トヨタ車&レクサス車解説
シエンタで車中泊するなら5人乗り?おすすめアクセサリーは?
2003年にトヨタの最小ミニバンとして誕生したシエンタが、2022年8月にフルモデルチェンジ。最新の安全性能や低燃費などの魅力をそのままに「使い勝手の良い室内空間」を追求し、これまで以上に家族や暮らしに寄り添う車になりました。
今回は、5人乗りの新型シエンタが車中泊に適している理由とおすすめのアクセサリーを紹介します。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
シエンタの内外装については、こちらの動画をご覧ください!
新型シエンタで車中泊できる?
コンパクトなボディながらも広々とした室内空間が魅力の新型シエンタは、車中泊にもおすすめの車。セカンドシートを倒せば、大人が足を伸ばしてくつろげる大空間のフラットシートになるなど、シートアレンジも豊富です。
純正アクセサリーを追加すれば、簡単にレジャー仕様にカスタマイズできるため、自分好みのアレンジが楽しめます。アウトドアをテーマにしているアクセサリーも多く、車中泊で活躍すること間違いありません。さらに、大開口のバックドアで大きな荷物も楽に積み下ろしが可能です。
新型シエンタで車中泊するなら5人乗り
新型シエンタには5人乗りと7人乗りがありますが、車中泊をするなら5人乗りがおすすめ。乗車可能人数は減りますが、荷室スペースをしっかりと確保できるのが車中泊におすすめの理由です。
5人乗り・7人乗りの荷室サイズを比較
荷室サイズ | 5人乗り | 7人乗り | ||
---|---|---|---|---|
幅(mm) | 1,265 | |||
荷室高(mm) | 1,055 | 1,105 | ||
開口部高さ(mm) | 1,070 | |||
長さ(mm) | フロントシートのみ使用時 (2列目を折りたたみ・3列目を格納) | 最小:1,785 | 最小:1,430 | |
セカンドシートまで使⽤時 (3列目を格納) | 最小:710 | 最小:725 | ||
サードシートまで使⽤時 (3列フル乗車) | ― | 最小:205 | ||
荷室フロア高 | E-Four:585 | E-Four:525 | ||
デッキボード下部 (デッキアンダートレイ) | ハイブリッド車(L) | E-Four:7 | - | |
ガソリン車(L) | 28 | 20 |
このように荷室のサイズを比較すると、5人乗りの荷室長は最大2,045mm、7人乗りは最大1,525mmと、5人乗りのほうが長いことがわかります。
また、5人乗りモデルでは2列目のシートを倒せばフルフラットになるので、車中泊にも適しているといえるでしょう。
7人乗りで車中泊は可能?
7人乗りでは、畳んだセカンドシートがフロントシートの後ろに位置することもあり、荷室長が最大1,525mm と、7人乗りだと車中泊には少々不足。荷物を積むには十分な広さですが、車中泊には少し狭く感じるでしょう。
また、5人乗りのようにフルフラットにできないので、マットレスや布団を敷いたとしても、段差や隙間の影響がでてしまいます。
7人乗りにはベッドキット(社外品)という選択肢も
それでも7人乗りが必要ならば、ベッドキットを取り付けて車中泊仕様にする方法もあります。純正オプションではベッドキットの取り扱いはありませんが、社外品で販売されています。
ベッドキットを使えばオールフラットになるので、ベッドのように使用可能です。また、ベッドキットは設置位置が高いため、床下にたくさん荷物を積み込めます。
5人乗り仕様のグレード展開
新型シエンタでは、Z・G・Xの3つのグレードが展開されています。各グレードの運転性能、安全装備、内装など、それぞれの特徴を見ていきましょう。
なお、各グレードにはハイブリッド車とガソリン車、駆動方式は2WDとE-Fourがあります。
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Zグレード
最上位モデルのZグレードには、指先だけでドアが開くワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアが標準装備とされるなど、快適性能がさらに充実。デザイン面でも、グリルモールの金属調塗装やツートーンのホイールキャップを採用するなど、上質な雰囲気となっています。
Gグレード
Gグレードは、スタンダードなモデルです。消臭・撥水撥油加工を施したファブリックシート表皮や、挟み込み防止機能付きのワンタッチスイッチ付ハンズフリーデュアルパワースライドドアなどがメーカーオプションでつけられるなど、自分好みのカスタマイズが楽しめるグレードになっています。
Xグレード
Ⅹグレードは、新型シエンタのエントリーモデルです。内外装ともにシンプルなデザインとなっています。すべてのグレードの中で、Xグレードのハイブリッド車(5人乗り)が最も燃費性能が優れています(28.8km/L)。
車中泊おすすめアクセサリー
新型シエンタはカスタマイズ性の高さも魅力。好きなオプションが選べるのはもちろん、レジャーに便利な「OUTDOOR with SIENTA」、高い収納力を誇る「FAMILY with SIENTA」、快適性能が充実した「FRIENDLY with SIENTA」という3つのテーマに応じたアクセサリーがセットになったオプションが用意されています。
ここでは、車中泊におすすめのアクセサリーを紹介します。
sienta FUN×FUNラゲージセット(FAMILY with SIENTA)
ラゲージを有効活用するための、ラゲージを2段化できるラゲージアッパーボードセットと、完全防水のラゲージソフトトレイのセットです。
ラゲージアッパーボードの上段は、荷崩れ防止になるラゲージマルチネットがついています。また、下段に設置されたラゲージトレイには、汚れや濡れたものを気にせずに積み込めます。
価格は49,500円(税込)。アウトドアスポーツやキャンプをする方におすすめのセットです。
バックドアラック(OUTDOOR with SIENTA)
バックドアラックとは、バックドアを開けた際にものをかけられるバーのことです。耐荷重は約2kgなのであまり重いものは吊るせませんが、ランタンをかけたり、水着やタオルを乾かしたりと、アウトドアに役立つアイテムとなっています。価格は22,000円(税込)です。
ラゲージウッドデッキ(木目調)(OUTDOOR with SIENTA)
荷室に設置する5人乗りモデル専用のアクセサリーです。木目調のフロアがアクセントになり、荷室を彩ります。表面がメラミン化粧板なので、水や泥で汚れてもサッと拭けるので、レジャーなどで汚れても掃除が簡単。機能性にも優れたアイテムです。価格は27,500円(税込)です。
ハンギングベルトブラック(OUTDOOR with SIENTA)
後部座席のアシストグリップを利用し、小物や衣類などをかけることが可能。限られた室内空間を有効活用するための便利なアイテムです。耐荷重は約5kgで、フリーループが8個、ハトメ穴が2個ついていています。価格は1,298円(税込)です。
※こちらの商品は予告なく変更や販売終了になることがあります
室内カーテン
車外からの視線をブロックし、プライバシーを守ってくれる室内カーテンは車中泊の必須アイテムといえるでしょう。カーテンは、後部座席の窓とフロントシートの後ろに後部座席を囲むような形で装着します。
プライバシーを守るだけでなく、カーテンによって車内の冷暖房効率が上がるので、エアコンを使用する季節にも活躍するでしょう。カーテンの色は内装色がブラック、カーキの場合はグレー、内装色がフロマージュの場合はアイボリーで、価格は38,500円(税込)です。
バックドアネット(MODELLISTA PARTS)
バックドアネットは、上部はネット、下部は外から荷室が見えない素材になっています。中央のファスナーで、荷室内からも外からも開閉できます。
プライバシーを守りながら換気ができるので、休憩の際やアウトドアで重宝するでしょう。また、ペットの飛び出し防止にもなります。価格は27,500円(税込)です。
ラゲージLED(MODELLISTA PARTS)
バックドアの開閉と連動して光るLEDライトです。バックドアを開けて荷物を整理する際に足元を明るく照らす等、夜間の作業性を向上させます。価格は27,500円(税込)です。
エアスリープマット(MODELLISTA PARTS)
厚さが約9cmに膨らむエアスリープマットは、シートや地面の凹凸を吸収して快適な眠りをサポートしてくれます。エアバルブを開くだけで膨らむ優れものです。価格は22,000円(税込)。
新型シエンタと車中泊まとめ
豊富なシートアレンジとカスタマイズ性の高さが魅力の新型シエンタ。ここで紹介した以外にも、バックドアタープやラゲージテーブルなど、車中泊に便利なオプションも充実しています。とくに5人乗りの新型シエンタなら、車中泊やアウトドア初心者の方でも快適に過ごせるのではないでしょうか。
新型プリウスは、トヨタのサブスクサービス「KINTO」でもお求めいただけます。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
≪KINTO ONE中古車≫
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