トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ ライズのサイズは?ヤリスクロスやヤリスと大きさ比較

トヨタ ライズのサイズは?ヤリスクロスやヤリスと大きさ比較

トヨタのライズは、「SUVに乗りたい、荷物をたくさん積みたい、でも運転しやすいコンパクトなサイズがいい」といったユーザーの要望に応えるために生まれた、全長4m以下の5ナンバーサイズコンパクトSUVです。開発コンセプトは、『アクティブ・ユースフル・コンパクト』で、週末のレジャーでも使いやすく、様々なシーンでアクティブな毎日をサポートしてくれる1台となっています。
 
発売は、2019年11月5日で、使い勝手のよいボディサイズと充実した車内空間から人気を博し、常に新車販売台数ランキングで上位にランクイン。2022年(1月~12月)の年間新車販売台数ランキングでは5位を獲得しています。
※出典:乗用車ブランド通称名別順位 一般社団法人日本自動車販売協会連合
 
本記事では、ライズの気になるボディサイズや室内サイズ、荷室サイズ、タイヤ・ホイールサイズなどを詳しく紹介。さらにコンパクトSUVのヤリス クロス、またコンパクトカーのヤリスと大きさ比較などもしています。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

ライズのサイズは?

ライズのサイズや特徴は?※G(2WD)(マスタードイエローマイカメタリック)<オプション装着車>

ライズのボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm。全長4m以下の5ナンバーサイズコンパクトSUVです。ここからはライズの外観や主要サイズ・室内サイズ・荷室(ラゲージスペース)の広さについて紹介します。最初にライズの基本的な情報や特徴などを簡単に解説します。

ライズとは

ライズとは※ライズ(左Z:ハイブリッド・2WD、右Z:ガソリン・2WD)
 
ライズは、ダイハツ工業がトヨタ・ダイハツの両ブランドの商品展開を見据え、新世代に向けたクルマづくり『DANA(※)』をコンパクトカーに取り入れた初のモデルになります。プラットフォームやパワートレーンユニットなど、すべてにおいて新設計となり、走りや上質感、安全・安心など、あらゆる面で高いレベルを目指しています。
※DNGA : Daihatsu New Global Architecture
 
その開発コンセプトは、上述していますが『アクティブ・ユースフル・コンパクト』です。具体的に開発コンセプトを説明すると、以下のような意味が込められています。

アクティブ:イキイキと活動的
ユースフル:①Useful/役立つ機能が充実、②Youthful/若々しいスタイル、の2つの意味
コンパクト:5ナンバーサイズ

この開発コンセプトが示すように、全長3,995mm・全幅1,695mmのコンパクトなボディサイズと、迫力の大径17インチタイヤ(※)と張り出したフェンダーによるSUVらしいスタイリングが特徴です。
※Zに標準装備。G、X“S”、Xは16インチタイヤ
 
さらにコンパクトSUVクラストップレベルの369L大容量ラゲージ(※)などを備え、リヤシートを倒すことで荷室スペースの拡大も可能。室内のいたるところに収納スペースを配置し、利便性の高い室内空間を実現しています。
※デッキボード下段時のVDA法(ドイツ自動車工業会が規定した荷室容量測定法)による社内測定値。デッキボード上段時は303L
 
走りについても新開発の軽量高剛性ボディとサスペンションにより、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を実現。1.0LターボエンジンとD-CVT(※)を組み合わせることで、1.5Lクラス相当のトルクを発揮し、操る楽しさと低燃費を両立しています。
※ダイハツ工業株式会社の商標。D-CVT:Dual mode Continuously Variable Transmission
 
さらにデビュー当初は1.0Lターボエンジンのみの設定でしたが、2021年11月に待望のハイブリッド車を追加。新開発の1.2Lハイブリッドシステム『e-SMART(イースマート)ハイブリッド(※1)』搭載車は、WLTCモードで28.0km/L(※2)という低燃費を実現しています。同時に新開発の1.2Lエンジン搭載車も追加。これにより、1.0Lターボエンジン車、1.2Lハイブリッド車、1.2Lエンジン車という3種類から好みに合わせてパワートレーンが選べるようになりました。
※1ダイハツ工業株式会社の商標
※2国土交通省審査値。WLTCモードは市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
 
トヨタ ライズのハイブリッド車については、以下の記事もあわせてご覧ください。

ライズの外観や主要サイズ表

ライズの外観や主要サイズ表※Z(2WD)(ターコイズブルーマイカメタリック)
 
ここからは、具体的にライズの外観や主要サイズ・室内サイズ・荷室(ラゲージスペース)に広さについてご紹介します。外観は、『力強く!新しい!アクティブスタイル』がコンセプトになっています。具体的には、角張ったバンパーコーナー形状や大径ロアグリルにより、力強さとワイド感を表現したフロントビューを採用。薄型LEDヘッドランプやLEDシーケンシャルターンランプにより、先進的な顔つきも特徴のひとつです。
 
また、今回のテーマになっているボディサイズと室内サイズについてまとめてみました。

グレード

Z

G

X

全長(mm)

3,995

全幅(mm)

1,695

全高(mm)

1,620

室内長(mm)

1,955

室内幅(mm)

1,420

室内高(mm)

1,250

ホイールベース(mm)

2,525

フロントトレッド(mm)

1,475

リヤトレッド(mm)

1,470

最低地上高(mm)

185

最小回転半径(m)

5.0

4.9

※室内長/室内幅/室内高および最低地上高はトヨタ自動車(株)測定値

ライズには、前述のとおり、1.0Lガソリン車(ターボ)・1.2Lハイブリッド車・1.2Lエンジン車の設定があり、1.0Lガソリン車(ターボ)と1.2Lエンジン車はZ・G・Xの3グレード構成、ハイブリッド車はZとGの2グレード構成になっています。また、1.0Lガソリン車(ターボ)は4WDのみの設定で、そのほかは2WDのみとなっています。
 
搭載するパワートレーンや駆動方式などのバリエーションは豊富ですが、ボディサイズや室内サイズに関しては、グレードを問わず共通になっています。その特徴は、全長4m以下、全幅1.7m以下に抑えられたコンパクトなボディです。SUVというと大きくて扱いにくいという印象を持つ方もいるでしょうが、ライズはSUVで扱いやすいサイズ感が魅力となっています。
 
最小回転半径のみ、最上級グレードのZのみ5.0m、GおよびXグレードは4.9mと異なります。これは、最上級グレードのZのみ17インチのタイヤ&ホイール、GおよびXは16インチのタイヤ&ホイールを採用しているためです。

ライズの室内サイズは?

ライズの室内サイズは?※Z(ハイブリッド・2WD)(内装色ブラック)
 
ライズの室内サイズは、室内長1,955mm×室内幅1,420mm×室内高1,250mm。コンパクトSUVの想像を超えるような広い室内空間も魅力のひとつです。シートアレンジも自由自在で、目的や荷物に合わせて簡単な操作で自由に空間をアレンジできます。
シートアレンジ 両側前倒し時※シートアレンジ 両側前倒し時
 
例えば、両側のリヤシートを倒せば、シートバック面からデッキボード、バックドア開口部まで、ほぼフラットで奥行きのある積載スペースが出現します。
※シートアレンジ 片側前倒し時
 
また、6:4分割可倒式シートを採用しているので、後席の左右いずれかを倒せば、乗車スペースを確保しながら長尺ものなどの積載も可能。例えば、リヤシートをすべて倒せば、たくさんのアウトドア用品を積んでキャンプなどに出かけるのに最適です。また6:4分割可倒式シートの片側を倒せば、スキーやスノーボードのような長尺ものを積みつつ、大人3人でウインタースポーツも楽しめます。

ライズの荷室サイズは?

ラゲージサイズ デッキボード下段時※ラゲージサイズ デッキボード下段時

ライズの荷室(ラゲージスペース)は、コンパクトSUVクラストップレベル369Lの大容量となっています。リヤシートを倒さない状態で、荷室幅は1000mm、荷室長は755mm、荷室高は865mmあり、後席乗車時でもたっぷり荷物を積めます。
※荷室(ラゲージ)アレンジ デッキボード上段時
 
さらに荷室(ラゲージスペース)には、荷物に合わせて、荷室の広さや使い勝手を拡張できる2段デッキボード構造を採用。デッキボードを上段にセットすると、荷室がフラットになるので荷物の出し入れがしやすく、さらにデッキボード下にも荷物スペースが確保できます。
荷室(ラゲージ)アレンジ デッキボード下段時※荷室(ラゲージ)アレンジ デッキボード下段時

また、デッキボードを下段にセットすると、荷室容量を拡大できるので、アウトドアや旅行などの大きな荷物の多い時にも余裕をもって積み込めます。
荷室(ラゲージ)アレンジ デッキボード取り外し時、荷室(ラゲージ)アレンジ デッキボード立て掛け時※左:荷室(ラゲージ)アレンジ デッキボード取り外し時、右:荷室(ラゲージ)アレンジ デッキボード立て掛け時

さらにデッキボードを取り外せば、荷室の高さを拡大できるので、例えば観葉植物や家具などの背丈の高い荷物の収納にも最適。また、デッキボードは、斜めに立てかけた状態で固定できるので、デッキボード下段に置いた荷物を取り出すときにも便利です。

ライズのタイヤ・ホイールサイズは?

Z(ハイブリッド・2WD)(ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール)※Z(ハイブリッド・2WD)(ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール)
 
ライズのタイヤ・ホイールは、グレードによって5種類用意されています。こちらでは、それぞれのタイヤ&ホイールを紹介します。

Z(ハイブリッド車)

Z(ハイブリッド車) ホイール ホイール最上級グレードのZは、ハイブリッド車・ガソリン車ともに17インチアルミホイールを装着しています。ホイールサイズは17×6Jで、タイヤサイズは195/60R17となります。ホイールカラーは、切削光輝+ブラック塗装です。タイヤ・ホイールのサイズはガソリン車と同様ですが、多少デザインが異なります。また、ハイブリッド車とガソリン車を見比べると、ホイールを固定するための穴(ボルト穴)の数も異なり、ハイブリッド車は5穴となっています。

Z(ガソリン車)

Z(ガソリン車) ホイール タイヤこちらは、Zのガソリン車に装着されているホイールになります。ホイールサイズは17×6Jで、タイヤサイズは195/60R17とハイブリッド車に装着されているホイールと同様です。また、カラーも切削光輝+ブラック塗装になりますが、少しスポークのデザインが異なります。また、上述していますが、ハイブリッド車用ホイールが5穴なのに対し、ガソリン車用ホイールは4穴になっています。

G(ハイブリッド車)

中間グレードになるGは、ハイブリッド車・ガソリン車ともに16インチのアルミホイールを採用しています。G(ハイブリッド車)のホイールサイズは16×6Jで、タイヤサイズは195/65R16となります。ホイールのカラーリングは、シルバー塗装になります。また、ホイールのボルト穴は、ハイブリッド車は5穴、ガソリン車は4穴とZと同様です。

G(ガソリン車)

G(ガソリン車)タイヤ ホイールGのガソリン車もハイブリッド車同様に16インチアルミホイールを装着しています。ホイールサイズは16×6Jで、タイヤサイズは195/65R16、ホイールのカラーリングはシルバー塗装と、基本的にはハイブリッド車と同様です。ただし、多少デザインが異なり、上述したとおりボルト穴の数にも違いがあります。

X(ガソリン車)

X タイヤ ホイールXグレードは、ガソリン車のみの設定になり、ホイールも1種類。アルミホイールではなく、スチールホイール(樹脂フルキャップ)になります。ホイールサイズは16×6Jで、タイヤサイズは195/65R16と、サイズに関してはGグレードと同様です。

ライズ・ヤリスクロス・ヤリスの大きさを比較

ライズ・ヤリスクロス・ヤリスの大きさを比較※ライズ、ヤリスクロス、ヤリス
 
ライズのサイズについて、同じコンパクトSUVになる「ヤリスクロス」、そしてコンパクトカーの「ヤリス」と比較しました。

車種

ライズ

ヤリスクロス

ヤリス

全長(mm)

3,995

4,180~4,200

3,940

全幅(mm)

1,695

1,765

1,695

全高(mm)

1,620

1,580~1,590

1,500~1,515

室内長(mm)

1,955

1,845

1,845

室内幅(mm)

1,420

1,430

1,430

室内高(mm)

1,250

1,205

1,190

ホイールベース(mm)

2,525

2,560

2,550

フロントトレッド(mm)

1,475

1,515~1,525

1,475~1,490

リヤトレッド(mm)

1,470

1,510~1,525

1,475~1,490

最低地上高(mm)

185

160~170

130~160

最小回転半径(m)

4.9~5.0

5.3

4.8~5.1

※室内長/室内幅/室内高および最低地上高はトヨタ自動車(株)測定値

ボディサイズを見ると、同じコンパクトSUVのヤリスクロスより全長・全幅ともに小さく、全高は少し高いことがわかります。ライズは、全長4m以内、全幅1.7m以内というサイズ感にこだわって開発されているので、同じカテゴリーのヤリスクロスと比較してもコンパクトさが際立ちます。ライズのサイズはヤリスとほぼ同等で、SUVながらコンパクトカーに匹敵する扱いやすさが数値からもわかります。
 
また、コンパクトなボディながら室内の広さにも注目です。例えば室内長を比較すると、ライズは1,955mmですが、ヤリスクロスとヤリスは1,845mmとなっています。室内幅もほぼ変わらず、室内高もヤリスクロス・ヤリスに比べて余裕があります。
 
このようにコンパクトカーのように小さなボディながらSUVとして十分に楽しめる室内の広さを併せ持つクルマがライズです。

ライズは機械式駐車場に入る?注意点は?

Z(ハイブリッド・2WD)(ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール)Z(ハイブリッド・2WD)(ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール)
 
全高の高いSUVで意外に困るのが、機械式駐車場やタワー式立体駐車場の利用ではないでしょうか?ショッピングモールなどにある自走式の立体駐車場であれば、全高2,000mm以下のことも多いですが、機械式駐車場やタワー式立体駐車場はそれよりも低い全高1,550mm以下という場合が多くなっています。そのため、車高の高いSUVでは利用できず、諦めるしかないケースがあります。
 
一般的な目安となる、下記のような機械式駐車場の規格

  • 全長5,000mm未満
  • 全幅1,850mm未満
  • 全高1,550mm未満
  • 重量2,000kg未満

ライズの全高は、1,620mmと比較的高いため、一般的な全高1,550mm未満の機械式駐車場には入庫できない可能性があります
 
ただし、機械式駐車場でも対応しているサイズが異なるので、事前に管理会社などに利用可能な車のサイズを確認しましょう

ライズのサイズまとめ

ライズのサイズまとめ※ライズ(Z:ハイブリッド・2WD)
 
全長4m以下、全幅1.7m以下とコンパクトで扱いやすいボディサイズと、アウトドアや旅行も楽しめる広い室内と荷室(ラゲージスペース)、そしてSUVらしいアクティブなデザインを兼ね備えた1台がライズです。
 
普段のショッピングやお子さんの送り迎えからキャンプなどのアウトドアまで、どんなシーンにもマッチする車ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
 
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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