About Toyota/Lexus Car
トヨタ車&レクサス車解説
【2022年最新】トヨタSUV燃費ランキング!燃費のいいSUVは?

2022年1月時点で10種類をラインアップしているトヨタのSUV、どの車種も高い性能とデザインで人気を誇っています。
本記事ではトヨタSUVの特徴について、燃費がいい順にランキング形式で紹介します。低燃費かつ使い勝手に優れたトヨタSUVの中から、燃費も基準に車を選ぶ際にお役立てください。
SUVも含めたトヨタの乗用車(軽自動車を除く普通車や小型車)全体の燃費ランキングについては燃費のいい車ランキングをご覧ください。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新の新車販売グレードにはない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトでご確認ください。
<この記事の目次>
トヨタSUVの特徴
トヨタSUVの特徴として挙げられるのが、エンジンバリエーションの豊富さです。ガソリンに加え、ディーゼル、ハイブリッドにプラグインハイブリッド(PHV)と、車種によって様々なエンジンが用意されています。
ガソリン車
今もなお、多くの車に採用されているガソリンエンジンですが、技術開発が進んだことにより、小排気量でもターボを組み合わせるなど低燃費とハイパワーを両立させたガソリン車も増えています。
ディーゼル車
ディーゼルエンジンは低回転域からの力強いトルクを発生させることが特徴です。ディーゼル車は低燃費に加えて安い軽油を使用することで燃料費も抑えられるというメリットがあります。
ハイブリッド車
電気モーターとガソリンエンジンの相乗効果により、優れた動力性能と低燃費化の両立を実現したのがハイブリッド車です。1997年に発売された初代プリウスは、ハイブリッド車のパイオニア的存在となっています。
プラグインハイブリッド車(PHV)
電気自動車の経済性とハイブリッド車の実用性とを併せ持ったプラグインハイブリッド車(PHV)は、基本的には外部電源から駆動用電池に充電した電気を使用してEV走行します。駆動用電池の残量が減少した場合などは、ガソリンエンジンを併用するハイブリッド車として走行するように自動制御されます。
トヨタSUVの燃費がいい車種ランキング
それでは、トヨタのSUVについて燃費がいい順(WLTCモード最高燃費順)にランキング形式で紹介していきます。
順位 | 車名 | エンジン種別 | 最高燃費(WLTC) |
---|---|---|---|
1位 | ヤリス クロス | ハイブリッド ガソリン |
30.8km/L 20.2km/L |
2位 | ライズ | ハイブリッド ガソリン |
28.0km/L 20.7km/L |
3位 | カローラ クロス | ハイブリッド ガソリン |
26.2km/L 14.4km/L |
4位 | C-HR | ハイブリッド ガソリン |
25.8km/L 15.4km/L |
5位 | ハリアー | ハイブリッド ガソリン |
22.3km/L 15.4km/L |
6位 | RAV4 PHV | プラグインハイブリッド | 22.2km/L |
7位 | RAV4 | ハイブリッド ガソリン |
21.4km/L 15.8km/L |
8位 | ハイラックス | ディーゼル | 11.7km/L |
9位 | ランドクルーザー プラド | ディーゼル ガソリン |
11.2km/L 8.3km/L |
10位 | ランドクルーザー | ディーゼル ガソリン |
9.7km/L 8.0km/L |
ヤリス クロス

※HYBRID G(2WD)
2020年8月に登場した「ヤリス クロス」はその名のとおり、コンパクトカーであるヤリスの派生モデルです。ヤリス同様にコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用し、走りの実力もさることながらハイブリッド車ではガソリン乗用車コンパクトクラス世界トップレベルの低燃費を実現しています。
またコンパクトSUVでありながら使い勝手にもこだわり、コンパクトSUVトップレベルの容量となる390Lの荷室(2WDガソリン車かつデッキボード非装着状態でデッキアンダートレイを含む容量)を備えています。
スーツケース(110L)2個、またはゴルフバッグ(9.5インチ)2個を収納可能で、SUVならではの背の高さを活かしたパッケージングが特徴です。
最高燃費(WLTC) | 30.8km/L(ハイブリッド:2WD) 20.2km/L(ガソリン:2WD) |
価格(税込) | 179万8,000円~ |
ライズ

※Z(ハイブリッド 2WD ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール)
2019年11月に登場した「ライズ」は、全長3,995mm、全幅1,695mmという5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディサイズにSUVらしい力強さを凝縮した外観が特徴です。コンパクトなサイズながら、コンパクトSUVクラストップレベルとなる369Lの荷室(デッキボード下段時 ※デッキボード上段時は303L)を備えるなど、使い勝手にも抜かりはありません。
2021年11月の一部改良によりラインアップが追加されたライズのパワーユニットは、ガソリン車の「1.2L(WA-VE)」と「1.0Lターボ(1KR-VET)」、ハイブリッド車の「e-SMARTハイブリッド1.2L(WA-VEX)」の合計3種類。コンパクトSUVクラストップレベルの低燃費を誇るハイブリッド車(2WD)の燃費はWLTCモード28.0km/L(2WD車)を実現しています。
ライズは2020年の年間新車販売台数で12万6,038台を記録し、SUVの販売台数で堂々の1位を獲得しました。
最高燃費(WLTC) | 28.0km/L(ハイブリッド:2WD) 20.7km/L(ガソリン:2WD) |
価格(税込) | 170万7,000円~ |
カローラ クロス

※Z(ハイブリッド車 2WD)
「カローラ クロス」は2021年9月にカローラシリーズ初のSUVとして誕生しました。SUVならではの広い室内空間や上質な内外装デザインなどが特徴で、レジャーから街乗りまで幅広いシーンで活躍します。
5人乗車時でもコンパクトSUVクラストップレベルの荷室容量487Lを実現したカローラ クロス。荷物の積み下ろしのしやすさにもこだわるなど、使い勝手の良さも注目したいポイントです。
カローラシリーズの特徴でもある燃費の良さについてはカローラ クロスも同様で、Z(ハイブリッド車・2WD)のWLTCモード燃費は、コンパクトSUVクラストップレベルの26.2km/Lという低燃費を実現しています
最高燃費(WLTC) | 26.2km/L(ハイブリッド:2WD) 14.4km/L(ガソリン:2WD) |
価格(税込) | 199万9,000円~ |
C-HR

※G
独創的なスタイルが特徴の「C-HR」は、プリウスに次ぐプラットフォームTNGAの第2号車として2016年12月に登場。世界の様々な道や国内外のサーキットコースで走行テストを重ねるなど、デザインと走りに徹底的にこだわったSUVです。
エモーショナルな外観に目を奪われがちですが、ハイブリッドシステムはWLTCモード25.8km/Lという低燃費を達成しています。ガソリンエンジンも1.2Lという小排気量に高効率のターボを組み合わせることでハイパワーとWLTCモード15.4km/Lという低燃費を両立しています。
最高燃費(WLTC) | 25.8km/L(ハイブリッド:2WD) 15.4km/L(ガソリン:2WD) |
価格(税込) | 238万2,000円~ |
ハリアー

※Z“Leather Package”
「ハリアー」は1997年に初代モデルが登場、高級SUVの元祖的な存在です。2020年6月に発売された現行モデルにおいても、クーペのような流麗なフォルム、高い静粛性を実現した上質な室内空間など、これまでのハリアーの伝統はしっかりと受け継がれています。
プラットフォームにはTNGAプラットフォーム(GA-K)を採用し、ガソリン車では2.0LダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVTにより優れた動力性能とWLTCモード15.4km/Lという低燃費を、2.5Lダイナミックフォースエンジンを採用したハイブリッド車はWLTCモード22.3km/Lという低燃費を実現しています。
最高燃費(WLTC) | 22.3km/L(ハイブリッド:2WD) 15.4km/L(ガソリン:2WD) |
価格(税込) | 299万円~ |
RAV4 PHV

※G“Z”
RAV4ブランドの最上級モデルとして、プラグインハイブリッドシステムを搭載したのが「RAV4 PHV」です。システム最高出力は306psに達し、0-100km/h加速6.0秒という圧倒的な加速性能などにより、スポーティで力強い走行を実現しています。
4WDでありながらWLTCモード22.2km/Lという優秀な燃費性能に加えて、EV(電気自動車)モード走行距離も95kmとプラグインハイブリッドシステム搭載のSUVクラストップレベルで、日常生活であればほぼEVとして使うことも可能といえるレベルです。
ガソリンタンク容量も55Lを確保しており、計算上の航続距離はなんと1,300km以上となります。
※EV走行概算値95km+(ハイブリッド燃料消費率WLTCモード22.2km/L×燃料タンク容量55L)=1,316km
また、標準装備される最大1,500W(AC100V)の外部給電機能は、エンジンをかけずバッテリーだけの状態でも給電可能で、停電・災害時などの緊急時やアウトドアでも頼りになる存在です。
最高燃費(WLTC) | 22.2km/L(プラグインハイブリッド:E-Four) |
価格(税込) | 469万円~ |
RAV4

※Adventure
1994年に登場し、乗用車タイプのSUV(クロスオーバーSUV)という新たな市場を開拓したのが「RAV4」です。
2019年にフルモデルチェンジされた現行のRAV4は世界初となる新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を装備し、オンロード・オフロードを問わず、高い操縦性を実現。4WD走行が不要と判断した時には、2WD走行へ切り替える「ディスコネクト機構」の採用により、燃費向上を図っています。
「ダイナミックフォースエンジン」と名付けられた2.0Lガソリンエンジンおよび2.5Lハイブリッドシステムは力強い走りと優れた燃費性能で、ガソリン車でWLTCモード15.8km/L、ハイブリッド車でWLTCモード21.4km/Lを実現しています。
最高燃費(WLTC) | 21.4km/L(ハイブリッド:2WD) 15.8km/L(ガソリン:2WD) |
価格(税込) | 277万4,000円~ |
ハイラックス

※Z
初代の登場は1968年と実に50年以上の歴史があり、世界約180の国および地域で販売されるSUVが「ハイラックス」です。日本では2004年に一度、販売を終了しましたが、ファンからの声に応えるかたちで2017年に国内市場に復活しました。
ダイヤル操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを装備。オンロードからオフロードまで本格4WD車としての高い走行性能を備え、世界一過酷と称される2021年ダカールラリーに出場して4台中3台が完走、しかも1台は総合2位でフィニッシュするなど、その性能はレースの世界でも実証されています。
2.4Lディーゼルターボエンジンは低回転域から高トルクを発揮するとともに、優れた環境性能を実現。WLTCモード11.7km/Lという燃費を達成しています。
最高燃費(WLTC) | 11.7km/L(ディーゼル:4WD) |
価格(税込) | 347万1,000円~ |
ランドクルーザー プラド

※TZ-G
「ランドクルーザー プラド」は、世界170以上の国・地域で「いつでもどこへでもいける安心感と快適性」を備えた車として愛されています。現行モデルは2009年に発売され、その後2013年と2017年にマイナーチェンジされました。
エンジンは2.8Lディーゼルエンジンと2.7Lガソリンエンジンの2種類をラインアップ。2020年8月の一部改良により、ディーゼルエンジンのターボチャージャーがサイズアップすることで、最高出力が従来の177psから204psに向上しています。
燃費は2.8LディーゼルエンジンがWLTCモード11.2km/L 、2.7LガソリンエンジンがWLTCモード8.3km/Lを達成しています。
最高燃費(WLTC) | 11.2km/L(ディーゼル:4WD) 8.3km/L(ガソリン:4WD) |
価格(税込) | 366万6,000円~ |
ランドクルーザー

※ZX(ガソリン車)
「ランドクルーザー(300系)」はトヨタが世界に誇るキングオブ4WD、キングオブSUVとして頂点に君臨するSUVです。
1951年8月にトヨタジープBJ型として発売され、日本で最も長い歴史を持つランドクルーザーは、「ヘビーデューティー系」「ステーションワゴン系」「ライトデューティー系」の3つのタイプに分けられ、ステーションワゴン系ランドクルーザーの最新モデルが2021年8月に発売されたランドクルーザー(300系)になります。
ランドクルーザーにふさわしいパワーと環境性能を兼ね備えたパワートレインは、3.5L V6ツインターボ ガソリンエンジンと3.3L V6ツインターボ ディーゼルエンジンをラインアップ。刷新された伝統のラダーフレーム(GA-Fプラットフォーム)とのコンビネーションにより、まさに「キングオブ4WD」の呼び名にふさわしい力強い走りをみせます。
燃費はWLTCモード9.7km/L(ディーゼル車)ですが、大排気量V6エンジンに4WD、車両重量約2.5トンというヘビー級のボディは、他のSUVを圧倒する唯一無二の存在感を放ちます。
最高燃費(WLTC) | 9.7km/L(ディーゼル:4WD) 8.0km/L(ガソリン:4WD) |
価格(税込) | 510万円~ |
トヨタSUVの燃費ランキング まとめ
![ヤリスクロス POWER UNIT[E-Four(HYBRID)]](https://images.microcms-assets.io/assets/c8f79fe8d67e4eb3a34ad72f0d950baf/99bca48d3fa445418d717f23e3330f0a/toyota-suv-nenpi_11.jpeg)
ここまでトヨタのSUVをみてきましたが、「SUVは車体が大きく重い=燃費がわるい」といったイメージを持っていた人にとっては、「30km/L超え」のヤリス クロスのような、優れた燃費性能を持つSUVの存在は予想外だったのではないでしょうか。
技術の進化は凄まじく、最新SUVの多くは燃費の面でも優れたパフォーマンスを発揮します。SUVだからといって燃費について特段悩むことなく、車選びができる時代になってきたといえるでしょう。
それでは最後に、購入以外にもトヨタのSUVに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ(レクサス)の新車に乗れる(※)サブスクリプションサービス。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額。さらに、クレジットカード払いも可能です。
2021年12月より、初期費用0円で気軽に乗り始められる「初期費用フリープラン」と、いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができるようになりました。
※GRヤリス“モリゾウセレクション”除く
※bZ4X専用プランでは5年目以降は解約金0円
トヨタ車(※)は3/5/7年、レクサス車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「のりかえGO」(法人契約・レクサス車は対象外)もあります。申し込みは全てインターネットで完結するので、販売店に何度も足を運ぶ必要もありません。
※GRヤリス“モリゾウセレクション”は3年契約のみ
※bZ4X専用プランでは最長10年
KINTOが気になる方は、ぜひ取り扱い車種ラインアップページ(トヨタ車・レクサス車)をチェックしてみてください。納車時期の目途や月額料金を確認することができます。
なお、車を購入する場合の費用とKINTOの初期費用フリープランの場合の費用で比較検討したい方は、支払いプラン別比較ツールで月々の支払額をイメージしてみることをおすすめします。お好みの車種と運転される方の年齢、利用期間を選択するだけで、KINTOの利用と購入(現金一括・銀行自動車ローン)での月々の支払額をシミュレーションすることができます。
KINTOを利用してトヨタのSUVに乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?
よくある質問
Q:燃費がいいハイブリッド車の特徴は?
ハイブリッド車は、電気モーターとガソリンエンジンの相乗効果による、優れた動力性能や燃費性能などが特徴です。
Q:プラグインハイブリッド車(PHV)とは?
プラグインハイブリッド車(PHV)=プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)は、電気自動車の経済性とハイブリッド車の実用性を併せ持ちます。
基本的には外部電源から駆動用電池に充電した電気を使用してEV走行し、駆動用電池の残量が減少した場合などは、ガソリンエンジンを併用するハイブリッド車として走行するように自動制御されます。