期の契約に適用される保険料は、乗用車の場合は2年で2万10円、軽自動車の場合は2年で1万9,730円となっています。
交通事故で他人を死亡させてしまった場合に自賠責保険で補償される上限額は3,000万円かつ対人補償に限られますが、死亡事故をはじめとした重大事故の場合、億単位の賠償金が生じることも少なくありません。高額事案や物損事故にも対応するため、任意保険の加入はもはや必須といえます。
任意保険
契約内容や保険会社によって保険料は異なりますが、重大事故に対応するため、対人対物補償は上限なしにするのが一般的といえます。
また任意保険料はドライバーの年齢によっても変わりますが、ドライバーが若いほど事故発生のリスクが高まるという理由で、若年層が多い大学生の場合、保険料は高くなります。
かといって、保険料を節約するため補償内容を下げたりするのは賢明ではありません。保険料を節約するためには、車両保険や各種特約など、相手方への補償内容と関係のない項目の見直しにとどめておきましょう。
任意という名称ではありますが、加入しなければならないものとして、任意保険の保険料も維持費として考える必要があります。 参考までに、任意保険料の平均(相場)は年間7万4,439円となっています(※)。
※自動車保険の概況 2021年度 第13表 任意自動車保険 用途・車種別統計表〈2020年度〉その1における「自家用乗用車・普通」および「軽四輪自動車・乗用車」の契約保険料を契約台数で割った数字
※任意保険(自動車保険)は対人・対物・搭乗者傷害・人身傷害・車両保険などを含む様々な補償の組合せでできています
任意保険は補償内容や保険会社により保険料が異なりますので、あくまで目安としてお考えください。
メンテナンス費
維持費という言葉を聞くと、メンテナンス費用を頭に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
メンテナンス費用の主なものとしては、車検費用やタイヤなどのパーツ代、故障した際の修理代などが考えられます。いずれも日常的にかかる経費ではありませんが、かかるときの金銭的負担は軽くはありません。
特に車の年式が古くなると故障する可能性も高くなるため、パーツ代や修理代はより高く見積もっておいた方が、いざというときも慌てずにすみます。
高額の出費を抑えたい人はもちろん、古い車に乗る人は、普段からしっか愛車を点検しておきましょう。自分で簡単にチェックできる項目も多いので、まめに確認しておくことをおすすめします。
燃料代や駐車場代など
どんな利用方法であっても、車を利用する以上燃料代が必ずかかります。車種によって燃費は異なりますが、レギュラーガソリンでも1Lあたり150円前後という燃料代は、乗り方次第で月額数万円にふくらむことも想定しておかなければいけません。
高速道路を使う機会が多い人は、その利用料もかかります。もちろん、距離が長いほど料金は高くなります。また実家以外で車を保有するといった場合は、車のサイズに合った駐車場を借りなければなりません。地域によっても異なりますが、都市部では月額で数万円かかるところもあります。
これらの費用は維持費においては大きなウェイトを占めるので、自分の使い方をあらかじめ考え、しっかりと試算しておきましょう。
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大学生でも車の維持費を払える?ポイントは?
ここまで、車の維持費についてみてきました。大学生でも払える維持費にするためのポイントをおさらいします。
税金が安いコンパクトカーや軽自動車がおすすめ
毎年かかる自動車税。軽自動車は一律1万800円、コンパクトカー(1,000cc以下の場合)は2万5,000円ですが、3ナンバーサイズ(2,000cc超)では4万3,500円~となります。運転のしやすさや燃費のよさなども考えると、維持費の面ではコンパクトカーや軽自動車がおすすめといえます。
燃費がいい車がおすすめ
月間走行距離を1,000km(年間12,000km)、レギュラーガソリン価格を150円/Lで考えた場合の年間燃料費について、トヨタの代表的な車種の燃費(WLTCモード)も参考にしながら比較すると、以下のようになります。
年間の燃料代(年間走行距離12,000km、レギュラーガソリン価格150円/L想定)
- 燃費10km/Lの車(参考 アルファード S 2WD GAS 10.6km/L):18万円
- 燃費15km/Lの車(参考 ハリアー G 2WD GAS 15.4km/L):12万円
- 燃費20km/Lの車(参考 ライズ G 2WD GAS 20.7km/L):9万円
- 燃費25km/Lの車(参考 カムリ G 2WD HEV 24.3km/L):7万2,000円
- 燃費30km/Lの車(参考 プリウス S 2WD HEV 30.8km/L):6万円
- 燃費35km/Lの車(参考 アクア B 2WD HEV 35.8km/L):5万1,428円
※GAS:ガソリン車、HEV:ハイブリッド車
カタログ燃費(WLTCモード)での単純計算の結果ではありますが、燃費が10km/Lの車と35km/Lの車では、年間の燃料代の差が約13万円になることがわかりました。
また、維持費を抑えるために燃費がいい車を選ぶ際は、ハイブリッド車とガソリン車の価格の違いや、自分がその車に何年乗る予定なのかなども考慮するとよいでしょう。
自動車保険(任意保険)を安く抑える
若年層が多い大学生の場合、保険料は高くなりますが、保険料を節約するために補償内容を下げたりするのは賢明ではありません。補償内容を下げずに保険料を安くするにはどうすればいいのか、みていきましょう。
同居の親から等級を引き継ぐ
通常、自動車保険(任意保険)の等級は6等級からスタートし、1年間無事故であれば翌年の更新時に1等級上がり、保険料の割引率も大きくなります。
親と同居している場合、記名被保険者を同居の家族に変更すれば等級が引き継がれるため、この仕組みを利用して同居の親の等級を引き継ぐことで、保険料を抑えることができます。その場合、親は新たに自動車保険(任意保険)を契約する必要があり、6等級からのスタートとなるデメリットがありますが、家族でのトータルコストを抑えることができる可能性があります。
車のサブスクもおすすめ
「親と同居していないがマイカーを持ちたい、でも保険料は安く抑えたい」といった場合におすすめなのがトヨタのサブスク「KINTO ONE」です。
KINTO ONEは、月々定額でトヨタ(レクサス)の新車に乗れるサブスクリプションサービスで、自動車保険料・正規販売店メンテナンスや車検費用・各種税金がコミコミ定額。特に、任意保険料が高額になる大学生などの若いドライバーにとっては、メリットを感じやすいサービスです。
大学生に合った車の選び方
どんな人にとっても同じことがいえますが、大学生の車選びでも、主にどのような用途で使うのかを意識することが大事です。また走行距離や使用頻度など具体的な項目や予算も考えた上で、自分に最適な一台を選びましょう。
乗る目的で選ぶ
大学生の場合、通学をはじめとした普段の移動手段として車を使用するだけでなく、デートや友達とのドライブ、趣味やレジャーなど遊びの場面で使いたいという人も多いのではないでしょうか。
1台で全てのニーズに対応できる車種は必ずしも多くはないため、車を選ぶ前に具体的な目的や優先順位を考えておくと、より満足のいくカーライフを送れるでしょう。
車の乗り方、予算で選ぶ
主な目的が決まった後に考えることとしては、車の利用方法、予算などがあります。近年では「車の所有から利活用へ」といった考え方も普及しつつあり、様々な車の利用方法が登場しています。
それぞれの特徴を紹介するので、車選びの参考にしてください。
購入は車の利用頻度が多い場合やカスタムしたい場合におすすめ
車を購入する場合、新車と中古車という2つの選択肢があります。その違いは主に予算面になりますが、具体的にどんなメリットやデメリットがあるのかをみていきましょう。
新車は予算があればおすすめ
予算があれば新車を購入したいというのは、誰もが考える選択肢でしょう。最新技術が投入された新車は、走行性能や燃費性能、乗り心地や機能性、耐久性など、様々な面でアドバンテージが大きいです。
いっぽう、中古に比べて車両価格が高くなる点がデメリットのため、予算面で新車の購入が難しい大学生は、別の選択肢を検討することが多いかと思います。
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中古車は予算が少ない場合におすすめ
中古車を購入するというのは、社会人に比べて経済事情が豊かではない大学生にとって最も現実的な選択肢になるでしょう。新車より安い価格で所有することができる点が、新車と比較した場合の大きなメリットです。
中古車のデメリットとしては、パーツの消耗具合によりメンテナンス費がかさむ可能性がある点や安全装備が最新ではない点などがあげられます。特に現行型の中古車でない場合、自動(被害軽減)ブレーキなどの機能がついていない可能性もあるため、予算と安全性をしっかりと検討したうえで、車選びをしましょう。
中古車購入時のポイント
中古車を購入する際にチェックしておきたいポイントをまとめました。
- 走行距離
- 年式(初度登録年月)
- 車検の有効期限
- 保証の有無
- 整備記録の有無
「車の寿命は10年、10万キロが目安」といわれることが多く、一定年数を過ぎると交換部品の在庫がなくなったり、走行距離によってはメーカー保証が切れてしまったりというリスクが発生します。
例えばトヨタの場合、車の走行や安全に関わる重要な部品についてのメーカー保証が切れるタイミングは新車登録時から5年、または10万キロ走行時のどちらか早い方となっています。メーカー保証が適用されなくなると故障した場合の自己負担は大きくなるため、中古車購入の際は走行距離と年式の確認が重要です。
走行距離の目安としては、車の新しさにこだわる場合は5万キロ以内、価格と車両の状態のバランスがいいのは5万~10万キロとされています。総走行距離が10万キロ以上の車や年式が古い車であれば価格は安くなりますが、その場合も保証の有無や整備記録の有無などを確認しましょう。
また、車検の有効期限もチェックしておきたいポイントのひとつ。中古車の場合、車検の有効期限が残っていればそのまま乗ることができます。一方、車検切れの中古車の場合、新規検査を受けて保安基準に適合しているという認定を受けなければ、再度公道を走れません。
レンタカーは車の利用頻度が少ない場合におすすめ
普段はあまり車を使わない・休日しか車に乗らないという大学生は、レンタカーという利用方法を検討してもいいでしょう。
多くのレンタカーは6時間程度からの料金が設定されており、1日から数日程度など一時的に使いたいという場合、手軽に申し込むことが可能です。駐車場やメンテナンス費など、維持費のことを考える必要がないのもメリットといえます。
一方で、後述のカーシェアに比べて利用車種・クラスごとの料金差が大きい傾向にある点、乗りたい日に乗りたい車が空いているとは限らない点などのデメリットもあります。また自宅から近い場所にレンタカー会社があるかどうかも重要なポイントです。
カーシェアはわずかな時間だけ車を利用したい場合におすすめ
数十分から数時間など、ごくわずかな時間だけ車を利用したい大学生には、カーシェアという選択肢があります。料金は初期費用・月額基本料金に、走行距離と利用時間による料金も含め算定されますが、燃料代は利用料金に含まれています。
15分単位の料金を設定しているところもあるので、予約さえとれれば時間に融通が利きやすいというメリットがあります。また、料金体系のベースになる利用車種・クラス分けが大まかになっていることが多く、コンパクトカーと同じ料金で人気SUVに乗れる場合もあるようです。
一方、利用したいステーションの予約状況によっては必ずしも予約できるとは限らない点や、予約状況によっては後から返却時間の変更ができない点などもデメリットといえます。また、そもそもステーションが無い地域の大学に通う大学生にとっては恩恵の少ない利用方法ともいえます。
カーリースは月額利用料を経費計上できる法人や個人事業主におすすめ
短期間の利用かつ複数人で車を共有するレンタカーやカーシェアと違い、カーリースは一定期間にわたり月額料金で車を利用するサービスになります。
リース会社が購入した車を借りて利用するという形態ですが、普段はマイカー感覚で乗ることができます。
ただし車の所有者はあくまでもリース会社になるため、カスタマイズはできません。また、走行距離制限や基本的に途中解約できない点もカーリースのデメリットです。
※経理、財務に関わる点については、契約者の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なる為、ご契約の際は、契約内容を貴社担当の会計士・税理士にご確認・ご相談ください
サブスクリプション(KINTO)は初めて車を持つ方にもおすすめ
近年、様々なサブスクリプションサービスが登場していますが、車のサブスクリプションサービスとして「KINTO」があります。
車種と契約年数を選んで契約すれば、月々定額の料金で新車を利用できるというものですが、料金の内訳には税金やトヨタ販売店での車検や整備費用、さらには保険料も全て含まれています。
特に保険料が高額になる大学生などの若いドライバーには大きなメリットがあり、面倒な手続きはすべてKINTOにまかせることができるので、はじめての車を持つ方にもおすすめです。申し込み手続きはネット上ですべて完結するので、販売店に足を運ぶのは納車の時だけです。
カスタマイズができない、走行距離制限や原則途中解約できない点はカーリースと同様ですが、KINTOにはKINTO専用にカスタムした特別仕様車などもあり、また、ライフスタイルに合わせて割安な手数料で別プランに乗り換えができる「のりかえGO」といったサービスもあります(法人契約・レクサス車は対象外)。
大学生とカーローン
一般的に、社会人に比べて学生(大学生)のカーローン審査は厳しいといわれています。どういった観点が考えられるのか、みていきましょう。
安定した収入
社会人と大学生では収入面で大きな違いがあります。お金を貸す側の視点に立てば、社会人に比べて収入の見込みが少ない大学生は信用度が低く、カーローン審査を厳しくせざるを得ないことは容易に想像できます。
保証人・連帯保証人
大学生に限らず、カーローンを組む際に保証人・連帯保証人を求められることがあります。
購入予定の車両価格
車を持つと、故障などで思わぬ出費が発生することもあります。車の維持費も考慮したうえで月々のローン返済が可能かどうかを判断し、収入に見合った価格の車を選ぶことを心がけましょう。
一般的に、ローン審査における年収に対する年間返済額の割合目安は25%~35%程度、ディーラーや銀行以外のカーローン借入可能額は年収等の1/3までとされています。
※出典:イーローン(SBIホールディングス株式会社)『自動車ローンの審査に落ちる要因は?知っておきたい「返済比率」』『ディーラーや銀行以外で自動車ローンを利用するなら総量規制に注意!』
※出典:日本貸金業協会『借入れは年収の 3分の 1までです』
大学生におすすめのトヨタ車種
それでは、大学生におすすめできる車としてどんな車種があるのでしょうか。ここではトヨタ車からいくつかをピックアップして、車種ごとの特徴や大学生にとってうれしいポイントなども紹介します。
低価格の新車がほしい人などにおすすめ「パッソ」
大学生におすすめのトヨタ車としては、まず「パッソ」が挙げられます。
パッソは全長3,650~3,680mmというコンパクトサイズで、取り回しがしやすいため初心者でも安心です。またかわいらしいデザインが特徴的な車種でもあります。
127万5,000円からという新車価格も魅力のひとつで、新車で購入する場合でも負担が最低限ですむ、というメリットもあります。
中古車価格帯 | 25万円~168万円 |
---|---|
新車価格(税込) | 127万5,000円~ |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTC) | 19.0km/L~21.0km/L |
友人との時間を楽しみたい人などにおすすめ「カローラフィールダー」
自由な時間が多く、友人との時間を思いっきり楽しみたい大学生には「カローラフィールダー」がおすすめです。
カローラフィールダーはステーションワゴンとして、広々とした荷室が大きな特徴です。友人とのドライブやレジャーに加え、ひとりで趣味を楽しむこともできる車種です。
「新車で購入するには予算的にちょっと」という大学生でも、ある程度古い年式の中古車であればリーズナブルに購入することができます。
中古車価格帯 | 32万円~198万円 |
---|---|
新車価格(税込) | 175万8,400円~ |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTC) | 15.6km/L~27.8km/L |
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低燃費かつ取り回しのしやすいサイズでおすすめ「アクア」
ハイブリッド専用車「アクア」も大学生におすすめの一台です。最もおすすめのポイントは、ハイブリッド車ならではの優れた燃費性能で、一般的なガソリン車より燃料代が安くすみます。5ナンバー枠に収まるボディも、運転歴の浅い大学生にとって取り回しのしやすいサイズになっています。
アクアは発売から10年近くが経っているため、古い年式の中古車であれば手頃な値段で買えるというのもメリットのひとつです。
2021年7月には約10年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型アクアが発売され、安全性能や環境性能向上。燃費の最高値はWLTCモード35.8km/L(従来型アクアは29.8km/L)と大幅に低燃費化しています。
中古車価格帯 | 44万円~264万円 |
---|---|
新車価格(税込) | 199万7,000円~ |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTC) | 30.0km/L~35.8km/L |
大人数で移動する機会のある大学生などにおすすめ「シエンタ」
トヨタ最小のミニバン「シエンタ」は、コンパクトなボディに多人数乗車ができる車種として、大人数で移動する機会のある大学生におすすめです。
2代目シエンタは全長4,260mmというサイズながら3列シートを備えており(2列シートモデルもあり)、最高で7人乗車が可能です。
2022年8月に3代目となる新型シエンタが発売されましたが、2代目シエンタの2015年式以前のモデルなら中古車価格も手頃で、リーズナブルにミニバンのカーライフをスタートできます。
中古車価格帯 | 39万円~242.8万円 |
---|---|
新車価格(税込) | 195万~ |
乗車定員 | 5名~7名 |
燃費(WLTC) | 18.3km/L~28.8km/L |
コンパクトなのに車内スペースが広くておすすめ「ルーミー」
コンパクトカーながらスライドドアを備えた「ルーミー」も、大学生にはおすすめのトヨタ車です。
全長3,700~3,705mmという扱いやすいサイズですが、室内高1,355mmを確保しているので、車内スペースの広さはコンパクトカーを感じさせません。
エンジンの排気量は1.0Lですが、税額は乗用車の中でも最安クラスのためかかる維持費も最低限です。よりパワーのあるターボエンジン搭載モデルも選べるので、普段使いの車として、また友人とのレジャーユースでも使い勝手に優れた一台です。
中古車価格帯 | 104.8万円~226万円 |
---|---|
新車価格(税込) | 156万6,500円~ |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTC) | 16.8km/L~18.4km/L |
燃費性能と走行性能の高さでおすすめ「ヤリス」
2020年に登場したばかりの「ヤリス」も大学生におすすめできるトヨタ車です。
全長3,940mmというコンパクトなボディで、ハイブリッド車では最高36.0km/Lという世界トップレベルの燃費性能(ガソリン乗用車コンパクトクラス)を誇り、ランニングコストの安さは大学生にもぴったりです。
TNGAプラットフォームによる高いボディ剛性と優れた走行性能もヤリスならではの特徴で、トヨタの最新技術を堪能できる一台です。
中古車価格帯 | 119万円~286万円 |
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新車価格(税込) | 147万円~ |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTC) | 19.2km/L~36.0km/L |
非日常感を楽しみたい時におすすめ「ハリアー」
トヨタの高級SUV「ハリアー」は、大学生がオーナーとして使用するには少しハードルが高い車種といえます。そのためカーシェアやカーリースといった、購入以外の選択肢での利用がおすすめです。
ハリアーならではのエレガントさや高級感は、ベーシックなコンパクトカーではなかなか味わえない特徴で、キャンパスライフとはまた違った非日常感を楽しむことができます。デートや友人とのレジャーなどでハリアーを利用することで、贅沢なひと時をプレゼントすることができるでしょう。
中古車価格帯 | 78万円~548.9万円 |
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新車価格(税込) | 312万8,000円~ |
乗車定員 | 5名 |
燃費(WLTC) | 14.7km/L~22.3km/L |
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大学生におすすめの車 まとめ
大学生が車を使う場合、以前は親の車の利用や中古車の購入という方法を考えていた人も多いかと思いますが、近年はカーシェア・サブスクなど、車を「利用する」サービスが増えていることから選択肢が増えています。
大学時代と社会人になってからでは、車に求める機能や使い勝手も大きく変わることがあります。自分に合った利用方法を選び、充実したキャンパスライフやカーライフを実現させてください。
最後に、購入以外にもトヨタ車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
よくある質問
任意保険料の平均(相場)は年間いくら?
参考までに、任意保険料の平均(相場)は年間7万4,439円となっています(※)。
※自動車保険の概況 2021年度 第13表 任意自動車保険 用途・車種別統計表〈2020年度〉その1における「自家用乗用車・普通」および「軽四輪自動車・乗用車」の契約保険料を契約台数で割った数字
※任意保険(自動車保険)は対人・対物・搭乗者傷害・人身傷害・車両保険などを含む様々な補償の組合せでできています
任意保険は補償内容や保険会社により保険料が異なりますので、あくまで目安としてお考えください。
大学生に「車のサブスク」はおすすめ?
トヨタのサブスク「KINTO」は、月々定額の料金で新車を利用できるサブスクリプションサービスです。
料金には車両代金だけでなく、税金やトヨタ販売店での車検・整備費用などの維持費のほか、一般的なカーリースでは月額料金に含まれていない任意保険料まで含まれているのが大きな特徴です。
特に、任意保険料が高額になる大学生などの若いドライバーにとっては、メリットを感じやすいサービスです。
大学生が車をローン購入する場合、いくらまで審査が通る?
一般的に、ローン審査における年収に対する年間返済額の割合目安は25%~35%程度、ディーラーや銀行以外のカーローン借入可能額は年収等の1/3までとされています。
※出典:イーローン(SBIホールディングス株式会社)『自動車ローンの審査に落ちる要因は?知っておきたい「返済比率」』『ディーラーや銀行以外で自動車ローンを利用するなら総量規制に注意!』
※出典:日本貸金業協会『借入れは年収の 3分の 1までです』
大学生が新車を購入するのはきつい?
軽自動車の新車が100万円程度~、普通車の新車が150万円程度~の価格帯ですので、大学生が新車をフルローンで購入するのは簡単ではないでしょう。大学生などの若いドライバーの場合に高額になる任意保険料など、車を持つと維持費も必要になります。無理のない範囲で車を購入するのであれば、中古車を中心に探すとよいでしょう。新車にこだわるのであれば、月額料金に任意保険料が含まれているトヨタのサブスク「KINTO」を利用するのもひとつの手です。
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