トヨタ車&レクサス車解説
シエンタのリースならサブスクKINTO法人契約!メリットや価格は?
現在、企業における車の所有方法には一括購入やカーリースなど様々な選択肢があります。その中で、法人向けカーリースを活用してトヨタ「シエンタ」を社用車にする方法もあります。
2019年に登場した車のサブスクリプションサービス「KINTO」は、カーリースと多くの共通点を持ちながら、一般的なカーリースには無いKINTOならではのメリットも備えています。
本記事では、シエンタの車両情報や法人利用に適した特徴に加え、KINTOの法人契約における特徴について解説します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
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トヨタ シエンタとは?
トヨタ シエンタは、扱いやすいコンパクトな5ナンバーサイズのミニバン。2003年9月に初代が登場し、2022年8月のフルモデルチェンジで3代目シエンタが発売されました。
コンパクトながら3列シート、7人乗り(2列シートの5人乗りモデルもあり)という利便性の高い空間設計が特徴で、ハイブリッド車でWLTCモード25.3~28.8km/L、ガソリン車でWLTCモード18.3~18.4km/Lと燃費性能にも優れています。
法人利用の社用車にシエンタをおすすめする理由
シエンタには、法人利用におすすめできる特徴がいくつかあります。例えば、低床でフラットなフロアにより乗り降りが容易であり、2列シートまたは3列シートの選択肢があります。また、安全装備も充実しています。次に、これらの特徴について詳しく説明します。
低床&フラットフロアで乗り降りがスムーズ
社用車の利用目的によっては、幅広い年齢層のお客様を乗せることもあるでしょう。シエンタは車両の床が330mmと低く、フラットに作られているため、お子さまやご年配の方でもスムーズに乗り降りが可能です。
センターピラー下側には指のかかりやすい形状の乗降用リヤアシストグリップが設けられているため、安心してお客様に乗り降りしてもらえることでしょう。
2列シートと3列シートが選べる
シエンタは、利用目的に応じて2列シート(5人乗り)と3列シート(7人乗り)のいずれかを選択できます。人を乗せることが少なく荷物の運搬を主とする業種では、後席部分を目いっぱい活用した大空間スペースが特徴的な5人乗り2列シートタイプを選択するとよいでしょう。
一度により多くの人を乗せたい、あるいは状況に応じて荷物の積載も考慮したいといった場合には、7人乗り3列シートを選択して自由にシートをアレンジすれば、それぞれの目的に応じた使い方が可能です。
小回りが利くサイズ&スライドドア
社用車を運転する際には、その取り回しのよさが重要です。狭い駐車スペースへの車庫入れや、ときには幅の狭い道で反転しなければならないこともあるでしょう。シエンタは最小回転半径が5.0mと小回りが利くため、車庫入れに自信がない、縦列駐車が苦手といった社員でも比較的楽に取り回すことが可能です。
最上級グレードであるZには、ハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)が標準装備されています(Gはメーカーオプション)。
これは、スマートキーを所持してさえいれば、フロントドアハンドル下側の床下奥にあるセンサー部に足を出し入れするだけで、自動でスライドドアを開け閉めできる機能です。
荷物を持って両手がふさがっているようなときであっても、この機能があれば荷物を地面に置いたり、小分けにして運びなおしたりといったことが必要ありません。
安全装備が充実
社用車を利用するにあたっては、事故を起こさない、起こさせないといった備えが重要です。車両の事故はその大きさに関わらず、その後の業務に影響を及ぼします。
シエンタには、次世代の予防安全パッケージとしてToyota Safety Senseが採用されています。これは高い認識性能と信頼性を持つ2種類のセンサーによって、「プリクラッシュセーフティ(ぶつからない)」「レーンディパーチャーアラート(はみ出さない)」など、様々なドライブシーンにおいてドライバーをサポートしてくれる装備です(グレードによって一部付加機能に違いあり)。
なお、2024年5月の一部改良で、パノラミックビューモニターがZとGに標準装備(Xにメーカーオプション)となりました。車両を上から見たような映像がディスプレイオーディオ画面に表示されることで、運転席からの目視だけでは見にくい、車両周辺の状況をリアルタイムでしっかり確認できます。
ハイブリッド車の燃費は25.3~28.8km/L
シエンタにはガソリン車とハイブリッド車の2種類のパワーユニットがあり、ハイブリッド車の方が燃費が良いです。5人乗り2WDでWLTCモード28.4~28.8km/L(E-Fourは25.3km/L)、7人乗り2WDでWLTCモード28.2~28.5km/L(E-Fourは25.3km/L)と燃費性能に優れています。
社用車を多く保有すればするほど、その維持費は会社経営に影響を及ぼすものでしょう。特に原油価格が高騰している場合、燃費の良さは社用車の選定で考慮されるべき重要なポイントになります。
燃費の良さといった点において、シエンタは法人利用におすすめできる車といえるのです。
社用車としてシエンタを利用するならKINTOの法人契約もおすすめ
シエンタを社用車として使いたいという場合には、車のサブスク「KINTO」の法人契約を検討してみてはいかがでしょうか。
KINTOとカーリースには、以下などの点において多くの共通点があります。
- 初期費用が抑えられる
- 月々定額
- 経費計上が可能(※)
- 車の維持管理の手間を減らせる(メンテナンスリースの場合)
※オペレーティング・リース取引に分類される場合
※経理、財務に関わる点については、契約者の財務状況や車両の使用方法によって、メリット・デメリットが異なる為、ご契約の際は、契約内容を貴社担当の会計士・税理士にご確認・ご相談ください
一方で、一般的なカーリースには無いKINTOのメリットも存在します。以下では、KINTOの法人契約をおすすめする理由について詳しく解説します。
見積りから申し込みまでWebで完結
KINTOの法人契約では、Web上で次の4つのSTEPで申し込みが完結します。
- 車種とオプションを選択し、「法人」を選ぶ。
- 車の使用場所に近い販売店を選択(KINTO ONE 中古車は提供エリアの販売店のみ選択可能)
- 法人の情報や担当者情報を入力すると、その情報をもとに与信審査を実施
- メールと「My KINTO」にて審査結果を通知
さらに、契約時も決算書の提出が不要(※)なため業務効率化に貢献します。
※複数台のご契約などにより代表者様合計で規定の与信額を超過した場合には決算書のご提出が必要となる場合があります
任意保険や税金・車検費用など車の維持にかかる費用がコミコミ
KINTOの法人契約では自動車税をはじめ、自動車保険(任意保険)や車検、正規販売店でのメンテナンス、オイルやバッテリーなどの消耗品に至るまでの費用が月額利用料に含まれているため、安定したキャッシュフローを実現できます。
車が故障した際の修理費用や代車の手配(費用)まで含まれており、万が一の事故によって修理が必要となったとしても、1事故あたり5万円を超える支払いが発生しません。
自動車保険を使ったとしても、月額利用料が増額されることがないのも大きな特徴です。
役職員およびそのご家族まで自動車保険の対象
KINTOの法人契約において契約する自動車保険は、役員や職員だけではなくその家族まで対象とされているため、社用車として利用する以外に職員に対する福利厚生にも活用できます。
ただし、職員には派遣社員や委託先社員が含まれないこと、また家族の範囲は同居の親族(6親等以内の血族か3親等内の婚姻関係にある親族)と別居の子が対象である点には注意してください。
ニーズに合わせて選べる2つのプランや中途解約金の明瞭さ
KINTOの法人契約では、法人の事業ニーズや利用期間に合わせて、「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」の2つから選択できます。
「初期費用フリープラン」は初期費用を抑えて手軽に始めたい法人様に合ったプランで、解約金は計算方法が明示されているため、もし中途解約をすることになってしまっても焦らず対応できるでしょう。
また「解約金フリープラン」は、事業ニーズに合わせて柔軟に社用車を見直したい法人様にピッタリのプランです。
シエンタのKINTO法人契約における各プランの内容
スクロールできます
| 初期費用フリープラン | 解約金フリープラン |
---|---|---|
契約期間 | 3年/5年/7年から選択 | 3年のみ (再契約で最長7年まで利用可能) |
初期費用(※) | なし | 申込金:247,830円~ (初期費用としての申込金は月額利用料5ヶ月分相当。再契約時は元の契約の月額利用料3ヶ月分相当が必要) |
月額利用料(※) | 3年契約:49,830円~ 5年契約:46,310円~ 7年契約:44,880円~ | 3年契約:44,330円~ 【再契約後の月額利用料】 1回目の再契約:元のご契約のおよそ15%割引 2回目の再契約:元のご契約のおよそ30%割引 |
中途解約金 | 契約月数によって変動 (詳しくはこちらを参照) | なし |
※表示の金額は、最安値グレード(G GAS 1.5L 2WD 5人)・パッケージ、追加オプションなしの場合の金額(税込)
※法人名義の場合はボーナス併用払いを選択できません
KINTO法人契約の注意点
KINTOの法人契約は、個人が契約する場合と契約内容に違いがある点に注意が必要です。
個人契約の場合は年齢に制限がありますが、法人契約では制限がありません。
個人契約では連帯保証人を必要としないものの、法人契約では必要になります。法人契約における保険の適用範囲は、先述したとおり役職員とその家族だけです。
個人契約ではボーナス併用払いを選択できるのに対して、法人契約ではすべてのプランにおいて選択できません。また個人契約では契約途中で車の乗り換えが可能ですが(初期費用プランの「のりかえGO」を利用)、法人契約では対象外とされています。加えて個人契約では契約者が死亡もしくは傷害・疾病等により運転困難となった場合に中途解約金が免除されますが、法人契約ではこれも対象外です。
これらの注意点をよく理解したうえで、KINTO ONE法人向けプランをご検討ください。
KINTOの法人契約について詳しくはこちらをご参照ください。
シエンタの価格一覧とKINTO個人契約における月額利用料【2024年5月改良】
2024年5月に改良されたシエンタの価格を一覧表にしました。車のサブスクを検討中の方に向けて、KINTO個人契約における月額利用料(※)もあわせて掲載します。シエンタの価格は199万5,200円~323万4,600円(税込)、KINTOの月額利用料(※)は2万6,510円~(税込)となります。
※表に記載のKINTOの月額利用料については、追加オプションなし、初期費用フリープラン、契約期間7年、ボーナス払い11万円(税込)の場合となります。法人名義の場合はボーナス併用払いを選択できませんので、法人名義でのKINTOの月額利用料は4万4,880円~(税込)となります
パワーユニット | グレード | 駆動 | 定員(人) | 価格(税込) | KINTO月額利用料※1 |
---|---|---|---|---|---|
ガソリン | X | 2WD | 5 | 1,995,200円 | 取り扱いなし(※2) |
7 | 2,035,200円 | 取り扱いなし(※2) | |||
G | 5 | 2,337,500円 | 26,510円~ | ||
7 | 2,377,500円 | 26,950円~ | |||
Z | 5 | 2,646,600円 | 30,580円~ | ||
7 | 2,686,600円 | 31,020円~ | |||
ハイブリッド | X | 2WD | 5 | 2,390,000円 | 取り扱いなし(※2) |
7 | 2,430,000円 | 取り扱いなし(※2) | |||
4WD | 5 | 2,588,000円 | 取り扱いなし(※2) | ||
7 | 2,628,000円 | 取り扱いなし(※2) | |||
G | 2WD | 5 | 2,687,500円 | 30,470円~ | |
7 | 2,727,500円 | 30,910円~ | |||
4WD | 5 | 2,885,500円 | 32,340円~ | ||
7 | 2,925,500円 | 32,780円~ | |||
Z | 2WD | 5 | 2,996,600円 | 34,540円~ | |
7 | 3,036,600円 | 34,980円~ | |||
4WD | 5 | 3,194,600円 | 36,410円~ | ||
7 | 3,234,600円 | 36,850円~ |
※1 追加オプションなし、初期費用フリープラン、契約期間7年、ボーナス払い11万円(税込)の場合(法人名義の場合はボーナス併用払いを選択できません)
※2 KINTOで取り扱いのないグレードは「取り扱いなし」と記載
オプションなどを含めた価格は、トヨタの見積もりシミュレーションでご確認ください。
KINTOは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額の月額利用料となっているところもポイント。シエンタのKINTO個人契約における月額利用料(※)は2万6,510円~(税込)となります。
※表に記載のKINTOの月額利用料については、追加オプションなし、初期費用フリープラン、契約期間7年、ボーナス払い11万円(税込)の場合となります。法人名義の場合はボーナス併用払いを選択できませんので、法人名義でのKINTOの月額利用料は4万4,880円~(税込)となります
早く車が必要ならKINTO ONE中古車
「いますぐにでも社用車を準備したい」といったニーズに応えてくれるのが「KINTO ONE中古車」です。企業において、社用車の存在が時間や経費の節約につながることもあるでしょう。社用車をすぐにご利用したい担当者様は、以下の関連リンク、関連記事をご覧ください。
《関連リンク》
まとめ
シエンタは乗降性が高く、低燃費で安全性も高いなど、法人が社用車として使用するにあたって多くの魅力を多く備えた車です。
自動車保険料(任意保険)や各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用にいたるまで、車の維持費がコミコミ定額の月額利用料で新車に乗れるKINTOの法人契約であれば、大きな負担なくシエンタを社用車として導入できるでしょう。
社用車にシエンタを導入したいと考えている方は、ぜひKINTOの法人契約をご検討ください。
最後に、KINTOについてご紹介します。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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