トヨタ車&レクサス車解説
【2020年発売モデル】トヨタ ヤリスの内装/車内をレビュー!室内寸法や荷室寸法は?
※本記事は2020年発売モデルのヤリスの内装レビュー記事です。最新モデル(2024年1月発売モデル)の内装情報は、以下記事をご覧ください。
ヤリスは、「軽快なハンドリング」というコンパクトカーの強みを活かしつつ、「上質な乗り心地」と「最新の安全・安心技術」をテーマに開発されました。軽量かつ高剛性、低重心なボディに、クラスでは世界トップレベルとなる低燃費を実現した新世代ハイブリッドシステムを搭載。コンパクトカーの域を超える新世代コンパクトカーです。
2020年2月10日に発売されたヤリスは、2020年4月の新車販売台数ランキングで、さっそく1位を獲得。その後も好調な販売を続け、2020年の年間新車販売台数ランキングにおいて堂々の1位に輝いたヒットモデルです。さらに欧州でも「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2021」を獲得するなど高い評価を得ています。
そんな国内外で高い評価を得ている新型コンパクトカー「ヤリス」について、機能性に優れた室内空間や、スペースと収納、グレード別の内装について紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ヤリスの車内の広さ・室内寸法
ヤリスの車内は、コンパクトカーでありながら広く快適で、機能性に富んでいます。運転席前のインパネを薄くすることで、車内空間のワイドさを印象づけると共に、小型化したステアリングも、室内をより広くスポーティに感じさせてくれます。
ヤリスの室内寸法は、室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,190mm。同じトヨタのコンパクトカーで、広い車内が特徴のアクアと遜色ないサイズとなっています。
なお、アクアとヤリスの比較・違いについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
ヤリスは機能性と快適さを両立
ヤリスはトヨタ初となる「運転席イージーリターン機能」と「ターンチルトシート」など、多くの先進・便利機能を採用。
「運転席イージーリターン機能」を使うと、好みのシートポジションを記憶させておき、レバー操作で記憶させたポジションに簡単に戻せるので、乗車のたびにシート位置を調整する手間が省けます(HYBRID ZとZに標準装備、HYBRID GとGではメーカーオプション)。
「ターンチルトシート」は、運転席と助手席が回転しながらチルトし(傾き)、スムーズな乗り降りをサポートしてくれる機能です。組み合わせによって同時装着できない装備があるので、詳しくは公式ページをご確認ください(ハイブリッド車のHYBRID GとHYBRID Xと、ガソリン車のGとX、X“Bパッケージ”でメーカーオプション)。
ほかにも、助手席に乗せた荷物が飛び出ないようにおさえる「買い物アシストシート」など、実用的な装備が数多く用意されています(HYBRID ZとZに標準装備、HYBRID GとGではメーカーオプション)。 なお、ヤリスのハイブリッド車には、AC100V(1500W)のコンセントを荷室に設置することも可能。停電などの非常時でも走行機能を停止した状態で電気製品が使えます。
ヤリスの荷室寸法と収納スペース
ヤリスの荷室は開口部にゆとりがあり、荷物を出し入れしやすい構造です。荷室の幅は1,000mm、高さは最大で830mm、奥行きは後席シートを使っている状態で630mm。後席シートは6:4分割可倒式なので、片方を倒して長い荷物を載せたり、両方倒して荷室を大きく取る使い方も可能です。
また、荷室の床の高さを2段階に調整できるアジャスタブルデッキボード(Z 1.5L 6MT、Z 1.5L・CVT、HYBRID Zの2WDに標準装備、その他全車に販売店装着オプション)になっていて、床面を上段にセットすれば、下に使用頻度の少ない小物などを収納でき、下段にセットすれば床面が117mmも下がることで、高さのある荷物も積めるようになります。
さらに、車内には豊富な収納スペースがあります。助手席前にはグローブボックスだけでなく、オープントレイや、シート下に靴などを収納できる助手席アンダートレイも用意されています。
ヤリスのグレード別内装
ヤリスは、上から「Z」「G」「X」の3グレードで構成されています。ハイブリッド車は、この3グレードのみですが、ガソリン車にはエントリーモデルとして、4番目のグレードとなる「X“Bパッケージ”」が設定されています。
X / HYBRID X / X“Bパッケージ“の内装は?
「X」グレードの内装は、フロントコンソールのカラーはブラック、メーターはアナログデザインを採用。運転席はヘッドレスト一体型で、表皮はファブリック仕様となります。オーディオは7インチディスプレイオーディオが標準装備。
G / HYBRID Gの内装は?
「G」グレードの内装には、ピアノブラック塗装のフロントコンソールに、ファブリック表皮のヘッドレスト一体型の運転席を採用しています。メーターはデジタルメーターで、オーディオは画面が大きくなった8インチディスプレイオーディオを標準装備。
内装カラーはブラックに加えトープも選べるようになり、オプションとしてヘッドレストセパレート型のマルチカラーファブリックを、トープカラーに設定することも可能です。
Z / HYBRID Zの内装は?
最上位グレード「Z」は、シートや内装にもっとも上質なものを設定。ステアリングとシフトノブは、本革巻き、シートはヘッドレストが別になるヘッドレストセパレート型に上級ファブリックが標準装備しています。
メーカーオプションには、合成皮革にツイード調ファブリックを組み合わせた上質なシートを用意。最上位グレードである「Z」のみ、運転席イージーリターン機能、シートヒーター(運転席と助手席)、助手席下の買い物アシストシートが標準装備されます。
ヤリスG“KINTO”ツーリングセレクションの内装は?
2020年11月からKINTO専用の特別仕様車として発売されたのがヤリスG“KINTO”ツーリングセレクション。ヤリス「G」グレードをベースにブラックを基調としたシャープなスタイリングとなっています。
内装には、ベースグレード「G」に標準装備されていない本革ステアリング、本革シフトノブ、ヘッドレストセパレート型シートが採用されています。
ヤリスG“KINTO”ツーリングセレクションは、ボディ剛性や足回りのチューニングを最適化して走行性能の向上も図り、高品質な内外装に走りと操作性を追求した一台になっています。
GRヤリスRZ“High performance”の内装は?
GRヤリスは、新しく開発されたエンジンと4WDシステムを搭載したヤリス派生のスポーツモデルです。「モータースポーツ用の車両を市販化する」という逆転の発想で開発された、高性能モデルとなります。
内装には数多くの専用パーツが使われており、スポーティな操作体験を提供します。さらに最上位となるRZ“High performance”には、ホールド性を追求したスエードと合成皮革のプレミアムスポーツシートや、JBLサウンドシステムの8スピーカーなど、高品質な装備を用意。走りの性能の高さに負けない、上質な内装に仕上げられています。
ヤリスのグレードと価格
ヤリスのグレードと価格(税込)は以下の通りです。
ヤリスのグレードは、シンプル装備の「X」、中間グレードの「G」、最上位グレード「Z」で構成されています。また、それぞれのグレードにはハイブリッド車とガソリン車の2WDと4WDがあり、ガソリン車の2WDにはエントリーモデルとなる「X“Bパッケージ”」が設定されています。
販売価格は税込で、エントリーグレードの「X“Bパッケージ” 1.0L・CVT・2WD」の139万5,000円から最上位グレードの「HYBRID Z ・E-Four」は249万3,000円です。
安全・安心技術については、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が、「X“Bパッケージ”」を除く全グレードに標準装備されています。
詳しくは、公式ページでご確認ください。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ヤリスの内装についてのまとめ
多くの方が乗るコンパクトカーだからこそ、走る楽しさはもちろん、世界最高レベルの低燃費と安心安全技術を搭載し、居心地が良く、快適で運転に集中できる室内空間を実現しています。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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