トヨタ車&レクサス車解説
3代目アルファード(30系)のサイズ(全長/高さ/幅)を確認!寸法図やヴォクシー・シエンタとの大きさ比較も
※本記事は3代目アルファード(2015年1月~2023年6月に販売された30系)に関する内容を含みます。KINTOでは、新型アルファード/新型ヴェルファイアに関する情報を随時発信していきます。2023年6月21日に発売された新型アルファード/新型ヴェルファイアについては以下の関連記事をご参照ください。
ここからは、3代目アルファード(30系)のサイズに関する記事になります。
トヨタを代表する高級ミニバン「アルファード」。ラグジュアリーなつくりとそれにふさわしい走行性能、大柄なボディや広い室内空間が特徴です。
外から見たときに大きく、乗ったときに広いと感じるアルファードですが、実際にはどれほどのサイズなのでしょうか。
今回はアルファードのサイズを具体的にチェックするとともに、乗車イメージやトヨタの人気ミニバンである「ヴォクシー」および「シエンタ」とのサイズ比較をしていきます。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
アルファードのサイズ
アルファードの大きなボディサイズや広い室内サイズ、また乗車イメージや荷室について、写真を中心に紹介します。
アルファードの寸法図や主要なサイズ
アルファードのサイズ | |
---|---|
全長(mm) | 4,945~4,950 |
全幅(mm) | 1,850 |
全高(mm) | 1,935~1,950 |
室内長(mm) | 3,210 |
室内幅(mm) | 1,590 |
室内高(mm) | 1,400 |
ホイールベース(mm) | 3,000 |
フロントトレッド(mm) | 1,575~1,600 |
リヤトレッド(mm) | 1,570~1,605 |
最低地上高(mm) | 160~170 |
最小回転半径(m) | 5.6~5.8 |
3代目アルファード(30系)のボディサイズは、全長4,945~4,950mm×全幅1,850mm×全高1,935~1,950mm。
グレード、ガソリン車とハイブリッド車、2WDと4WD(E-Four)などの違いにより細かいサイズに違いはありますが、アルファードは大きいミニバンであることが一目瞭然。さすがはトヨタミニバンのフラッグシップモデルです。
シートアレンジで演出するアルファードの広々空間
次に、実際の乗車イメージや内装をみていきましょう。
3代目アルファード(30系)の室内寸法は、室内長3,210mm×室内幅1,590mm×室内高1,400mm。5m近い全長と3mもあるホイールベースのおかげもあり、ミニバンの特等席といわれる7人乗りのセカンドシートを含め、各シートが通常のポジションにあっても足元が広くゆったりしています。
アルファードにはグレードにより様々な種類のセカンドシートが用意されており、エグゼクティブパワーシートは最大500mmの前後シートスライド(手動)が可能。リラックスキャプテンシートを選択すれば最大830mm超ロングスライドにより「スーパーリラックスモード」というシートアレンジが可能です。
広く使えるアルファードの荷室
アルファードは荷室も広大です。ゴルフバックがそのまま載せられるほどの横幅と高さを持ち、大容量の床下収納も可能で、観葉植物などの高さがある荷物も安心して積載可能です。容量は148L(VDA方式測定値、スペアタイヤ装着車は66L)もあり、デッキボードは脱着折りたたみ式のため荷物の出し入れがしやすく、使い勝手にも優れています。
荷物が多いときは乗車人数によってサードシートを左右どちらか、もしくは両方をサイドに跳ね上げて格納することで、さらに荷室を広げることも可能です。
アルファード・ヴォクシー・シエンタの大きさを比較
アルファードとトヨタミニバンの人気車種であるヴォクシー(3代目)、シエンタ(2代目)との大きさを比較し、一覧表にしました。
アルファード | ヴォクシー(3代目) | シエンタ(2代目) | |
---|---|---|---|
全長(mm) | 4,945 | 4,710 | 4,260 |
全幅(mm) | 1,850 | 1,735 | 1,695 |
全高(mm) | 1,950 | 1,825 | 1,675 |
室内長(mm) | 3,210 | 2,930 | 2,535 |
室内幅(mm) | 1,590 | 1,540 | 1,470 |
室内高(mm) | 1,400 | 1,400 | 1,280 |
ホイールベース(mm) | 3,000 | 2,850 | 2,750 |
フロントトレッド(mm) | 1,600 | 1,500 | 1,480 |
リヤトレッド(mm) | 1,595 | 1,480 | 1,480 |
最低地上高(mm) | 165 | 160 | 145 |
最小回転半径(m) | 5.6 | 5.5 | 5.2 |
※アルファードはHYBRID Executive Lounge(7人乗り・E-Four・ハイブリッド車)
※ヴォクシーはHYBRID ZS(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)
※シエンタはG Cuero(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)
トヨタのミドルサイズミニバンで一番人気の「ヴォクシー(3代目)」との比較では、全長で235mm、全幅で115mm、全高で125mm、室内長で280mm、室内幅で50mmもアルファードの方が大きいです。写真で見比べると、横から見ると大きな差を感じませんが、前から見ると115mmの差は意外と大きく、アルファードの方がワイドで大きく見えます。
コンパクトな5ナンバーサイズの「シエンタ(2代目)」と比較すると、全長で685mm、全幅で155mm、全高で275mm、室内長で675mm、室内幅で120mm、室内高で120mmもアルファードのサイズが上回り、前から見ても横から見ても存在感が違います。
この表で比べたいずれのミニバンも3列シート7人乗りですが、これだけの差があることからも、アルファードがいかに大きく7人がゆったりと乗車できて、荷物もたくさん積めるのかがわかります。
※本記事は3代目ヴォクシー(2014年1月~2022年1月)と2代目シエンタ(2015年7月~2022年8月)とのサイズ比較になります。4代目ヴォクシーと3代目シエンタのサイズについては以下の関連記事をご参照ください。
アルファードは機械式駐車場に要注意
ボディが大きく存在感があり、室内も広々としてラグジュアリーなアルファードですが、このサイズゆえに注意したい点もあります。それは機械式駐車場の利用についてです。
機械式駐車場の種類にもよりますが、一般的には駐車する車の四方を囲むため、平面駐車場など他の駐車場よりも車のサイズを気にしなければなりません。また、機械式駐車場については統一された規格が無いため、駐車場のサイズは機械式駐車場によって違います。そのため、必ず管理会社に規格や利用可能な車のサイズを確認しましょう。
機械式駐車場によって規格の違いはありますが、
- 全長5,000mm未満
- 全幅1,850mm未満
- 全高1,550mm未満
- 重量2,000kg未満
が一般的な目安となる規格のようです。アルファードの全長・全幅は上記の一般的な機械式駐車場の規格ギリギリのサイズ、全高はサイズオーバーしてしまうため注意が必要です。繰り返しになりますが、機械式駐車場の利用を予定している場合はあらかじめ利用可能な車のサイズをしっかり確認しましょう。
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アルファードのサイズ まとめ
国内の乗用車を対象とした2020年新車販売台数ランキングで5位を獲得するなど、ミニバンの中でも特に人気がある「アルファード」。次に買う車は、サイズも大きく広々と乗れて、高級感もあるアルファードと決めている方も多いのではないでしょうか。
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