車のサブスク解説

カーリースのメリット・デメリットとは?向いている人の特徴などを紹介

カーリースのメリット・デメリットとは?向いている人の特徴などを紹介

ネット上でみられる「カーリースはデメリットだらけ」や「カーリースはやめとけ」といった口コミ・評判などからカーリースには多くのデメリットがあるように受け取れますが、メリットも存在します。今回は、カーリースのメリットやデメリット、向いている人の特徴などを詳しく説明します。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

カーリースとは


カーリースとは、契約を交わした一定の期間、月々定額の料金で車に乗れるサービスのことです。契約者が希望する車をサービス提供会社が購入して利用者に貸し出すサービスで、利用者は契約期間中それを自由に利用することが可能です。

以下では、カーリースの仕組みについて触れ、カーリースの種類であるファイナンス・リースとオペレーティング・リース、メンテナンス・リースの違いや料金について解説します。

カーリースの仕組み

カーリースとは、「車を契約者に一定期間、一定の料金で賃貸すること」であり、「所有権が得られないものの、購入した場合と同様に車を利用できる」契約のことを指します。
具体的には、自動車・維持管理費用・諸税・保険など、自動車の利用にかかわる費用がセットになったサービスです。

カーリースには、経理上はファイナンス・リースとオペレーティング・リースの2種類があり、それぞれにメンテナンス・リースもあります。リース会社によって月々の利用料に含まれる内容や契約条件が異なります。カーリース各社のサービス内容をよくご確認ください。

ファイナンス・リースとオペレーティング・リース、メンテナンス・リースの違い、料金について

ファイナンス・リースとオペレーティング・リース、メンテナンス・リースは、それぞれ内容に違いがあります。以下ではそれらの違いとカーリースの料金設定について、詳しくみていきます。

ファイナンスリース

ファイナンス・リースは、「解約不可能」かつ「フルペイアウト」のリース取引のことを指し、使用に伴うコスト(車両代金や税金などの費用)のほぼ全てを実質的に借主側が負担する(フルペイアウト)リース取引です。車両の保守管理に関する費用はリース契約に含まれておらず、金融的な性格が強いリース方式といえます。

オペレーティング・リース

オペレーティング・リースは、ファイナンス・リース取引以外のリース取引を指します。前項でファイナンス・リースは、「解約不可能」かつ「フルペイアウト」のリース取引と説明しましたが、この条件を満たさないリース取引は、基本的にオペレーティング・リースに分類されます。
 
オペレーティング・リースは、賃貸借処理となるため会計処理が楽になります。
 
ちなみにカーリースの場合は、残存価格を判定したリース料の算出(いわゆる残価設定)が一般的で、大半がノンフルペイアウト(フルペイアウトではない)となっているので、一般的にオペレーティング・リースに分類されます。

メンテナンスリース

メンテナンス・リースは、ファイナンス・リースまたはオペレーティング・リースの利用料に組み込まれている要素に加え、車検・点検整備・故障修理・代車提供等の自動車特有の維持管理手続きも含めたメンテナンス費用をリース会社が負担する方式です。なかには、自賠責保険だけではなく、自動車保険(任意保険)が含まれたプランもあります。
 
メンテナンス・リースは車両のマネジメントサービスという付加価値を高めたリース方式であり、昨今では主流といえるでしょう。ただし、カーリース各社のサービスによってメンテナンスサービスの内容が異なることには注意が必要です。

オペレーティング・リースの契約方式

オペレーティング・リースでは、車両の残価(残存価格)を設定することによって、月々の低価格を実現させています。この残価は希望する車種はもちろん、後述するカーリースの契約方式によって異なるため、月々の利用料にも違いがあります。詳細は各サービス提供会社によって異なるため、事前にお問い合わせください。

クローズドエンド方式

契約満了時の実売価格と設定残価の差額を精算しない方式です。

オープンエンド方式

契約満了時の実売価格と設定残価(市場価格)との差額を精算する方式です。

カーリースとカーシェア、レンタカー、サブスクリプションの違い

カーリース・サブスクリプションといった選択肢のほかに、カーシェア・レンタカーといった車の乗り方もあります。会社が車を所有し、利用者に貸与するという点では共通しているものの、仕組みは同じではありません。

以下では、カーシェア・レンタカーとカーリース・サブスクリプションの違いをみていきましょう。併せて、車のサブスクリプションサービス「KINTO」についても紹介しています。検討の参考にしてください。

カーシェア・レンタカー

カーシェアやレンタカーは、必要な時だけ車を借りたい人が利用するサービスです。レンタカーは1日や1週間といった利用に適しています。カーシェアは15分単位から利用可能であり、短時間の利用を想定しているものです。
 
車の所有者はレンタカー会社であり、レンタカー会社が有料で利用者に貸与するため、車のナンバーは貸渡用の車に使用される「わ」や「れ」になります。車種は、レンタカー会社が所有しているなかから利用者が選択可能です。

カーリース・サブスクリプション

カーリース・サブスクリプションでは、リース会社が貸渡用の車として所有するわけではないため、「わ」ナンバーにはなりません。リース会社が利用者の希望に基づいて車を購入し、月額の利用料を決め、リース契約が開始となります。

KINTO

2019年にスタートした車のサブスク「KINTO」は、トヨタ車およびレクサス車(2024年からはSUBARU車も追加)をサブスクリプションで提供するサービス。月々の利用料が定額で、その利用料には車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用が含まれています。

すなわちメンテナンス・リースの仕組みに自動車保険(任意保険)を取り入れているのがKINTOです。全国統一価格で、しかもWeb上で契約まで取り交わせるのは、車業界において特徴的なサービスといえるでしょう。

契約期間が選択でき、契約満了時には新たな車への乗り換えや返却、同じ車での再契約を選択する(※)だけ、残存価格の下落を心配する必要がないクローズドエンド方式をとっています。車を「所有しない」「オンライン化が進む」時代に、よりフィットしたサービスといえます。
※再契約可能なプランはトヨタ車・レクサス車のみ

カーリース利用者は増えている

以前は車といえば、マイカーを購入するのが主流でした。しかし昨今では、メンテナンスや諸経費の支払い、さらには契約時の手続きなど、車を所有することで生じる手間を省きたい人が増えており、カーリースやサブスクリプションを選ぶ人が年々増加傾向にあるようです。

カーリースのメリット


カーリースのメリットには、主に以下の3点が挙げられます。

  • 月々の支払いが定額
  • 好みのオプション・カラー・ナンバーを選べる
  • 手間がかからない

ここでは、上記3点のメリットについて詳しくみていきましょう。

月々の支払いが定額

車両代や税金、メンテナンス費用などがコミコミの月々定額で車に乗れるというのがカーリースの大きなメリットです。故障修理などによって予定外の出費がかさむ心配もなく、車にかかる費用に変動がないため、急な出費で家計を圧迫する心配もないでしょう。

カーリース 月々定額〇万円〜について

「カーリース 月々定額〇万円〜」といったキャッチコピーを見かけることがあります。気をつけなければならないのは、保険が自賠責保険のみに限定されていたり、メンテナンスの内容に違いがあったりする点です。

また、ボーナス払いを想定した金額になっていることもあります。予算ありきでカーリースを探す際には、どういった条件での利用料なのかをよく調べるようにしましょう。

好みのオプション・カラー・ナンバーを選べる

カーリースやサブスクリプションでは、契約時に車種はもちろんグレードやカラー、オプションを選択できるのに加え、ナンバーを選ぶといった希望も叶えられます。内装の仕様や安全装備など、希望に沿った車を選択すると良いでしょう。

手間がかからない

マイカーを購入すると、毎年の自動車税の支払いや保険の手続きなど、手間がかかることが多いものです。車を手放す際には、査定から売却に至るまでそれなりの時間と手間を必要とするでしょう。

カーリースやサブスクリプションの場合、基本的に税金、メンテナンスといった諸経費が月額に含まれており、車の維持に必要な手続きはリース会社がおこなってくれるため手間がかからず、時間を取られることもありません。

法人向けカーリースのメリット

カーリースのメリットとして、法人に向けたカーリースのメリットについても押さえておきましょう。法人向けのカーリースには、次のようなメリットがあります。

  • 車両管理が楽になる
  • 経費処理が楽になる

以下では、上記2点について詳しく解説します。

車両管理が楽になる

法人や個人事業主が車を購入した場合、車の維持、点検、税金の支払いなど様々な業務に人員を配置させる必要があるでしょう。
 
カーリースやサブスクリプションの利用によって車両の管理に関する業務をサービス提供会社にアウトソーシングすることが可能となり、人員を別の業務に再配置させられます。

経費処理が楽になる

法人や個人事業主が車を購入した場合、一定の期間をかけてその車を減価償却していきます。減価償却とは、長期にわたって使用する固定資産について、時間の経過に合わせて費用として計上する会計処理のことです。新車購入の場合には、数年にわたって減価償却をする必要があります。

カーリースやサブスクリプションの場合、月々の支払いを経費として損金計上が可能です(※)。諸経費込みの定額なため、経理の手続きが楽になる点は法人や個人事業主にとって魅力的なサービスでしょう。
※オペレーティング・リース取引(賃貸借扱い)に分類される場合。契約者の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なるため、契約にあたっては、会計士や税理士にご確認ください

カーリースのデメリット

カーリースにはメリットがある反面、次のようなデメリットもあります。 

  • カスタマイズがしにくい
  • 走行距離制限がある
  • 中途解約はできないことが多い
  • 残価設定金額を下回ってしまうリスク

ここでは、以上4つのデメリットについて、詳しくみていきましょう。

カスタマイズがしにくい!?

カーリースではマイカーのように車を利用できるものの、車はあくまでもサービス提供会社が所有しています。そのため、原状回復できないカスタマイズを禁止しているケースが多いです。各サービス提供会社によってカスタマイズに関する規約が異なるため、あらかじめよく確認してみてください。

KINTOの場合、エアロ仕様車がラインアップされている場合もあるため、カーリースの契約プランでは満足できない場合には、サブスクリプションに目を向けるのもいいでしょう。KINTOではGR86などで一部改造が認められるご契約もあります。

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また、レクサスやGRの純正オプションを後付けできるアップグレードサービスもあります。興味のある方は、KINTO FACTORYを見てみると良いでしょう。

走行距離制限がある!?

カーリースでは無条件に車が貸し出されるわけではありません。契約期間中の総走行距離が設定され、契約終了時にこの走行距離の上限を超えていると、その分だけ追加精算を求められることがあるため注意が必要です。

カーリースではこの設定距離で月々の利用料に変動があります。安く乗るために走行距離の上限を低く設定しすぎて、思い切り乗れないということも考えられるでしょう。多くのカーリースでは、1ヶ月1,000~1,500km程度に設定されているケースが多いです。 走行距離の設定や追加精算に関してはサービス提供会社ごとに違うため、利用する前に確認しておきましょう。

KINTOでは、1ヶ月1,500kmの走行距離制限が設定されており、総契約期間累計で超過していると追加精算金がかかります。日本の乗用車で平均的な月の走行距離は500km程度(個人利用の場合)とされているところから、どのくらいの距離を走行するかを試算のうえで検討すると良いでしょう。

中途解約はできない!?

カーリースで挙げられるデメリットとして、基本的に中途解約ができないという点があります。万が一事故などで車が著しく損傷した際には、サービス提供会社から解約を通知される場合もあり、その際には解約金が発生するため、まとまったお金が必要です。

契約期間中に別の車に乗り換えたくなったときも、解約金を払わなければなりません。一度契約すると、契約期間中の乗り換えは難しいでしょう。

KINTOでは、あらかじめ明示されている残利用料+追加精算金で解約可能なので安心です。また、所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「解約金フリープラン」もあります。

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残価設定金額を下回ってしまうリスク

一般的なカーリースでは契約時に残価設定をすることで、月々のリーズナブルな価格を実現しています。しかし、返却時の査定でこの設定額を下回ると、追加精算を求められる場合があるのには注意が必要です。
 
前述のオープンエンド方式でカーリースを契約した場合、契約満了時の実売価格と設定残価(市場価格)との差額を精算する必要があります。

カーリースはデメリットだらけ?カーリースは“やめとけ”?


ネット上で「カーリースはデメリットだらけ」「カーリースはやめとけ」といったクチコミ・評判を見かけますが、前述したカーリースのデメリットのみに目を向ければ、間違っていない評価なのかもしれません。
 
現金一括で車を購入できる方や、車が趣味でカスタマイズが好きな方、通勤などで走行距離が多くなる方などにとっては、カーリースはデメリットだらけに見え「カーリースはやめとけ」とアドバイスされる場合もあるでしょう。
 
しかし、カーリースのデメリットは特に気にならず、むしろメリットに魅力を感じる方にとっては、必ずしも「カーリースはデメリットだらけ」とはならないのではないでしょうか。
 
車を利用する方のライフスタイルや車に乗る目的をベースに考え、カーリースのメリット・デメリットを考慮に入れて、車の購入、カーリースやカーシェア、レンタカーの利用などを検討するとよいでしょう。

カーリースで失敗しないための注意点

カーリース選びで失敗しないためには、次のような点に注意が必要です。

  • 料金に含まれる内容と残価精算の有無
  • 取り扱いメーカー、車種をチェック
  • 目的に合ったプランがあるか
  • 走行距離の上限
  • 契約した車のカスタマイズ

カーリースは数年単位の契約になり、前述したとおり、一般的には契約後の内容変更や中途解約ができません。カーリース選びのポイントを正しく理解して、自身に合った会社・プランを選びましょう。

料金に含まれる内容と残価精算の有無に注意

まずはカーリースの月額料金にどのような項目が含まれているのかを確認しましょう。
 
カーリースでは会社ごとに料金プランや内容が異なります。自動車税や自動車保険・車検費用やメンテナンス費用など、月額利用料にどこまで含まれているのかをチェックしてください。
 
また、契約終了時の残価精算の有無も確認しておきます。契約終了時にまとまった費用を請求されることがないよう、しっかりと確認しておきましょう。

取り扱いメーカー、車種をチェック

希望するサービス提供会社に乗りたい車種があるかどうかを調べましょう。大手自動車メーカーのカーリースでは、自社の車のみを取り扱っていることが多いです。どうしても乗りたい車種やメーカーがある場合には、対象車種の取り扱いの有無を確認してください。
 
もし車種やメーカーを決めかねている場合は、複数のメーカーを取り扱っているカーリースを見てみましょう。ただし、複数のメーカーを取り扱っていたとしても、国産車のみの取り扱いだったり、一部のグレードやモデルの取り扱いがなかったりすることがあります
 
カーリースでは、必ずしもすべてのメーカーやグレードを選べるとは限りません。様々なサービス提供会社を比較しながら、希望の車種を決めましょう。

目的に合ったプランがあるか

自分の希望に沿ったプランがあるかどうかを確認します。例えば、「車のことをすべてお任せしたい」という方は、月額利用料に車検やメンテナンスの費用が含まれているカーリースを選びましょう。
 
また「高校生の子どもの送迎のために、在学中の3年間だけ使いたい」など、目的や用途、期間が明確な方は、希望する3年間で契約ができるカーリースを選ぶ必要があります。
 
カーリースに対する要望は人それぞれです。まずは自身の要望をリストアップして、条件に沿ったプランを組めるカーリースを選びましょう。

走行距離の上限

カーリースには走行距離制限が設定されています。上限は月あたりおよそ1,000km~1,500km前後が一般的です。走行距離制限を超過した場合、契約終了時に追加精算金を支払うことになるため注意しましょう。
 
カーリースにおける走行距離制限は、サービス提供会社によって異なります。走行距離制限を超過する可能性が高い方は、事前に契約内容の見直しをしましょう。

契約した車のカスタマイズ

カーリースにおける車の所有権はサービス提供会社にあるため、車を返却する際は原状回復しなければなりません。残念ながら、車のカスタマイズは難しいのが現状です。

カーリースやKINTOに向いている人の特徴


以上を踏まえたうえで、カーリースがどのような人に向いているのか、その特徴についてみてみましょう。カーリースの利用に向いた特徴を持つ人としては、以下のような人が挙げられます。

  • 初期費用をあまりかけたくない人
  • 不測の出費を避けたい人
  • 車に関する手間を減らしたい人
  • 車の所有権やカスタムにこだわらない人
  • 事業のための車が欲しい人

以下では、それぞれについて詳しく解説します。

初期費用をあまりかけたくない人

通常新車を購入する場合には、一括で支払う場合はもちろん、ローンを利用するにしても頭金など初期費用がかかります。カーリースは、この初期費用を必要としません。もしかすると、過去に車を購入しようとして初期費用を用意できずに諦めた経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
 
カーリースでは頭金が不要で、車の登録にかかる費用は月額利用料に含まれているため、憧れの新車にもすぐに乗ることが可能です。たとえ手元に蓄えがあったとしても、それを切り崩すことなく車に乗りたいと考える方もいるはずです。そういった方には、カーリースの利用が向いているといえます。
 
なお、KINTOには初期費用0円で気軽に乗り始められる「初期費用フリープラン」と、所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「解約金フリープラン」の2つがあり、初期費用を抑えて車に乗りたい方にとって初期費用フリープランは魅力的な選択肢になるでしょう。

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不測の出費を避けたい人

多くのカーリースでは、車の維持に関する車検や法定点検、税金などの費用が月額利用料に含まれています。購入した場合には、これらの出費がある時期をすべて自分で管理しなければなりません。しっかりと管理できれば問題ないことですが、仕事などで忙しい毎日を送っているなかではその時期を失念してしまうこともあるでしょう。

また、車を長く使えば使うほど、故障する箇所も必ず出てきます。わずかな出費で済む故障ならいざ知らず、時には部品交換に数万円を必要とする故障が起こる可能性も否定できません。

カーリースでは契約の内容によって差異があるものの、メンテナンスにかかる費用も月額利用料に含まれているため(メンテナンスリースの場合)、不測の出費をなくしたい方にとっては有用な選択肢になり得ます。

なお、KINTOでは月額利用料にメンテナンスが含まれるだけでなく、正規販売店でのメンテナンスやサポートを利用できる点で、ほかのカーリースとは異なる特徴があります。

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車に関する手間を減らしたい人

カーリースの中には対面でのやり取りを省いて、車選びから契約に至るまでWeb上で完結できるサービスもあります。カーリースのWeb契約は24時間受付可能とするサービスも多いため、車の手続きに手間や時間をかけたくない方に適した選択肢です。

なお、KINTOでは申し込みから契約までのすべてをWebで完結できます。また、任意保険も月額利用料に含まれているため、改めて任意保険の保険会社との手続きを行う必要がありません。契約期間が終了すれば、わずらわしい手続きもなく、新たな車への乗り換えや返却、同じ車での再契約を選択するだけ(※)。
車の管理や維持に悩まされず、安心してカーライフを楽しめるのがKINTOの魅力です。
※再契約可能なプランはトヨタ車・レクサス車のみ

車の所有権やカスタムにこだわらない人

車の所有権にこだわらないことや、車のカスタマイズに興味がないこともカーリースが向いている人の特徴といえます。カーリースは、利用者の乗りたい車をサービス提供会社が購入して利用者と賃貸借契約を結んでいるものであるため、契約期間の満了時に利用者はその車を返却しなければなりません(※)。
※サービス提供会社によっては、同じ車を再リース契約する、車を買い取るなどの選択肢がある場合もあります

所有権にこだわらず、数年で新しい車に乗り換えることを楽しみたい人にも向いているサービスともいえるでしょう。

カーリースでは、原則として返却の際には原状回復が義務付けられます。すなわち、車体に穴を空けたり、内装に傷を付けたり、車内にたばこやペットなどの臭いを残したりすることはできません。カスタマイズには興味がない人にとっては、車の乗り方の選択肢の一つとなるでしょう。

なお、KINTOにはあらかじめカスタマイズした状態で契約できる「モデリスタ仕様車」や「GRパーツ仕様車」がありますエアロパーツといったデザイン性を求めた装備だけではなく、実用性を求めた装備品も多数揃えられているため、検討のひとつに加えてみてください。

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事業のための車が欲しい人

法人や個人事業主といった事業のために車を利用したい方にもカーリースは向いています。カーリースでは初期費用が不要なため、資金調達なしで複数台の車を導入することも可能です。

また、月額利用料を全額経費として処理できるため(※)、経費処理の面でも優れているといえます。
※オペレーティング・リース取引に分類される場合、賃貸借契約で会計処理が可能
※経理、財務に関わる点については、契約者の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なる為、ご契約の際は、契約内容を貴社担当の会計士・税理士にご確認・ご相談ください

なお、KINTOにも法人契約の用意があり、見積りから申し込みまでWebで完結するのに加え契約時に決算書の提出が不要です。自動車保険を役職員の家族まで対象(※)としていることや、中途解約が可能で社用車の見直しを行いやすいなど、ほかにも多くのメリットがあります。
※ご家族の範囲は、同居の親族(6親等内の血族+3親等内の姻族)および別居の子
※派遣社員の方は補償の対象外

カーリースやKINTOを検討する時に注意するべき人


カーリースやKINTOを検討する際に注意すべき人には、以下のような人が挙げられます。

  • 生活環境の変化が激しく中途解約の可能性がある人
  • 所有権を持ちたい人
  • エアロなど車のカスタマイズをやってみたい人
  • 走行距離が多い人

以下では、それぞれについて詳しくみていきましょう。

生活環境の変化が激しく中途解約の可能性がある人

生活環境に著しい変化がある方、またはその可能性が高い方は、カーリースの利用について十分な検討が必要でしょう。カーリースでは契約期間全体の総額を契約の月数で割って月額利用料を算出しているため、中途解約されてしまうと車両代金を回収できないことになります。

そのため基本的には中途解約を許しておらず、やむを得ない理由があって中途解約せざるを得ない状況になったとしても違約金を支払わなければなりません。場合によっては高額な違約金を求められる場合があることは、カーリースを利用するうえで留意しておくべき点です。

なお、KINTOには所定の申込金を支払うことで、いつでも中途解約金0円で解約が可能な「解約金フリープラン」があります。生活環境の変化が予想される方は、以下を参考に選択のひとつとしてお考えください。

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所有権を持ちたい人

車を購入した場合と違い、カーリースでは車の名義がサービス提供会社になります。車検証には「所有者」としてサービス提供会社、「使用者」として利用者の名前が記載されるわけです。

車の所有権を持てないということは、勝手にその車を売ったり貸したり、乗れなくなったからといって廃車したりといった行為はできません。カーリースは契約満了時にサービス提供会社に車を返却する義務があるため、自分名義の車を持ちたい方にとっては向かないサービスといえるでしょう。

ただし、最近では契約満了したのちにその車をもらえるプランを用意しているサービス提供会社もあります。

エアロなど車のカスタマイズをやってみたい人

エアロパーツの装着など車のカスタマイズに興味がある方は、カーリースを選択肢に入れられないかもしれません。カーリースはサービス提供会社から車を借り受けている状態であり、自分の所有物ではないため、契約を満了して返却する際には原状回復が求められます。

原状回復が前提である以上、車体に穴を空ける行為や大胆なカラー変更などは原状回復が難しいという理由でやってはいけない行為です。カーリースの契約の際には、どこまのカスタマイズが許されるのかを確認してみるのが良いでしょう。

なお、KINTOには前述のとおり、あらかじめカスタマイズを装着した「モデリスタ仕様車」や「GRパーツ仕様車」が用意されています。カーリースを利用する際にはぜひ検討してみてください。

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走行距離が多い人

カーリースでは走行距離に制限が設けられているため、走行距離の多い方には不向きなサービスです。この走行距離制限は、サービス提供会社や契約するプランによって違いがあるものの、1ヶ月あたり1,000~1,500kmが目安でしょう。

この制限を超えて車を使用すると、契約時に設定していた残価が低くなってしまうため、車の返却時にその差額分として請求されてしまう可能性があります。月額利用料は少し高くなりますが、最近では走行距離に制限のないプランを用意しているサービス提供会社も出てきています。走行距離が多くなることが明らかな方は、そのようなプランを提供している会社を選択肢に含めるのが良いでしょう。

なお、KINTOでは走行距離に制限を設けていますが、その制限は月々の精算ではなく利用月数換算であるため、ある月の走行距離数が規定を超えていたとしても、契約満了時に合計値を超えていなければ超過料金を請求されることはありません。

KINTOを利用した方の感想


最後に、KINTOを利用したことのある方の感想をみてみましょう。数ある利用者の声から特にここでは次の3つを紹介します。

  • 車に詳しくない方でも満足度が高い
  • 免許返納の可能性があっても安心して継続できる
  • 法人にも対応しておりサポートも充実している

利用者の声を参考に、KINTOをぜひ検討してみてください。

車に詳しくない方でも満足度が高い

埼玉県に住むA.Kさんは、免許を取得してすぐに「ペーパードライバーにはなりたくない」と車を求めたようです。当初から購入は頭になく、カーシェアやレンタカーを検討しているなかで、CMでも目にしていたKINTOのシミュレーションにたどり着きました。
 
旦那様とふたりでKINTOのシミュレーションを進めていくうち、「これで全部入ってるんだったらいいんじゃない?すぐクルマに乗りたいから早い方がいい」と即決されたとのこと。車に詳しくないA.Kさんでも「KINTOならばおすすめしやすい」としています。

A.Kさんの感想について詳しくは以下の記事をご覧ください。

免許返納の可能性があっても安心して継続できる

東京都在住のT.Mさんはサッカー歴50年、60代にしていまだ年間130もの試合をこなす現役MFです。

「僕らの年代は誰しもKINTOが選択肢に入ってくるんじゃないかな」そう語るT.Mさんは、任意保険の継続やメンテナンス、税金の支払いなど、面倒なことを全部やってくれるKINTOがお気に入り。

T.Mさんの感想について詳しくは以下の記事をご覧ください。

法人にも対応しておりサポートも充実している

会社を経営するN.Kさんは、社長就任時に社長車の検討を進め、3台目の社用車としても兼用できる車を探してKINTOにたどり着いたそうです。
 
当時KINTOが法人向けのサービスを始めた頃でもあり、KINTOが提供するハリアーの高級感とスペックが予算に収まる点に惚れ込んで即決。「自社のイメージにふさわしい」と満足しています。車両保険を含めてサポートが充実していることにも満足されており、今後増車や乗り換えの場合には、レクサスも検討してみたいそうです。
 
N.Kさんの感想について詳しくは以下の記事をご覧ください。

カーリースのメリット・デメリット まとめ

カーリースや、車のサブスク「KINTO」にも焦点をあてて、メリット・デメリットをみてきました。
 
車を所有する際の様々な手間を省きたい、月々定額でシンプルに車に乗りたいという方には、カーリースやKINTOはおすすめのサービスです。車の乗り方の一つとして、購入と合わせてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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