トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ カローラクロスの特徴や中古車を購入する際の注意点
「アーバン・アクティブ」をデザインコンセプトに、カローラシリーズに満を持して登場したカローラ クロス。SUVらしい躍動感と、都会的な上質感を兼ね備えたカローラ クロスの人気は、留まるところを知りません。
今回はトヨタのSUV・カローラ クロスの魅力をご紹介すると同時に、カローラ クロスの中古車事情について解説していきます。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
トヨタのカローラシリーズは人気?
トヨタのSUV「カローラ クロス」の単体での販売台数については公表がないものの、カローラシリーズの人気は高く、2021年の年間販売台数110,865台を記録。堂々の3位を獲得し、シリーズの人気度が伺える結果となりました。
※出典:乗用車ブランド通称名別順位 一般社団法人日本自動車販売協会連合会
カローラ クロスの特徴
カローラ クロスは2021年9月14日に「カローラ初のSUV」として発売され、現在ラインアップされているセダンやワゴン、ハッチバックに加わる形となりました。歴代カローラが培ってきた「プラスα」の思想、「お客様に寄り添い、進化し続ける」という使命を受け継いだカローラ クロスは、都会的で上質な内外装と高いユーティリティを実現しています。
外観・内装
カローラ クロスのデザインコンセプトは「アーバン・アクティブ」で、都会的でありながら堂々とした印象、逞しさを感じるデザインに仕上がっています。ガラス面やフロント・リヤのランプ(アッパー部)には伸びやかなデザインを施し、バンパー部にはワイドで安定感のあるデザインを採用。アッパー部が都会的な印象をまといつつ、バンパー部で頼りがいのある堂々としたプロポーションを実現しています。都会的な上質感と、SUVならではの躍動感が両立されたエクステリアデザインです。
インテリアデザインも上質感を意識し、滑らかで上質かつスポーティーなシートを採用。インストルメントパネルからドアトリムにかけて連続性のあるデザインが用いられているため、より開放的な印象を受ける室内空間となっています。また前方座席は高いアイポイントに加え、すっきりとしたインストルメントパネルが見晴らしのよい運転のしやすい空間を実現しています。
室内空間・収納
すべての座席で高い快適性を実現するために、膝まわりに十分なスペースを確保し、リアシートにはリクライニング機構を採用しています。
ドライブ時の快適性を意識したドリンクホルダーはフロント中央とリアセンターアームレストに2つずつ、4ドアすべてにひとつずつ用意。グローブボックスはもちろん、フロントコンソールトレイ、センターコンソールボックスには財布やスマートフォン、サングラスなども余裕をもって収納できます。
ラゲージルームはコンパクトSUVクラスではトップクラスの収納力を誇り、5名乗車時の最大荷室容量は487Lとなっています。リヤシート使用時でも9.5インチゴルフバックが4個入るほか、後方座席を倒せばロードバイクやスノーボード、休憩用のマットレスなども敷くことが可能です。多彩な荷室アレンジによって、ロードバイクの搭載なども可能。日常の様々なシーンにおいて高いユーティリティを獲得しています。
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走行性能
システム全体の高効率化によって、低燃費を達成。1.8L 2ZR-FXEエンジン+モーターを使用したハイブリッド車 Z(2WD)では、WLTCモードでコンパクトSUVクラストップレベルの26.2km/Lを実現しています。またモーターのトルクをしっかり活用したことで、発進した瞬間からシームレスな気持ちのよい加速感が味わえ、SUVらしいスムーズかつアクティブな走りを追求しています。
機能・装備
都会の暮らしから旅先まで高いユーティリティを獲得するため、カローラ クロスはリヤバンパーの下に足を出し入れするだけでバックドアが自動開閉する「ハンズフリーパワーバックドア」を採用。荷物で両手が塞がっていても、スマートキーさえ持っていれば簡単にバックドアを開けることができます。
またハイブリッド車は停電時・災害時に役立つ「給電システム」をオプションで選択可能。ガソリン満タンで消費電力400Wの場合、HYBRID 2WDは約4.0日、HYBRID E-Fourは約4.5日、給電することが可能です。
安全性能
駐車時のペダルの踏み間違いや急発進時等に、ガラスや壁などの静止物を検知してブザーを鳴らし、静止物との距離がさらに縮まると自動ブレーキが作動する「パーキングサポートブレーキ」を搭載。走行時には前方の車両や歩行者(昼夜)や自転車(昼)の動きを検知し、衝突の可能性がある距離の場合は警報ブザーが作動します。ブレーキを踏めなかった場合は、プリクラッシュブレーキを作動させ、ぶつからないをサポート。プリクラッシュセーフティ機能によって衝突回避や被害軽減が期待できます。
オプション装備
カローラ クロスのカスタマイズカーは上質感をプラスする「MODELLISTA AERO STYLE」と、煌びやかさを際立たせる「MODELLISTA GARNISH STYLE」が設定されています。
MODELLISTA AERO STYLEは、フロントスポイラーやサイドスカート、リヤスパッツなどの装着によって地上高をオリジナルより下げ、洗練さと逞しさをプラス。MODELLISTA GARNISH STYLEは、フロントグリルガーニッシュやサイドドアガーニッシュ、ドアハンドルガーニッシュなどにメッキ加工を施し、さりげなく煌びやかな印象を与える仕様となっています。
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カローラ クロスの価格
カローラ クロスの価格はエントリーモデル「G”X”(2WD)」の1,999,000円(税込)から、「HYBRID Z(E-Four)」の3,199,000円(税込)までがあり、グレードによる価格順はZ>S>Gとなっています。ガソリン車よりもハイブリッド車の方が高く、またHYBRID 2WDよりもHYBRID E-Fourの方が高い価格設定です。
ハイブリッド車の価格
カローラ クロスのハイブリッド車の価格は以下の通りです。
グレード | 価格(税込) | 駆動 | エンジン・ハイブリッド | 乗車定員 | WLTCモード |
---|---|---|---|---|---|
HYBRID Z | 2,990,000円 | 2WD | 1.8L+モーター | 5名 | 26.2km/L |
HYBRID Z | 3,199,000円 | E-Four | 24.2km/L | ||
HYBRID S | 2,750,000円 | 2WD | 26.2km/L | ||
HYBRID S | 2,959,000円 | E-Four | 24.2km/L | ||
HYBRID G | 2,590,000円 | 2WD | 26.2km/L | ||
HYBRID G | 2,799,000円 | E-Four | 24.2km/L |
ガソリン車の価格
カローラ クロスのガソリン車の価格は以下の通りです。
グレード | 価格(税込) | 駆動 | エンジン・ハイブリッド | 乗車定員 | WLTCモード |
---|---|---|---|---|---|
Z(2WD) | 2,640,000円 | 2WD | 1.8L | 5名 | 14.4km/L |
S(2WD) | 2,400,000円 | ||||
G(2WD) | 2,240,000円 | ||||
G”X” | 1,999,000円 |
カローラ クロス中古車を購入する際の注意点
カローラ クロスは発売されて間もないため、2022年4月現在、中古車市場にほとんど出回っていない状況です。
仮にカローラ クロスを中古で探す場合は、「3つの安心」がセットになったトヨタ認定中古車で探すことをおすすめします。中古車は走行距離や年式によって走行性能に差が出るため、適切なメンテナンスが施されているのはもちろんのこと、万が一に備えて保証修理を行ってくれる中古車販売店から購入するのがポイントです。
トヨタ認定中古車では、プロの検査員が中古車1台ずつに「車両検査証明書」を発行し、総合評価11段階で「誰が見ても分かりやすい」検査証明書を発行しています。またメーカー・年式を問わず、走行距離無制限で1年間無償保証修理を行う「ロングラン保証」も付帯。ロングラン保証は最長3年に延長が可能であり、中古車でも長く安心して乗ることができます。
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カローラ クロス 中古まとめ
トヨタのSUV「カローラ クロス」は、根強い人気を誇る「カローラ」シリーズにSUVとして新たにラインアップされると、たちまち人気のSUVとして国内トップクラスの販売台数に達しました。
発売から半年程が経過しても未だ人気は衰えず、中古車市場でもほとんど出回っていないため、カローラ クロスを中古車で購入したい方には厳しい状況が続くと予想されます。もしカローラ クロスを中古で購入したい理由が「価格」であるのなら、一度KINTOの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
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