トヨタ車&レクサス車解説
新型クラウン(エステート)をレビュー!価格やKINTO取扱い
トヨタのクラウンシリーズに新たに加わった4つ目のモデル「新型クラウン(エステート)」が、2025年3月13日に発売されました。新型クラウン(エステート)の価格は、ハイブリッド車が635万円(税込)、プラグインハイブリッド車が810万円(税込)です。
本記事では、車のサブスクリプションサービス「KINTO」においても、2025年3月13日より取扱いが開始された新型クラウン(エステート)についてご紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ワゴンとSUVが融合した新しいデザインの新型クラウン(エステート)

新型クラウン(エステート)は、クロスオーバー(2022年)、スポーツ(2023年)、セダン(2023年)の登場を経て、クラウンシリーズ4つ目のモデルとして発売されました。

ワゴンとSUVが融合した新しいデザインが特徴の新型クラウン(エステート)は、ダイナミックな造形を持ち、仲間や家族とのアクティブライフを楽しむためのユーティリティを追求しています。クラウンが持つ品格と機能性が同居する「大人のアクティブキャビン」といえる車となっています。
新型クラウン(エステート)のパワートレーンには、ハイブリッド車(HEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)が設定されており、様々なライフスタイルに対応します。
伸びやか&ダイナミックなプロポーションの外装デザイン

新型クラウン(エステート)の外装デザインは、車両前後を貫くシャープなショルダーラインや、21インチの幅広大径タイヤ(アルミホイール)によるリフトアップなど、伸びやかでありながらダイナミックなプロポーションが特徴です。

また、グリルをバンパーと一体化し、ボディ同色とすることでスタイリッシュな独自性を持つ「バンパー一体型フロントグリル」や、水平基調のデイライトランプを採用した「ハンマーヘッドフェイス」、バックドア面に配した一文字のリヤコンビランプなども、新型クラウン(エステート)の特徴的な外装デザインとなっています。
クラウンシリーズ共通の「アイランドアーキテクチャー」を採用した内装デザイン

新型クラウン(エステート)は、クラウンシリーズ共通の「アイランドアーキテクチャー」を採用しています。メーター・ディスプレイを水平に配置し、視線移動を最小限にとどめるデザインにすることで、運転操作に集中でき、長距離移動も苦にならないドライバー空間となっています。

また、ビンテージ調の「雲柄」をサドルタンとグレイッシュブルーのトリム部分にあしらい、上質でありながらアクセントの効いたデザインとなっています。
新型クラウン(エステート)の色(カラー)

新型クラウン(エステート)のボディカラーは、モノトーンカラー5色とバイトーンカラー5色の設定。PHEV専用カラーとして、特別感を演出する「プレシャスメタル」と「マッシブグレー」のバイトーンカラーが用意されています。

インテリアカラーは3色の設定。クラウンシリーズ共通の「ブラック」と、大人の華やかなアクティビティに寄り添うイメージの「サドルタン」に加え、アクティブで洗練された印象の「グレイッシュブルー」をPHEV専用色として採用しています。


新型クラウン(エステート)の機能性とくつろぎ空間
新型クラウン(エステート)は、大人のアクティブライフに寄り添う機能性とくつろぎ空間を提供します。
大容量の荷室容量とトヨタ初の新機構を装備した荷室

活動的なユーザーのニーズに応えられるよう確保された新型クラウン(エステート)の荷室容量は、通常時は570L、リヤシート格納時は1,470Lの大容量となっています。

また新型クラウン(エステート)は、後席を折りたたむことで長さ2mの完全フルフラットスペースを生み出す新機構「ラゲージルーム拡張ボード」をトヨタとして初めて装備し、レジャーやアウトドアなど様々なシーンで新たな体験価値を提供します。

新型クラウン(エステート)の荷室床面には肌触りの良い上質な素材を採用しており、大切な荷物を安心して置くことができるほか、快適に過ごすことができます。
車中泊や外出先での快適性を高めるデッキチェアやデッキテーブル

新型クラウン(エステート)のラゲージ部には、引き出し式のデッキチェアやデッキテーブルなど、フルフラットスペースの過ごし方をより魅力的にするアイテムを採用。普段は車内に収納しつつ、車中泊や外出先での快適性を高め、より良いくつろぎ空間を提供します。
YouTubeにて新型クラウン(エステート)の動画を公開中
新型クラウン(エステート)の内外装をご紹介した動画を公開中です。合わせてご覧ください。
新型クラウン(エステート)の走り
新型クラウン(エステート)は、大人のアクティブキャビンに相応しい、余裕のあるストレスフリーな乗り味を提供します。
ストレスなく長距離移動ができる乗り味

新型クラウン(エステート)は「大人のアクティブキャビン」のコンセプトに基づき、ゆったりしたドライビング姿勢でありながら、しっかりとした操舵感や質感高い乗り心地が得られるようなサスペンション設定となっており、快適で疲れにくいロングドライブを楽しめます。
また、軽快ながら重厚感のある走りを実現するために、DRS(ダイナミック・リヤ・ステアリング)に独自のセッティングを施し、AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンションシステム)にも減衰力の向上と摩擦低減を図る独自の設定を追加。「ノーマルモード」、「スポーツモード」、「リヤコンフォートモード」の3つのドライブモードによる差を明確にし、ドライバーや同乗者の好みに合わせた上質で快適な走りを提供します。
後席の乗り心地に配慮した「リヤコンフォートモード」は、専用のDRS制御とAVS制御により、後席はもちろん全席で揺れの少ないストレスフリーな乗り心地を実現しています。
2.5Lハイブリッドシステムと燃費

新型クラウン(エステート)は、効率向上と性能向上を追求した高効率ハイブリッドシステムを搭載しています。フロントモーターの出力をクラウン(クロスオーバー)、クラウン(スポーツ)搭載分に対して約5割向上させ、多くの荷物を積んでもストレスなく加速でき、余裕のある走りを提供します。
なお、新型クラウン(エステート)Z・2.5Lハイブリッド車(4WD)の燃費はWLTCモード20.3km/Lです。
WLTCモード | 20.3km/L |
---|---|
市街地モード | 16.4km/L |
郊外モード | 22.9km/L |
高速道路モード | 20.9km/L |
2.5L プラグインハイブリッドシステムと燃費

新型クラウン(エステート)のPHEVには2.5Lプラグインハイブリッドシステムを採用。出力密度の高い駆動用モーターを搭載し、気持ち良い加速と静粛性が両立した走りを実現しています。クラウン(スポーツ)のPHEVと同様に、エネルギー密度が高い大容量リチウムイオン電池を搭載。床下に配置することで、車内空間を損なわずにEV走行距離を89km確保し、日常生活の大部分をEV走行でカバーすることができます。
なお、新型クラウン(エステート)RS・2.5Lプラグインハイブリッド車(4WD)の燃費はWLTCモード20.0km/Lです。
WLTCモード | 20.0km/L |
---|---|
市街地モード | 17.2km/L |
郊外モード | 21.0km/L |
高速道路モード | 20.8km/L |
新型クラウン(エステート)のサイズ&クラウンシリーズ比較
新型クラウン(エステート)のボディサイズは全長4,930mm、全幅1,880mm、全高1,625mmです。エステートを含むクラウンシリーズのボディサイズを表にまとめると、以下のようになります。
| クロスオーバー | スポーツ | セダン | エステート |
---|---|---|---|---|
全長 | 4,930mm | 4,720mm | 5,030mm | 4,930mm |
全幅 | 1,840mm | 1,880mm | 1,890mm | 1,880mm |
全高 | 1,540mm | 1,565mm ※1 | 1,475mm ※2 | 1,625mm |
※1 PHEVは1,570mm
※2 パノラマルーフ付車は1,480mm

エステートと他のクラウンシリーズのボディサイズを比較すると、エステートの全高がクランシリーズの中で最も高いのが特徴的です。全長はクロスオーバーと同じ、全幅はスポーツと同じサイズになっていることがわかります。
新型クラウン(エステート)の価格

新型クラウン(エステート)の価格は、ハイブリッド車のESTATE Zが635万円(税込)、プラグインハイブリッド車のESTATE RSが810万円(税込)です。エステートを含むクラウンシリーズの価格(税込)を表にまとめると、以下のようになります。
| クロスオーバー | スポーツ | セダン | エステート |
---|---|---|---|---|
HEV | 440~670万円 | 590万円 | 730万円 | 635万円 |
PHEV | ― | 765万円 | ― | 810万円 |
FCEV | ― | ― | 830万円 | ― |
車のサブスク「KINTO」でも新型クラウン(エステート)を取扱い開始

車のサブスク「KINTO」では、新型クラウン(エステート)のハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)の取扱いを開始しました。
KINTOは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などの諸費用を月額利用料に含めて提供しており、オンラインでの手続きが可能です。これにより、手軽に新車を利用することができ、初期費用を抑えることができます。
法人・自営業にも対応
KINTOは法人や自営業にも対応しており、経費計上可能(※)なサブスクリプションサービスを提供しています。クレジットカード払いも選択可能で、月額利用料を経費計上することでスムーズな会計処理をサポートします。さらに、法人契約では、自動車保険の補償対象として、ご契約法人の役職員(役員やパート・アルバイト含む従業員)にくわえ、派遣社員・他企業からの出向者・業務委託先の従業員、及び、そのご家族(※)まで広範囲にカバーする点が特徴です。
※オペレーティング・リース取引に分類される場合
※経理、財務に関わる点については、契約者の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なる為、ご契約の際は、契約内容を貴社担当の会計士・税理士にご確認・ご相談ください
※ご家族の範囲は、同居の親族(6親等内の血族+3親等内の姻族)および別居の子
お電話での相談も可能です
KINTOカスタマーセンター 法人サポートデスク
営業時間 9:00~18:00(年末年始を除く)
0120-075-915
※混雑時などつながりにくいことが予想されますのでご了承ください
新型クラウン(エステート)レビュー まとめ

ワゴンとSUVが融合した新しいデザインが特徴の新型クラウン(エステート)は、大人の雰囲気で余裕のある走りなど、魅力が満載です。さらに、KINTOでも取り扱っており、手軽に新しい車を楽しむことができる点も大きな魅力です。
新型クラウン(エステート)は、仲間や家族とのアクティブライフを楽しむシーンに適した一台といえます。新型クラウン(エステート)をご検討中の方は、一括購入やローン購入とあわせて、KINTOも選択肢の一つとして、是非ご検討ください。
最後にKINTOについてご案内いたします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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