トヨタ車&レクサス車解説
【2024年最新版】燃費のいいミニバンは?10車種を紹介!
ミニバンは、ワゴンタイプの車でファミリー層をはじめ、多くの方から支持を集めています。空間効率のいいボディ形状により、大人数が乗車できたり、たくさんの荷物が積めたりとメリットが多い一方で、気になるのが燃費です。そこで、国内販売されているミニバンの燃費は実際どうなのかをランキングにしました。あわせて、各車種の特徴や燃費のいいミニバンの選び方も紹介しているので、ミニバンを選ぶ際にお役立てください。
<この記事の目次>
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
燃費がいいミニバンを探すには?
ミニバンは、大人数が乗ってもゆとりがあり、多くの荷物を積めることからファミリー層を中心に人気を集めています。一方で、車体が大きく重量もあることから、燃費はあまり良くないといわれています。しかし、ミニバンにも様々なサイズがあり、5ナンバーサイズなどのコンパクトなタイプは低燃費です。
また、最近ではハイブリッド車をラインアップしている車種も多く、燃費も向上しています。燃費が気になる方は、ハイブリッド車を選択肢に入れて検討するのがおすすめ。ハイブリッド車は環境性能も高く、エコカー減税などの制度が利用できる点も魅力です。
さらに、駆動方式によっても燃費は大きく変わります。一般的に4WDは悪路や坂道に強い半面、燃料消費が多くなる傾向があります。そのため、4WDが必要ない生活スタイルであれば、燃費性能に優れた2WDがおすすめです。
燃費がいいミニバンTOP10
現在、日本の自動車メーカーで販売されているミニバンはOEM車を除き、全部で10種類あります。10車種を最高燃費で燃費がいい順にランキングしました。
順位 | メーカー | 車名 | 最高燃費(WLTCモード) |
---|---|---|---|
1位 | トヨタ | シエンタ | 28.8km/L |
2位 | ホンダ | フリード | 25.6km/L |
3位 | トヨタ | ノア | 23.4km/L |
4位 | 日産 | セレナ | 20.6km/L |
5位 | ホンダ | ステップワゴン | 20.0km/L |
6位 | ホンダ | オデッセイ | 19.9km/L |
7位 | トヨタ | アルファード | 17.7km/L |
8位 | 三菱 | デリカ D5 | 12.6km/L |
9位 | トヨタ | グランエース | 10.0km/L |
9位 | 日産 | エルグランド | 10.0km/L |
※記事更新(2024年10月)時点
※数値はその車種の中でもっとも低燃費のグレード(仕様)のもの
では、各車種の燃費(※)や特徴について詳しくみていきましょう。
※記載の燃費はすべてWLTCモード燃費
1位 トヨタ シエンタ(18.3km/L~28.8km/L)
1位は、トヨタのシエンタ。5ナンバーサイズながらも両側スライドドアを持つミニバンです。シエンタは、運転しやすいコンパクトさや豊富なシートアレンジ、広い使いやすい荷室などの利便性の高さから、特にファミリー層に人気の車となっています。
シエンタは、5人乗りと7人乗りから選択でき、最高燃費はハイブリッド車で5人乗りの28.8km/Lです。しかし、7人乗りの最高燃費も28.5km/Lと低燃費となっており、5人乗りと大きな差はありません。
2位 ホンダ フリード(14.4km/L~25.6km/L)
2位のホンダ フリードは、シエンタと同じくコンパクトサイズのミニバンで2024年6月にフルモデルチェンジしたばかりの車です。グレードは、5ナンバーサイズの「AIR」と、3ナンバーサイズでSUVタイプの「CROSSTAR」の2種類あります。また、5人乗り、6人乗り、7人乗りから選択可能です。
フリードは、フルモデルチェンジで車体が大きくなったにもかかわらず、燃費は4.8km/Lも向上しています。最高燃費は、AIRのハイブリッド車で25.6km/L、CROSSTARのハイブリッド車も25.5km/Lと低燃費です。
4位 日産 セレナ(13.0km/L~20.6km/L)
4位の日産 セレナは、2022年12月にガソリン車、2023年4月にe-POWER車がフルモデルチェンジして発売されたばかりの車です。e-POWER車のLUXIONのみ7人乗りで他のグレードは8人乗りのラインアップ。1列目から3列目までゆったりと座れる点が特徴となっています。
セレナの最高燃費は、e-POWER車の20.6km/L。新開発の1.4L e-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代「e-POWER」を搭載していて、エンジンの騒音や振動が少なく、静かで乗り心地のいい車となっています。
5位 ホンダ ステップワゴン(12.9km/L~20.0km/L)
ホンダ ステップワゴンは、「#素敵な暮らし」をコンセプトに生活スタイルに合わせて「AIR」「SPADA」「SPADA MIREMIUM LINE」3種類が設定されています。室内は、リビングのように居心地がよくリラックスできる空間が魅力で、他のミドルサイズのミニバンより室内高があるので空間がより広く感じるでしょう。
ステップワゴンの最高燃費は20.0km/L。他のミドルサイズミニバンよりボディサイズが大きく、重量もあるため燃費にも影響がでています。
6位 ホンダ オデッセイ(19.6km/L~19.9km/L)
6位のホンダ オデッセイは、低床・低重心、高い走行性能、洗練されたデザインが人気の車。2023年12月の改良で、2021年の生産終了から満を持して復活を遂げました。改良されたオデッセイは、特徴である低床・低重心はそのままに、押し出し感や高級感、重厚感を感じさせるデザインになっています。
オデッセイの最高燃費は、19.9km/L。ミニバンでは、大型のサイズに分類されるので、ボディサイズに対して低燃費といえます。なお、オデッセイはハイブリッド車のみのラインアップです。
8位 三菱 デリカ D5(12.6km/L)
8位の三菱 デリカ D5は、悪路走行にも強くミニバンでありながらSUVの機能性と安定感を表現しながら、フロントから流れるように呼応させたリヤデザインが特徴。アウトドア好きな方とのマッチングがいい車です。なお、デリカ D5はディーゼル車のみのラインアップとなります。
デリカ D5の最高燃費は、12.6km/L。グレードは4種類、8人乗りと7人乗りのラインアップがあり、すべて同じ燃費です。デリカ D5は、ディーゼルエンジンを搭載しているだけあって、8人乗りのミニバンとしては低燃費といえます。
9位 トヨタ グランエース(10.0km/L)
9位のトヨタ グランエースは、全長5,300mmのトヨタの中で一番大きいミニバンです。室内も圧倒的な広さでリッチな雰囲気。グレードにより6人乗りと8人乗りが用意されていて、6人乗りは2列目ならびに3列目の4席にゆったりとくつろげる専用のエクゼクティブパワーシートを採用。8人乗りは4列シートとなり、2列目にエグゼクティブパワーシート、3列目にレバー操作でシート調整可能なリラックスキャプテンシートを設定。4列目にワンタッチで座面が跳ね上がる6:4分割チップアップシートを採用しています。
グランエースの最高燃費は、10.0km/Lで、ディーゼル車のみのラインアップです。グレードによる燃費の違いはありません。大きな車体であることから、ストップ&ゴーが繰り返される市街地では燃費はさがるものの、車体サイズに対して優れた燃費性能といえます。
9位 日産 エルグランド(8.4km/L~10.0km/L)
9位は、高級ミニバンの日産 エルグランド。1997年にゆとりのある広い室内と上質感をもつ「プレミアムミニバン」のパイオニアとして誕生しました。また、車高が低く安定した走行もエルグランドの魅力のひとつとなっています。
エルグランドの最高燃費は、10.0km/Lでガソリン車のみのラインアップです。エルグランドは、多くのグレードがあり、2WDと4WDも選択できるので、選ぶグレードなどにより若干燃費が異なります。
まとめ
燃費性能がいいミニバンが多く、5位までが20.0km/Lを超えています。特に1位のシエンタは28.8km/Lという優れた数値を記録しました。ミニバンは、車体が大きく重いため燃費が悪いと思っていた方も、本記事でイメージが変わったのではないでしょうか。技術の進化により、ミニバンでも燃費に悩む必要も少なくなってきました。生活スタイルや使用用途も考えながら自分にとってベストなミニバンを選んでください。
最後に、購入以外にトヨタのミニバンに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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