トヨタ車&レクサス車解説

トヨタカローラクロスのグレード(Z/S/G)違いや価格・スペック比較

トヨタカローラクロスのグレード(Z/S/G)違いや価格・スペック比較

カローラ クロスのグレードは、ガソリン車(2WD)とハイブリッド車(2WD/E-Four)が用意され、それぞれに「Z」「S」「G」の3つが設定されています。また、ガソリン車にのみ「G"X"」を用意しています。

この記事では、各グレードやエンジンタイプのスペックの違いを紹介します。カローラ クロスのグレードを選ぶときの参考にしてみてください。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

カローラ クロスの価格やスペック比較

※Z(ハイブリッド)2021年9月に登場したカローラシリーズ初のSUV「カローラ クロス」は、これからの時代に求められる機能・性能を凝縮したクロスオーバーSUVです。
 
サイズは、全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmとなっています。価格は、ガソリン車が199万9,000円〜264万円(税込)、ハイブリッド車が259万円〜319万9,000円(税込)です。ただし、北海道、沖縄は価格が異なります。
 
カローラ クロスに搭載されるエンジンは、1.8L直列4気筒のガソリンエンジンと、1.8L直列4気筒+モーターのハイブリッドの2種類です。
 
エンジンのパワーは、ガソリン車が最高出力140ps/最大トルク17.3kgm、ハイブリッドが最高出力98ps/最大トルク14.5kgm+フロントモーター最高出力72ps/最大トルク16.6kgm(E-Fourのリヤモーターは最高出力7.2ps/最大トルク5.6kgm)となっています。
 
WLTCモード燃費は、ガソリン車が14.4km/L、ハイブリッドの2WD(FF)が26.2km/L、ハイブリッドのE-Fourが24.2km/Lです。

カローラ クロスのスペック比較表

ガソリン
2WD(FF)

ハイブリッド
2WD(FF)

ハイブリッド
E-Four

全長(mm)

4,490

全幅(mm)

1,825

全高(mm)

1,620

エンジン

1.8L 直列4気筒

1.8L 直列4気筒+モーター

エンジン最高出力(ps)

140

98

エンジン最大トルク(kgm)

17.3

14.5

フロントモーター最高出力(ps)

-

72

フロントモーター最大トルク(kgm)

-

16.6

リヤモーター最高出力(ps)

-

-

7.2

リヤモーター最大トルク(kgm)

-

-

5.6

WLTCモード燃費(km/L)

14.4

26.2

24.2

価格(税込)

199万9,000円〜

259万円~

279万9,000円~

カローラ クロスは3グレード展開で安全システムが全車標準装備

※Z(ハイブリッド車)カローラ クロスのグレードは、上級グレードの「Z」、中間グレードの「S」、ベースグレードの「G」の3タイプです。また、ガソリン車には、手に入れやすい価格の「G"X"」も用意されています。
 
安全装備の「トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)」は、全グレード標準装備です。
 
トヨタセーフティセンスの機能は、プリクラッシュセーフティ(昼夜歩行者・昼間の自転車運転者検知機能付き衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)、レーントレーシングアシスト(LTA)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、オートマチックハイビーム(AHB)、ロードサインアシスト(RSA)となっています。
 
また、ガソリン車の「G"X"」を除いたすべてのグレードで、パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)とバックガイドモニターが標準装備されています。

カローラ クロス「Z」グレードの特徴や主な装備

※Z(ハイブリッド車)カローラ クロスの上級グレード「Z」は、装備が充実しているだけでなく、質感が高いことが特徴です。

エクステリア

  • 18インチアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装/センターオーナメント付)
  • ルーフレール
  • ブラックのフロントロアグリル
  • 金属調塗装のフロントロアグリルフレーム/リヤロアバンパー
  • クロームメッキ+ブラックのドアウインドゥフレームモールディング
  • Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDシーケンシャルターンランプ+LEDクリアランスランプ&LEDデイタイムランニングランプ
  • LEDフロントフォグランプ
  • リヤコンビネーションランプ(LEDライン発光テール&ストップランプ+ターンランプ)

 

インテリア

  • スポーティフロントシート(運転席8ウェイパワーシート)
  • 電動ランバーサポート(運転席/2ウェイ)
  • シートヒーター(運転席・助手席)
  • シート表皮:本革+ファブリック
  • オプティトロンメーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(サテン調塗装メータークラスター付)

など
 
上級グレードの「Z」は、スポーティなスタイリングかつ上質な室内空間となっています。

カローラ クロス「S」グレードの特徴や主な装備

※S(ハイブリッド車)カローラ クロスの中間グレード「S」は、充実した装備が特徴のグレードです。
 
上級グレード「Z」から変更となる装備は次のとおりです。

エクステリア

  • 17インチアルミホイール(センターオーナメント付)
  • Bi-Beam LEDヘッドランプ+ターンランプ+クリアランスランプ
  • リヤコンビネーションランプ(LEDテール&ストップランプ+ターンランプ)

など

インテリア

  • スポーティフロントシート(運転席6ウェイマニュアルシート)
  • シート表皮:ファブリック

など

中間グレードの「S」は、上級グレードの「Z」にも通じるスポーティなスタイリングと室内空間でありながら、車両本体価格が「Z」に比べて抑えられています。

カローラ クロス「G」グレードの特徴や主な装備

※G(ガソリン車)カローラ クロスのベーシックグレード「G」は、シンプルな装備で手に入れやすい価格です。

中間グレードの「S」から変更される装備は次のとおりとなります。

エクステリア

  • 17インチスチールホイール(樹脂フルキャップ付)
  • ルーフレールなし
  • ブラックのフロントロアグリル
  • ブラックのフロントロアグリルフレーム
  • ブラックのリヤロアバンパー
  • ブラックのドアウインドゥフレームモールディング


インテリア

  • アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(サテン調塗装メータークラスター・メーターリング付)

など
 
また、ガソリン車にのみ設定される「G"X"」は、「G」グレードから次の装備が変更されます。

  • アナログメーター+4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(ブラック塗装メーターリング付)※サテン調塗装ではない
  • ノーマルフロントシート(運転席6ウェイマニュアルシート)
  • シート表皮:ファブリック

など
 
ベーシックグレードの「G」は、カローラクロスらしさを残しながらも、装備やシートなどをシンプルにして手に入れやすい価格を実現しています。

カローラ クロスモデリスタの特徴

※モデリスタエアロパーツセットBモデリスタが用意しているカローラ クロスのカスタマイズパーツは、先進性や上質感を追求しているだけでなく、ディテールにまで気を配った造形で、大胆かつ繊細なスタイリングに変えられます。
 

モデリスタのエアロパーツは、以下がラインアップされています。

  • MODELLISTAエアロパーツセットA(フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスパッツ+カラードフェンダーのセット)
  • MODELLISTAエアロパーツセットB(フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスパッツのセット)

※MODELLISTAクールシャインキット

  • クールシャインキット(フロントグリルガーニッシュ(メッキ)+サイドドアガーニッシュ(メッキ)+バックドアガーニッシュ(メッキ)+ミラーガーニッシュ(メッキ)+ドアハンドルガーニッシュ(メッキ)のセット)

 

カローラ クロスのMODELLISTAパーツを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

MODELLISTA – カローラ クロス


カローラ クロスとヤリス クロスを比較

※カローラクロス(ダークブルー)、ヤリスクロス(ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン)ここで、カローラ クロスと同じコンパクトSUVであるヤリス クロスとの違いを比較してみましょう。

カローラ クロスとヤリス クロスの比較表

カローラ クロス

ヤリス クロス

ガソリン

ハイブリッド

ガソリン

ハイブリッド

全長(mm)

4,490

4,180~4,200

全幅(mm)

1,825

1,765

全高(mm)

1,620

1,580~1,590

エンジン

1.8L 直列4気筒

1.8L 直列4気筒+モーター

1.5L 直列3気筒

1.5L 直列3気筒+モーター

最高出力(ps)

140

98

120

91

最大トルク(kgm)

17.3

14.5

14.8

12.2

フロントモーター最高出力(ps)

-

72

-

80

フロントモーター最大トルク(kgm)

-

16.6

-

14.4

リヤモーター最高出力(ps)

-

7.2

-

5.3

リヤモーター最大トルク(kgm)

-

5.6

-

5.3

WLTCモード燃費(km/L)

26.2

14.4

17.6~20.2

25.0~30.8

価格(税込)

199万9,000円〜

259万円〜

189万6,000円~

228万4,000円~

※リヤモーターの最高出力と最大トルクはE-Fourの値

一覧表で比較すると、カローラ クロスの方がボディサイズやエンジン排気量が大きく、最高出力も高くなっています。
 
運転がしやすい大きさの車を求めていて、買い物や通勤など日常使いをメインとするのであればヤリス クロスがおすすめです。
 
走行安定性や動力のゆとりを追求し、室内の広さや乗員の快適性などを重視したり、日常使いから休日のロングドライブまでしたりするのであれば、カローラ クロスが良いといえます。
 
どのような場面で車を使うのか考えて車種を選ぶと、充実したカーライフとなるでしょう。

カローラ クロスのグレード違いのまとめ

※Z(ハイブリッド車)カローラ クロスは、歴史が長いカローラシリーズ初のSUVとして2021年にデビューしました。
 
時代に求められる機能・性能を凝縮したクロスオーバーSUVのカローラ クロスのグレードは、充実している装備と上質感を両立した上級グレードの「Z」、装備が充実している中間グレードの「S」、手に入れやすい価格が特徴のベーシックな「G」の3グレードが主軸となっています。
 
また、2WDのガソリン車と、2WD/E-Fourをラインアップするハイブリッド車を選べるのもカローラ クロスの魅力です。
 
日常使いが中心であればガソリン車、ロングドライブすることが多く燃費も気にするのであればハイブリッド車の2WD、休日のキャンプやアウトドアなどアクティブな使い方をするのであればE-Fourがおすすめです。 
 
このように、エンジンのタイプや装備などからグレードを絞り込めば、あなたに合ったカローラ クロスが見つかるでしょう。カローラ クロスで日常を使いやすくアクティブにしてみてはいかがでしょうか。

最後に、カローラ クロスの購入を検討する方に、購入以外にもカローラ クロスに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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