トヨタ車&レクサス車解説

新型プリウスとアクアを比較!スペック表や写真で違いを紹介

新型プリウスとアクアを比較!スペック表や写真で違いを紹介

プリウスは、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生し、以来、圧倒的な低燃費性能を備えた新世代のエコカーとしてハイブリッド車の普及を牽引してきた歴史的な1台です。そして2023年にフルモデルチェンジを実施し、5代目となる新型プリウスが発売されました。
 
プリウスのほかに、ハイブリッド車の歴史を語るうえで重要なモデルがハイブリッド専用車であるコンパクトカー「アクア」です。初代アクアは、世界トップのJC08モード走行燃費35.4km/L(10・15モード走行燃費40.0km/L ※)を実現するとともに、エントリー価格を169万円とするなど、より多くの人にハイブリッドカーを楽しく、身近に感じてもらえるモデルとして生まれました。その後、2021年にフルモデルチェンジを実施し、現行モデルとなる2代目アクアがデビューしました。
※G・Sグレードは37.0km/L。
 
今回は、そんなトヨタの新型プリウスとアクアを徹底比較。スペックや内外装、使い勝手、価格なども含めて紹介します。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

プリウスとアクアの歴史

トヨタのハイブリッドカーの歴史を築いた「プリウス」と「アクア」という2車種を紹介します。ともに歴史を重ね、現在でもトヨタを代表する車種として人気を博しています。

ハイブリッドカーの代名詞「プリウス」

Z(HEV・2WD)ボディカラー
※Z(HEV・2WD)ボディカラーは、左から順にプラチナホワイトパールマイカ、アッシュ、アティチュードブラックマイカ、エモーショナルレッドⅡ、マスタード、ダークブルー

プリウスは、前述のとおり、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生しました。現在では、コンパクトカーからミニバンやSUVまで、幅広い車種に搭載されているハイブリッドシステムですが、ハイブリッドカーによるエコカーの新時代を作った車がプリウスです。

初代プリウス
※初代プリウス

そんな初代プリウスの発売当時のキャッチコピーは、「21世紀に間に合いました」でした。トヨタは、21世紀に向けて「クリーンで安全な魅力あふれる商品提供による、住み良い地球と豊かな社会づくり」という基本理念に基づいてエコプロジェクトを展開。そのフラッグシップとしてデビューした車がプリウスでした。ちなみにプリウスという車名の由来は、ラテン語で「~に先立って」という意で、「地球の未来を築いていくクルマを」との願いが込められています。

また、CO2の削減、省資源など地球環境に配慮しつつ、車の楽しさという本来の魅力を追求し、クルマと人、クルマと社会、そしてクルマと地球の調和をめざしたイノベーティブなセダンを目指し、「ハーモニアスビークル」というテーマのもとで開発。新駆動システムとしてトヨタハイブリッドシステム(THS)の採用ともに、ハイブリッド車とひと目でわかる先進的な内外装デザインは今でも新鮮なスタイルとなっています。

2代目プリウス プリウスG“ツーリングセレクション”<オプション装着車>
※2代目プリウス プリウスG“ツーリングセレクション”<オプション装着車>

2003年にデビューした2代目プリウスでは、セミノッチバック4ドアセダンから5ドアハッチバックへボディスタイルを変更。ホイールベースも150mm延長し、室内スペースを拡大しました。そのほか、ハイブリッドシステムについても先代のTHSを発展させた「THS Ⅱ」を搭載します。

3代目プリウス プリウスG“ツーリングセレクション”<オプション装着車>
※3代目プリウス プリウスG“ツーリングセレクション”<オプション装着車>

2009年にデビューした3代目プリウスでは、2代目から採用しているトライアングル・シルエットのデザインを引き継ぎつつ、ハイブリッドシステムをリダクション機能付THS Ⅱに発展。さらにエンジンを1.8L(2代目は1.5L)に拡大し、モーターを強化することで高速走行時の燃費向上を図っています。

4代目プリウス Aプレミアム“ツーリングセレクション”(エモーショナルレッド)<オプション装着車>
※4代目プリウス Aプレミアム“ツーリングセレクション”(エモーショナルレッド)<オプション装着車>

2015年にデビューしたのが先代モデルとなる4代目プリウスです。4代目では、トライアングル・シルエットを継承しつつ、重心を下げてアグレッシブなデザインに変更。40.8km/L(JC08モード)の燃費を達成しながらも走りの良さも追求した攻めのモデルチェンジ”となりました。

5代目プリウス Z(PHEV・2WD)(マスタード)<オプション装着車>
※5代目プリウス Z(PHEV・2WD)(マスタード)<オプション装着車>

そんなハイブリッドカーの代名詞であるプリウスの新型は、「Hybrid Reborn」をコンセプトに、従来の強みである高い環境性能に加え、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を兼ね備えたエモーショナルなクルマへ進化。2023年1月10日に5代目となる新型プリウスが登場し、さらに2023年3月15日にプラグインハイブリッド車(PHEV)をZグレードに追加しました。

新型プリウスの情報については、以下の関連記事もあわせてご覧ください。

コンパクトクラスのハイブリッド専用車「アクア」

※Z(2WD)(クリアベージュメタリック)

プリウスと並んで、トヨタのハイブリッド車を語るうえで重要なモデルがコンパクトカーの「アクア」です。プリウスで世界初の量産型ハイブリッドカーを生み出したトヨタは、より多くの人にハイブリッドカーを楽しく、身近に感じてもらうため、2011年にコンパクトクラスのハイブリッド専用車として初代アクアを発売しました。

初代アクア アクアS<オプション装着車>
※初代アクア アクアS<オプション装着車>

初代アクアは、スタイリッシュなボディの中に、ゆとりの室内空間を持ち、さらに爽快な加速感や軽快なフットワークを楽しむことのできるコンパクトクラスのハイブリッドカーとして誕生。トヨタの量産ハイブリッドカー開発17年の知恵と技術を集結し、ハイブリッドシステムの小型・軽量・高効率化に取り組み、当時としては世界トップのJC08モード走行燃費35.4km/L(10・15モード走行燃費40.0km/L ※)を実現しながら、169万円からという手頃な価格で好評を博しました。

2代目アクア発表当時の写真 Z(2WD)(クリアベージュメタリック)<オプション装着車>
※2代目アクア発表当時の写真 Z(2WD)(クリアベージュメタリック)<オプション装着車>

そして2021年に「実用的な環境車を持続可能な形でご提供する(※)」という使命を持つハイブリッド専用コンパクトカーとして、カーボンニュートラル実現への貢献を目指し、すべてを刷新。2代目では、これまでのアクアが担ってきた役割を発展させ、「さらに次の10年を見据えたコンパクトカー」として、毎日楽しく、安全・安心で快適に乗っていただける充実した装備と、より高度な環境性能を追求しています。
※「サステナブル(持続可能)な移動手段をプラクティカル(実用的)な形で提供する」ことで、カーボンニュートラル実現に貢献するというトヨタ独自の考え方 

アクアの情報については、以下の関連記事もあわせてご覧ください。

プリウスとアクアの人気の違い

次に、これまでの販売実績をもとにプリウスとアクアの人気の推移についてみていきましょう。

プリウス

アクア

西暦

順位

販売台数

順位

販売台数

2012年

1位

317,675台

2位

266,567台

2013年

2位

253,711台

1位

262,367台

2014年

3位

183,614台

1位

233,209台

2015年

2位

127,403台

1位

215,525台

2016年

1位

248,258台

2位

168,208台

2017年

1位

160,912台

3位

131,615台

2018年

3位

115,462台

2位

126,561台

2019年

1位

125,587台

5位

103,803台

2020年

12位

67,297台

14位

59,548台

2021年

16位

49,179台

8位

72,495台

2022年

20位

32,675台

7位

72,084台

※出典:日本自動車販売協会連合(軽自動車および海外ブランドを除く)

新車販売台数実績の推移については、アクアが発売後、データのある2012年以降のものを抽出しています。年間の販売台数ランキングを見ると、2012年から2018年までは、プリウスとアクアが必ず1~3位までにランクインし、圧倒的な人気をうかがい知ることができます。また、2019年にアクアは、モデル末期ということもあり順位を5位まで落としていますが、プリウスは2018年12月に大幅なマイナーチェンジを実施したこともあり、1位に返り咲いています。2020年以降の販売台数の減少は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大も影響していると考えられます。

また、アクアは2021年にフルモデルチェンジを実施したこともり順位が上がっていますが、プリウスに関しては4代目がモデル末期ということもあり、販売台数が少なくなっています。ただし、5代目となる新型プリウスが2023年に発売されたので、また大きく盛り返してくる可能性があります。

このように新車販売台数実績でもプリウスとアクアは一進一退、つねに上位にランクインしてきたことから、その人気の高さがわかります。 

新型プリウスとアクアを比較

ここからは、2023年に発売した新型プリウスと、2021年に発売した2代目アクアの違いについて比較していきます。

見た目の違い

まず、新型プリウスと2代目アクアの見た目の違いについてです。

フロント

新型プリウスとアクアを比較 フロント
※写真左:新型プリウスZ(HEV・2WD)(マスタード) 写真右:Z(2WD)(ポップオレンジクリスタルシャイン)

新型プリウスは、プリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、より低重心かつスタイリッシュなプロポーションに生まれ変わりました。シンプルでありながら抑揚のあるボディ造形は、長く愛されるための「感性に響くエモーション」と「普遍的な美しさ」を表現しています。

Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ+LEDデイライト+LEDイルミネーションランプ 点灯イメージ
※Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ+LEDデイライト+LEDイルミネーションランプ 点灯イメージ

新型プリウスのフロントフェイスで特徴的なのが先進的なフルLEDランプです。1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えが行えるBi-Beam(バイ-ビーム)LEDを採用し、またターンランプ・クリアランスランプ、デイライト機能を備えたライン発光が昼夜問わず優れた視認性を確保するとともに、見るものに先進的な印象を植えつけます。

一方の2代目アクアは、「Harmo-tech」(知性・感性を刺激する、人に寄り添う先進)をコンセプトにした上質・シンプル・クラスレスなデザインが特徴です。前後に伸びやかなモノフォルムシルエットのキャビンと、左右に張り出したリアフェンダーの組み合わせで、アクアらしいスマートでエモーショナルかつ動感のあるエクステリアとなっています。

Bi-Beam LEDヘッドランプ LEDターンランプ点灯時 Zに標準装備。G、Xにメーカーオプション
※Bi-Beam LEDヘッドランプ LEDターンランプ点灯時 Zに標準装備。G、Xにメーカーオプション

また、ヘッドランプに関しては、Bi-Beam LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)+LEDターンタンプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)をZグレードに標準装備(GR SPORT、G、Xはメーカーオプション)。ターンランプ点灯時にデイライト、クリアランスランプを消灯して切り替えるダブルファンクションタイプを採用し、優れた被視認性を確保。すべての光源をLEDにすることで消費電力の低減にも寄与しています。

サイド

新型プリウスとアクアを比較 サイド

新型プリウスのサイドシルエットで特徴的なのが、「一目惚れ」するデザインと「虜になる」走りを実現するために採用した細幅大径タイヤです。スポーティなサイドシルエットを印象的に際立たせる19インチタイヤは、国内初の新規開発サイズ。細幅ながらも高いグリップ力と剛性感を実現することで、ドライバーの意のままに車両が動き、気持ちのいい走りと安心感をもたらしてくれます。ちなみにタイヤサイズは、195/50R19(Z、Gに標準装備、オプションとして17インチタイヤも設定可)、195/60R17(Uに標準装備)となります。

2代目アクアの特徴は、日本の道路環境にぴったりなコンパクトなボディサイズはそのまま、ホイールベースを先代モデルに対し、50mm延長。スタイリングのほか、リヤシートの居住空間や荷室空間を拡大し、利便性を向上しています。

ちなみにタイヤサイズは、2WD車の場合、195/55R16(ZおよびGグレード)もしくは175/70R14(Bグレード)が標準となります。また、4WDのE-Fourは185/65R15が標準となり、GR SPORTは205/45R17サイズが標準となります。

リヤ

新型プリウスのリヤプロポーションで特徴的なのが、一文字のリヤコンビネーションランプ&LEDバックランプです。横一線にシャープな光を放ち、先進的でありながら、後続車からの高い視認性を確保しています。

一方の2代目アクアは、バックガラスからサイドに回り込むように伸びる、縦基調の流麗なリヤコンビネーションランプが特徴です。ライン発光と乳白色のインナーレンズを用いたテールランプがリヤビューの先進性を高めています。

ボディサイズの違い

次にボディサイズを比較していきます。こちらでは、ともに最上級グレードのZ(2WD)を参考に比較していきます。また、新型プリウスは、Zグレードに2.0Lハイブリッド車と2.0Lプラグインハイブリッド車がありますが、今回はハイブリッド車を参考にしています。

新型プリウス Z (ハイブリッド車・2WD)

2代目アクア Z (2WD)

全長(mm)

4,600

4,050

全幅(mm)

1,780

1,695

全高(mm)

1,430

1,485

ホイールベース(mm)

2,750

2,600

フロントトレッド(mm)

1,560

1,480

リヤトレッド(mm)

1,570

1,475

最低地上高(mm)

150

140

室内長(mm)

1,840

1,830

室内幅(mm)

1,500

1,425

室内高(mm)

1,130

1,190

定員(名)

5

5

車両重量(kg)

1,420

1,130

最小回転半径(m)

5.4

5.2

新車価格(税込)

370万円

240万円

3ナンバーサイズになる新型プリウスと、5ナンバーサイズの2代目アクアでは、ボディサイズにおいてかなりの差があります。例えば、全長では新型プリウスが4,600mmに対して、2代目アクアは4,050mmと、550mmという差があります。全幅においても同様です。一方で全高は、新型プリウスが1,430mmで、2代目アクアは1,485mmと高くなっています。このことから新型プリウスは、ロー&ワイドでスポーティなスタイルを強調、一方のアクアはコンパクトながら室内空間も大切にしたデザインを採用しているのが伝わってきます。実際に室内の広さを見ると、室内長、室内幅ともに近い数値となっており、室内高にいたってはアクアのほうが高くなっています。

荷室サイズの違い

新型プリウスの荷室と2代目アクアの荷室
※写真左:新型プリウスの荷室 写真右:2代目アクアの荷室

荷室のサイズについても新型プリウスと2代目アクアで比較してみます。どちらもボディサイズ同様、最上級グレードのZ(2WD)の数値を参考に表にまとめてみました。

新型プリウス Z (ハイブリッド車・2WD)

2代目アクア Z (2WD)

荷室長(mm)

800

656

最大荷室幅(mm)

1,170

1,153

荷室高(mm)

680

824

荷室容量(L)

410

291

荷室サイズに関しては、ボディサイズの大きな新型プリウスのほうが余裕もあり、ラゲージ容量も大きくなっています。ただし、荷室高は、新型プリウスが680mmに対して、2代目アクアは824mと、アクアのほうが全高がある分、荷室高は軍配があがります。

新型プリウスの荷室サイズについては、以下の関連記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

プラットフォームの違い

新型プリウスの第2世代TNGAプラットフォームと2代目アクアのTNGAプラットフォーム
※写真左:新型プリウスの第2世代TNGAプラットフォーム 写真右:2代目アクアのTNGAプラットフォーム

2代目アクアは、TNGA(GA-B)プラットフォームを採用していますが、新型プリウスはより新しい第2世代TNGAプラットフォームとなっています。ちなみに先代モデルの4代目プリウスは、TNGA(GA-C)プラットフォームという、アクアのコンパクトカー向けTNGA(GA-B)プラットフォームよりもサイズの大きい車種向けのプラットフォームを採用していました。このことからもわかるように、新型プリウスと2代目アクアでは、プラットフォームから見ても車格が異なることがわかります。ただし、どちらも高いボディ剛性と静粛性に加え、安定感のある走りを実現していることは同様です。

パワーユニットや燃費の違い

新型プリウスの2.0Lハイブリッドシステム
※写真:新型プリウスの2.0Lハイブリッドシステム

続いて、新型プリウスと2代目アクアのパワーユニットおよび燃費の違いをみていきましょう。新型プリウスには、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車がありますが、こちらでは2代目アクアと条件を揃えるためにハイブリッド車同士で比較します。また、グレードに関しては、どちらも最上級グレードのZ(2WD)の数値を参考にしています。

新型プリウス Z (ハイブリッド車・2WD)

2代目アクア Z (2WD)

総排気量(cc]

1,986

1,490

エンジン種類

直列4気筒

直列3気筒

エンジン最高出力

152ps/6000rpm

91ps/5500rpm

エンジン最大トルク

19.2kgm/4400-5200rpm

12.2kgm/3800-4800rpm

モーター最高出力(ps)

113

80

モーター最大トルク(kgm)

21.0

14.4

トランスミッション

電気式無段階変速機

電気式無段階変速機

使用燃料

無鉛レギュラーガソリン

無鉛レギュラーガソリン

動力用主電池の種類

リチウムイオン電池

ニッケル水素電池

燃料消費率(km/L)
WTLCモード/国土交通省審査値

28.6(※1)

33.6(※2)

※1 195/60R17タイヤ×17×1/2Jスチールホイールを装着した場合、30.1km/Lとなります
※2 195/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイールを装着した場合、32.0 km/Lとなります

新型プリウスには、2.0Lプラグインハイブリッド車、2.0Lハイブリッド車、1.8Lハイブリッド車がありますが、今回は2.0Lハイブリッド車を参考にしています。また、2代目アクアは、全グレードが1.5Lハイブリッド車となります。バッテリーについては、新型プリウスは全グレードでリチウムイオン電池を採用。一方のアクアはBグレードのみリチウムイオン電池、そのほかのグレードではニッケル水素電池を採用しています。

最上級グレードのZ(2WD)で比較した場合、エンジンの排気量が小さく、ボディも軽量な2代目アクアのほうが優れています。ただし、新型プリウスには、電力のみで走行できる範囲の広い2.0Lプラグインハイブリッド車、燃費性能に優れる1.8Lハイブリッド車もあるので、必ずしもアクアのほうが燃費がよいと言い切れなくなっています。

例えば、新型プリウスの1.8Lハイブリッド車であるUグレード(2WD)の燃費は、32.6km/L(WLCTモード)となり、アクアとの差は一気に縮まります。また、2.0Lプラグインハイブリッド車は、燃費性能は26.0km/L(WLTCモード)となりますが、ガソリンを使用せず、充電した電力のみで87km走行可能なので、ガソリン消費量も抑えられます。

内装の違い

インテリアの違いを画像でみていきましょう。写真は、ともに上級グレードのZ(2WD)となります。

インストルメントパネル

インストルメントパネル
※写真左:新型プリウスの内装 Z(HEV・2WD)(内装色 : グラディエントブラック)写真右:2代目アクアの内装 Z

新型プリウスは、「アイランドアーキテクチャー」をコンセプトに、圧迫感のない広々とした空間と運転に集中しやすいコックピットを両立。直感的に操作ができ、ドライビングが楽しめる室内空間となっています。 

対する2代目アクアは、操作性や視認性に優れた10.5インチ大型ディスプレイオーディオをトヨタコンパクトカーとして初採用。操作パネルを集約し、シンプル・クリーンかつ上質な空間が特徴です。また、ボックスティッシュなどを収納できる助手席アッパーボックスのほか、充電ケーブルを収納できるスライド式トレイを採用したセンターコンソールなど、日々の使いやすさにもこだわっています。

シート

シート
※写真左:新型プリウスのシート Z(HEV・2WD)(内装色 : グラディエントブラック)写真右:2代目アクアのシート Z

最上級グレードのZで比較すると、新型プリウスはシートポジションを無段階に電動調整できる「運転席8ウェイパワースポーティシート&合成皮革シート表皮」を採用。どのような体型の方でも最適なポジションにあわせやすい、スポーティで高級感のあるシートを採用しています。

2代目アクアは、ヘッドレストがセパレート型になった上級ファブリックのシートを標準装備。合成皮革+柄ファブリックのシート表皮もメーカーオプションで選択できます。また、GやXなどのグレードでは、運転席イージーリターン機能(※)(メーカーパッケージオプション)やターンチルトシート(メーカーオプション)なども選べ、乗り降りの便利さに特徴が出ています。
※運転席足元のスライドレバーで好みのシートポジションを記憶しておき、乗車の際にシート横のメモリーレバーを操作することで記憶させたポジションに簡単に復帰することができる便利な機能

そのほかに各車の注目ポイント

そのほかに各車の注目ポイント
※ワイヤレス充電器と新型プリウスのパノラマルーフ(手動サンシェード付)

そのほかに新型プリウスと2代目アクアで注目すべきポイントを簡単に紹介します。まず、Zにはワイヤレス充電器が標準装備し、スマートフォンの充電に便利です。またリヤドアハンドルにドアオープンスイッチをトヨタとして初採用、後席への乗降をサポートしてくれます。そして、新型プリウスでおすすめなのがパノラマルーフ(手動サンシェード付)です。Zのメーカーオプションとして設定されており、室内に爽やかな光を取り込めるので、開放感がアップします。

2代目アクアのナノイーX
※2代目アクアのナノイーX

一方の2代目アクアは、運転を快適にしてくれる装備が充実。運転席イージーリターン機能やターンチルトシートをはじめ、新型プリウスでも設定のある室内を快適な空気環境にしてくれる「ナノイーX」、シートヒーター&ステアリングヒーターなどもぜひ装備したいオプションです。

新型プリウスや2代目アクアについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひ関連記事もあわせてご覧ください。

新車価格の違い

最後に気になる新車価格(税込)の違いをチェックしていきましょう。

新型プリウス

2代目アクア

2.0Lプラグインハイブリッド車

2.0Lハイブリッド車

1.8Lハイブリッド車(※)

2WD

460万円

320万円~370万円

275万円~299万円

199万7,000円~259万5,000円

E-Four

-

342万円~392万円

297万円~321万円

219万5,000円~259万8,000円

※1.8Lハイブリッド車の価格は、Xグレード(法人向け)とUグレード(KINTO専用)の価格になります。なお、Uグレードの価格は車両参考価格です

新型アクアは、もっとも安いBグレード(2WD)で199万7,000円と、200万円を切る価格が魅力です。最上級グレードのZ(2WD)でも240万円、スポーティな特別装備をまとったGR SPORT(2WD)も259万5,000円で手に入ります。 

一方で新型プリウスは、もっとも安いグレードでも320万円からとなり、プラグインハイブリッド車は460万円と高価ですが、2023年現在であれば国や地方自治体が補助金を用意しているので、活用することで費用を抑えられるでしょう

プリウスとアクア、サブスク価格(KINTO)比較

次は、トヨタのサブスクKINTOの月額料金を比較しましょう。月額料金の中には、税金や任意保険、メンテナンス、車検費用が含まれています。

プリウス

2代目アクア

Zグレード
(2.0Lハイブリッド車)

Gグレード
(2.0Lハイブリッド車)

Uグレード
(1.8Lハイブリッド車)

2WD

月額3万5,200円~

月額2万9,480円~

月額1万8,480円~

月額19,910円~

E-Four

月額3万7,290円~

月額3万1,570円~

月額2万350円~

月額21,780円~

月額料金はすべて初期費用フリープラン(7年、ボーナス払いあり)で計算したものです。アクアはボーナス払い11万円(税込)、プリウスはボーナス払い16万5,000円(税込)となります。次は、トヨタのサブスクKINTOの月額料金を比較しましょう。月額料金の中には、税金や任意保険、メンテナンス、車検費用が含まれています。

プリウスはボーナス払いで「16万5,000円」が選択可能なので、最低金額で見るとプリウスUグレードが1万8,480円(税込)と、アクアより安くなっています。

KINTOであれば、駐車場代、燃料代、洗車代を除く維持費が月額料金に含まれているので、急な出費がありません。購入と合わせて、KINTOも比較検討してみるといいでしょう。

アクア 初期費用フリープランの見積もりはこちら
アクア 解約金フリープランの見積もりはこちら
プリウスUグレード 初期費用フリープランの見積もりはこちら
プリウスUグレード 解約金フリープランの見積もりはこちら
プリウスZ/Gグレード 初期費用フリープランの見積もりはこちら
プリウスZ/Gグレード 解約金フリープランの見積もりはこちら

新型プリウスとアクアを比較 まとめ

新型プリウスとアクアを比較 まとめ
※Z(HEV・E-Four)(エモーショナルレッドⅡ)<オプション装着車>

5代目に生まれ変わり、よりスポーティなルックスと走りが魅力の新型プリウス。トヨタの最先端の技術が詰まった魅力的な1台となっています。一方でアクアは、ハイブリッドカー専用設計となるコンパクトカーで、燃費性能・使い勝手・運転のしやすさと魅力がたくさん詰まっています。

サイズ感や価格帯も違う2車種ですが、あなたはどちらがお好みですか?ここからは、新型プリウスおよび2代目アクアの購入を検討している方向けに、購入以外にも乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

ヤリス・プリウス「Uグレード試乗会」開催!(2024/5/11~6/30)

富山県、長崎県、熊本県で、KINTO Unlimited対応の「Uグレード(ヤリス・プリウス)」の試乗会の開催が決定!試乗会開催期間は2024年5月11日から6月30日まで。試乗予約は2024年4月25日から可能です。

試乗機会が少ないUグレードに乗ることができる、貴重なイベントです。予約はWebから可能。以下リンクから申し込みください。

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