トヨタ車&レクサス車解説
新型クラウン(スポーツ)のサイズは?全長/全幅/全高や室内寸法
新型クラウン(クロスオーバー)に続く新型クラウンの第2弾、トヨタ新型クラウン(スポーツ)が2023年10月6日に発売されました。クラウン(クロスオーバー)とは異なるプロポーションを持つ新型クラウン(スポーツ)は、サイズ感もこれまでにないもの。そこで今回は、新型クラウン(スポーツ)のボディサイズや室内寸法などを詳しく解説。また、クラウン(クロスオーバー)や先代クラウン(15代目)、ハリアーとのサイズも比較していきます。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
新型クラウン(スポーツ)とは?
2022年7月に発表された新型クラウンシリーズは、予定していたマイナーチェンジを見送り、フルモデルチェンジに変更。新型クラウンは、固定概念を打ち破る「革新と挑戦」に挑み、日本から世界へ進出するグローバルブランドとして、4種類のモデルをラインアップ。クラウンブランドの新しい幕開となりました。
16代目新型クラウンのボディタイプは、クロスオーバー/スポーツ/セダン/エステートの4種類。新型クラウン(スポーツ)は、2022年秋に発売されたクラウン(クロスオーバー)に続いて、第2弾としての登場です。
新型クラウン(スポーツ)は、感性に響く「美しいデザイン」と「楽しい走り」を目指し開発。試行錯誤を重ね、力強さと優雅さを両立させたデザインや、上質でしなやかに動く足回りと俊敏な走りなどを実現しました。
デザインや内装は、これまでにない美しい造形へと進化し、走りへの期待が高まります。そして、「クルマと対話している感覚」で、スポーティな走りが楽しめます。まさに、スポーツの名にふさわしい、新しいカタチのスポーツSUVへと昇華しました。
新型クラウン(スポーツ)のボディサイズ
まずは、新型クラウン(スポーツ)のボディサイズを見ていきましょう。
新型クラウン(スポーツ) サイズ | |
---|---|
グレード | SPORT Z |
パワートレーン | ハイブリッド車 |
乗車定員(名) | 5 |
駆動方式 | E-Four(電気式4WDシステム) |
車両重量(kg) | 1,810(※) |
全長(mm) | 4,720 |
全幅(mm) | 1,880 |
全高(mm) | 1,565 |
ホイールベース(mm) | 2,770 |
フロントトレッド(mm) | 1,605 |
リヤトレッド(mm) | 1,615 |
最低地上高(mm) | 160 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
※パノラマルーフを着用した場合は、10kg増加します
美しく艶やかなリヤデザインが魅力の新型クラウン(スポーツ)。ギュッと引き締まったボディラインと大きく盛り上がったリヤフェンダーは、筋肉質で躍動感を感じられるデザイン。ワイドなリヤフェンダーにより、全幅は1,880mmと幅広となっています。また、ホイールアーチやドア下などのモールの色は、ブラックを採用。ボディカラーとのコントラストを楽しめます。
また、車の顔となる部分は、盛り上がったボンネットフードと細長い2本のライトでシャープな印象となっています。
新型クラウン(スポーツ)の室内寸法
次に、新型クラウン(スポーツ)の室内寸法について見ていきましょう。
新型クラウン(スポーツ ) 室内寸法 | |
---|---|
グレード | SPORT Z |
パワートレーン | ハイブリッド車 |
室内長(mm) | 1,850 |
室内幅(mm) | 1,540 |
室内高(mm) | 1,175(※) |
※パノラマルーフを装着した場合の室内高は1,145mm
新型クラウン(スポーツ)の室内寸法は上記となっています。数字に表れない部分だと、大径タイヤの採用により得られた高いヒップポイントによって高い乗降性を獲得しているほか、ロッカー高さ、段差やリヤドアトリム形状にもこだわられており、足の乗せやすさ、降ろしやすさにもこだわっています。
本記事下部にて、クラウン(クロスオーバー)や先代クラウン、ハリアーとの比較も掲載しているので、そちらも併せてご覧ください。
新型クラウン(スポーツ)の荷室サイズ
新型クラウン(スポーツ)の荷室寸法は以下の通りです。
新型クラウン(スポーツ ) 荷室寸法 | |
---|---|
荷室内長さ(フル乗車時) | 約959mm |
荷室内幅(最小) | 約987mm |
荷室内幅(最大) | 約1,439mm |
荷室内高(最小) | 約632mm |
荷室内高(最大) | 約725mm |
荷室容量(フル乗車時) | 約397L |
荷室容量(リヤシートバック両側前倒し時) | 約1,159L |
新型クラウン(スポーツ)の荷室は、タイヤパンク応急修理キットが全車標準装備されており、荷室容量は397Lです。後席を前に倒すことで、最大1,159Lまで荷室容量が拡大できます。メーカーオプションのスペアタイヤ装着時は荷室容量が346Lとなります。
では、ゴルフバッグはどのくらい積めるのでしょうか。
通常時では9.5インチのゴルフバッグの積載数は1個、後席を前に倒した状態で最大4個積載できます。クラウン(クロスオーバー)の荷室容量は450Lで、新型クラウン(スポーツ)よりも容量が大きいですが、セダンのように独立した荷室を持つタイプで後席を前に倒すことができないため、ゴルフバッグの最大積載数は3個となっています。
ゴルフバックについては、KINTOスタッフが荷室に積む動画を制作しているので、こちらもご覧ください。
新型クラウン(スポーツ)のタイヤ・ホイールサイズ
新型クラウン(スポーツ)は21インチの大径タイヤを装着しています。サイズは235/45R21と低扁平でサイドウォールの高さが低いため、ホイールの存在感が強調されています。クラウン(クロスオーバー)のタイヤサイズは225/45R21または225/55R19の2種類ですが、クラウン(スポーツ)の方がタイヤ幅が10mm広くなっています。
標準装備のタイヤは、235/45R21タイヤ&21アルミホイール(グロスブラック塗装)&センターオーナメントです。ホイールは、足元を引き締める黒を採用しており、上品かつスポーティな足回りとなっています。
また、メーカーオプションで、225/45R21タイヤ&21×8½Jアルミホイール(グロスブラック塗装)&センターオーナメント(税込-6,600円)に変更できます。タイヤ幅が10mm狭いタイヤとなっていますが、ホイールのデザインは標準装備のタイヤと同様です。
新型クラウン(スポーツ)・クラウン(クロスオーバー)・先代クラウン(15代目)・ハリアーの大きさを比較
ここでは、新型クラウン(スポーツ)とクラウン(クロスオーバー)や先代クラウン、SUVで同じく人気のハリアーの大きさを比較しました。
| 新型クラウン(スポーツ) | クラウン(クロスオーバー) | 先代クラウン(15代目) | ハリアー |
---|---|---|---|---|
全長(mm) | 4,720 | 4,930 | 4,910 | 4,740 |
全幅(mm) | 1,880 | 1,840 | 1,800 | 1,855 |
全高(mm) | 1,565 | 1,540 | 1,455 | 1,660 |
ホイールベース(mm) | 2,770 | 2,850 | 2,920 | 2,690 |
フロントトレッド(mm) | 1,605 | 1,600~1,605 | 1,560 | 1,605 |
リヤトレッド(mm) | 1,615 | 1,605~1,615 | 1,560 | 1,625 |
最低地上高(mm) | 160 | 145 | 135 | 190 |
最小回転半径(m) | 5.4 | 5.4 | 5.3 | 5.5~5.7 |
室内長(mm) | 1,850 | 1,980 | 1,955 | 1,880 |
室内幅(mm) | 1,540 | 1,540 | 1,500 | 1,520 |
室内高(mm) | 1,175 | 1,170 | 1,185 | 1,215 |
※ハイブリッド車で比較
まず、2022年秋に発売されたクラウン(クロスオーバー)と比較します。新型クラウン(スポーツ)のボディサイズのほうが、全長が短く、全幅と全高が大きい作りです。室内は、室内幅と室内高はほぼ同じ数値ですが、室内長は新型クラウン(スポーツ)のほうが130mm短くなっています。
次に、先代のクラウン(15代目)と比較します。クラウン(クロスオーバー)と同様、ボディサイズは新型クラウン(スポーツ)のほうが、全長が短く、全幅と全高が大きい作りです。室内は、幅以外はクラウン(クロスオーバー)のほうが広くなっています。先代クラウン(15代目)のサイズ感は、新型クラウン(スポーツ)よりもクラウン(クロスオーバー)のほうが近いといえるでしょう。
最後に、ハリアーと比較していきます。これまで比較してきた中で最も新型クラウン(スポーツ)のボディサイズが近いのがハリアーです。全長はハリアーの方が20mm長く、全幅はクラウン(スポーツ)が25mm広いです。しかし、新型クラウン(スポーツ)は全高1,565mmと低いため、クラウン(スポーツ)の方がワイド&ローなスタイルに見えますが、ハリアーの方が室内長が長く、室内高が高いため、室内空間は広く感じるかもしれません。また、新型クラウン(スポーツ)のほうがハリアーに比べて最小回転半径が0.1~0.3m小さく、小回りが利くでしょう。
新型クラウン(スポーツ)は機械式駐車場に入る?
新型クラウン(スポーツ)で、機械式駐車場を利用する予定がある場合は注意が必要です。まずは、一般的な目安となる、機械式駐車場の規格を見ていきましょう。
- 全長5,000mm未満
- 全幅1,800mm未満
- 全高1,550mm未満
- 重量2,000kg未満
最近の機械式駐車場は、少し大きめに作られていて、全幅1,850mmまで対応するものや、全高1,550mm以上に対応するものもあります。
新型クラウン(スポーツ)のサイズは、重量1,810kg、全長4,720mm、全幅1,880mm、全高1,565mm。重量と全長は、一般的な機械式駐車場の規格内のサイズですが、全幅と全高で入らない可能性があります。ただ、駐車場のサイズは機械式駐車場によって異なります。新型クラウン(スポーツ)で機械式駐車場を利用する際は、管理会社に事前確認するようにしましょう。
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新型クラウン(スポーツ)のサイズ まとめ
新型クラウンシリーズ第2弾となる新型クラウン(スポーツ)。後ろ姿から始まったとされるデザインは、大きく張り出した艶のあるリヤフェンダーが特徴的。目を引く美しさとともに、走りの良さを感じさせてくれます。
また、現在はハイブリッドのみのラインアップですが、2023年12月頃にプラグインハイブリッド(PHEV)の発売も予定しています。同じ車なので、サイズは大差ないと予想されますが、走行性能や燃費などが変わってきます。プラグインハイブリッドが発売されたら、KINTOコラム記事にて詳細を取り上げますので、チェックしてください。
最後に、新型クラウン(スポーツ)に乗るなら購入以外にも新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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