トヨタ車&レクサス車解説
新型ヴォクシーのサイズは?アルファードとの大きさ比較も!
トヨタのミドルサイズミニバンの代表格である「ヴォクシー」は、クールな外観で「カッコイイ」を表現し、スタイリッシュなデザインが特徴。
2020年 (1月~12月) の新車販売台数ランキング(軽自動車および海外ブランドを除く、以下同様)で10位(ミニバン4位)、2021年 (1月~12月) の新車販売台数ランキングでも9位(ミニバン3位)にランクインするほどの人気車です。
そんな人気のヴォクシーの購入を検討するうえで気になるのが、ボディサイズや室内サイズではないでしょうか。
本記事では、2022年1月に発売された新型ヴォクシーのボディサイズや室内空間について、トヨタの人気ミニバン「アルファード」「シエンタ」や旧型ヴォクシーとの比較も含めて紹介します。
※本記事は3代目ヴォクシー(2014年1月~2022年1月に販売された80系)と4代目となる新型ヴォクシー(2022年1月~)に関する内容を含みます。
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ヴォクシーのサイズ
ヴォクシーのボディサイズや室内サイズ、また多彩なシートアレンジや荷室について紹介します。
ヴォクシーは2022年1月のフルモデルチェンジで「より快適に」「より便利に」「より安心な」ミニバンとなりました。新型ヴォクシーのサイズ(4代目の最上級モデル「S-Z」)と旧型ヴォクシーサイズ(3代目のエアロモデル「ZS」)をみていきましょう。
新型ヴォクシーのサイズ | 旧型ヴォクシーのサイズ | |
---|---|---|
全長(mm) | 4,695 | 4,710 |
全幅(mm) | 1,730 | 1,735 |
全高(mm) | 1,895(1,925) | 1,825 |
ホイールベース(mm) | 2,850 | 2,850 |
フロントトレッド(mm) | 1,500 | 1,500 |
リヤトレッド(mm) | 1,515 | 1,480 |
最低地上高(mm) | 140(125) | 160 |
室内長(mm) | 2,805 | 2,930 |
室内幅(mm) | 1,470 | 1,540 |
室内高(mm) | 1,405 | 1,400 |
定員(人) | 7 | 7 |
車両重量(kg) | 1,670(1,710) | 1,620 |
最小回転半径(m) | 5.5 | 5.5 |
※( )内はE-Four
新旧ヴォクシー(エアログレード同士)のボディサイズや室内サイズを一覧表にまとめました。
新型ヴォクシーのボディサイズは、全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895~1,925mm。旧型と比較すると、新型ヴォクシーのほうが全長は-15mm、全幅は-5mmほどコンパクトに、そして全高は+70mm(+100mm)と拡大。
新型ヴォクシーのリヤトレッドは+35mmとなりワイドトレッド化、さらに最低地上高は-20mmとなり、新型ヴォクシーのワイド&ローなスタイルがそのサイズからもうかがえます。
ヴォクシーの乗車イメージ
ここでは実際の乗車イメージについてみていきます。
上の写真はセカンドシートに大人の男性が乗車したイメージですが、ミドルサイズミニバンとはいえ、頭上や膝まわり、足元など、十分な広さがあることがわかります。
ヴォクシーの荷室
新型ヴォクシーの室内寸法は、室内長2,805mm×室内幅1,470mm×室内高1,405mm。
新型ヴォクシーは、ひと回り大きいサイズのミニバン「アルファード」の1,400mmを上回る1,405mmという室内高を実現しており、収納力に優れています。
ヴォクシーの荷室はサードシートを通常使用する場合でも、大きなスーツケースを寝かせておける奥行きと、大きなゴルフバッグを寝かせて置ける横幅、そして立てた状態で積める高さがあり、十分なスペースを確保しています。
さらにサードシートを跳ね上げれば、セカンドシートに人が乗りながらも荷室の奥行きをさらに拡大し大きな荷物を積むことが可能です。それでも荷室のスペースが足りない場合は、セカンドシートを前へスライドさせることで、さらに荷室の奥行きを拡大することができます。
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ヴォクシー・アルファード・シエンタの大きさを比較
2020年 (1月~12月) の新車販売台数ランキングでミニバン1位のアルファード、同3位のシエンタ、同4位のヴォクシーという(同2位はホンダ フリード)、人気車同士の大きさを比較し一覧表にまとめました。※2022年に発売された新型ヴォクシー(4代目)と新型シエンタ(3代目)の数値は上段、各旧型は下段に記載
ヴォクシー | アルファード | シエンタ | |
---|---|---|---|
全長(mm) | 4,695 | 4,945 | 4,260 |
全幅(mm) | 1,730 | 1,850 | 1,695 |
全高(mm) | 1,895 | 1,950 | 1,695 |
室内長(mm) | 2,805 | 3,210 | 2,545 |
室内幅(mm) | 1,470 | 1,590 | 1,530 |
室内高(mm) | 1,405 | 1,400 | 1,300 |
ホイールベース(mm) | 2,850 | 3,000 | 2,750 |
フロントトレッド(mm) | 1,500 | 1,600 | 1,490 |
リヤトレッド(mm) | 1,515 | 1,595 | 1,480 |
最低地上高(mm) | 140 | 165 | 140 |
最小回転半径(m) | 5.5 | 5.6 | 5.0 |
※ヴォクシーは新型がS-Z(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)旧型がZS(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)
※アルファードはExecutive Lounge(7人乗り・E-Four・ハイブリッド車)
※シエンタは新型がG(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)旧型がG Cuero(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)
コンパクトミニバンのシエンタとの比較では室内幅のみシエンタを下回り、ヴォクシーよりもひと回り大きいアルファードとの比較では、室内高がアルファードを上回る数値となっています。
ワンサイズ上のアルファード以上の室内高により、ミドルサイズミニバンでありながら頭上広々で出入りがしやすく、過ごしやすいパッケージングを実現していることがわかります。
ヴォクシーは機械式駐車場に要注意
ヴォクシーは1,405mm(旧型は1,400mm)という室内高を実現している分、全高が1,895mm(旧型は1,825mm)と高くなっています。そのため、機械式駐車場を使用するときには注意が必要です。
機械式駐車場については統一された規格が無く、駐車場のサイズは機械式駐車場によって異なるため、必ず管理会社に規格や利用可能な車のサイズを確認しましょう。
参考までに、一般的な目安となる機械式駐車場の規格は以下のとおりです。
・全長5,000mm未満
・全幅1,850mm未満
・全高1,550mm未満
・重量2,000kg未満
上記規格の機械式駐車場の場合、ヴォクシーの全長・全幅は問題ないですが、全高はサイズオーバーしてしまいます。ヴォクシーのボディサイズをしっかり理解し、事前に利用する機械式駐車場の規格と照らし合わせるようにしましょう。
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新型ヴォクシーの魅力
ここからは2022年1月に発売された新型ヴォクシーの魅力について紹介します。
力強く迫力のあるデザイン
独創的な外観スタイルの新型ヴォクシー。先代モデルと比べてさらに力強いデザインとなりました。「先鋭・独創」をキーワードに、特長をより際立たせた個性的なスタイルを追求しています。
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見晴らしのいいコックピット
ルーフ周りのアシストグリップやエアコン吹き出し口が機能的に配列されるなど、視界を広く保ち、ドライブに集中できる工夫が散りばめられた新型ヴォクシーのコックピット。ブラックを基調とした内装でワンランク上の上質感を追求しています。
開放感ある室内空間
7人乗り、8人乗りともに室内高はアルファードを上回る1,405mmとゆとりあるヘッドクリアランスを実現した新型ヴォクシー。左右のCピラー間の幅も1,295mmあり、大人が2人(8人乗りでは3人)乗っても落ち着いて座れる室内空間となっています。
シーンに合わせてアレンジできるシート
多人数でのお出かけにうれしいのがシートアレンジ。セカンドシート、サードシートを跳ね上げたり倒したりすることで、「スーパーリラックスモード」「ビッグラゲージモード」「リヤフラットソファモード」など、様々なモードに変化します。
軽量かつバランスのとれた高剛性ボディ
新型ヴォクシーの骨格にはTNGAプラットフォーム(GA-C)が採用されています。スライドドアやバックドア開口部の剛性を高めるなどした軽量かつバランスのとれた高剛性ボディは、優れた操縦安定性と乗り心地を実現しています。
旧型に比べ大幅な低燃費化
旧型に比べガソリン車/ハイブリッド車ともに燃費性能が大幅に向上した新型ヴォクシー。ガソリン車でWLTCモード14.3km/L~15.0km/L、ハイブリッド車でWLTCモード22.0km/L~23.0km/Lとクラストップレベルの燃費性能を誇ります。
安全安心の先進装備
新型ヴォクシーは機能向上した最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。「プリクラッシュセーフティ」の検知範囲の拡張、「飛び出してくるかもしれない」などの危険の先読みを行う「プロアクティブドライビングアシスト」をトヨタ初搭載するなど、対応する事故形態が一層拡大しました。
3ナンバーと5ナンバーの違い
2001年の発売以来、5ナンバー車として親しまれてきたヴォクシー。3代目では、標準モデルが5ナンバー、エアロモデルが3ナンバーの設定でしたが、新型ヴォクシーではエアロモデルのみとなったことや全幅が1.7mを超えたことにより、全グレードが3ナンバーになりました。
5ナンバーの基準
以下の基準をすべて満たしている車が5ナンバー
- 全長:4,700mm以下
- 全幅:1,700mm以下
- 全高:2,000mm以下
- 排気量:661cc以上2,000cc以下
3ナンバーの基準
以下の基準に一つでも該当する車が3ナンバー
- 全長:4,701mm以上
- 全幅:1,701mm以上
- 全高:2,001mm以上
- 排気量:2,001cc以上
税金が高くなる?
3ナンバーになったことで税金が高くなるのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、5ナンバーと3ナンバーでの税金の違いはありません。車の税金はナンバーの違いで決まるものではなく、自動車税は「排気量」、自動車重量税は「車の重量」によって決まります。
例えば「2,000cc以下の3ナンバー車(全長/全幅/全高のどれか1つでも5ナンバー基準を超えた場合)」と「2,000cc超の3ナンバー車」では、同じ3ナンバーでも税額は違ってきますし、「2,000cc以下の3ナンバー車」と「2,000cc以下の5ナンバー車」は税額が同じという事になります。
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ヴォクシーが向いている人
ヴォクシーは日常使いから家族や友人との多人数での快適な移動など、幅広い利用シーンで活躍できるミニバンです。さらに、スライドドアによる乗り降りのしやすさ、シートアレンジによる積載性の高さなどもあり、使い勝手のいい車を求めている人にもおすすめの一台といえます。
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ヴォクシーのサイズ まとめ
使い勝手のよいミドルサイズミニバンの「ヴォクシー」。ボディサイズは大きすぎず、しかしながら室内空間が広く余裕をもって乗車でき、荷物もたくさん積めるとなれば、人気の高さも頷けます。
そんな人気のヴォクシーを購入しようと検討している方向けに、購入以外にもヴォクシーに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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