トヨタ車&レクサス車解説
運転しやすい車とは?トヨタ車を例に視界の良い車などを紹介!
SUV、ミニバン、セダン、コンパクトカーなど様々なタイプの車がありますが、車を選ぶ際に「運転しやすい」車であることは重要なポイント。とくに運転初心者や運転が苦手な方などにとっては気になる部分かもしれません。
では運転しやすい車とは、どのような車でしょうか?
本記事では運転しやすい車の特徴とトヨタ車での具体例などを紹介。ぜひ車選びの参考にしてください。
<この記事の目次>
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
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自分にとっての「運転しやすい車」
「運転しやすい車」の定義は人や状況によって様々で、車のタイプや性能だけでなく、ドライバーの運転スキルや好みなどによっても異なります。
運転しやすい車を選ぶためには、まず、
- 一般的に運転しやすいとされている車はどのような車種なのか?
- 運転のしやすさは何で決まるのか?
といった傾向を知り、つぎに、
- 自分自身が不安に感じるポイント、こだわるポイントは何か?
を把握することが大切です。
そのうえで、自分にとっての「運転しやすい車」を考えてみましょう。
運転しやすい車の特徴
それでは、運転しやすい車の特徴やトヨタ車での具体例などをみていきます。
小回りがきく車
※シエンタの最小回転半径(5.0m)
運転しやすい車としてまず取り上げたいのが「小回りがきく車」です。小回りがきく車とは、曲がろうとする時に“小さく回ることができる車”のことをいいます。
小回りがきく車のメリットは、
- 交差点で曲がりやすい
- 狭い路地でも走行が楽にできる
- 駐車場での出し入れがしやすい
など、まさしく運転のしやすさに直結するものといえます。
運転初心者や狭い道、駐車が苦手という方は、まずは小回りがきく車を運転しやすい車として探してみることをおすすめします。
小回り性能を測る指標
小回り性能を測る指標に「最小回転半径」があります。
最小回転半径とは、車のハンドルを最大に切って旋回した時に一番外側のタイヤの中心が描く軌跡の半径を指します。この数値が小さければ小さいほど、小回りがきく車といえます。
トヨタ車の例
トヨタの普通車で小回り性能が高い車といえば「パッソ」と「ルーミー」。最小回転半径は4.6m~4.7mで、軽自動車にも匹敵する値です。
車のカタログには、必ず最小回転半径の記載があるのでチェックしてみてください。
車幅が小さい車
※ミニバンながら車幅が小さい「シエンタ」
「車幅が小さい車」も運転しやすい車の特徴のひとつです。
車幅が小さい車は、狭い路地での走行や対向車が来た時などにも安心感があり、駐車場でも余裕をもって停められるなどのメリットがあります。
トヨタ車の例
トヨタの普通車で車幅が小さい車としては、コンパクトカーの「アクア」「パッソ」「ヤリス」「ルーミー」のほか、アクアやヤリスと同じ車幅(1,695mm)のミニバン「シエンタ」やSUV「ライズ」などが挙げられます。
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視界の良い車
※良好な視界のシエンタのコックピット
運転のしやすさは「見晴らしの良さ」「視界の広さ」も関係します。
最近では、危険があるとセンサーで知らせてくれたり、車の位置をカメラ画像で確認できたりするなどの機能を備えた車が増えましたが、やはり運転する際に頼りになるのは自分の目。
前後左右、目視しやすい車であれば運転しやすく安全です。見たいところが見えないストレスや怖さが軽減され、安心感にもつながるでしょう。
視界の良い車=死角が少ない車でもあり、着座位置の高さ、ピラーの形状や配置、ガラスエリアの広さなどが関係してきます。また、車幅が狭いほうが左右の確認はしやすくなります。
トヨタ車の例
トヨタの普通車では、
- 運転席のヒップポイントを高く設定し前方視界を広く確保した「ライズ」
- フロントピラーのスリム化とドアミラー位置の最適化を図った「アクア」
- フロントのガラスエリアが広く周囲をしっかり見渡せる「パッソ」
- 窓を上下方向に広げ良好な視界と見切りの良さを表現した「シエンタ」
などが、視界の良い車の例として挙げられます。
自分に合ったドライビングポジションの車
※ヤリスの運転席イージーリターン機能<オプション>
自分に合ったドライビングポジションをセットできることも運転のしやすさに通じます。
- 正しい運転姿勢がとれること
- ハンドル操作、アクセル・ブレーキ操作がしやすいこと
- 運転席からの前方・後方視界が見やすいこと
- ハンドルに手を置いた時にメーター類が全て見えること
など、運転席の快適性はとても大事になってきます。
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トヨタ車の例
「カローラ クロス」のZグレードは、前後スライド、リクライニング、シート上下アジャスター、チルトアジャスターを含む「運転席8ウェイパワーシート」を標準装備。シート位置を細かく調整できるので、最適なポジションを見つけることができます。
また「アクア」には、自分に合ったシートポジションを記憶させることができる「転席イージーリターン機能」があり(G、Xにメーカーパッケージオプション)、いつでも自分に合ったドライビングポジションを維持できます。
とくに、小柄な方や大柄な方などは、自分の体に合うようシート調整ができるかよく確認しましょう。
ハンドル操作の反応(操舵応答性)が良い車
※カムリ Advanced Cockpit
ドライバーがハンドル操作をすることにより、その先にあるステアリングシャフトなどに回転が伝達され、進路変更や修正を行えるのが車の仕組み。
ドライバーの意思通りに車が動くことはもちろん、快適に操縦できることも運転のしやすさにつながります。
トヨタ車の例
高級セダン「カムリ」のWS“レザーパッケージ”とWSの2WD車では、走りを追求したサスペンションチューニングを行うことで、より応答性の高い操舵フィーリングとよりフラットな走りを実現、スポーティなデザインと走りが特徴の「カローラ スポーツ」はフロントのマクファーソンストラット式・リヤのダブルウィッシュボーン式サスペンションの採用と新開発のアブソーバーとの組み合わせにより、上質な乗り心地と操舵応答性を高次元で両立しています。
このような車種は、より高度な走行性能、ハンドル操作に対してクイックなレスポンスを求める方におすすめといえます。
運転サポート機能がある車
※シエンタ トヨタチームメイト[アドバンストパーク]
運転初心者や運転が苦手な方にとって、縦列駐車を含む車庫入れはストレスのかかる作業。また、通常走行時でもアクセルコントロールが苦手な方は、アクセルとブレーキを何度も踏んで「カクン、カクン」とした挙動になってしまうことがあります。
最近の車には運転をサポートしてくれる様々な機能が装備されているので、運転が苦手な方はそのような機能が備わった車を基準にするのもいいかもしれません。
トヨタ車の運転サポート機能例
車種やグレードによって様々な運転サポート機能が装備されているトヨタ車。例えば駐車操作をアシストしてくれる高度駐車支援システム「アドバンストパーク」や、接触や衝突の危険をお知らせしてくれる「クリアランスソナー&バックソナー」「コーナーセンサー(前方・後方)」など、スムーズな駐車をサポートしてくれる機能があります。
また「アクア」に搭載された「快感ペダル」は、アクセルオフだけでブレーキを踏んだように滑らかに減速するモードが備わり、ペダル踏み替え回数の軽減、快適な運転につながります。
メーターの視認性やスイッチなどの使い勝手がいい車
※ヤリスのコックピット(見通しのいい視界と最適なレイアウト)
メーターの視認性やスイッチ・ボタンの配置や形状も運転のしやすさに関わります。
メーターがハンドルなどに隠れて見にくい場合、運転中に何度も首を傾けて確認しなければなりません。また、スイッチやボタンの配置や形状などによっては運転中のストレスにもつながります。
トヨタ車の例
「ヤリス」「ヤリス クロス」では、シート・ステアリング・シフトレバーなどが適切に配置され、視認性に優れたメーター・上方に配置したディスプレイオーディオ・カラーヘッドアップディスプレイの連携などにより、ドライバーの視線移動を最小限にする工夫がされています。
またオフロード走行時などは、より運転に集中しなければなりませんが、本格派SUVの「ランドクルーザー」はインストルメントパネル上部を水平基調のレイアウトとし、スピード・エンジン回転・燃料・水温・油圧・電圧が直感的に視認できる6針式のメーターを採用。過酷な路面状況下でも車両状況が把握しやすい仕様となっています。
運転しやすい車を選ぶには
ここまでに挙げたポイントは、あくまで一般的に「運転しやすい」とされる項目です。運転のしやすさの感覚は人それぞれで異なるため、自分のフィーリングに合った車を探しましょう。
そのためには、やはり試乗して乗り心地を確認することが一番。気になる車があったら近くの販売店を訪れてみましょう。
まずはドアを開けて乗り込む時の姿勢、シートのフィット感、運転席からの視認性など、運転席に座った時の快適性を確認。そして、実際に走ってみてアクセルやブレーキの感覚を確かめてみましょう。
最終的には「この車を愛車と思えるかどうか」が大切です。複数回乗ることで、より違いが見えてくることも。様々なタイプ・車種の乗り心地を比べて、自分にぴったりの一台を見つけてください。
運転しやすい車 まとめ
運転しにくい車に乗り続けていると、ストレスや疲れがたまりやすくなり、運転が嫌いになってしまうこともあるでしょう。一方、相性がよく、運転しやすい車であれば、車に乗っている時間がより楽しくなるはずです。
ぜひこの記事も参考に、ご自身にとって「運転しやすい車」を探してみてください。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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