試乗記・レポート
クラウンクロスオーバー実燃費レビュー!試乗して分かった走りの魅力とあわせてレポート
2022年に発売されてから、すでに2年が経過(執筆時)したクラウン(クロスオーバー)。本記事では、クラウン(クロスオーバー)の2.5Lハイブリッドに1日試乗したので、実燃費と試乗レビューをお届けします。
クラウン(クロスオーバー)を検討中の方、ほかのクラウンシリーズと合わせて検討中の方、情報収集中の方はぜひ本記事をご参考ください!
※取材した人※
KINTOコラム記事編集部:マツナガ
IT系書籍編集、大手自動車雑誌の編集を経たのち、KINTOに入社。家族と一緒に楽しめて走りの良い車が大好き。燃費走行は下手。KINTOのYouTubeチャンネルにも出演中
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
≪YouTubeにてクラウン関連動画を公開中≫
今回の記事の内容は下記動画にて公開中です。合わせてご覧ください。
クラウン(クロスオーバー)とクラウン(スポーツ)の比較動画も公開中です。
クラウン(クロスオーバー)のカタログ燃費・実燃費
実燃費を報告する前に、カタログ燃費について解説します。クラウン(クロスオーバー)には、2.5Lハイブリッドと2.4Lターボハイブリッド、2つのパワートレーンがラインアップされています。それぞれの特徴は以下となります。
・2.5Lハイブリッドシステム:パワーと低燃費を両立したトヨタの定番ハイブリッドシステムで、RAV4やハリアー、アルファード等にも採用されている。システム最高出力は234ps
・2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム:272ps/46.9kgmと大パワーの2.4Lターボエンジンに、後輪にeAxle(※)を配置した新開発のハイブリッドシステム。6速ATが組み合わされ、ダイレクト感あふれる走りが魅力。システム最高出力は349ps
※eAxleとは走行用モーター、インバーター、トランスアクスル(減速機)を一体化したシステムのこと
クラウン(クロスオーバー)のカタログ燃費
そんなクラウン(クロスオーバー)のグレードとカタログ燃費は以下となります。
RS | Z | G | X | |
---|---|---|---|---|
パワートレーン | 2.4Lターボ | 2.5Lハイブリッド | ||
WLTCモード燃費(km/L) | 15.7 | 22.2 | 22.4 | |
市街地モード燃費(km/L) | 12.6 | 20.9 | 21.2 | |
郊外モード燃費(km/L) | 15.8 | 23.6 | 23.8 | |
高速道路モード燃費(km/L) | 17.6 | 21.9 | 22.1 |
2.4Lターボハイブリッドはパワー重視、2.5Lハイブリッドは低燃費と、それぞれ特徴が異なります。
また2.5LハイブリッドはE-Four、2.4LターボハイブリッドはE-Four Advancedという、ともに電気式の4WDシステムを搭載しています。2WDと比べて燃費面で不利にもかかわらず、2.5Lハイブリッドはカタログ燃費リッター20kmを超える低燃費を実現しています。
クラウン(クロスオーバー)2.5Lハイブリッドの実燃費
トヨタカローラ香川春日店からサンポート高松までの往復、街中を中心に15.4km走った今回の試乗。ドライブモードを色々試すなど燃費配慮は特に意識せず、エアコンも使用(オートエアコン温度設定:25℃)した結果、クラウン(クロスオーバー)2.5Lハイブリッドの実燃費は、17.8km/Lでした。赤信号で頻繁に停止するなど、郊外ではなく市街地に近い条件でした。
クラウン(クロスオーバー)試乗レビュー
マツナガ、前職の自動車雑誌時代に2.5Lハイブリッド、2.4Lターボハイブリッドに試乗したことがあり、今回は3回目のクラウン(クロスオーバー)試乗となります。最初に乗った時、ハンドリングの楽しさに感動したのですが、その印象は今回の試乗でも変わりませんでした。
クラウン(クロスオーバー)には、四輪操舵システム(DRS…Dynamic Rear Steering)という、ハンドルの操作に合わせて後輪の向きを前輪と逆向きもしくは同じ向きに制御するシステムが搭載されています。低速域では前輪と逆向きにすることで最小回転半径の低減に寄与、高速域では前輪と同じ向きにすることで車両安定性を高めるというものです。
これが、まさに「操る楽しさ」を味わわせてくれます。ここに、システム最高出力234psの2.5Lパワートレーンが組み合わさり、最高のドライブ体験をもたらします。それでいて、快適性や静粛性はとても高く、高級車のクオリティです。やっぱりクラウンは違うな・・・と感じさせてくれます。
価格は440万~685万円(税込)と決して安くはありませんが、「クラウンって凄いなぁ、さすがトヨタのフラッグシップだ」と思わせてくれる1台です。気になっている方は、ぜひ一度トヨタの販売店で試乗することをおすすめします。
クラウン(クロスオーバー)関連記事
クラウン(クロスオーバー)については、以下の関連記事でも詳しく紹介しています。こちらもあわせてご確認ください。
今後も、KINTOのYouTubeチャンネルでは車に関するさまざまな動画を公開していくので、ぜひチャンネル登録をお願いいたします。
最後に、車のサブスク「KINTO」についてご紹介します。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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