About Toyota/Lexus Car
トヨタ車&レクサス車解説
トヨタのコンパクトカー【5車種】を紹介!ヤリスやルーミーが人気
使い勝手の良さから人気の「コンパクトカー」。トヨタでは2021年8月時点で6車種のコンパクトカーをラインアップしています。
2020年1月~12月の新車販売台数(軽自動車および海外ブランドを除く、以下同様)を見ると、ヤリスが1位(SUVのヤリスクロスの販売台数も含む順位)、ルーミーが6位にランクインするなど人気で、街で見かける機会も多いと思います。
今回はトヨタのコンパクトカーからスポーツカーでもある「GRヤリス」を除いた5車種について、特徴や魅力を紹介します。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。
なお、ヤリスと似ていてよく比較されるのが、同じトヨタの「低燃費なコンパクトカー」として人気を誇るアクア。ボディサイズや価格帯も似ており、購入時に比較する人が多いようです。
似ている両車の比較についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
コンパクトカーの特徴
コンパクトカーは軽快な取り回しで細い道でも運転しやすく、初めて車を持つ人や運転に自信の持てない方にもおすすめのボディタイプです。車両価格が低く燃費も良いため経済的であることも、コンパクトカーのメリットといえます。
その中でもトヨタのコンパクトカーは、コンパクトカーとしての基本的な特徴だけでなく、車種それぞれに個性的な魅力も兼ね備えています。
トヨタのコンパクトカー5車種について「最高燃費」「最新モデル発売時期」「価格」を一覧にまとめ、価格の低い順に並べましたので見ていきましょう。
トヨタのコンパクトカー 一覧
車名 | 最高燃費(km/L) | 最新モデル発売時期 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
パッソ | 21.0 | 2018年10月10日 | 127万5,000円~ |
ヤリス | 36.0 | 2020年2月10日 | 147万円~ |
ルーミー | 18.4 | 2020年9月15日 | 156万6,500円~ |
アクア | 35.8 | 2021年月7月19日 | 199万7,000円~ |
カローラ スポーツ | 30.0 | 2018年6月26日 | 220万円~ |
※最新モデル=フルモデルチェンジまたはマイナーチェンジを行ったモデル
燃費が一番良いのは「ヤリス」ですが、2WD・4WD、ガソリン車・ハイブリッド車の組み合わせのなかで、2WDハイブリッド車が各車種の最高燃費になる傾向があります。
トヨタのコンパクトカー各車の特徴
トヨタのコンパクトカーでもパッソ・ヤリス・アクア・カローラ スポーツの4車種が5ドアハッチバックというボディタイプを採用しています。ルーミーだけは他よりも背が高い5ドアトールワゴンタイプです。
ここからは各車の特徴を見ていきましょう。
パッソ - トヨタのコンパクトカーで一番短いボディサイズ

※MODA“G package”(2WD) ブラックマイカメタリック×ダークエメラルドマイカ
「パッソ」は2004年にトヨタとダイハツの共同開発で誕生したコンパクトカー。ダイハツのブーンはパッソの兄弟車になります。2016年のフルモデルチェンジ、2018年のマイナーチェンジを経て、2021年4月には一部改良で安全装備を強化するなど、成熟度が増しています。
全長は3,650~3,680mmとトヨタのコンパクトカー5車種の中では一番短いボディサイズで、最小回転半径は4.6m~4.7mと小回りが利きます。ボディデザインは2つのスタイルを設定。MODAがスマートかつ上質な装いの個性的なスタイルの一方、Xはシンプルで親しみやすい安心感のあるスタイルです。
2021年4月1日の一部改良では、「X」にスマートアシストⅢとコンライトを設定し全車標準装備化するなど安全装備を強化。さらにカラーのラインアップを見直し、ターコイズブルーマイカメタリックを新設定することで、カラーバリエーションは13色(モノトーン9色、ツートーン4色)となりました。
価格(税込) | 127万5,000円~ |
ヤリス - トヨタの人気コンパクトカー「ヴィッツ」の後継車

※HYBRID Z 1.5L(2WD/E-four)ブラック×コーラルクリスタルシャイン
「ヤリス」はトヨタの人気コンパクトカー「ヴィッツ」の後継車として登場しました。もともとヴィッツは海外ではヤリスという車名で販売されていましたが、2020年2月の新型車ヤリスの発売を機に国内での車名も統一となりました。
「軽く、小さく、扱いやすく」をコンセプトに、コンパクトカーとしては初めてTNGAプラットフォームを採用。運転のしやすさ、優れた操縦安定性、高い燃費性能、そして躍動感あふれるスタイリングをコンパクトなボディに凝縮しています。
新開発の「直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジン」を採用した新世代ハイブリッドシステムは、ガソリン乗用車コンパクトクラス世界トップレベルとなるWLTCモード36.0km/Lの低燃費を実現しました。
2021年3月1日には、ヤリスが「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021」を受賞。ある選考委員は「何かが起きている…。今までのヤリスは、信頼性が高くて、燃費もよかったが、“とても退屈な小さな車”だった。新しいヤリスは、運転するのが楽しくて、乗り心地が良い。それでいて燃費と信頼性も高い。」とヤリスを評しています。
※出典:Car of the Year
※欧州カー・オブ・ザ・イヤーは欧州9か国、9自動車誌が主催する欧州で最も権威ある自動車賞のひとつで、過去1年に発売された乗用車から最も優れたクルマとして1台が選ばれる。
価格(税込) | 147万円~ |
ルーミー - ミニバンの魅力をコンパクトカーに凝縮

※カスタムG-T クールバイオレットクリスタルシャイン
ミニバンの魅力をコンパクトカーに凝縮した「ルーミー」は、トヨタのコンパクトカーの中で唯一のトールワゴンで、乗降性を高める低床フロアやスライドドアを採用。コンパクトなのに5人が余裕を持って乗れる、居心地の良い広さが特徴です。
日常的な買い物だけでなく長距離ドライブやレジャーなど、用途に応じて車内スペースを簡単に模様替えできるのもルーミーの特徴のひとつ。リヤシートをアレンジすることで車中泊や大きな荷物を載せることも可能です。小さなお子様連れの家族に嬉しいフロントシートウォークスルーは、前後シートの移動や運転席・助手席間の移動をスムーズにします。
価格(税込) | 156万6,500円~ |
アクア - トヨタのコンパクトカー唯一のハイブリッド専用車

※Z(2WD クリアベージュメタリック)
トヨタのコンパクトカーで唯一のハイブリッド専用車「アクア」。WLTCモードにおいて30.0km/L~35.8km/Lと低燃費を実現しています。
アクアのデビューは2011年。そして、2014年12月と2017年6月の二度にわたるマイナーチェンジを経て、2021年7月、約10年ぶりにフルモデルチェンジしました。最先端の安全・安心機能を装備するとともに、トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」と同じコンパクトカー向けTNGAプラットフォームの「GA-B」 を採用。高いボディ剛性が生み出す上質な走りと、高い環境性能を両立しています。
また、コンパクトボディながら広い室内を実現し、後席スペースにもゆとりを確保しています。十分な前後席間距離をとることで、後席でも乗り降りしやすく、膝まわりに、ゆとりを創出。さらに、頭上空間の広さにもこだわるなど、ゆったりとくつろげる室内となっています。荷室についても、荷物の出し入れがしやすいようバックドアの開口長が広く、奥行きや開口幅もしっかり確保されています。
価格(税込) | 199万7,000円~ |
カローラ スポーツ - コンパクトな5ドアハッチバック

※HYBRID G“Z” プラチナホワイトパールマイカ
1966年に誕生して以来、世界150以上の国と地域で販売。2019年には販売累計台数が4,750万台を超えた、日本が世界に誇るロングセラーカー「カローラ」。そして12代目カローラシリーズの先駆けとなったのが、2018年に登場したコンパクトな5ドアハッチバックの「カローラ スポーツ」です。
低重心でたくましいシルエット、細部にまでこだわったシンプルかつスポーティなインテリアのカローラ スポーツは、今までのカローラのイメージとは違い、車を走らせる楽しみが味わえるようになっています。
「楽しい走り」に徹底的にこだわり開発されたサスペンションは、世界各国の道を約100万km⾛行しチューニングを重ね、⾛って楽しい、上質で気持ち良い⾛りを実現。コーナリングや荒れた路⾯でも安定した乗り⼼地を感じられるでしょう。
価格(税込) | 220万円~ |
トヨタのコンパクトカーに乗るなら「KINTO」がおすすめ

トヨタのコンパクトカーは車種それぞれに個性的な魅力があるため、漠然とコンパクトカーを探している方にとっても、自分のライフスタイルに合った一台を見つけやすいかもしれません。
そこで、購入以外にもトヨタのコンパクトカーに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサスの新車に乗れる(※)サブスクリプションサービスを中心としたサービスの総称。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」(東京・愛知でスタート。エリア順次拡大中)
- 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「 解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。
トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。 申し込みは全てインターネットで完結できます。
※「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。
※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。
≪関連リンク≫
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりご提供を始め、お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
≪関連リンク≫
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?
メニュー