トヨタ車&レクサス車解説
ランドクルーザープラドの燃費・ガソリンとディーゼルの違い
ランドクルーザー プラドといえば、大きくてパワフルな印象の一方で「燃費はどうなの?」と、気になる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ランドクルーザー プラドの燃費性能を解説。ガソリン車とディーゼル車の違いや走行性能などについても紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
ランドクルーザー プラドとは?
1951年に誕生し、70周年を迎えるランドクルーザー。日本でもっとも長い歴史を持つ車で、世界170の国と地域で累計約1,040万台、年間30万台以上※を売り上げるなど、驚異的な販売記録を持つ4WDでもあります。
※2020年末時点、累計販売台数、年間販売台数ともLEXUS LX、GXを含む数値
そんな“キングオブ4WD”ランドクルーザーから派生したランドクルーザー プラドは、本格4WDとしての骨子は保ちつつ、居住性や取り回しのしやすさ、デザイン性といった実用的なニーズに対応したモデル。よりライトな感覚で4WDを楽しめるライトデューティー系として幅広い層の人々から支持され、ランドクルーザー同様、世界で確固たる地位を築いてきました。
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ランドクルーザー プラドの燃費
ランドクルーザー プラドのグレード別カタログ燃費(WLTCモード)は以下の通りです。
グレード | ガソリン車 | ディーゼル車 |
---|---|---|
TX | 8.3km/L | 11.2km/L |
TX”Lパッケージ” | 8.3km/L | 11.2km/L |
TZ-G | - | 11.2km/L |
ランドクルーザー プラドのエンジンは、直4 2.7L 2TR-FEガソリンエンジンと、直4 2.8L 1GD-FTVディーゼルエンジンの2種類。ガソリン車とディーゼル車で燃費性能も動力性能も異なります。
ディーゼルエンジンはトルクフルな動力性能と燃費性能
ランドクルーザー プラドのディーゼル車は、水冷式インタークーラーおよびターボチャージャーのサイズアップなど各部の形状・構造が見直された直4 2.8L 1GD-FTVディーゼルエンジンを採用。最高出力204ps、最大トルク500Nmものパワフルな動力性能を発揮します。
クリーンディーゼルエンジンを搭載し、高い環境性能を実現。DPR(排出ガス浄化装置)や尿素SCRシステムなどを取り入れ、排出ガスをクリーン化しています。WLTCモードで11.2km/Lの優れた燃費も環境性能の一助になっています。
ガソリンエンジンはパワーと燃費性能をバランスよく両立
ランドクルーザー プラドのガソリン車は、最高出力163ps、最大トルク246Nmの2.7L ガソリンエンジンを採用。パワー・操作性・静粛性・環境性能など、あらゆる機能に優れたバランスの良さが魅力で、路でも市街地でも、スムーズかつ快適に走行します。
さらに、Dual VVT-i(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)の採用や高い圧縮比により、WLTCモードで8.3km/Lの低燃費を実現しています。
なお、兄貴分であるランドクルーザーはガソリン車のみですが、燃費性能はWLTCモードで6.7~6.9km/L。ガソリン車ではプラドの方がWLTCモードで1.4~1.6km/L、ディーゼル車では4.3~4.5km/Lもの差がつきます。
ランドクルーザーよりひと回り小さく、市街地での走りやすさを重視したランドクルーザー プラドですが、燃費の面でも日常使いの実用性が高いと言っていいでしょう。
ランドクルーザー プラドの乗り心地や走行性能
ランドクルーザー プラドの優れた特長の一つが、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」と評価されるランドクルーザーから受け継いだ、本格4WDとしての圧倒的な走行性能です。
日本で販売されている4WDのSUVのほとんどは、ボディとフレームが一体構造になっているモノコック構造ですが、ランドクルーザー プラドの車体は、はしご状のラダーフレームの上にボディを載せるフレーム構造を採用し、高い堅牢性とパワフルな走りを実現しています。
対地障害角は最大安定傾斜角42°、登坂能力42°と、険しいオフロードでも力強く突き進める走破性能を持ち合わせています。
さらに、パワフルな走りを支える様々な機能を搭載しています。2.8Lディーゼル車に標準装備の「アクティブトラクションコントロール」は、雪道やオフロードなどでスリップを検知すると、空転した車輪にブレーキをかけ、残りの車輪に駆動力を配分する機能。悪路でも安定した走行を可能にします。
シーンに合わせて最大5つの走行モードが選択可能な「ドライブモードセレクト」は、TZ-Gに標準装備。ダイナミックな加速を味わいたい時、ゆったりと穏やかに走りたい時など5つのモードから状況や気分にあった走りのテイストを選べます。
TZ-Gにはトヨタ独自の「KDSS(キネティック ダイナミック サスペンション システム)」を採用。オンロード/オフロードでスタビライザーの効力を調整することで、コーナリング時などで車両の傾きを防ぎ、快適な乗り心地と優れた操縦安定性を両立します。
オフロード走行時には、タイヤの空転によるスタックや駆動力不足による失速が起きがちです。TZ-Gにメーカーオプションの「マルチテレインセレクト」機能では、路面状況に応じた最適な制御を行い、走破性を確保します。
「クロールコントロール」は、状況に応じて5段階の速度設定が行える機能。悪路を走行する際、アクセルやブレーキ操作をすることなく、ステアリング操作のみで極低速走行できます。
ランドクルーザー プラドの燃費性能まとめ
ガソリン車とディーゼル車を選べるランドクルーザー プラド。それぞれエンジンの特性が異なり、燃費性能にも差があるので、使用目的や生活環境に応じてセレクトすることをおすすめします。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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