トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ新型ヤリスクロスレビュー2024年一部改良情報やUグレードについても詳しく解説

トヨタ新型ヤリスクロスレビュー2024年一部改良情報やUグレードについても詳しく解説

トヨタの人気コンパクトSUVであるヤリス クロスが、2024年1月17日に一部改良されました。本記事では、新型ヤリス クロスの改良の内容のほか、今回新たに追加された車のサブスクKINTO専用のUグレードについても詳しく解説していきます。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

新型ヤリス クロスをレビュー【2024年1月改良】

まずは新型ヤリス クロスの改良ポイントについて紹介していきます。

新型ヤリス クロスの内装・外装の変更点

・アッパーグリルのパターンをよりSUVらしい力強いデザインに変更(GR SPORT除く)

グリルのブロックパターンひとつひとつが少し大きくなりました。

・コンソールボックス付フロントソフトアームレストをGR SPORT、Z”Adventure”、Z、Gの各グレードに搭載

改良前はアームレストの設定はありませんでしたが、今回の改良でGR SPORT、Z”Adventure”、Z、Gの各グレードにアームレストが標準装備され、利便性が向上しています。

新型ヤリス クロスその他装備の変更点

・7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備

改良前はGR SPORT/G/Xは4.2インチ、Z”Adventure”/Zは7.0インチのマルチインフォメーションディスプレイを搭載していましたが、今回の改良では全グレードに7.0インチが標準装備されました。

・最新のディスプレイオーディオを搭載し、コネクティッドナビを5年間標準装備(Xを除く)

新たにコネクティッドナビに対応したほか、HDディスプレイ、HDMI入力端子などが追加された最新のディスプレイオーディオを搭載。さらに、コネクティッドナビは5年間標準装備となっています。Xはディスプレイオーディオレスとなっており、ナビレディパッケージがオプションで選択可能です。

・一部内装の加飾をガンメタリックに変更(X、U除く)

Z・Gグレードのインパネモール&ドアトリムガーニッシュ、フロントドアインナーガーニッシュ&フロントコンソールなどにガンメタリック塗装が施されました。

・外板色に新色のマッシブグレーを追加

マッシブグレーが追加されています。

新型ヤリス クロスのグレード構成と車両価格

ハイブリッド車はGR SPORT/Z”Adventure”/Z/G/X/Uの6グレード構成、ガソリン車はGR SPORT/Z”Adventure”/Z/G/Xの5グレード構成となります。Uはハイブリッド車のみの設定となっています。車両価格は以下のとおりです。

グレード名

1.5Lハイブリッド

1.5Lガソリン

2WD

E-Four

2WD

4WD

GR SPORT

295万4,000円

257万1,000円

Z”Adventure”

292万5,000円

315万6,000円

255万1,000円

278万2,000円

Z

280万9,000円

304万円

243万3,500円

266万6,000円

G

252万4,000円

275万5,000円

215万円

238万1,000円

X

229万5,000円

252万6,000円

190万7,000円

213万8,000円

U(参考価格)

245万1,000円

268万2,000円

※価格はすべて税込。UグレードはKINTOでの提供となる

新型ヤリス クロスの主要諸元

1.5Lハイブリッド

1.5Lガソリン

GR SPORT(1.5L ハイブリッド)

GR SPORT(1.5L ガソリン)

全長(mm)

4,180~4200

4,185

全幅(mm)

1,765

全高(mm)

1,590

1,580

ホイールベース(mm)

2,560

最小回転半径(m)

5.3

車両重量(kg)

1,160~1,190

1,110~1,140

1,180

1,130

エンジン最高出力

91ps/5,500rpm

120ps/6,600rpm

91ps/5,500rpm

120ps/6,600rpm

エンジン最大トルク

12.2kgm/3,800~4,800rpm

14.8kgm/4,800~5,200rpm

12.2kgm/3,800~4,800rpm

14.8kgm/4,800~5,200rpm

モーター出力/トルク

80ps/14.4kgm

80ps/14.4kgm

トランスミッション

電気式無段変速機

CVT

電気式無段変速機

CVT

WLTCモード燃費(km/L)

27.8~30.8

18.3~19.8

25.0

17.6

市街地モード燃費(km/L)

29.3~32.3

14.0~14.8

25.5

13.9

郊外モード燃費(km/L)

29.2~33.4

19.1~20.8

25.3

18.5

高速道路モード燃費(km/L)

26.3~28.7

20.5~22.3

24.6

19.2

※値はすべて2WD

ヤリス クロスはコンパクトカーのヤリスと比べて一回り大きなサイズ感のコンパクトSUVとなっています。パワートレーンは1.5Lハイブリッドと1.5Lガソリンの2つで、両方とも低燃費です。GR SPORTはスポーツグレードなので、燃費性能は若干劣りますが、走りを楽しみたい人にはおすすめのグレードです。

新型ヤリス クロスのKINTO月額利用料は?

新型ヤリス クロスのKINTO月額利用料は25,740円~(税込)※となります。KINTOが取り扱っているグレードは、Z"Adventure" とZのハイブリッド車・ガソリン車とUです。

※ヤリスU HEV 1.5L 2WD(5人)、初期費用フリープラン7年、ボーナス月加算額11万円の場合

KINTOの月額利用料の詳細は、以下ページをご覧ください。

KINTO - ヤリス クロスZ"Adventure"/Z

KINTO - ヤリス クロスU

ヤリス クロスUグレードとは?必要十分な装備がそろったコスパの高いグレード

ヤリス クロスのUグレードは、Xをベースに安全装備などは上位グレードと同等の装備を搭載する、必要十分な装備がそろったコスパの高いグレードです。

以下、ヤリス クロスのZとUの違いを簡単にまとめたので、グレード選びの参考にしてください。

ZとUはアームレストがないという点が大きく違います。アームレストはオプション設定されていないので、アームレストが欲しい人はZやGなどを選びましょう。

ヘッドランプやタイヤに関しては、Zの装備がUにオプション設定されているので、必要に応じて選択するといいでしょう。

上位グレードと同じオプションが選べる

Uは、ZやGで選べるメーカーオプションが選択できることも特徴です。いくつか例を挙げて紹介します。

・215/50R18タイヤ&18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付):144,100円(税込)

Zなどに装着されているタイヤをオプションで選択可能です。 

・トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]+パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)+パーキングサポートブレーキ(後方歩行者+周囲静止物)、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両):138,600円(税込)

パノラミックビューモニターなどを付けたい場合は、こちらの予防安全装備&駐車支援装備のセットオプションを選ぶことになります。

・ブラインドスポットモニター[BSM]+安全降車アシスト[SEA]+パーキングサポートブレーキ(前後方静止物+後方接近車両):56,100円(税込)

駐車支援がついていないシンプルなセットがこちら。上記セットほど装備が必要ない場合はこちらを選ぶといいでしょう。

KINTO Unlimited

Uの特徴は、サブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」で提供されるという点です。

「KINTO Unlimited」は、自動車保険(任意保険)や自動車税、メンテナンスなど、カーライフにかかる諸費用を月額利用料に含めたKINTOのサブスクリプションサービスに、ソフトウェアとハードウェアの「進化」と、運転データを活用した車と人双方の「見守り」という2つの付加価値を加えて、23年に発売のプリウスのUグレードから提供を始めています。

プリウスに続いて、今回、ヤリス クロスのUグレードを、「KINTO Unlimited」の第二弾として設定し、「進化」と「見守り」を通じて車の価値を維持する分を月額利用料の引き下げにあらかじめ充てることにより、リーズナブルな月額を実現しました。

KINTO Unlimitedの特徴はこちら

ヤリス クロスのマイナーチェンジ/モデルチェンジの歴史

本項目では、ヤリス クロスのこれまでの改良情報(マイナーチェンジ、モデルチェンジ情報)などについてまとめます。ヤリス クロスは2020年に発売された新型車で、まだマイナーチェンジやモデルチェンジは行われていません。

ヤリス クロス(2020年8月発売モデル)

※ヤリス クロス2020年発売モデル HYBRID Z(2WD)(ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン)<オプション装着車>

ヤリス クロスはヤリスと同じTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用したコンパクトSUVとして2020年8月に発売されました。コンパクトSUVでありながら、ユーティリティ性にこだわりぬいた荷室空間を持つほか、街乗りからレジャーまで幅広く活躍する4WDシステムも採用しています。ヤリスシリーズとして、2020年2月に発売されたヤリスとともに高い人気を誇る1台となっています。

ヤリス クロス2020年8月発売モデルのニュースリリースはこちら

ヤリス クロス(2022年7月発売モデル)

※ヤリス クロス(2022年7月発売モデル) Z”Adventure”(ハイブリッド・2WD)(ブラックマイカ×ベージュ)<オプション装着車>

2022年7月に一部改良されたほか、GR SPORTとZ”Adventure”の2つのグレードが新たに追加されています。一部改良の内容は、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーが全グレードにオプション設定されたほか、Zの内装色にブラックが新たに設定されました。

ヤリス クロス2022年7月発売モデルのニュースリリースはこちら

改良された新型ヤリス クロスはKINTOもおすすめ

2024年1月の一部改良で、全グレードに7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが標準装備されたほか、アームレストを搭載するなど、ユーティリティ性がますます向上したヤリス クロス。Z”Adventure”やGR SPORTなど個性的なグレードも引き続きラインアップされています。

今回新たに追加されたKINTO Unlimited対応のUグレードは、ハードウェア・ソフトウェアのアップグレードに対応するほか、コネクティッドドライブトレーナーやコネクティッドカーケアといったコネクティッド機能に対応し、月額利用料も通常のKINTO ONEで提供した場合と比べてリーズナブルとなっているのでおすすめです。

最後に、ヤリス クロスの改良情報やUグレードについては分かったけど、KINTOがよくわからないという方に向けて、車のサブスクKINTOについて紹介します。ぜひ最後まで記事をご覧ください。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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