トヨタ車&レクサス車解説
3代目ヴォクシーの内装は?煌(きらめき)Ⅲの内装も紹介!
トヨタの「ヴォクシー」は、5ナンバーサイズにスライドドア、3列シートを備える人気ミニバンです。その特徴は、クラス初の本格ハイブリッドシステムを採用したこと。低床フラットフロアを採用したことで、クラストップレベルの広々とした室内空間と、使い勝手のよい荷室を実現しています。今回は、そんな「ヴォクシー」の内装を紹介します。
※本記事は3代目ヴォクシー(2014年1月~2022年1月に販売された80系)に関する内容を含みます。4代目となる新型ヴォクシー(2022年1月~)については以下の関連記事をご参照ください。
“カッコイイ”を忘れないヴォクシーの内装
2001年に新型ミニバンとして発売され、2017年7月のマイナーチェンジを経て現在のデザインになったヴォクシー。「家族時間もカッコよく」をテーマに、力強いデザインだけでなく、快適性を追求したインテリア、優れた経済性に走行性能の高さなど、多彩な魅力を兼ね備えています。
多彩なシートアレンジで快適なくつろぎ空間
ヴォクシーは、低床フラットフロアの採用により、室内の高さは1,400mm(ツインルーフ装着車は1,365mm)。頭上が広く、乗り降りや荷物の出し入れも快適です。
7人乗り仕様車の2列目キャプテンシートは、後方へ最大810mmもの超ロングスライドが可能で、お子様の着替え場所としても便利。キャプテンシートは、横方向にもスライドするので、シートの間を通路にしたり、真ん中に寄せて3列目のシートにアクセスしやすくすることもできます。8人乗り仕様車でも2列目シートは580mmまでロングスライド可能です。
また、7人乗り仕様車/8人乗り仕様車とも、2列目と3列目のシートをフルフラットにできるので、お休みスペース等に活用できます。
ヴォクシーの荷室と収納スペース
低床化されていて、荷物の出し入れが楽なのもヴォクシーの特徴。さらに3列目シートを左右に収納できるため、使い勝手のよい広い荷室空間となっています。
荷室にある床下収納スペースは、フタとなるデッキボードを開けることで高さのある荷物を置く使い方も可能。
ほかにも運転席のロアボックスやカードホルダー、助手席の大型オープントレイ等、各所にいろいろなアイテムを収納できるスペースが用意されています。
また、ハイブリッド車には、運転席と助手席の間に収納スペースを備えたコンソールボックスが標準装備となっています。
ヴォクシーのグレード別内装
ヴォクシーのグレードは、「ZS」を基本に、スポーティな「ZS“GRスポーツ”」と特別仕様車の「ZS“煌(きらめき)Ⅲ”」の3つのグレードが選べるようになっています。
ヴォクシー ZSの内装
ヴォクシーZSガソリン車の内装カラーは標準設定のブラックに、メーカーオプションとして大人のスポーティ空間を演出するブラッドオレンジ&ブラックも用意。シート表皮はすべてファブリック、ステアリングとシフトノブは本革巻きです。
7人乗り仕様と8人乗り仕様では、2列目シートの構成が異なります。7人乗り仕様車がキャプテンシート、8人乗り仕様車が6:4分割チップアップシートになります。
ヴォクシー HYBRID ZSの内装
ヴォクシー HYBRID ZSの内装カラーとシート素材は、ガソリン車のZSと同じです。ZSとの違いは、運転席と助手席に快適温熱シートが使われていて、その間に独立型コンソールボックスが備わっていることなどがあげられます。
またHYBRID ZSでは、メーターにハイブリッドシステムインジケーターを標準装備し、シフトノブには先進感と軽い操作感が魅力のエレクトロシフトマチックを採用しています。
ヴォクシー ZS“GR SPORT”の内装
ヴォクシー ZS“GR SPORT”では、内装もスポーツカーとしての機能美と上質感の融合を目指し、多数の専用アイテムが装備されています。
インパネ周りはGRロゴ付きの高輝度シルバーパネルとレッド照明の専用オプティトロンメーターをはじめ、専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール、ピアノブラック+ダークシルバー塗装のセンタークラスターパネル、スエード調ファブリック巻きの助手席大型オープントレイオーナメントなどを装備。
ヴォクシー ZS“GR SPORT”のフロントシートは、GRエンブレム付きの専用スポーティシートで、シート表皮にはブランノーブ+合成皮革+シルバーステッチが使われています。
ヴォクシー特別仕様車 ZS“煌(きらめき)Ⅲ”の内装
ヴォクシーの特別仕様車「ZS“煌(きらめき)Ⅲ”」は、内外装に多くの特別装備を追加し、高級感と快適性を高めたモデル。
ピアノブラック+シルバー塗装のセンタークラスターパネルを採用し、マルチインフォメーションディスプレイもフードはシルバー塗装されています。ドアもインサイドドアハンドルがメッキとなり、ドアトリムオーナメントが合成皮革巻き仕様となっています。
シート表皮は専用のパーフォレーション付きブランノーブと合成皮革を組み合わせており、高級感がアップしています。
ヴォクシーのグレードと価格
ヴォクシーは「ZS」を基本に、特別仕様車の「ZS“煌(きらめき)Ⅲ”」、スポーティな「ZS“GR SPORT”」の3グレードで構成されています。
「ZS」にはハイブリッド車とガソリン車があり、ハイブリッド車は7人乗りの2WDのみです。ガソリン車には7人乗りと8人乗りがあって、それぞれ2WDと4WDが用意されています。
「HYBRID ZS」の価格は334万7,300円(税込)、ガソリン車の「ZS」は281万3,800円(税込)からとなります。
ヴォクシーの特別仕様車「ZS“煌(きらめき)Ⅲ”」も、「ZS」と同様ハイブリッド車/ガソリン車の7人乗り/8人乗り+2WD/4WDが用意されています。
ヴォクシーの価格は、ハイブリッド車の「HYBRID ZS“煌(きらめき)Ⅲ”」が344万3,000円(税込)、ガソリン車の「ZS“煌(きらめき)Ⅲ”」は290万9,500円(税込)から。
「ZS“GR SPORT”」は2WDの7人乗りのみで、価格は330万6,600円(税抜)です。
※本記事のヴォクシーは3代目ヴォクシー(2014年1月~2022年1月に販売された80系)に関する内容を含みます。3代目ヴォクシーのグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内の3代目ヴォクシーのカタログを、4代目となる新型ヴォクシー(2022年1月~)のグレードと価格に関してはヴォクシー公式サイトでご確認ください。
ヴォクシーの内装 まとめ
カッコよさを追求した人気ミニバン「ヴォクシー」。その内装は見た目のよさだけでなく、広々と快適で、豊富なシートアレンジができることで利便性にも優れています。特別仕様車やGRグレードなど、高級感やスポーティさを増したグレードも用意されているので、幅広いニーズに対応可能です。
最後に、購入以外にもヴォクシーに乗ることができる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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