トヨタ車&レクサス車解説
レクサスRXをレビュー!7人乗り3列シートの室内空間も紹介
高級クロスオーバーSUVの「レクサスRX」。日本国内では2009年に初代が登場し、2015年にフルモデルチェンジ、2019年8月にマイナーチェンジされたモデルです。
本記事では、レクサスRXの走行性能や安全性能、7人乗り3列シートモデルなど、レクサスRXの魅力を紹介します。
※本記事のレクサスRXは2019年8月に販売されたモデルに関する内容を含みます。最新モデルのレクサスRXに関してはレクサスRX公式サイトをご参照ください。
国産高級SUVの代表格レクサスRX
「高級セダンの乗り心地と快適性を兼ね備えたSUV」として開発され、誕生したのがレクサスRXです。高級クロスオーバーSUVという、新たなジャンルができ上がるきっかけにもなりました。また高級クロスオーバーSUVとしては世界初となるハイブリッドモデルを打ち出しました。
レクサスRXは「レクサス」におけるクロスオーバーSUVの中でも高級な車種であり、新車価格(税込)は500万円以上~です。ラインアップとして、ガソリンエンジン車の「RX300」、ハイブリッド車の「RX450h」、ハイブリッド車でロングボディの「RX450hL」があります。
RX300とRX450hには、よりラグジュアリーな「version L」、よりスポーティーな「F SPORT」というグレードが設定され、駆動方式は前輪駆動のFWDと全輪駆動のAWDが選択可能です。
レクサスRXの快適な乗り心地
上質な乗り心地を追求したレクサスRXは、強化されたボディと考え抜かれたタイヤ周りが特徴です。高剛性ボディは補強範囲を拡大することで、コーナリング時のボディ変形を抑え、素直で安定したハンドリングが味わえます。
RX450hおよびRX450hLには電気式AWDシステム「E-Four」を採用。リヤに独立したモーターを搭載し、後輪を駆動させることで滑りやすい路面での発進性や走行安定性をアシストしてくれます。
サスペンションはリヤスタビライザーバー径の拡大により、前後のロール剛性バランスが最適化され、高次元の操縦安定性を実現しています。フリクションコントロールダンパーが加えられたショックアブソーバーにより、ロールの少ないフラットな乗り心地です。
妥協なき開発とテストで仕上げられたレクサスRXの走りは、高級クロスオーバーSUVにふさわしい、人の感性を刺激する上質な乗り心地を実現しています。
ゴルフバッグ4個を積むことができる
都会的な高級感と、アウトドアにも耐えうるSUV本来の使い勝手の良さを兼ね備えているのがレクサスRXです。
スタイリングや走行性能を犠牲にすることなく、大容量の荷室を備えているのも嬉しいポイントです。十分な奥行きを確保し、9.5型のゴルフバッグなら4個の横置きが可能となっています。
7人乗り3列シートモデル
レクサスRXにはハイブリッドモデルのRX450hをベースにした、7人乗り3列シートモデルの「RX450hL」もあります。
3列目のシートは室内空間を重視したポジションと荷室の広さを重視したポジションをシーンに合わせて選択可能。室内空間を重視したポジションでは足元や膝周辺を広がることで、快適性を向上します。
またセカンドシートが分割式の6名乗車タイプのセカンドキャプテンシートの設定もあります(※RX450hLにメーカーオプション)。ゆったりと座れるだけでなく、アームレスト、シートサイドのカップホルダー、スライド&リクライニング機構により快適に乗車できるようになっています。
レクサスRXの燃費性能
グレードごとのカタログ燃費(WLTCモード)を見てみると、ガソリン車のRX300はFWDが10.9km/LでAWDが10.4km/L、ハイブリッド車のRX450hはFWDが15.3~15.6km/LでAWDが14.9~15.3km/L、RX450hLはAWDで14.7km/Lとなっています。
燃費性能ではハイブリッド車に軍配が上がります。一般的には全てのタイヤを駆動させるAWDは燃費が落ちるといわれますが、レクサスRXではFWDとAWDの燃費の差は大きくありません。
レクサスRXの安全性能
高級クロスオーバーSUVだけあって、安全装備にも妥協はありません。レクサスRXは予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を搭載。
- プ リクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
- レーントレーシングアシスト[LTA]
- オートマチックハイビーム[AHB]
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- ロードサインアシスト[RSA]
- (付帯機能)先行車発進告知機能[TMN]
といった機能を標準装備するほか、世界初のヘッドランプシステム「ブレードスキャン®アダプティブハイビームシステム」を採用(※全車にメーカーオプション)。
遠方の歩行者や路肩、標識などをより早く認知できる配光を実現し、先行車や対向車に直接ハイビームを当てないように部分的に遮光するなど、夜間走行時のストレスを軽減し、安全運転に寄与します。
レクサスRXのグレードと価格
※本記事のレクサスRXは2019年8月に販売されたモデルに関する内容を含みます。最新モデルのレクサスRXのグレードと価格に関してはレクサスRX公式サイトをご参照ください。
購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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