トヨタ車&レクサス車解説

高級車とは?輸入車や国産車メーカーの高級車・ブランドを紹介

高級車とは?輸入車や国産車メーカーの高級車・ブランドを紹介

生活の道具であり、趣味や嗜好を反映した持ち物にもなる車。なかでもメルセデス・ベンツ、BMW、アウディの通称「ジャーマン3」のほか、スーパーカーなどは所有者のステータスを示す高級車です。また国産車メーカーの高級車では、レクサス、インフィニティ、アキュラの3ブランドがあります。

本記事では、高級車の特徴をはじめ、輸入車や国産車メーカーの高級車・ブランドなどを紹介します。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

高級車とは

高級車は、いったいどのようなものなのでしょうか。例えば車以外の高級ブランドをイメージするとわかりやすいでしょう。服飾や宝飾品、腕時計など、世界で高級と呼ばれるブランドは、どれも歴史や信頼性、品質など総合的な面で誰もが認める優れたものを備えています。

高級車も同様に、値段が高ければ良いというわけではなく、歴史や品格、性能、品質、仕立ての良さなどが備わっていることが求められます。ラグジュアリー感のあるデザインにくわえ、静粛性の高さや乗り心地の快適さ、品質は壊れにくく安全であること、そしてどれだけ手間暇をかけた造形やインテリアなのか、など高い付加価値が求められます。

こうした優れた製品だからこそ、それを所有する人、あるいは使う人にとって高いステータスや満足度を与えてくれるのです。

なお高級車に定義はなく、個人の主観や価値観などにより異なりますが、自動車メーカーの公式サイトや広報サイトなどから高級車の位置づけを知ることもできます。

LEXUSは、全世界での累計販売台数1,000万台を達成したことを発表しました。
また、LEXUSは高級車市場におけるハイブリッドテクノロジーの先駆者として、2005年にRX400hを発売して以降、ラインアップの拡充を続け、ハイブリッドモデルの累計販売台数は145万台を超えています。

出典:トヨタ「LEXUS、グローバル累計販売台数1,000万台達成

クラウンは、トヨタ独自の国産技術で作り上げた初の量産型乗用車として1955年に誕生しました。戦後間もない時代に、初の独自開発で苦難を重ね高級車を作り上げた「革新と挑戦」のDNAは、その後67年に渡り歴代クラウンに受け継がれ、常に時代の一歩先を行く新しい価値を追求し、多くのお客様にご愛用いただいてきました。

出典:トヨタ「新型「クラウン」を世界初公開

輸入車メーカーの高級車・ブランド

日本における輸入車メーカーの高級車・ブランドは、メルセデス・ベンツBMWアウディの3ブランドの人気が群を抜いています。また、いずれもドイツのブランドなので、通称「ジャーマン3」と呼ばれることもあります。

メルセデス・ベンツの歴史と代表車種は?

メルセデス・ベンツは、1886年にガソリン・エンジンを搭載する車を発明した老舗ブランド。古くから世界各国の元首がメルセデス・ベンツを愛車にしてきた歴史と格式を誇ります。そんなメルセデス・ベンツのフラッグシップとなるセダンがSクラスです。

最新型のSクラスは、8年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、2021年1月28日より日本での販売が開始されました。歴代のSクラスと同様に、常にその時代の最先端の技術が多く搭載されているのが特徴です。技術面だけでなく、デザインや安全性など、「現代に求められるラグジュアリー」を再定義し、その充実を図った意欲的なモデルとなっています。

Sクラス 価格(税込)

1,338万円~

関連リンク:Mercedes-Benz The S-Class Sedan

BMWの歴史と代表車種は?

BMWとは「Bayerische Motoren Werke(バイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ)」の略で、“バイエルン州のエンジン工場“を意味しています。BMWの歴史は1917年まで遡り、当時は名称からも推測できるように、自動車メーカーではなく航空機エンジンを製造していました。しかしその後、BMWはオートバイや車のメーカーとして高い名声を得ることに成功します。そんな歴史を誇るBMWのフラッグシップが7シリーズです。

BMW7シリーズの特徴は、高級感のあるデザインに、カーボン・コアなど走行性能を高める技術を採用していることです。「駆けぬける歓び」をブランドスローガンにするBMWらしく、ラグジュアリーさと運転する楽しみを両立させたフラッグシップ・セダンです。

BMW7シリーズ 価格(税込)

1,460万円~

関連リンク:BMW 7シリーズ

アウディの歴史と代表車種は?

アウディは「技術による先進」をスローガンとするドイツのプレミアム・ブランド。先端技術を磨く場として、様々なモータースポーツに参戦。その技術を市販車にフィードバックしています。近年は次世代エネルギー車や自動運転などの未来技術にも積極的に挑戦しているのも特徴です。そんなアウディのフラッグシップがA8です。

アウディA8の特徴は「技術による先進」を体現してきたこと。アウディの技術的ショーケースとして、常に最新技術が採用されています。現行モデルは、量産車世界初となるレーザースキャナーを搭載し、タッチスクリーンやコネクテッド機能、48Vマイルドハイブリッドなどの先進技術も採用されています。

A8 価格(税込)

1,190万円~

関連リンク:Audi A8

スポーツカーもステータスとして人気

メルセデス・ベンツBMWアウディの「ジャーマン3」は、主にセダンを基本とするブランドでした。それ以外にもスポーツタイプの高級ブランドも数多く存在します。代表的なブランドはポルシェフェラーリマクラーレンランボルギーニです。

ポルシェを代表する高級スポーツカー911は、1963年から半世紀以上販売されているモデルで、2013年の50周年時点で生産台数は82万台にも達しています。

ポルシェ911は1,000万円台から購入できますが、フェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニは数千万円台からの価格帯で、これらはスーパーカーとも呼ばれます。

イタリアのフェラーリやイギリスのマクラーレンはF1に参戦し、その技術とノウハウをスーパーカーにも還元しているブランドです。ランボルギーニは1963年に誕生したイタリアのブランドで、カウンタックで採用された特徴的な跳ね上げ式ドア(シザードア)を思い浮かべる方も多いでしょう。

スポーツカー以外にもステータスとなる高級車ブランドは、英国発祥の伝統と格式を誇る最高級クラスのブランドであるロールス・ロイスや、電気自動車メーカーとして急成長している、アメリカのテスラがあります。

国産車メーカーの高級車・ブランド

世界中の人々に高級車と認められるプレミアム・ブランドは、国産車メーカーにも存在します。それがレクサスインフィニティアキュラの3ブランド。このうち、日本国内に正規販売店があるのは「レクサス」のみとなっています。

レクサスの歴史と代表車種は?

レクサスLS

日本が世界に発信するプレミアム・ブランド「レクサス」。1989年にブランドが誕生し、同年、初代LSが米国にて発売されました。その後、レクサスは日本をはじめ世界各地で発売され、現在は、セダンからクーペ、ハッチバック、SUV、そしてヨットまで幅広いモデルを用意しています。その代表モデルとなるのが、フラッグシップセダンであるLSです。

レクサスLSは、2020年11月に改良を実施。基本性能を磨きあげることで、静粛性と乗り心地の進化を果たしています。また、日本独自の美意識に由来した世界観を取り入れたインテリアを採用するなど、デザイン面でも、より魅力的なものとなっています。

レクサスLS 価格(税込)

1,078万円~

インフィニティの歴史と代表車種は?

日産自動車が世界市場で展開する高級車ブランドが「インフィニティ」です。日産の有する最先端の技術と洗練されたデザインを用い、優れたドライビング体験を提供するのが特徴です。代表モデルは、躍動的なデザインを身にまとうスポーツセダンのQ50。

Q50のスポーティさを実現する技術のひとつが、独自のステアリングシステム「インフィニティ・ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」。タイヤの角度とステアリングの操舵を高度に制御し、思いのままのスポーツドライビングを可能とします。また、最新の先進運転支援システム「アクティブ・レーン・コントロール」も搭載し、“文武両道”を実現しているのもインフィニティならではといえるでしょう。

他にはスポーツクーペQ60やSUVのQXなど5車種が世界市場において販売されています。

インフィニティQ50 価格(税別)

4万2,650ドル~

アキュラの歴史と代表車種は?

「アキュラ」は、ホンダが1986年に北米市場でスタートさせた高級ブランド。その頂点にあるのがNSXです。現在のNSXは、2016年に誕生した第2世代。3.5リッターV6エンジンと3つのモーターを組み合わせたハイブリッドスポーツカーで、エンジン車だけでは到達することが難しい高次元のレスポンスとハンドリング性能を謳います。他にスポーツコンパクトセダンのILX、スポーツセダンTLX、パフォーマンスセダンのRLX、スポーツクロスオーバーのRDX、パフォーマンスSUVのMDXが用意されています。

アキュラNSX 価格(税別)

16万9,500ドル~

その他の国産車メーカーの代表的な高級車は?

トヨタ「センチュリー」

トヨタ「センチュリー」

1967年の初代誕生から50年以上にわたって「日本を代表するショーファーカー」として君臨してきたのがトヨタ「センチュリー」。2018年に21年ぶりのフルモデルチェンジをした最新モデルは、「継承と進化」をテーマに開発。従来モデル同様の匠の技とトヨタならではの高品質の物づくりを継承しつつ、ハイブリッド技術の導入など、環境性能の大幅な進化を達成。乗り心地や静粛性、走行安定性も向上させています。

アキュラNSX 価格(税別)

16万9,500ドル~

トヨタ「クラウン」

トヨタ「クラウン」

1955年の初代誕生から、日本の高級車の代表格として歩んできた「クラウン」。その根底には、常に“挑戦と革新”が存在していました。

2018年6月にフルモデルチェンジした15代目クラウンは“初代コネクティッドカー”として誕生し、車載通信機DCMを全車標準装備。TNGAプラットフォームを採用することで走行性能も進化しました。

そして2022年9月には16代目となる新型クラウンが登場。「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し「これからの時代のクラウンらしさ」を追求した結果、作り出されたのは4つの全く新しいクラウン。

その第1弾として、セダンとSUVを融合させた「新型クラウン CROSSOVER(クロスオーバー)」が発売されました。

クラウン 価格(税込)

435万円~

ホンダ「レジェンド」

ホンダのフラッグシップセダンとなる「レジェンド」。最新型のレジェンドは、フロントに1つ、左右の後輪に1つずつ、合計3つの駆動用モーターを備えるハイブリッド。4輪駆動、前輪駆動、後輪駆動を、走行シーンにあわせて瞬時に切り替えることが可能となっています。これはホンダの誇るスーパースポーツNSXのコア技術としても採用されています。高級車でありながら、運転手と車の一体感と上質な乗り味を味わえるのも魅力のひとつです。

レジェンド 価格(税込)

724万9,000円~

※レジェンドは2022年1月に生産終了

日産「プレジデント」

1960年代から2000年代まで続いた日産の最高級セダン「プレジデント」。2003年にデビューした最終モデルでは「やすらぎの移動空間を備えた、モダンかつフォーマルな最高級サルーン」をコンセプトに後席に座るVIPのための、おもてなし装備を数多く用意していました。前席の助手席が前方に収納できるため、後席に広々とした足元空間を確保する事ができました。

※プレジデントは2010年8月に生産終了

日産「スカイライン」

1957年の初代誕生から60年以上にわたって人気を集めるスポーツセダンが「スカイライン」。海外では、「インフィニティ」ブランドで販売されています。歴代スカイラインは、常にその時代の最先端の技術を採用することで、「憧れの車」として愛されてきました。最新のスカイラインも、先進の運転支援システム「プロパイロット2.0」などの最先端の技術が数多く採用されています。最高出力405馬力もの強力なエンジンを搭載するグレード「400R」も用意するなど、スポーティな走りも特徴です。

スカイライン 価格(税込)

456万9,400円~

高級車の紹介 まとめ

高級車には、日本だけでなく世界に数多くのブランドが存在します。それぞれのブランドにセダンやSUV、スポーツモデルなど、数多くの魅力的なモデルが用意されています。

高級車は値段も高く、手に入れるハードルが高いイメージがありますが、そこで知っておきたいのが、車を手に入れるには“購入”以外の方法もあるということです。そのひとつがトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

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