トヨタ車&レクサス車解説

ミニバン人気車種10選!検索サイトで表示回数が多い車種は?

ミニバン人気車種10選!検索サイトで表示回数が多い車種は?

今や国内のファミリーカーといえばミニバンが代名詞になったと言っても良いでしょう。居住空間が広く、荷室のアレンジも多彩、子どもの野球チームの送り迎えから趣味のロードバイクまで、いろいろ積み込める包容力が魅力です。メーカーの努力により走りや燃費も改善された現代のミニバンが、国内市場で人気を集めたのは自然なことといえるでしょう。

今回は、ミニバンの種類とその魅力、おすすめの人気車種について解説していきます。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

ミニバンとは?

アメリカでフルサイズのバンといえば、全長5メートル以上にもなる巨大な箱型の車とされています。これに対しサイズを比較的コンパクトにしたものをミニバンと呼んでいます。国内では一般的にステーションワゴンなどよりボディが比較的大きく、多人数の乗車が可能な車がミニバンと呼ばれていますが、明確な定義はありません。

ミニバン人気の理由はどこにあるのか

ファミリー層から高い人気を得ている

ファミリー層、特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭で車を購入しようとした時、まず名前が上がるのはミニバンではないでしょうか。

特にお子様が小さい時は公共交通機関よりも、車で移動したいご家庭も多いかと思います。例えば、子どもが小さい頃は車内で着替えをしたり、おむつを交換したりという作業が必要です。天井が高く、スライドドアを備え、シートアレンジも多彩なミニバンは、まさにそんなファミリー層にぴったりの車といえるでしょう。また、広々とした室内空間を実現しながらも街中でも取り回しのしやすい、5ナンバーサイズのミニバンが主流となっています。

大人数でのレジャーにも便利

大人数でレジャーに行く場合に、6人〜8人乗りが可能な3列シートのミニバンは重宝されるでしょう。乗用車2台に分けて行くと途中で片方がはぐれてしまったり、また誰がどちらの車に乗るかで悩んだりすることもありますが、ミニバンならそんな心配は不要です。

もちろん、2台で出かけるよりもガソリン代も高速道路の料金も1台分で済むのも大きなメリットでしょう。使用する燃料が少なくなるのは、環境への配慮にもつながります。

スライドドアなどの機能性も備える

現在はスライドドアのミニバンが人気を集めています。狭い場所でもドアの開閉が可能で、乗り降りもしやすいため子育て世代から支持を集めています。

スライドドアも今や電動化は当たり前で、キーを持っていれば足先だけの動きで開閉が可能なものも登場しています。これなら赤ちゃんや荷物を抱えて両手がふさがっていても、楽に乗り降りが可能です。さらに、シートアレンジも多彩でフルフラットにできるモデルも多く、流行りのオートキャンプ、車中泊にも対応することができます。

ミニバンの種類

コンパクトサイズ

コンパクトカーをベースに3列シート化したサイズ(2列シート仕様の場合もあり)です。サイズの制限もあり3列目のシートは補助席的な仕様ですが、多人数の乗車も可能なところはポイントが高いでしょう。現在はトヨタ シエンタとホンダ フリードなどが代表的です。

背高パッケージングにより自転車がそのまま積み込めるような大容量を確保しながら、小回りも性能もコンパクトカー並みで街中での取り回しが楽なため、初心者の方でも運転しやすいといえるでしょう。

Mサイズ

ミニバンの主力サイズといえるのがMサイズです。トヨタ ノア・ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンなど各社とも力の入ったモデルを投入しています。

排気量、車体は5ナンバーフルサイズ(一部グレードによって3ナンバーサイズも)で、3列目まで快適に乗車できる居住性と余裕の荷室容量、そして十分な動力性能を誇ります。大きく見える車体ですが、運転席からの見晴らしもよく、また車幅も5ナンバーサイズなので意外に運転しやすいのもファミリーカーとして選ばれる理由でしょう。

Lサイズ

サイズはMサイズよりも1回り大きい3ナンバーサイズとなり、それに合わせてより排気量の大きなエンジンを搭載したのがLサイズです。

内装もボディの大きさを活かして圧倒的な広さを誇るだけではなく装備も豪華です。かつてはエグゼクティブが乗る車といえばサルーンでしたが、最近では室内が広く豪華なLサイズミニバンを使用する例も増えています。

ミニバンのおすすめ人気車種を紹介!

ここからは、新車販売台数2016年~2020年10月の車名データをもとに、検索サイトでの表示回数が多い上位10車種(2020年10月時点)を取り上げてご紹介します。

コンパクトサイズから売れ筋のMサイズ、豪華なLサイズとバランスよく選ばれています。そして、そのキャラクターもファミリー向けだけではなく、スポーティな車やオフロードに強い車などバラエティに富んでいます。あなたの気になる1台はランクインしていますか?

トヨタ アルファード

アルファード

トヨタ「アルファード」には、最上級の「エグゼクティブラウンジ」にはファーストクラスを思わせる2列目独立シートを備えるなど、これまで高級車を乗り継いできたユーザー層も満足できるようなグレードも設定されています。

もちろん見た目だけでなくボディ剛性を高めることで快適な乗り心地を確保しています。走りも3.5L V型6気筒エンジンは301psを発揮するだけに力強いのはもちろんですが、2.5L直列4気筒エンジンも巨体を動かすのに十分な動力性能を発揮します。

価格(税込)

352万円~

トヨタ ヴェルファイア

ヴェルファイア

トヨタ「ヴェルファイア」はアルファードの兄弟車。よりアグレッシブで押し出しの強いフロントフェイスを与えられています。アルファードの縦長グリルに対してこちらは横型でワイド感を強調した「大胆」な印象のあるものとなっています。アルファードよりヴェルファイアを選ぶ若いユーザーも少なくないでしょう。

ハイブリッド車も用意され、こちらはパワーもさることながらWLTCモードで14.8km/Lを実現するなど燃費も優秀です。

価格(税込)

352万円~

トヨタ ヴォクシー

ヴォクシー

トヨタ「ヴォクシー」はノアの兄弟車。基本性能はノアと共通で低床設計により余裕の室内高を確保しています。使い勝手のよい荷室もノアゆずりで、3列目はレバーを引くだけで自動的に左右に跳ね上がる機構を採用しており、力に自信のない方でも楽にシートアレンジすることが可能です。

細いメッキパーツを配したフロントフェイスもクールな印象で、黒のボディカラーとのマッチングも最高です。このルックスに惹かれて購入する人も多いでしょう。

価格(税込)

281万3,800円~

ホンダ フリード

ホンダ「フリード」は、空間効率に優れる先代フィットをベースにしたコンパクトミニバンです。わずか4,265mmの全長で大人が座れる3列シートを実現したパッケージングは驚異的です。同じコンパクトミニバンのトヨタ シエンタと比較されることがあります。

ハイブリッド車に4WDの組み合わせが可能な点がシエンタに対するアドバンテージといえます。SUV風のグレード「CROSSTAR」も用意されるので、アウトドア好きにもおすすめです。

価格(税込)

199万7,600円~

トヨタ シエンタ

シエンタ

トヨタ「シエンタ」の3列シート車は、ホンダ フリードに比べて3列目シートは空間的には十分なものの、シートはやや補助席的な作りです。しかしその分、格納方法は凝っており、2列目の下に潜り込んで格納されるので荷室を広く使えます。普段は2列で使って、いざという時に3列目を引き起こして使う、という使い方をしても良いかもしれません。

荷室の最低地上高も505mmと低く、自転車なども楽に積み込めます。WLTCモードで22.8km/Lと低燃費なハイブリッド車もラインアップされています。

価格(税込)

180万9,500円~

ホンダ ステップワゴン

ホンダ「ステップワゴン」のアピールポイントはリヤゲートです。ステップワゴンの通称「わくわくゲート」はゲートの半分だけを家のドアのように横側に開けることができるので、狭い場所での荷物の積み下ろしや後席への乗り降りに便利です。

また使わない時にはワンアクションで簡単に床下に収納できる3列目シートと低床設計のおかげで荷物を効率的に積載できるのもメリットです。

エンジンは力強さと低燃費を両立した1.5Lターボ仕様と2.0Lハイブリッド仕様の二本立てで、ホンダならではの独自性をアピールしています。

価格(税込)

271万4,800円~

三菱 デリカD:5

数あるミニバンの中でも、オフロードに強いミニバンとして異彩を放つのが三菱「デリカD:5」です。2006年デビューと登場から丸14年が経過しましたが、現在でも月販約1,000台をキープするなど、優れた4WD性能と唯一無二の個性でアウトドアファンを中心に根強い人気があります。

トルクのあるクリーンディーゼルターボエンジンを搭載している点も他のミニバンとは大きく異なるポイントで、オフロードや雪道に強い三菱車ならではのミニバンといえるでしょう。

2019年には待望の一部改良が行われ、予防安全技術などの安全性能の向上や新グレードの追加が実施されました。

価格(税込)

391万3,800円~

日産 セレナ

高速道路での同一車線内運転支援システムのプロパイロットをいち早く搭載し、ノートで好評だったモーターのみで走行するe-POWER も追加されるなど、先進的なイメージのあるミニバンが日産「セレナ」です。

もちろん、ミニバンとしての基本性能は折り紙付きで、特に厚みのある3列目シートの快適さではライバル車を上回ります。バックドアの上半分のみを開閉できるデュアルバックドアを装備しているので、狭い場所でも荷物の出し入れが可能など、細かな部分まで配慮が行き届いています。

価格(税込)

257万6,200円~

トヨタ ノア

ノア

ファミリーミニバンのMサイズの代表車種がトヨタ「ノア」です。特別仕様車やモデリスタといった様々な仕様、カスタマイズが人気なファミリーユース向けのミニバンです。

2.0Lのガソリン車に加え、1.8Lハイブリッド車もラインアップに加えられ、WLTCモードで19.0〜19.8km/Lの低燃費となっています。ライバル車のセレナ、ステップワゴンと同様に取り回しの良さも特徴です。

価格(税込)

255万6,400円~

ホンダ オデッセイ

両側スライドドアを備えたLサイズミニバンの中でも、低重心を活かしたスポーティな走りと、床下に格納できる3列目シートで、ステーションワゴン的に使える便利さを兼ね備えているのがホンダ「オデッセイ」です。

特にスポーツグレードの「ABSOLUTE」は2.0Lハイブリッド車、2.4Lガソリン車ともに十分なパフォーマンスを発揮し、「ミニバンでありながら山道でも楽しめる」、と走りに関して高い評価を受けています。ミニバンが必要だけれど走りは妥協したくないという方にうってつけの1台です。

2020年11月5日にマイナーチェンジしたモデルが発売され、エクステリアとインテリアが大幅に変更されました。上質感がアップしただけでなく、ジェスチャーコントロールパワースライドドアを国内初採用するなど使い勝手も高められています。

価格(税込)

349万5,000円~

ミニバンの人気おすすめ車種紹介 まとめ

メーカー

車名

標準車のサイズ

価格(税込)

トヨタ

アルファード

Lサイズ

352万円~

トヨタ

ヴェルファイア

Lサイズ

352万円~

トヨタ

ヴォクシー

Mサイズ

281万3,800円~

ホンダ

フリード

コンパクトサイズ

199万7,600円~

トヨタ

シエンタ

コンパクトサイズ

180万9,500円~

ホンダ

ステップワゴン

Mサイズ

271万4,800円~

三菱

デリカD:5

Lサイズ

391万3,800円~

日産

セレナ

Mサイズ

257万6,200円~

トヨタ

ノア

Mサイズ

255万6,400円~

ホンダ

オデッセイ

Lサイズ

349万5,000円~

※新車販売台数2016年~2020年10月の車名データをもとに、検索サイトでの表示回数が多い上位10車種(2020年10月時点)

今回紹介したミニバンはいずれも人気の車種で魅力的なため、どれを選べばよいのか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。

「ミニバン」と一言でいってもサイズやそのキャラクターも様々です。乗車用途や車体価格と維持費のバランスなど、あらかじめ必要な要素をリストアップしてからサイズを決め、そこから車種を絞っていくことをおすすめします。

そんなミニバンを購入検討する方向けに、購入以外にも人気のミニバンであるアルファードやヴォクシー、シエンタなどに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

よくある質問

ミニバンとは?

アメリカでフルサイズのバンといえば、全長5メートル以上にもなる巨大な箱型の車とされています。これに対しサイズを比較的コンパクトにしたものをミニバンと呼んでいます。国内では一般的にステーションワゴンなどよりボディが比較的大きく、多人数の乗車が可能な車がミニバンと呼ばれていますが、明確な定義はありません。

Mサイズミニバンとは?

ミニバンの主力サイズといえるのがMサイズです。トヨタ ノア・ヴォクシー、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンなど各社とも力の入ったモデルを投入しています。

排気量、車体は5ナンバーフルサイズ(一部グレードによって3ナンバーサイズも)で、3列目まで快適に乗車できる居住性と余裕の荷室容量、そして十分な動力性能を誇ります。大きく見える車体ですが、運転席からの見晴らしもよく、また車幅も5ナンバーサイズなので意外に運転しやすいのもファミリーカーとして選ばれる理由でしょう。

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