トヨタ車&レクサス車解説

車の維持費は年間いくら?自動車税などの計算項目を解説!

車の維持費は年間いくら?自動車税などの計算項目を解説!

車は購入時に支払う金額も大きいですが、乗り始めてからも様々な維持費がかかってきます。

維持費は車種や利用方法にもよりますが、税金に保険料、整備やメンテナンスなどどの車にもかかってくる費用があります。したがって費用の項目と相場を知ることは、節約ポイントを理解することにもつながります。

本記事では車の維持費にかかる項目や、節約方法などを詳しく見ていきます。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

車の維持費には自動車税・自動車保険・車検費用などがある

車の維持費には自動車税・自動車保険・車検費用などがある

自動車税に重量税など自動車にかかる税金の種類

車を購入・維持する上で必ず必要な経費として、車にかかる税金があります。車の維持に必要な税金としては自動車税(軽自動車の場合は軽自動車税)や自動車重量税があり、自動車税は毎年5月、自動車重量税は新規登録または車検時に車検証の有効期限分納めることになります。

※2019年10月1日以降「自動車税」は「自動車税種別割」へ、「軽自動車税」は「軽自動車税種別割」へ名称変更されました

なお登録車も軽自動車も、初回登録から一定の年数を経過すると税額が上がってしまうため注意が必要です。

自賠責保険と任意保険

自動車保険の保険料も必ずかかる経費です。自動車保険には強制保険ともいわれる自賠責保険と任意保険があります。このうち自賠責保険は、加入しないと車に乗れません。

ただ自賠責は補償範囲や金額が限定されているため、それをカバーするためには、任意とはいうものの任意保険の加入もほぼ必須といえます

車検などの整備・メンテナンス費

車には、精密部品が組み合わされた機械としての側面もあります。コンディションを良好に保ち快適に使用するためには、定期的な整備やメンテナンスが欠かせません。

自家用乗用車や軽自動車だと新車は購入後3年目にその後は2年に1回車検を受ける必要があります。車を使う上では、整備や車検の費用も必ず必要な項目になります。

その他の自動車維持にかかる費用

燃料代

最近の主流となっているハイブリッド車や電気自動車も、ガソリンあるいは電気代がかかってきます。特にスポーツカーなど趣味性が高いかわりに燃費がよくない車などは出費も大きくなるでしょう。

駐車場代

駐車場を借りる場合、毎月の駐車場代もかかってきますが、都市部では高額になる場合もあります

高速料金

遠距離ドライブでは、高速道路や有料道を使う機会が多くなります。積極的にドライブへでかけるアクティブなドライバーは、高速料金のことも考える必要があるでしょう。

高速道路では、基本的に走行した距離に応じて料金が上がる仕組みなので、高速に乗る頻度が少なくても長距離を走行するドライバーは、その出費も頭に入れておきましょう。

車種別の維持費の目安(年間)

車種別の維持費の目安(年間)

車の維持費は車種によってかなりの開きがありますが、代表的なものをいくつかピックアップしました。毎年かかる経費だけではないので、年額に換算していくらくらいかかるのか紹介します。

まず車を所持する上で必ず払わなければいけないものは、自動車税、自動車重量税、自賠責保険です。

例えば自動車税に関しては、軽自動車で1万800円/年、1L超1.5L以下で3万500円/年、1.5L超2L以下で3万6,000円/年となっています。

車の重さによって課税される自動車重量税は、車検の有効期限分を前払いする仕組みです。新車登録時は3年分、以後車検ごとに2年分支払います。例えば、軽自動車で3,300円/年、1トン超~1.5トン以下の車(エコカー以外)で1万2,300円/年が目安です。重さによって税額が異なるので注意が必要です。

自賠責保険は、12ヶ月契約の場合軽自動車で1万2,550円、乗用車で1万2,700円となっています(※2021年4月1日からの新自賠責保険料)。

自動車税の年税額

総排気量

年税額

1,000cc以下

2万5,000円

1,000cc超~1,500cc以下

3万500円

1,500cc超~2,000cc以下

3万6,000円

2,000cc超~2,500cc以下

4万3,500円

2,500cc超~3,000cc以下

5万円

3,000cc超~3,500cc以下

5万7,000円

3,500cc超~4,000cc以下

6万5,500円

4,000cc超~4,500cc以下

7万5,500円

4,500cc超~6,000cc以下

8万7,000円

6,000cc超

11万円

※新車登録から13年未満の自家用乗用車の税額
※自動車税種別割グリーン化特例の適用を受けない税額
※2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた場合の税額

自動車重量税の税額(2年分)

車両重量

税額

0.5t以下

8,200円

〜1t

1万6,400円

〜1.5t

2万4,600円

〜2t

3万2,800円

〜2.5t

4万1,000円

〜3t

4万9,200円

※新車登録から13年未満(エコカー以外)の自家用乗用車の税額

新車登録から13年超の重課などについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

普通自動車と軽自動車の年間維持費

自動車税、自動車重量税、自賠責保険以外にも、任意保険料、メンテナンス費用、車検費用、燃料費、駐車場代、洗車代など変動的な費用がかかってきます。

普通自動車と軽自動車の年間維持費や維持費の内訳についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

車の維持費を節約するには?

車の維持費を節約するには?

保険を見直す

自動車保険には、自賠責保険と任意保険があります。このうち自賠責は保険料が決まっていますが、任意保険は契約内容によって保険料が変わります。

大きな事故を起こしてしまう可能性も0ではないので、保証範囲が狭いプランに変更して保険料を削減するようなことは避けたいところです。一方特約や車両保険など、乗っている車やその保有状況によっては、安い契約内容にすることで保険料を節約することもできます。

また最近シェアを広げている通販型の保険会社を選べば、これまでの代理店型の保険会社と同じ補償内容でも保険料を節約できます。

車検の場所を見直す

車検が受けられる場所は販売店だけでなく、民間の整備工場やガソリンスタンド・カーショップなどがあり、予算に応じた様々な選択肢があります。中には車検専門のサービスを手がけているところもあり、こうした店の車検費用は安い傾向があります。

しかし、車検は検査に合格すればオーケーというだけでなく、次の車検時期まで安心して乗るための整備点検という側面もあります。費用がかかってもしっかりと整備してくれるところもあるので、トータルのコストパフォーマンスで車検場所を選ぶようにしましょう

維持費が安い車種に変更する

燃費のいい車に変更する

燃費性能に優れた車種を選べば消費する燃料も少なくなるため、維持費の節約につながります。特に走行距離の長い人にとっては大きなメリットで、燃費重視の車選びをすることで維持費を最低限に抑えることができるでしょう。

最近ではより低燃費なハイブリッドを採用する車種も増えているので、車両価格も比較しながら、トータルコストはどちらが安いかという視点で購入してみてもいいかもしれません。

サイズの小さい車に変更する

自動車税や自動車重量税は、それぞれの排気量や重量により税額が変わってきます

重量税はグレードにより税額が異なる場合もありますが、乗り替えの際もこの点も頭に入れておけば、維持費の節約を意識した車選びができます。

特に軽自動車を選べば、白ナンバーの登録車よりも安い税額で済ませられるでしょう。

減税制度を利用できる車に変更する

燃費性能が良く、地球環境に配慮がされた車はエコカー減税やグリーン化特例の対象となり減税を受けられます。

節約という観点で新車を購入する場合は特に、この点に注目して車種を選ぶのもよいでしょう。

低金利のマイカーローンを使う

自動車を購入する際、ローンを組んで代金を支払う人も多いのではないでしょうか。民間の金融機関が提供しているマイカーローンでは、車検費用やタイヤ交換・修理など車の維持費にも利用できるものもあります

また金利の低いものを選べば、トータルのコストを抑えることにもつながります。

維持費で困ったら車所有のメリットデメリットを考えよう

維持費で困ったら車所有のメリットデメリットを考えよう

メリット

車を所有するメリットとしては、「自分の好きな時間に、好きなところへ、天候に影響されず移動できる」というものがあります。

また公共交通機関では大きい荷物や重い荷物を運ぶのに苦労しますが、車なら荷物を積んで移動できるので、荷物のことを心配する必要がないという点も長所といえるでしょう。

デメリット

ここまで紹介してきましたが、車を所有する上で、維持費が高額になるというのは最大のデメリットになります。またメンテナンスについて気を配らなくてはいけない点もデメリットといえます。

販売店などが提供するメンテナンスパックを契約していれば、点検時のお知らせも受け取れますが、良好なコンディションを維持するために、自分でも常にチェックしておかなければなりません。

維持費もコミコミ!トヨタのサブスク「KINTO」

車の維持費が心配だったり、各種手続きが煩わしい人は「KINTO」の利用を検討してみてはどうでしょうか。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

車の維持費まとめ

車の維持費

車を所有する上では、様々な維持費がかかってきます。工夫次第で節約できるものもありますが、所有するだけで発生する費用や万が一に備えるため削減できない費用などもあり、その線引きはしっかりしたいところです。

また維持費としてかかるものの中には、その一回でまとまった額を支払わなければならないものもあります。維持費のことを心配せずに車を利用したい人は、KINTOを利用し毎月一定の利用料で車を使うことを考えてもいいのではないでしょうか。

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