トヨタ車&レクサス車解説

【2025年最新版】トヨタとレクサスのPHEV車種を紹介!

【2025年最新版】トヨタとレクサスのPHEV車種を紹介!

PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle:プラグインハイブリッド車、以下PHEV)は、外部から充電できるモーターとエンジンを併用して走行できる車です。通勤や買い物といった近距離移動はEVモード(モーター)のみで走行できて、エンジンを始動すれば長距離ドライブにも対応可能。また、外部給電できるため、外でも家電製品が利用可能となり、アウトドアやもしもの災害時にも活躍します。
 
社会的に環境性能への関心が高まっており、ガソリン・軽油が高騰しているなかで、車選びの際にPHEVを検討している方も少なくないのではないでしょうか。
 
そこで本記事では、PHEVが用意されているトヨタとレクサスの車種と、それぞれの特徴を紹介していきます。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

トヨタのPHEV 車種一覧

トヨタのPHEVは、2025年4月時点で8車種のラインアップがあります。まずは、燃費やEVモード走行距離、価格をみていきましょう。 

車名

燃費

EVモード走行距離

価格(税込)

アルファード

16.7km/L

73km

10,650,000円~

ヴェルファイア

16.7km/L

73km

10,850,000円~

プリウス

26.0km/L

87km

3,900,000円~

クラウン(エステート)

20.0km/L

89km

8,100,000円~

クラウン(スポーツ)

20.3km/L

90km

7,650,000円~

ハリアー

20.5km/L

93km

6,200,000円~

RAV4

22.2km/L

95km

5,661,700円~

センチュリー

14.2km/L

69km

25,000,000円

※燃費はWLTCモード

トヨタの最高級車とされているセンチュリーは2,500万円(税込)です。燃費はプリウスが最も低燃費で、EVモードではRAV4が最も長く走行します。

また、アルファードとヴェルファイアがミニバンで、プリウスがセダン、クラウン(エステート)とクラウン(スポーツ)、ハリアー、RAV4、センチュリーがSUVです。ボディタイプの他にも、車のコンセプトや細かい違いがあるので、車の特徴を知ったうえで比較検討してみてください。

ここからは、トヨタのPHEV、8車種の特徴を詳しく紹介します。

アルファード/ヴェルファイア PHEV

アルファード
アルファード
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ヴェルファイア
ヴェルファイア
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2023年6月にモデルチェンジしたアルファード/ヴェルファイアに、2025年1月31日、日本初のミニバンPHEVが新設定されました。「快適な移動の幸せ」をコンセプトに、プラットフォーム刷新で向上した乗り心地や静粛性をさらに進化させています。

EV走行換算距離は73kmで、日常の移動の多くをEVでカバー可能。長距離移動もエンジン併用で安心です。WLTCモード燃費は16.7km/L。モーターアシスト領域の拡大や遮音材の追加により、エンジンノイズやロードノイズを低減し、静粛性を高めています。

専用19インチアルミホイール、本杢ステアリングホイール、ウルトラスエード天井など、上質で特別感のある装備も魅力。高級感あふれる室内空間が、乗る人に満足感を提供します。低重心による安定した走りも特徴です。

プリウス PHEV

プリウス PHEV
Z(PHEV・2WD)マスタード<オプション装着車>

プリウスは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車として発売され、その革新性が世界で高く評価されました。PHEVは、2012年に発売。現在のPHEV(以下、プリウス PHEV)は5代目プリウスとして、ハイブリッド車(以下、プリウス HEV)とともに、2023年に新型が発売されたばかりです。

プリウス PHEVは、高い環境性能に加え、「一目惚れにするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたエモーショナルな車を目指して開発。細部の造形やホイールなどに違いはあるものの、先に発売されたプリウス HEVと大きな違いはなく、スタイリッシュかつ曲線の美しさが印象的です。

プラグインハイブリッドシステムは、コンパクトかつ大容量な駆動用バッテリーと高出力の駆動用モーターを組み合わせた、「2.0Lプラグインハイブリッドシステム」をトヨタとして初採用。パワフルさと静粛性を両立させて進化しています。

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クラウン(エステート) PHEV

クラウン(エステート) PHEV

クラウンシリーズの最新モデル、エステートのPHEVは、ワゴンとSUVを融合した斬新なデザインが特徴です。「大人のアクティブキャビン」をコンセプトに、静かでパワフルなPHEVならではの走りと、89kmのEV走行距離を実現。日常の移動をほぼEVでカバーできます。

エクステリアは、シャープなラインと大径タイヤが特徴的で、個性的かつスタイリッシュ。インテリアには、上質な素材とPHEV専用色を含む3色のカラー設定があります。

2.5Lプラグインハイブリッドシステムを搭載し、滑らかなEV走行と力強い加速を両立。バッテリーを床下に配置することで、広い室内空間を確保しています。WLTCモード燃費は20.0km/L(RS・4WD)。

PHEV専用のバイトーンカラーも用意され、特別な存在感を演出。上質さと実用性を兼ね備え、アクティブなライフスタイルをサポートする一台です。

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クラウン(スポーツ) PHEV

クラウン(スポーツ) PHEV
SPORT RS(2.5LPHEV)ブラック×エモーショナルレッドⅢ<オプション装着車>

1955年に誕生し、その後、半世紀以上にわたり長く愛されているクラウン。これまで、セダンのみのラインアップだったのが、16代目からクロスオーバー/スポーツ/セダン/エステートの4種類となりました。クラウン(スポーツ)のPHEVは、2023年12月に発売。クラウンシリーズで初の設定です。

クラウン(スポーツ)は、これまでにない造形で、圧倒的な美しさが特徴。加えて、クラウン(スポーツ)が追求した「楽しい走り」をさらに昇華させるべく開発されました。

クラウン(スポーツ)は、車速に応じて後輪の向きを前輪と逆向きまたは同じ向きに制御するダイナミックリヤステアリング(DRS)を搭載しており、低速では取り回しが良く、中速度では軽快なハンドリングに貢献。高速度ではどっしりとした安定感のある運転を実現するなど、車を操る楽しさを感じることができます。

また、つくり込まれたボディ剛性もポイントです。路面状況などに応じてショックアブソーバーの減衰力を4輪独立で制御するサスペンションシステム「AVS」も採用しており、しなやかさと接地感のあるフラットな乗り味を実現しています。

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ハリアー PHEV

ハリアー PHEV
Z(PHEV)(グレーメタリック)

ハリアーは、1997年に「高級サルーンの基本性能を備えたラグジュアリーSUV」として発売されました。現行の4代目は2020年にフルモデルチェンジ。見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質を重視し開発。シンプルながらもエレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルムや、のびやかで上質な乗り心地が魅力です。

そして、ハリアー誕生から25周年の節目となる2022年、一部改良するとともに、PHEV(以下、ハリアー PHEV)が誕生し、Zグレードに設定されました。

ハリアー PHEVは、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、のびやかで上質な加速と優れた操縦安定が特徴。日常使いでハリアー PHEVの良さが発揮される「都市型SUV」の名にふさわしい車です。

また、荷室に設置されたコンセントによる車内での使用に加え、付属されるヴィークルパワーコネクターを普通充電インレットに挿し込めば、100Vの外部給電用コンセントに。合計1,500Wまで対応できるので、消費電力の大きい家電製品も使用できます。

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RAV4 PHEV

RAV4 PHEV
Z アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド

RAV4は、1994年に誕生。初代モデルの発売以来、クロスオーバーSUVのパイオニアとして新たなジャンルを切り拓きました。 SUVらしい力強さと洗練さを融合したデザイン、そして普段使いからアウトドアまで活躍する、広い荷室スペースや便利な気配り空間などが人気です。 

PHEVの「RAV4 PHV」は2020年に初めて登場し、 RAV4が目指した「Fun to Drive」を突き抜けるべく開発されました。その後、2022年の改良で、PHEVをZグレードとして設定。Toyota Safety Senseの機能拡大やクルマがWi-Fiスポットになる「車内Wi-Fi」を採用するなど改良を加えています。

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センチュリー

センチュリー
黎明(れいめい)プロミネントグレー×シルバー

1967年に誕生したセンチュリーは「日本を代表するショーファーカー」として各界のエグゼクティブに愛用されてきたトヨタの最高級モデルです。伝統と品格を守りながらも華がある車で、今も時代をリードしています。

センチュリーのPHEVは、新モデルとして2023年に登場。PHEVは、SUVタイプのラインアップで、車種名が“センチュリー”となり、今までのセダンタイプが“センチュリー(セダン)”となりました。

また、センチュリーは、静粛性と爽快な走りを両立した3.5L V型6気筒エンジンのプラグインハイブリッドシステムが搭載されているのもポイントです。「人中心」で設計された快適な室内空間と、“威風凛然”をテーマに日本の美意識を随所にちりばめた品格のある佇まいが、センチュリーの歴史と独自の世界観を感じさせてくれます。

レクサスのPHEV 車種一覧

レクサスの PHEVは、2025年4月時点で2車種のラインアップです。まずは、燃費とEVモード走行距離、価格をみていきましょう。

車名

燃費(km/L)

EVモード走行距離(km)

価格(税込)

RX

18.8

83

8,870,000円

NX

19.6

87

7,495,000円~7,725,000円

※燃費はWLTCモード

RXと比べてNXは車体が小さく重量も軽いため、燃費やEVモード走行距離は良い数値となっており、価格帯にも100万円程度の差があります。

ここからは燃費やEVモード走行距離、価格の他に、レクサスの PHEV2車種の特徴を詳しくみていきましょう。

レクサスRX PHEV

レクサスRX PHEV
RX450h+“version L” ソニックカッパー<オプション装着車>

レクサスRXは、セダンの上質さやSUVの走行性を兼ね備えた、ラグジュアリークロスオーバーSUVとして1998年に北米で誕生しました。また2005年には「RX400h」を発売し、ラグジュアリー市場で初のHEVモデルを導入電動化の先駆者として走行性能と環境性能の両立を追求し続けています。

2022年には次世代レクサスの目指す走りやデザインを追求して全面刷新を遂げた5代目RXが発売されています。5代目RXは、多様化にともない多彩なパワートレーンをラインアップ。レクサスRXのPHEV(以下、レクサスRX PHEV)は、RX450h+ “version L”に設定されています。

レクサスRX PHEVは、高効率な2.5L直4気筒エンジン、大容量・高出力リチウムイオンバッテリー、フロント・リヤモーターを搭載し、リニアでパワフルなフィーリングと静粛性を実現しています。

\ LEXUSの進化と変革を象徴するRX /
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レクサスNX PHEV

レクサスNX PHEV
NX450h+“version L” ソニッククォーツ<オプション装着車>

レクサスNXは、「Premium Urban Sports Gear」をコンセプトとして、2014年に誕生。都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能やSUVらしい力強いデザインが好評で、レクサスRXと共にレクサスのグローバルコアモデルとして成長しました。 

2021年に登場した2代目レクサスNXは、レクサスとしては初めてPHEVを導入したモデルでもあり、高いEV走行性能・加速性能・静粛性で上質な乗り心地を実現。PHEV搭載グレードであるNX450h+にはラグジュアリーな雰囲気の“version L”、スポーティな “F SPORT”、アウトドアライフが楽しめる“OVERTRAIL”の3つのラインアップがあります。

\ レクサス初のPHEV導入モデル /
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トヨタとレクサスのPHEV車種まとめ

トヨタとレクサスのPHEV車種

トヨタとレクサスのPHEVについて紹介しました。トヨタはプリウス、クラウン(スポーツ)、ハリアー、RAV4、センチュリーの5車種、レクサスはレクサスRX、レクサスNXの2車種のラインアップがあります。

それぞれに異なる特徴を持っているため、ライフスタイルを考慮しつつ、自分にぴったりの一台を選んでみてください。 

なお2024年8月より、車のサブスク「KINTO」でもPHEVの取り扱いが始まりました。トヨタやレクサスのPHEVをご検討中の方は、一括購入やローン購入とあわせて、KINTOも選択肢の一つとして、是非ご検討ください(※)。
※車のサブスク「KINTO」でCEV補助金の対象となるのは初期費用フリープランの「5年契約」「7年契約」のみとなります 

最後に、車のサブスクリプションサービス「KINTO」についてご案内します。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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