トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ 新型プリウスのサイズは?全長・全幅・全高や室内寸法

トヨタ 新型プリウスのサイズは?全長・全幅・全高や室内寸法

プリウスは1997年に世界初の量産型ハイブリッド車として誕生して以来、ハイブリッド車の普及を牽引してきました。
 
2023年1月10日に発売された5代目となる新型プリウスのハイブリッド車(HEV)および2023年3月頃に発売予定のプラグインハイブリッド車(PHEV)は、「Hybrid Reborn」をコンセプトに、従来の強みである高い環境性能に加え「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」をかね備えたエモーショナルなクルマを目指して開発されています。
 
様々な点が進化している新型プリウスですが、サイズについてはどうでしょうか。本記事では新型プリウスのサイズに着目し、詳しく解説。同じトヨタのハイブリッド専用車であるアクア や、2022年9月に新型が登場したクラウン クロスオーバーとの大きさの比較も紹介します。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

新型プリウスのサイズ

※Z(HEV 2WD アッシュ)<オプション装着車>

ここからは、新型プリウスのボディサイズや室内サイズ、荷室サイズなどについて写真を中心に紹介します。

新型プリウスの主要サイズや外観

新型プリウス Z(HEV 2WD マスタード)※Z(HEV 2WD マスタード)

新型プリウスの主要サイズを一覧表にまとめました。

新型プリウスのサイズ

全長(mm)

4,600

全幅(mm)

1,780

全高(mm)

1,420~1,430

室内長(mm)

1,840

室内幅(mm)

1,500

室内高(mm)

1,130

ホイールベース(mm)

2,750

フロントトレッド(mm)

1,560

リヤトレッド(mm)

1,570

最低地上高(mm)

145~150

最小回転半径(m)

5.3~5.4

新型プリウス2.0Lモデルのボディサイズは全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,430mm。最低地上高は150mm、最小回転半径は5.4mとなっています。1.8 Lモデルは2.0 Lモデルよりも若干小さく、全高は10mm、最低地上高は5mm、最小回転半径は0.1m小さい設定。
 
2.0Lモデルには19インチタイヤが装着されており、メーカーオプションで17インチタイヤを選べますが、17インチタイヤを装着した場合は1.8Lモデルと同様に全高が10mm低くなります。
 
ドアミラーを格納した状態の最大幅は約1,845mm、ドアミラーを全開にした状態の最大幅は約2,085mm。ドア全開時の最大幅は約3,610mmとなります(※)。
※数値は参考値としての目安。車両の状態や測定方法などで異なります

低重心でスタイリッシュなプロポーション

新型プリウス U(HEV 2WD プラチナホワイトパールマイカ)<オプション装着車>※U(HEV 2WD プラチナホワイトパールマイカ)<オプション装着車>
 
独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、より低重心でスタイリッシュなプロポーションへ生まれ変わった新型プリウス。
 
シンプルながら抑揚のあるボディ造形は、美しく、エモーショナルな感性を刺激するデザインへとシフト。ハンマーヘッドをモチーフとしたフロントデザインや、薄型一文字のリヤコンビネーションランプを配したリヤデザインが印象的です。
 
新型プリウスには2.0LモデルのZグレードとGグレード、1.8LモデルのUグレードとXグレード(※)があり、さらに、グレードごとに2WD(FF)とE-Four(電気式4WDシステム)を選ぶことができます。
UグレートはKINTO専用仕様車、Xグレードは法人向け

新型プリウスの室内空間

新型プリウスの室内空間※Z(HEV 2WD 内装色:マチュアレッド)

新型プリウスの室内は「アイランドアーキテクチャー」がコンセプトの広々とした空間設計。コックピットは視線を前方に誘導するトップマウントメーターを起点に、安全確認がしやすく、運転に集中できる構成に。視線の動きや手の動きが、自然となめらかになる設計が、走りとリンクするスポーティな雰囲気を作り上げています。
新型プリウス 6:4分割可倒式リヤシート※6:4分割可倒式リヤシート

リヤシートは6:4分割可倒式で、載せる荷物に合わせて荷室を拡大可能。片側または両側を倒して使用すれば、長尺の荷物も搭載できます。なお、スペアタイヤ装着車はリヤシートを前倒しすると、荷室とリヤシート背面はフラットの状態になります(※)。
※スペアタイヤ非装着車は、販売店装着オプションのデッキボードを装着するとフラットにすることができます

新型プリウスの荷室サイズ

新型プリウスの荷室サイズ新型プリウスの荷室は、床面を最大限下げることで広々としたスペースを確保。Z、Gグレードは410L、Uグレードは422Lの荷室容量(スペアタイヤ非装着車)となっています。
新型プリウス スーツケース2個収納イメージ※スーツケース2個収納イメージ
 
直線的な開口で、バックドア全開時の最大高さは2,115mm19インチタイヤ装着車、測定位置:ハイマウントストップランプ)。大きなスーツケースなども出し入れしやすい設計となっています。

新型プリウスのタイヤ・ホイールサイズ

新型プリウス 専用アルミホイール(Z、Gグレードに標準装備)19550R19タイヤ&19×6½Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリックセンターオーナメント付)※専用アルミホイール(Z、Gグレードに標準装備)195/50R19タイヤ&19×6½Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック/センターオーナメント付)
新型プリウス 専用アルミホイール(Uグレード標準装備)19560R17タイヤ&17×6½Jアルミホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック+マットブラック塗装]付)※専用アルミホイール(Uグレード標準装備)195/60R17タイヤ&17×6½Jアルミホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック+マットブラック塗装]付)

エモーショナルなデザイン・走りを実現するために改良され、「第2世代TNGAプラットフォーム」をベースに低重心化を実現した新型プリウス。

タイヤには大径タイヤを採用し、Z/Gグレードに195/50R19タイヤ&19×6½Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック/センターオーナメント付)(標準装備)を設定しています。(※)
※Uグレードは195/60R17タイヤ&17×6½Jアルミホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック+マットブラック塗装]付)を標準装備
新型プリウス 19560R17タイヤ&17×6½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック塗装]付)※195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック塗装]付)
 
またZ、Gグレードでは、メーカーオプションとして195/60R17タイヤ&17×6½Jスチールホイール(樹脂フルキャップ[ダークグレーメタリック塗装]付)も選べます。

旧型プリウスとのサイズ比較

左:新型プリウス 右:旧型プリウス左:新型プリウス 右:旧型プリウス

それでは、ここからは新型プリウスのサイズを比較していきます。

まずは旧型プリウスとの比較です。旧型プリウスは1.8Lモデルのみだったため、1.8Lで2WDとE-Fourの設定があるグレード同士(新型:Uグレード、旧型:Aグレード)で比較してみました。なお、旧型プリウスのサイズは2021年6月に行われた一部改良後のデータを使用しています。

新型プリウス

旧型プリウス(4代目)

全長(mm)

4,600

4,575

全幅(mm)

1,780

1,760

全高(mm)

1,420

1,470

室内長(mm)

1,840

2,110

室内幅(mm)

1,500

1,490

室内高(mm)

1,130

1,195

ホイールベース(mm)

2,750

2,700

フロントトレッド(mm)

1,560

1,530

リヤトレッド(mm)

1,570

1,540

最低地上高(mm)

145

130

最小回転半径(m)

5.3

5.1

※新型プリウス:Uグレード 2WD/4WD(E-Four)
※旧型プリウス:Aグレード 2WD/4WD(E-Four)
 
新型プリウス1.8Lモデルのボディサイズは全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,420mm。旧型プリウスと比べて全長は25mm、全幅は20mm、ホイールベースは50mm大きく、全高が50mm小さくなっています。つまり、4代目プリウスと比べて新型プリウスのボディサイズは大きく、全高は低くなっていることがわかります。
 
新型プリウスの室内サイズは室内長1,840mm×室内幅1,500mm×室内高1,130mm。旧型プリウスと比べて室内長が270mm、室内高が65mm小さく、室内幅が10mm大きくなっています。

アクア・クラウンとのサイズ比較

左:アクア 右:クラウン クロスオーバー※左:アクア 右:クラウン クロスオーバー

次は、新型プリウスと同様にハイブリッド専用車で2021年に10年ぶりのフルモデルチェンジを実施したアクアと、2022年9月に同じくフルモデルチェンジを実施したばかりのクラウン クロスオーバーとの最上級グレード同士で比較してみました。

新型プリウス

アクア

クラウン クロスオーバー

全長(mm)

4,600

4,050

4,930

全幅(mm)

1,780

1,695

1,840

全高(mm)

1,430

1,485[1,505]

1,540

室内長(mm)

1,840

1,830

1,980

室内幅(mm)

1,500

1,425

1,540

室内高(mm)

1,130

1,190

1,170

ホイールベース(mm)

2,750

2,600

2,850

フロントトレッド(mm)

1,560

1,480

1,605

リヤトレッド(mm)

1,570

1,475[1,485]

1,615

最低地上高(mm)

150

140[155]

145

最小回転半径(m)

5.4

5.2

5.4

※新型プリウス:Zグレード 2WD/4WD(E-Four)
※アクア:Zグレード [ ]内は4WD(E-Four)
※クラウン クロスオーバー:CROSSOVER G“Advanced・Leather Package” 4WD(E-Four)
 
3台のボディサイズを比較してみると、新型プリウスはアクアよりひと回り大きく、クラウンクロスオーバーよりもひと回り小さいサイズ。
 
コンパクトカーのアクアは、新型プリウスよりも全長は550mm、全幅は85mm、ホイールベースは150mm小さく、全高のみ大きめになっています。アクアは「日々の暮らしにちょうどいい」をコンセプトにしているように、駐車や狭い道など生活の中での動きやすさを重視したい人におすすめでしょう。

SUVにカテゴライズされるクラウン クロスオーバーは、新型プリウスよりも全長・全幅・全高・ホイールベースともに大きく、全長は330mm、全幅は60mm、全高は110mm、ホイールベースは100mm大きくなっています。
 
クラウン クロスオーバーは「全席特等席」の室内や広々とした荷室空間が特徴であるように、ゆったり快適なドライブを楽しみたい人におすすめです。

新型プリウスの大きさは、アクアとクラウン クロスオーバーの中間サイズであることがわかります。新型プリウスは低重心に設計されており、室内は「アイランドアーキテクチャー」をコンセプトにした広々とした設計。セダンということもあり、燃費の良さのみならず、乗り心地の良さ、安定した走りといった扱いやすさも求める人におすすめです。
 
スペックだけではわからないサイズ感の違いなどもありますので、車選びの際には実際に試乗などで確認してみましょう。

新型プリウスは機械式駐車場に入る?

新型プリウスは機械式駐車場に入る?旧モデルよりサイズアップした新型プリウス。「機械式駐車場にも入る?」と、心配な方もいるかもしれません。
 
一般的な目安となる、下記のような機械式駐車場の規格

  • 全長5,000mm未満
  • 全幅1,850mm未満
  • 全高1,550mm未満
  • 重量2,000kg未満

に対し、新型プリウスのサイズは全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,420~1,430mm、重量は1,360~1,480kg。新型プリウスは全長、全幅、全高、重量ともに規格内に収まっていることがわかります。
 
ただし、機械式駐車場については統一された規格がなく、駐車場のサイズは機械式駐車場によって異なるため、すべての駐車場に当てはまるとは言えません。必ず管理会社に規格や利用可能な車のサイズを事前に確認するようにしましょう。

新型プリウス サイズ まとめ

新型プリウス サイズ まとめ「Hybrid Reborn」をコンセプトにフルモデルチェンジした新型プリウス。旧モデルである4代目プリウスよりも若干サイズアップしていますが、低重心かつ「アイランドアーキテクチャー」をコンセプトにした運転のしやすさや、そして持ち前の環境性能の高さも持ち合わせています。さらに、一目惚れするデザイン、虜にさせる走りを兼ね備えた新型プリウスは、きっと街行く人々の視線を奪うことでしょう。

新型プリウスは、トヨタのサブスクサービス「KINTO」でもお求めいただけます。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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