トヨタ車&レクサス車解説

新型プリウスPHEVの内装を紹介!ハイブリッド車とはどう違う?

新型プリウスPHEVの内装を紹介!ハイブリッド車とはどう違う?

2023年3月15日に新型プリウスのプラグインハイブリッド車(以下、プリウスPHEV)が発売されました。先代のプラグインハイブリッド車は「プリウスPHV」と呼ばれ、ハイブリッド車のプリウス(以下、プリウスHEV)とは別車種として扱われていましたが、今回のフルモデルチェンジから5代目プリウスの1グレードとして販売されています。
 
ここでは、車を購入する上で気になる新型プリウスPHEVの内装に注目し、先代や先行で発売されたプリウスハイブリッドモデル(以下、プリウスHEV)との違いについて紹介します。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

2024年8月1日~KINTO PHEV取り扱い開始

新型プリウスPHEVの内装はHEVモデルとほぼ同じ

プリウスPHEVはZグレードに設定された新型プリウスの最上位モデルで、内装はプリウスHEVのZグレードとほぼ同じ。というわけで、まずは新型プリウスの室内空間を確認しておきましょう。先代に比べて、新型プリウスは室内幅が広くなりました。一方、前後の長さは短く、高さを低くしたことで、スポーティ感をアップさせながらも圧迫感が出ないよう各所に工夫が施され、快適な空間を実現しています。
新型プリウスPHEV 新型プリウスHEVZ ハイブリッド車 2WD(内装色:マチュアレッド)

コックピットは、より運転に集中しやすいレイアウトに。これまではダッシュボードの中央にメーターを配置する「センターメーター」を採用していました  が、新型プリウスでは運転席前に配置する「トップマウントメーター」 とすることで、運転しやすさを追求しています。さらに、広く見せる工夫として、メーターのフードレス&薄型化も実施。
新型プリウスPHEV リングセンタートップマウントメーターの7インチのディスプレイには、グラフィックメーターやLEDインジケーターを表示。機能的でありながら、先進性を感じさせてくれます。必要な情報は中央のリングに集約されており、ハイブリッドシステムインジケーターを非表示にしたシンプルモードへの切り替えも可能です。
新型プリウスPHEV インストルメントパネルZ ハイブリッド車 2WDイルミネーション通知システム(内装色:マチュアレッド)

トヨタで初めて採用されたインストルメントパネル内の「イルミネーション通知システム」は、プロアクティブドライビングアシストという安全装備が作動対象を検出した際に、注意喚起の点滅を行いドライバーに注意を促します。
新型プリウスPHEV シフトノブZ ハイブリッド車 2WD

新型プリウスは、シフトノブをインパネからセンターコンソールへ。シフトの操作性が向上し、走行系のスイッチが集約されたことで、より直感的に操作できるようになりました。
新型プリウスPHEV ペダルオルガンペダル

アクセルペダルは、操作性に配慮したセンサー一体型のオルガンペダルを採用。より車との一体感が増し、リニアな反応が期待できます。
新型プリウスPHEV 荷室スーツケースの収納イメージ

345Lの荷室は開口部も大きく、大きなスーツケースでも出し入れしやすい広々とした設計になっています。

新型プリウスPHEVの内装色

新型プリウスPHEV 内装色Z ハイブリッド車 2WD(内装色:マチュアレッド)

新型プリウスPHEVの内装色は、標準色と注文時に指定できる設定色の2種類から選べます。

標準色

設定色

内装色

グラディエントブラック

マチュアレッド

基調色

ブラック/ダークグレー

ブラック

インパネ・シート加飾

ニュアンススティール

アナダイズドレッド

インパネイルミネーション

ブルー

レッド

インパネ助手席アッパー部

クラウドプリント

シフトノブ加飾

サテンメッキ

アナダイズドレッド

ステアリングホイールステッチ

ブラック

レッド

標準色は、ブラックやダークグレーを基調としたグラディエントブラックです。インパネ・シート加飾はニュアンススティール、インパネイルミネーションはブルーなど、全体的に落ち着いた色で統一されています。
 
設定色は、先代ではクールグレーが採用されていましたが、新型ではマチュアレッドが選択可能。インパネ・シート加飾をアナダイズドレッド、インパネイルミネーションをレッドにするなど、ブラックにレッドのアクセントが効いたデザインとなっています。

新型プリウスPHEVとプリウスHEV、グレード別内装の違い 

先代プリウスでは、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車(PHV)は別の車種として扱われていたため、内装も違っていました。
 
しかし、新型プリウスPHEVがプリウスシリーズの最上位グレードに仲間入りしたことで、その差別化はほとんどなくなっています。そのため、新型プリウスPHEVとハイブリッド車では、基本的に内装も共通になりました。
 
ここでは、新型プリウスの全グレードについて、内装の違いを見ていきましょう。

新型プリウスPHEV

新型プリウスHEV

グレード

Z

Z

G

U

定員

5人乗り

シート表皮

合成皮革

上級ファブリック

上級ファブリック(※1)

ファブリック

内装色

グラディエントブラック /マチュアレッド(※2)

グラディエントブラック

アクティブグレー

シフト

エレクトロシフトマチック

ステアリングホイール

合成皮革巻き3本スポークステアリングホイール(タッチセンサー付) /ステアリングヒーター

合成皮革巻き3本スポークステアリングホイール

メーター/ ディスプレイ

7インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ (メーター照度コントロール付)

インストルメントパネル

インストルメントパネル (イルミネーション・フィルム加飾付)

インストルメントパネル (シルバー塗装)

アームレスト/ドアハンドル

ドアアームレスト表皮(合成皮革巻き[フロント/リヤ]) /インサイドドアハンドル(サテンメッキ加飾)

ドアアームレスト表皮(合成皮革巻き[フロント])/インサイドドアハンドル(ブラック)

※1 上級ファブリックはメーカーオプション
※2 マチュアレッドは設定色で注文時に指定が必要

新型プリウスPHEV

新型プリウスPHEV内装 ZZ プラングインハイブリッド車(内装色:グラディエントブラック)
新型プリウスPHEV内装 ZZ プラングインハイブリッド車(内装色:マチュアレッド)

新型プリウスPHEVの内装色は、全体的にブラックで統一。スポーティさとエレガントさを両立した、上質な空間になっています。
新型プリウスPHEVシート ZZグレードに標準装備されている、運転席8ウェイパワースポーティシートは、シートポジションを無段階に電動で調整できるため、最適なドライビングポジションをとることができます。
 新型プリウスPHEV  Z ナノイーXZ ハイブリッド車2WD

さらに、全席シートヒーターに加え、12.3インチのディスプレイオーディオ、センターコンソールでのワイヤレス充電、室内を快適に保つためにナノイーXなどを標準装備。なお、PHEVのみバッテリーの影響により、ラゲージトレイが高床タイプになります。

ハイブリッド(Z)

新型プリウスHEV内装 ZZ ハイブリッド車(内装色:グラディエントブラック)
新型プリウスHEV内装 ZZ ハイブリッド車(内装色:マチュアレッド)

Zグレードのハイブリッドモデルも、基本的に新型プリウスPHEVとほとんど内装は同じですが、シフトノブ加飾がサテンメッキ、ステアリングホイールステッチがブラックと、細部に違いがあります。

ハイブリッド(G)

新型プリウスHEV内装 GG ハイブリッド車(内装色:グラディエントブラック)

プリウスHEVのGグレードでは、内装色はグラディエントブラックのみ。基調色やインパネイルミネーションの色などは新型プリウスPHEVと同じです。ディスプレイオーディオの画面サイズは8インチです。
新型プリウスHEVシート GGグレードのシートには運転席6ウェイマニュアルスポーティシートを採用。体格に合わせてスライドやリクライニング量を調節できます。

ハイブリッド(U)

新型プリウスHEV内装 UU ハイブリッド車(内装色:グラディエントブラック)
新型プリウスHEV内装 UU ハイブリッド車(内装色:アクティブグレー)

プリウスHEV Uグレードの内装は、アクティブグレーとメーカーオプションのグラディエントブラックの2色から選択可能。シート表皮もメーカーオプションで上級ファブリックが選べます。

Uグレードのシートは運転席6ウェイマニュアルスポーティシートが標準装備されています。ディスプレイオーディオの画面サイズはGグレードと同じく8インチです。

プリウスPHEV、どんな場面で活躍?

新型プリウスPHEV ハイブリッドカーそもそもPHEVとは、ハイブリッドカーに外部充電機能を加え、電気とガソリンを動力源とした車のことです。
 
同様に、電気を動力源とするBEV(電気自動車)やHEVも一般的に電動車と呼ばれますが、どのような違いがあるのでしょうか。
 
ここでは、PHEV・BEV・HEVの違いをもとに、プリウスPHEVがどのような場面で活躍するのか見ていきましょう。

動力源

特徴

BEV

電気

・二酸化炭素を排出しないので環境にやさしい
・バッテリー充電が必須のため、航続距離に制約がある
・維持費が安い

HEV

電気+ガソリン

・燃費が良い
・外部からの充電機能がない
・車種が豊富にある

PHEV

電気+ガソリン

・電気のみである程度走行が可能
・バッテリーが減った場合などにガソリンでも走行できる
・HEVと違い、外部からバッテリーを充電可能

バッテリーの充電ができなければ走行不可となってしまうBEVと比べて、PHEVはバッテリー残量がなくなってもガソリンエンジンのみでも走行が可能です。そのため、充電スポットを気にすることなく、安心してロングドライブを楽しめます。
 
また、HEVも電気とガソリンを動力源としていますが、外部からの充電機能はなく、ガソリンの補充が不可欠です。一方、PHEVもガソリンの補充は必要ですが、外部充電が可能なことに加えて、大容量のバッテリーを搭載することで、日常使用の範囲であれば電気のみで走行でき、燃料費を抑えられる点が魅力といえるでしょう。

新型プリウスPHEV内装まとめ

スポーティな雰囲気を残しつつ、上質でくつろげる空間にフルモデルチェンジした新型プリウスPHEV。KINTOでは、2024年8月1日より新型プリウスPHEVの取り扱いを開始しました。プリウスの購入を検討しているなら候補に入れてみてはいかがでしょうか。

プリウスPHEV Zグレード、初期費用フリープラン見積もりはコチラ
 
もしプリウスHEVもあわせて検討しているなら、KINTOが取り扱っているプリウスのUグレードがおすすめです。Z/Gよりさらに優れた燃費性能に加え、アップグレード・コネクティッド機能の2つの付加価値がつき、月額料金も下がった魅力的なグレードです。下記リンクより見積もりシミュレーションが可能なので、お試しください!
 
プリウスUグレード、初期費用フリープラン見積もりはコチラ
 
最後に、KINTOって何? という方に、KINTOについてご紹介します。

2024年8月1日~KINTO PHEV取り扱い開始

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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