クルマとお金
【車の買い方】新車か中古車・現金かローンなどを解説!
車の購入は、手の届きやすいコンパクトカーの新車でも約150万円以上、中古車でも数十万円以上の出費が伴う、とても大きな買い物です。そのため、買ってから「こんなはずではなかった」と後悔をしないよう、間違いのない車を選びたいもの。
そこで、本記事では「いつ」「どんな車」を「どこ」で、「どんな支払い方法」で買うのがいいのか、車の買い方について、わかりやすく解説します。
特に初めての車の購入は、分からないことだらけでしょう。本記事に目を通し、参考にしてください。
<この記事の目次>
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
いつ車を買うのがいい?
前提として、車を買うのに“適していないタイミング”はありません。なぜなら、自動車税種別割(自動車税)などの諸経費も月割りで計算されるため、いつ購入しても損をしないようになっているからです。急に車が必要になった際にも、タイミングを待って買い控える必要はありません。
しかし、車を買うのに“良好なタイミング”はあります。新車、中古車、その他にわけて紹介します。
新車の場合
車の需要が高まる時期
新車は一年を通して売れ続けているわけではなく、販売が集中する時期と、落ち着いている時期が見受けられます。
2023年・登録台数
スクロールできます
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
台数(台) | 229,497 | 269,837 | 378,557 | 219,987 | 206,663 | 259,794 | 253,241 | 213,865 | 272,208 | 243,144 | 255,054 | 232,320 |
※データ出典元:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会
2023年の新車(乗用車)登録台数は、3月がもっとも多く、次いで9月、2月と続きます。この時期は就職や進学、引っ越しなどライフスタイルの変化が多く、車への需要が高まっていると考えられます。
需要が高まる時期には車の販売に力を入れることが予想されますので、2月や3月は良好なタイミングといえるでしょう。
中古車の場合
在庫が増える4月~5月
2023年のデータを参考にすると、中古車は3月に突出して販売台数が多く、一方で1月に少なくなっています。それ以外に、大きな変動はありません。
2023年・中古乗用登録台数(小型車+普通車)
スクロールできます
月 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
台数(台) | 205,418 | 244,216 | 377,383 | 244,421 | 241,029 | 267,742 | 254,624 | 242,598 | 258,477 | 263,977 | 250,068 | 253,786 |
※データ出典元:一般社団法人 日本自動車販売協会連合会
3月に中古車の登録台数が増えるのは、進学や就職、引っ越しなどにより新年度(4月)から車が必要になる人が多いためと考えられます。近年は新車の納車期間が長期化し、納車までの間、中古車を利用するといったケースもあるでしょう。
この時期に車の買い換えで下取りに出される車が多くなれば、中古車として市場に出回る数も多くなるため、4月~5月は中古車の在庫が豊富になり、選択の幅が増えることになります。
モデルチェンジ後
フルモデルチェンジを機会に、同モデルの旧型車を下取りに出して新型車を購入する人もいます。そのためモデルチェンジ後は、旧型車が中古車の市場に多く出回り、購入しやすくなる場合も。
車種によっては現行車から型落ちとなったことで値下がりも期待できるため、新型車が発売された後の旧型車の中古車は狙い目といえるでしょう。
その他、購入・買い替えのタイミング
車を所有していると、「まだ乗れるから」と買い替えを先延ばしにしてしまいがち。もちろん乗れる限りは所有し続けるのもひとつの選択です。
しかし、生活の質を向上させるため、またはライフスタイルの変化に合わせて買い換えを検討することもあるでしょう。
ライフスタイル・ライフステージの変化
例えば20歳で免許証を取得し、最初の車を購入したとします。その後、就職や転職、引越、交際、結婚、子育てなど、人生にはいくつもの転機が訪れ、その都度生活環境は変わります。
家族の増加などにより、乗車人数や荷物が多くなったときに、定員が5名のコンパクトカーを利用し続けるのには不便と感じるケースもあるでしょう。また子どもが親元を離れたら、大人数が乗るミニバンは持て余してしまうこともあります。
ライフスタイルに合わせて車の買い替えを検討する方も多いでしょう。
車検前(新車から3年/5年/7年)
車検とは「自動車検査登録制度」の略で、「継続検査」とも呼ばれます。車が公道を走行するための基準に適合しているかを検査・確認する制度で、定められた期間おきに受ける必要があります。
車を新車で購入した(初度登録年月)場合は、3年で最初の車検が訪れ、以降は2年おき。中古車の場合、車検付きの車ならば、その期限に。購入時に再登録をした車は、2年後に車検を行い、以降は2年おきに受けます。
車検にかかる費用は、車のコンディションによって異なります。年式の古い、低年式車は多くの消耗部品を交換するため、場合によっては数十万かかるケースも。車検を受ける前に見積りを出してもらい、高額になるようなら買い換えも「検討しましょう。
自動車税・軽自動車税が増える前(新車から13年を経過したガソリン車、11年を経過したディーゼル車)
自動車税種別割と軽自動車税種別割は、新車登録から13年(ディーゼル車は11年)が経過すると「重課」が課せられます。
※ハイブリッド車や電気自動車といった環境に優しい車は、重課の対象から外れています
普通車の重課は約15%、軽自動車の重課は約20%。重課は一度、支払えばいいのではなく毎年、自動車税種別割と軽自動車税種別割にかかります。ガソリン車やディーゼル車に乗っているのなら、重課の発生する前に買い換えを検討してはいかがでしょう。
車の寿命
車は基本的に壊れても修理すればずっと乗り続けることができます。ただし、それは修理用の部品が供給されている限りのこと。
トヨタの場合、何年間供給されるかは一律に決まっていません。工場装着の部品であれば、車の生産終了から約10年間。部品によってはそれより短いものもあります。販売店装着オプションの部品は、車の生産終了後に部品の製造を打ち切るため、その場合は販売店での在庫のみとなっています。
現状、生産終了から20年を経て、供給されている部品もありますが、基本的には生産終了から10年で修理ができなくなると考えておくといいでしょう。所有している車の生産終了時期を調べて、10年を超えている、あるいは10年が間近だったとしたら、買い替えを検討すべきタイミングかもしれません。
メーカー保証終了前(走行距離10万kmなど)
多くのメーカーでは、走行や安全に関わる重要な部品が壊れた際に無償で修理や交換を行う「メーカー保証」をつけています。
トヨタの場合、メーカー保証は新車登録から5年、または10万キロ走行時のどちらかを期限としています。以降は重要な部品が故障した際はユーザーの負担で修理を行うことになるため、費用が高額になります。
仮に重要な部品が壊れた後に高額な修理見積を見て買い替えを検討するとなった場合、車を利用できない期間が生まれます。納車までの間、車のない不便を強いられる、あるいは車をレンタルする必要があるでしょう。
重要な部品が必ず壊れるわけではありませんが、“もしも”に備えて、メーカー保証の終了前は買い換えを検討するタイミングといえます。
どんな車を買うのが良い?
冒頭でも触れましたが、車は安いものではありません。自分にはどのような車が必要なのか、どのような車ならば楽しいカーライフを送ることができるかを想像し、後悔のない車を選んでから販売店に向かいましょう。
予算にあった車
ローンを組んで購入するのなら、返済に無理のない価格の車をおすすめします。
また車を購入した後も、自動車保険(任意保険)や駐車場の賃料といった維持費がかかります。カタログを見ながら車を選ぶと、高価な車やグレードを選び、オプションを追加してしまいがちなもの。
あらかじめ、いくらまでの支払いなら無理がないのかを把握し、必要な維持費を踏まえて予算を決めましょう。
≪関連記事≫
新車
新車のメリットはコンディションが最上なこと。メーカー保証もしっかりしているので、安心です。
グレードやボディカラー、オプションなども自由に選ぶことができますが、昨今は世界的な半導体の不足により納車までの期間が長期化。受注を停止している車種もあります。メーカーの公式サイトには、それぞれの車種で納車に必要な期間の目安が記されているため、あらかじめ確認しておきましょう。
中古車
中古車とは、他のユーザーが所有した経歴がある車で、過去に陸運局にナンバー交付登録されたことのある車のことをいいます。
なかには試乗車などのために登録された車など、他の中古車と比べて走行距離が少ないものもあります。
そのため、車のコンディションは一定ではなく、その車ごとに異なります。また保証もメーカーや販売店によって違うため、事前に調べておくことが大切です。
中古車は、新車に比べて短い期間で納車されることが一番のメリットです。契約を結んでから納車されるまでの期間が2〜3週間というケースも少なくありません。「急に車が必要になった」という場合に、中古車は選択肢のひとつになるでしょう。
車に乗る目的に合った車
購入する前に、どのように車を利用するか具体的にイメージし、優先する装備や性能をピックアップしましょう。
例えば3人以上で乗車するなら、後部席のスペースや乗り降りのしやすさが重要です。また長距離移動を頻繁に行うなら、移動の疲労を軽減するため、乗り心地や快適性を重視。レジャーやショッピングに利用するなら、荷室の広さや荷物の積み降ろしやすさが必要になるでしょう。
運転しやすい車
車のシート形状やステアリングの位置は、多くの人に対応するよう調整されています。
しかし、シートに座って運転しづらい、あるいは座面が低くて視界が悪く、備わる調整機能では解消できないという場合もあるでしょう。無理な姿勢での運転は非常に危険です。
販売店で試乗するなど、購入前にしっかりと確認しておきましょう。
燃費のいい車
通勤等で車を毎日利用する場合は、燃費も考慮したいところ。燃費の良好な車は経済的に助かるだけでなく、ガソリンスタンドの利用回数も減らせます。
ガソリンスタンドが日々の通勤路にない場合は時間をかけて行き来する必要があり、そうした細かな行動制限は予想以上にストレスがかかることでもあります。
また燃費の良好な車は、ほとんどの場合、自動車重量税の優遇を受けることができるのもポイントです。
令和5年度税制改正において、自動車重量税のエコカー減税は2026年4月30日まで延長されました。優遇を受けることのできる車種や具体的な内容は、一般社団法人日本自動車工業会の公式サイトで確認できるほか、販売店で聞くことができます。
安全装備の充実した車
現在、新車で購入できる車は高い安全性能を有しています。より安全性能を重視するならば、独立行政法人 自動車事故対策機構の実施する自動車アセスメントが参考になるでしょう。
多くの車種で評価試験が実施されているので、中古車を購入する際、希望する車がどの程度の安全性能を有しているかを確認できます。
駐車場に入るサイズの車
賃貸の駐車場を利用する場合は、あらかじめ駐車スペースの広さを確認し、購入を予定している車のサイズと照らし合わせましょう。機械式の立体駐車場ならば、高さの確認も必要です。
また車の横幅が駐車スペースギリギリだと、車の乗り降りが困難になります。後部座席の乗り降りにドアを広く開けるスペースがない場合には、スライドドアを備えた車を検討すべきかもしれません。
≪関連記事≫
リセールバリューのある車
リセールバリューとは、購入した車を下取りや買い取りに出す際の価値(下取り価格や買取価格)のこと。下取りに出す車の中古車市場人気が高いと、同じ程度(年式や走行距離)の人気が低い車と比べ、より高額な査定結果が期待できます。
一点、注意したいのは、人気や中古車市場での在庫車数は刻一刻と変化していること。数年後の下取りや買い取りで、確実にリセールバリューが高くつくとは限りません。
装備の充実度、デザインの好み、愛着が湧く車
自分の好みのデザイン(内装や装備の充実度を含め)で選ぶのも、ひとつの方法です。ただし事前に性能や使い勝手を理解した上で選ばないと、のちに後悔してしまう可能性も。
あらかじめ、欲しい機能が備わっている車なのか等も忘れずチェックしておきましょう。
どこで車を買うのが良い?
新車は正規販売店や正規ディーラーのほか、サブディーラーと呼ばれる販売店で購入することができます。
中古車は中古車専門販売店のほか、メーカー直営の中古車専門販売店で購入可能。また正規販売店や正規ディーラーで、新車と中古車の両方を扱っているケースもあります。
ここでは正規販売店や正規ディーラー、サブディーラー、中古車専門販売店、それぞれの特長、メリットとデメリットを紹介します。
正規販売店・正規ディーラー
正規販売店や正規ディーラーは、メーカーと特約店契約を結んだ販売店で、メーカーから直接仕入れた新車や中古車を販売するほか、車のサブスクやカーリースも取り扱っています。
正規販売店や正規ディーラーで車を購入する利点は、全国どこの店舗も一定水準のサービスを有していること。また出先で車が故障しても、最寄りの正規販売店や正規ディーラーに持ち込めば、車を購入した店舗と変わらないサービスを受けることができます。
サブディーラー
サブディーラーは特定のメーカーと特約店契約を結んでいない販売店を指し、多くの場合、複数のメーカーの新車や中古車の販売、車のサブスクやカーリースを取り扱っています。そのため、異なるメーカーの車の見積りを一度にとることができるのがメリットです。
中古車販売店
メーカー直営の中古車専門販売店や正規販売店、正規ディーラーで扱う中古車は「認定中古車」や「公式中古車」と呼ばれる場合があります。しっかりとした整備やクリーニングが施された車両を扱っています。基本的には自社メーカーを中心にしつつ、他メーカーの車を扱うケースもあります。
また一部の車種を除き、中古車保証がつくのも大きな特徴です。多くの場合、保証期間内であれば、消耗品以外の故障の修理に対して無償で修理を行ってくれます。有料のオプションを追加し、保証期間を延長することも可能です。
トヨタの認定中古車は、車両の状況を細かくチェックした「車両検査証明書」が付属し、購入前にはコンディションの説明が行われます。また1年間走行距離無制限の保証が付き、有償で3年まで延長可能。全国約5,000ヶ所のトヨタ店舗で保証修理を受けることができます。
サブディーラーや中古車専門販売店で扱う中古車は、車両のコンディションや保証内容が店舗によって異なります。
これらの店舗で販売される中古車は、正規販売店や正規ディーラーで扱う中古車に比べて割安とされていますが、保証が付かない場合はリスクを考慮する必要があります。購入前には、車のコンディションをしっかりと確認し、保証の詳細についても確かめましょう。
車のサブスクやカーリースという選択肢も
車を購入する以外の方法として、所有せずに車に乗る「車のサブスク」や「カーリース」という選択肢もあります。
車のサブスクやカーリースの特徴やメリット・デメリットなどは後述しますが、車のサブスクやカーリースの申し込み受け付けは、正規販売店や正規ディーラー、サブディーラーなどのほか、オンラインでも行われています。
自宅にいながらさまざまな車種やプランを比較検討でき、簡単に申し込み手続きを完了することが可能で、時間を節約できるだけでなく、自分に最適な車種やプランをじっくり選ぶことができます。
どんな支払い方法で車を買うのが良い?
かつて車は購入するのが当たり前でしたが、近年では月々定額の利用料を支払うサブスクやリースといった選択肢も増えました。
どの支払い方法、あるいは車の所有の仕方にも、メリットとデメリットがあります。自身の蓄えや車の利用方法、最終的に車を所有したいかを踏まえ、自分にあった方法を選びましょう。
一括購入、ローン、残価設定型クレジット、車のサブスク/カーリース、KINTOの特徴一覧表
スクロールできます
| メリット | デメリット |
---|---|---|
一括購入 | ・金利が発生しない | ・一度の金銭負担が大きい |
ローン | ・家計支出の平準化 | ・金利が発生する |
残価設定型クレジット(ローン) | ・家計支出の平準化 | ・期間終了後、車は返却する |
一般的な車のサブスク/カーリース | ・月々の支払いが定額 | ・期間終了後、車は返却する |
KINTO(車のサブスク)
| ・月々の支払いが定額 | ・期間終了後、車は必ず返却する |
一括購入のメリット・デメリット
あらかじめ車の購入資金を蓄え、契約時に全額、支払う方法です。ローン等で金融機関に支払う金利が発生しないため、支払い総額はもっとも安くなります。
しかし、一括購入の場合、まとまった金額を用意しておかなければなりません。また維持費もかかるため、計画的に貯蓄をしておくことが大切です。
手元の資金に余裕があり、自由に車のカスタムも楽しみたい人にとっては、メリットが大きい支払方法といえます。
ローンのメリット・デメリット
販売店や金融機関でローンを組んで返済する方法です。利用する金融機関や頭金、ボーナス払いの有無、完済までの期間によって支払い総額は異なります。
また、販売店でローンを組んだ場合、車の所有権は販売店にあります。完済までは譲渡や売却はできません。金利がかかること、またローン審査があるため注意が必要です。
ローンを利用するメリットとしては、手元の資金に余裕を持てる点が挙げられます。
残価設定型クレジットのメリット・デメリット
ローンのひとつで、契約時に設定した期間が終了した後に、車を販売店に返却する方法です。車両代金から残価(予想下取り価格)を引き、支払い額を算出します。
通常のローンと同様に、手元の資金に余裕を持てる点がローンを利用するメリットとして挙げられますが、通常のローンよりも月々の返済額を安く抑えることができます。
残価は無事故で標準的な利用のコンディションを想定しています。返却時に過走行や傷等で査定が低くなった場合、精算が必要となるケースもあります。
なお、契約満了後に残価を支払って乗り続ける(所有する)ことを選べるのも、残価設定型クレジットのメリットといえます。
≪関連記事≫
一般的な車のサブスク/カーリースのメリット・デメリット
車のサブスク/カーリースは、定額で車を借りるサービスです。契約期間が終了した後、車を販売店に返却する、またはその車がもらえるサービスもあります。
月額利用料に税金や保険料などが含まれている契約もあり、プランによっては初期費用がかからないものもあります。ただ、原則として中途解約はできず、やむを得ず解約をする時は違約金が発生するケースも少なくありません。
また、残価設定型ローンと同様、返却時の車は無事故で標準的な利用のコンディションを想定しているため、返却時に過走行や傷等で査定が低くなった場合は精算が必要となる可能性もあります。
車のサブスク/カーリースなら購入時の大きな出費はなく、面倒な登録手続きも任せることができます。一般的に月額利用料に車検代やメンテナンス費用が含まれており、「手間が少なくなる」メリットを感じられる利用方法といえます。
車のサブスクKINTOのメリット・デメリット
KINTOは月々定額で車に乗れるサブスクサービス。車両代金や登録諸費用のほか、各種税金や車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用といった維持費のほか、自動車保険料(任意保険)も月額利用料に含まれているのが特徴です。
一般的な車のサブスク/カーリースと同様に、契約期間が終了したら車を必ず返却する必要があります。KINTOの大きな特徴のひとつは、初期費用フリープランと解約金フリープラン、2つのプランがあることです。
「初期費用フリープラン」は申込金など最初にかかる費用がなく、車に乗る事ができるプラン、「解約金フリープラン」は所定の申込金を支払うことで、いつでも中途解約金0円で解約が可能なプランです。
「初期費用フリープラン」の場合でも、中途解約金が明確に提示されているため、解約しやすく、安心して利用することができます。
できるだけ手間を少なく、かつ、安心して車を利用したい人にとって、KINTOはメリットを感じられるサービスといえます。
支払い方法のポイント
可能であれば金利のない一括購入が理想ですが、貯蓄のほとんどを車の支払いにあてるとなると、急な出費があった際に困ってしまう可能性も。車を購入しても、ある程度の余裕を残せるようにしておきましょう。
販売店のローンは車の契約と一緒に手続きを行えるため手軽ですが、自身で手続きを行う時間があるのなら、金融機関のローンも検討してみましょう。
ローンは頭金とボーナス払いを多く設定することで(金利自体は変わらなくても)、金利支払い額を少なくすることができます。「一括購入は難しいが、ある程度の蓄えがある」という人は頭金を多めに設定することを検討し、販売店や金融機関のスタッフに相談してみましょう。
新車にこだわりがなければ、中古車を選ぶのもひとつの選択です。メーカー直営の中古車専門販売店で扱う認定中古車ならば、行き届いた整備が行われ、安心できる保証を得られます。
車の所有にこだわらないのなら、購入と一緒に車のサブスクやリースも検討してみましょう。特に若い方や免許を取得して間もない方は、月額の利用料に自動車保険(任意保険)が含まれているサービスやプランを選ぶことで、維持費をお得におさえられる場合もあります。
まとめ
新車か中古車を含めた車の選び方、購入する時期や支払い方法、所有かサブスク/リースなど、車には様々な買い方があります。ネットなど情報を集めてみたり、販売店のスタッフと相談したりしながら、最適な車や方法を選び、納得の一台でカーライフを送りましょう。
納車後はメンテナンスや自動車保険(任意保険)といった、維持費も必要です。もし車の維持を手間なく、楽に行いたいのなら、車のサブスクKINTOもおすすめです。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
メニュー