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【新旧比較】フルモデルチェンジしたトヨタ「新型ヴォクシー」

【新旧比較】フルモデルチェンジしたトヨタ「新型ヴォクシー」

トヨタのミドルサイズミニバンの中でも高い人気を誇る「ヴォクシー」が2022年1月13日、8年ぶりにフルモデルチェンジしました。見た目やサイズ、性能など、大幅な進化を遂げた新型ヴォクシー。具体的に旧型からどのような部分が変わったのか、比較していきます。

旧型である3代目ヴォクシーは標準モデルとエアロモデルをラインアップしていましたが、今回登場した4代目ヴォクシーはエアロモデルのみのため、本記事では3代目のエアロモデル「ZS」と4代目の最上級モデル「S-Z」を比較していきます。

※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください。

<この記事の目次>

  1. 新旧ヴォクシーの見た目の違い
  2. 新旧ヴォクシーのボディサイズの違い
  3. 新旧ヴォクシーのタイヤ/ホイールサイズの違い
  4. 新型ヴォクシーはプラットフォームにTNGAを採用
  5. 新旧ヴォクシーのパワーユニットや燃費の違い
  6. 新旧ヴォクシーの内装の違い
  7. 新旧ヴォクシーの先進装備の違い
  8. ヴォクシーの新旧比較まとめ

新旧ヴォクシーの見た目の違い

ヴォクシーが兄弟車ノアよりも人気が高い理由として考えられる「スタイリッシュな外観デザイン」。新型ヴォクシーはどのように進化したのでしょうか。まずは外観の違いをみていきましょう。

フロントを比較

※新型ヴォクシー S-Z

※旧型ヴォクシー ZS(2017年マイナーチェンジ当時)

旧型の外観は、シャープな2段積みのヘッドランプが特徴。フロントフェイスに[ハ]の字を描いたデザインは、スポーティでアグレッシブなイメージを強調しています。

一方、新型ヴォクシーは、「堂々・躍動的な力強いハコ」スタイルをコンセプトに歴代モデルで追求してきた力強いハコ(箱)らしさを継承。ヘッドランプはシャープで迫力のあるシルエットに。またグリル部分の幅と厚みが増し、大きく開口。先鋭かつ独創的なデザインとなりました。曲線を描いた薄型アッパー部とのコントラストにより立体感のあるグラフィックを実現。夜になると特徴的なフロントランプが怪しく光り、存在感を強調します。

リヤを比較

※新型ヴォクシー S-Z

※旧型ヴォクシー ZS(2017年マイナーチェンジ当時)

新旧ヴォクシーのリヤデザインにおいて大きく異なるのはコンビネーションランプの位置と形状。旧型のランプは両サイドに縦向きに配置されている一方、新型ヴォクシーは、サイド脇からガーニッシュに向けて横向きに配置。細長く直線的な形状のランプが2本、シンプルに取り付けられたシルエットは、端正かつ洗練された印象となりました。バックドアの外板部には弧を描く凹凸のデザインも加わり立体的なアクセントとなっています。

新旧ヴォクシーのボディサイズの違い

続いて、ボディサイズの違いを確認していきましょう。新旧ヴォクシーのハイブリッド車(エアロモデル最上級グレード・7人乗り)同士を比較してみました。

新型ヴォクシー(90系)
S-Z ハイブリッド車
旧型ヴォクシー(80系)
ZS ハイブリッド車
全長(mm) 4,695 4,710
全幅(mm) 1,730 1,735
全高(mm) 1,895(1,925) 1,825
ホイールベース(mm) 2,850 2,850
フロントトレッド(mm) 1,500 1,500
リヤトレッド(mm) 1,515 1,480
最低地上高(mm) 140(125) 160
室内長(mm) 2,805 2,930
室内幅(mm) 1,470 1,540
室内高(mm) 1,405 1,400
定員(人) 7 7
車両重量(kg) 1,670(1,710) 1,620
最小回転半径(m) 5.5 5.5
※( )内はE-Four

新旧エアログレード同士を比べてみると、新型ヴォクシーのほうが全長は-15mm、全幅は-5mmと小さくなっています。その代わり、全高は+70mm(+100mm)と大幅にアップ。この高さは室内高にも反映されています。また、リヤトレッドが+35mmとなり、ワイドトレッド化。さらに最低地上高が-20mmとなり、新型はワイド&ローなスタイルになっていることがわかります。

新旧ヴォクシーのタイヤ/ホイールサイズの違い

新旧ヴォクシーのタイヤ/ホイールをみていきましょう。エアロモデル最上級グレードで比較し違いを確認します。

新型ヴォクシー(90系) S-Zのタイヤ/ホイールサイズ

2WD車

205/55R17タイヤ&17×6Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)

E-Four車/4WD車

205/60R16タイヤ&16×6Jアルミホイール(ミディアムグレーメタリック塗装)

旧型ヴォクシー(80系) ZSのタイヤ/ホイールサイズ

2WD(ハイブリッド車)

205/55R16タイヤ&6J鍛造アルミホイール(BBS製)

2WD/4WD(ガソリン車)

205/60R16タイヤ&6Jアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック)

旧型のエアロモデルZSでは、16インチ(標準モデルは15インチ)のタイヤが採用されていましたが、新型ヴォクシーでは16インチを基本に、最上級グレードS-Zの2WD車には17インチが採用され、全体的にインチアップ。旧型では、最上級グレードのハイブリッド車にはBBS製が採用されていましたが廃止に。新型ヴォクシーでは、2WD車にはダークグレーメタリック塗装、E-Four/4WD車にはミディアムグレーメタリック塗装のアルミホイールが設定され、スポークの形状も変更され落ち着いた印象となりました。

新型ヴォクシーはプラットフォームにTNGAを採用

プラットフォームにTNGAを採用した新型ヴォクシー

※高剛性ボディ

新型ヴォクシーでは、TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用。スライドドアやバックドアの開口部剛性を確保するなどして軽量かつ高剛性をバランスよく実現。操縦安定性も高まり、車高の高さを感じさせない優れた乗り心地となっています。

TNGAとは?

TNGAとは、Toyota New Global Architectureの略で、トヨタが「もっといいクルマづくり」を実現するため、全社を挙げてグローバルに取り組むクルマの構造改革。エンジン、トランスミッションなどのパワートレインと、クルマのベースとなる基本骨格を刷新し、一体的に開発することでクルマの基本性能を飛躍的に向上させています。

2015年にプリウスへの採用から始まったTNGAを、4代目となる新型ヴォクシーにも採用。「走り」「デザイン」「燃費」「安全性」まで性能を徹底的に追及し、ミニバンの価値をさらに高めています。

新旧ヴォクシーのパワーユニットや燃費の違い

次にパワーユニットや燃費の違いを新旧のエアロモデル最上級グレードで比較してみます。

ガソリン車のパワーユニットを比較

新型ヴォクシー(90系)
S-Z ガソリン車
旧型ヴォクシー(80系)
ZS ガソリン車
排気量(cc) 1,986 1,986
エンジン種類 直列4気筒 直列4気筒
最高出力(ps) 170 152
最大トルク(Nm) 202 193
トランスミッション Direct Shift-CVT
(ギア機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック)
Super CVT
(自動無段変速機/7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付)
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン
燃費(WLTCモード・km/L) 2WD:15.0
4WD:14.3
2WD:13.2
4WD:12.2

ガソリン車を比べてみると、新旧ともに2.0Lの直列4気筒エンジンながら、新型ヴォクシーは燃費が2WDは1.8 km/L、4WDは2.1 km/L向上。出力とトルクもアップし、力強さが増していることがわかります。

新型ヴォクシーのエンジンは、燃焼の高速化、レスポンスの向上、排気・冷却・機械作動時のエネルギーロスの低減などを果たし、全域でのトルクアップと燃費向上を実現。また、ダイレクトな走りと低燃費をもたらすDirect Shift-CVTの採用により、走行性能と燃費性能が向上しました。

ハイブリッド車のパワーユニットを比較

新型ヴォクシー(90系)
S-Z ハイブリッド車
旧型ヴォクシー(80系)
ZS ハイブリッド車
排気量(cc) 1,797 1,797
エンジン種類 直列4気筒 直列4気筒
最高出力(ps) 98 99
最大トルク(Nm) 142 142
トランスミッション 電気式無段変速機 電気式無段変速機
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン
燃費(WLTCモード・km/L) 2WD:23.0
E-Four:22.0
2WD:19.0
動力用主電池 リチウムイオン電池 ニッケル水素電池

ハイブリッド車を比較してみると、パワーユニットは新旧モデルともに1.8L直列4気筒エンジン+1.8Lハイブリッドシステムですが、新型ヴォクシーは性能を進化させ、エンジンの最大熱効率40%を実現。すべての電動モジュールを刷新したハイブリッドシステムとの融合により、2WD車の比較では+4 km/Lも燃費性能が向上しています。

また、動力用電池はニッケル水素電池からリチウムイオン電池に変更となっています。さらに旧型のハイブリッド車には2WDしか設定がありませんでしたが、新型ヴォクシーではE-Four(電気式4WD)もラインアップ。モーターの出力向上によりリヤへのトルク配分を拡大した電気式4WDシステムにより、緻密さと力強さを兼ね備えた走りをかなえます。

新旧ヴォクシーの内装の違い

ここからは新旧ヴォクシーの内装の違いをエアロモデル最上級グレード同士の違いで比較します。

コックピットを比較

※新型ヴォクシー S-Z 

※旧型ヴォクシー ZS(2017年マイナーチェンジ当時)

内装色のブラック同士を比べてみると、旧型ではステアリングの一部にシルバー塗装のアクセントがある以外はブラック一色で統一。一方、新型ヴォクシーは金属調フレームにソフト素材を巻き付けたような独創的なデザインが採用され、よりスタイリッシュに進化

また旧型はメーターの配置によりインターパネルに段差がついていますが、新型ヴォクシーではフラットかつワイドなレイアウトとなり、スッキリとした見晴らしの良い開放的空間となりました。マルチインフォメーションディスプレイは旧型の4.2インチから最上級グレードのS-Zでは7.0インチTFTカラーが採用され、メーターの視認性が向上しました。

内装色は、旧型はブラック/ブラッドオレンジ&ブラックの2種類あった一方、新型はブラック一択となり、よりシックに変貌しました。なお、新型ヴォクシーのシートはS-Zは合成皮革+ファブリック、S-Gは上級ファブリックとなっています。

シートを比較

※新型ヴォクシー S-Z  

※旧型ヴォクシー ZS(2017年マイナーチェンジ当時)

新旧ともに、7人乗りと8人乗りを用意。7人乗り仕様車のセカンドシートには、キャプテンシートを採用。新型にはクラス初となるオットマン機構とシートヒーター(S-Zにメーカーパッケージオプション、オットマンは2WD車のみ)、折りたたみ式大型サイドテーブル(S-Zに標準装備)などを追加し装備を充実させています。両車ともキャプテンシートは超ロングスライド機能付き。旧型ではスライド量が最大810mmだったのが745mmに減ったものの、シートを一旦横にスライドさせることなくストレートに動かせるようになりました。

新旧ヴォクシーの先進装備の違い

旧型にも搭載されていた予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を新型ヴォクシーにも搭載。対応する事故形態を一層拡大し、ミリ波レーダーと単眼カメラのセンサーにより“ぶつからない”をサポートする「プリクラッシュセーフティ」の検知範囲を拡張。ほかにも「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」などの危険の先読みを行う「プロアクティブドライビングアシスト」をトヨタ初搭載するなどしています。

また、新型ヴォクシーには高度運転支援技術「トヨタチームメイト(※)」に新機能を搭載。「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」、「アドバンストパーク(リモート機能付)」など、安全性能がより強化されています。
※メーカーオプション。アドバンストパークのリモート機能はハイブリッド車のみ。

ヴォクシーの新旧比較まとめ

ヴォクシーの新旧比較まとめ

3代目となる旧型から大胆にリニューアルを遂げた4代目新型ヴォクシー。標準モデルが姿を消しエアロモデルのみとなり、鋭さや迫力を増したデザインになりました。TNGAプラットフォームの採用やパワーユニットの強化などにより燃費や走行性能も大きく向上し、内装や装備、安全性能も充実。より快適に、便利に、安全に進化した新型ヴォクシーは、兄弟車のノアとともに、今後もトヨタミニバン人気を牽引していくことでしょう。

最後に、購入以外にも新型ヴォクシーに乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサスの新車に乗れる(サブスクリプションサービスを中心としたサービスの総称。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」(東京・愛知でスタート。エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。
※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりご提供を始め、お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

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