トヨタ車&レクサス車解説
3代目アルファード(30系)をレビュー!馬力はスポーツカー?
※本記事は3代目アルファード(2015年1月~2023年6月に販売された30系)に関する内容を含みます。KINTOでは、新型アルファード/新型ヴェルファイアに関する情報を随時発信していきます。2023年6月21日に発売された新型アルファード/新型ヴェルファイアについては以下の関連記事をご参照ください。
ここからは、3代目アルファード(30型)のレビュー記事になります。
トヨタの高級ミニバン「アルファード」。Lサイズミニバンとして高い人気を誇り、街中でもよく見かける車種ではないでしょうか。ミニバンでは「Mサイズ」と呼ばれる5ナンバーフルサイズの人気が高いですが、新車販売台数ではMサイズミニバンに勝る勢いです。高価なミニバンながらアルファードが販売台数を伸ばしている理由はどこにあるのでしょうか。本記事ではトヨタの高級ミニバンが人気を博す理由を紐解きながら、レビューしていきます。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
高級ミニバンの王者アルファード
トヨタの高級ミニバン「アルファード」は、2002年にLサイズミニバンとして登場しました。高級感あるエクステリア、室内空間の広さと質の高い居住性、高パフォーマンスのパワーユニットを備える、トヨタの代表的な車種になりました。
2022年の上半期新車販売台数ランキング(軽自動車および海外ブランドを除く)において全車種総合で7位。現在もミニバンの王者として君臨し続けています。
アルファードの馬力とトルク
アルファードには3タイプのパワーユニットが用意されています。
ガソリン車は3.5L V型6気筒エンジンと2.5L 直列4気筒エンジンの2タイプ。ハイブリッド車は2.5L 直列4気筒エンジン+前後モーターの1タイプです。なおハイブリッド車は4WDの設定です。
それぞれの馬力とトルクをみていきましょう。
ガソリン車
アルファードのガソリン車では、3.5Lエンジンが最高出力301ps(馬力)、最大トルク361Nmのパワーをもっています。馬力、トルクともにスポーツカーに匹敵する数値で、優れた動力性能といえます。2.5Lエンジンは最高出力182ps(馬力)、最大トルク235Nmとなっています。
ハイブリッド車
アルファードのハイブリッド車では、2.5Lエンジンが最高出力152ps(馬力)、最大トルク206Nm。モーターはフロントが最高出力143ps(馬力)、最大トルク270Nm、リヤが最高出力68ps(馬力)、最大トルク139Nmを生み出します。これによりスムーズな走りと高い静粛性を実現しています。
アルファードの存在感のある外観
近年のアルファード人気の大きな要因はその外観といえます。フロントマスクのデザインは特にインパクトがあります。縦のラインを生かしたデザインでメッキ加飾、グリルセンターが突き出した階段形状の造り込みは、今までのファミリー的な印象を払拭しているといえるでしょう。非常に高級な印象を与えてくれます。
フロントマスクのデザインには、標準モデルとエアロモデルの2種類が用意されています。標準モデルはラグジュアリーな印象、エアロモデルはサイドのエアダクトが大型化されワイルドでスポーティな印象です。
リアデザインは丸みを帯びたグラマラスなデザインで、路面をしっかり捉えてくれそうな重厚感を醸し出しています。エアロモデルではさらにワイド感がアップしています。
アルファードの広くてラグジュアリーな内装
広い室内空間も、アルファードが人気な理由の一つです。横幅はもちろんですが、1,400mmもの室内高が大きな特徴です。
インテリアには高級感を演出する木目調パネルをはじめ、シートには高級素材のプレミアムナッパ本革(Executive Lounge、Executive Lounge Sのみ)などを採用しています。本革巻きステアリングホイールやLEDルーフカラーイルミネーションは全グレード標準装備です。
最上級グレードであるExecutive Loungeの2列目シートは、飛行機のファーストクラスを思わせる豪華装備となっています。左右両方にアームレストがあり、足置きとなるオットマンまで装備されています。
アルファードの走り
アルファードのサスペンションですが、フロントは「マクファーソン・ストラット式」、リアは高級セダンなどに採用される「ダブルウィッシュボーン式」を採用し、上質な乗り心地と操縦安定性を確保しています。
さらに、高速時の安定した走りと燃費の向上を追求した空力性能や、走行中でも会話のしやすい室内環境を実現する静粛性など、高級車にふさわしい優れた走りを実現しています。
アルファードの燃費
アルファードのような、グレードによっては車重が2トンを超える大型ミニバンは燃費が悪いと思われる方も多いのではないでしょうか。しかしアルファードは、燃費性能にも優れています。
ガソリン車の最高燃費は、2.5Lエンジンの2WDがWLTCモード10.8km/L、3.5Lエンジンの2WDが10.2km/Lとなっています。
ハイブリッド車は4WDのみの設定ですが、2.5Lエンジン+前後モーターの組合せで、WLTCモード14.8km/Lと優れた燃費性能を発揮。低燃費のアルファードを求める人にはハイブリッドがおすすめです。
アルファードの安全性能
アルファードは、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全グレードに標準装備。2019年度JNCAP予防安全性能評価において、アルファードは最高ランクとなる「ASV+++(トリプルプラス)賞」を受賞しました。
ぶつからないをサポートする「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)」、高速道路のクルージングをサポートする「レーントレーシングアシスト[LTA]」、ついていくをサポートする「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、標識の見逃し防止をサポートする「ロードサインアシスト[RSA]」などの先進安全機能がドライバーをサポートします。
アルファードのグレードと価格
※本記事のアルファードは2017年12月に販売されたモデルに関する内容を含みます。最新モデルのアルファードのグレードと価格に関してはアルファード公式サイトをご参照ください。
購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
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などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
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また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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