トヨタ車&レクサス車解説
トヨタ ヴォクシーの内装を詳細解説【画像31枚】おすすめオプションも紹介
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
新型ヴォクシーの内装。ボディサイズは? 7人乗りはキャプテンシート採用
※ヴォクシーS-Z(ガソリン・2WD・7人乗り)
3代目ヴォクシーは、エアロ仕様のZSグレードを除き、5ナンバーサイズでした。それが、4代目ヴォクシーはボディそのものが拡幅され、全車が3ナンバーサイズになりました。4代目ヴォクシーのボディサイズは全長4,695mm×全幅1,730mm×全高1,895~1,925mmです。
※ヴォクシーS-G(ガソリン・2WD・7人乗り)(内装色:ブラック)
車内サイズは室内長2,805mm×室内幅1,470mm(最広部)×室内高1,405mm。3代目の車内サイズが室内長2,930mm×室内幅1,540mm×室内高1,400mmなので、数字の上では室内長、室内幅は小さくなりましたが、室内高が5mm拡大し、開放感のある空間が設けられています。
※室内高、室内幅
7人乗り仕様車のセカンドシート(2列目シート)には、キャプテンシート(※1)を採用。折りたたみ式大型サイドテーブルなどが備わっています。オットマン機構(※2)やシートヒーター、角度調整付アームレストといった快適装備がセットされる、メーカーパッケージオプション「快適利便パッケージ(High)」も選択可能です(S-Z 2WD車のみ設定)。
※1キャプテンシート:1人用の独立したシート。船舶の操舵室で、操舵手の後ろにある船長(キャプテン)専用の椅子が由来
※2オットマン機構:伸ばした足を乗せるオットマンがシート下部に備わる
3代目のキャプテンシートは後方にスライドする際は、一度横にスライドする必要がありましたが、4代目は横へのスライドをさせることなく前後スライドができるように。「ストレート超ロングスライド(スライド量745mm)」として、利便性の良さが追求されています。
※ストレート超ロングスライド7seater
S-Gのみ、8人乗り仕様が設定されます。セカンドシートは6:4分割のチップアップシートで、3人掛けとなります。チップアップシートは、背もたれを跳ね上げた際、シートの座面も跳ね上げることができるためコンパクトに収まり、広いスペースを作ることもできます。
※ヴォクシーS-G(ガソリン・2WD・8人乗り)(内装色:ブラック)
セカンドシートは705mmのロングスライドが可能で、後方にスライドすることで、足を伸ばしてゆったりと座るスペースを確保できます。
※超ロングスライド8seater
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新型ヴォクシーのシートアレンジ
新型ヴォクシーのシートは、リクライニングやスライドを活用することで、シーンにあわせたアレンジができます。車内にゆったりとくつろげる空間を作りたいとき、あるいは荷室を拡大し、より多くの荷物を乗せたいときに便利です。
詳しくはヴォクシーWebカタログをご覧ください。
スーパーリラックスモード
サードシート(3列目シート)を左右に跳ね上げ、セカンドシートを超ロングスライドした状態です。リビングのように、足を伸ばしてくつろげる空間になります。
後席トライアングルモード
セカンドシートを後ろにスライドさせることで、セカンドシート、サードシートに座るお子様を同時にケアできる「後席トライアングルモード」になります。
前席ベビーケアモード
助手席シートと助手席の後ろのセカンドシートを前にスライドさせることで、運転席からセカンドシートに座るお子様のケアが容易な「前席ベビーケアモード」になります。
フロントフラットソファモード
フロントシート(運転席&助手席)を倒し、セカンドシートと合わせることでくつろげる「フロントフラットソファモード」になります。
リヤフラットソファモード
後列のシート(セカンドシート・サードシート)、すべてをフルフラットにすれば、広々としたリラックス空間の完成。レジャーなどで遊び疲れたお子さんが、横になってゆったりと休めます。
ラゲージモード
荷物が多く、荷室だけでは積めないときに活躍するラゲージモード。サードシートを左右に跳ね上げれば、荷室を大きく拡張できます。セカンドシートに人が乗っていても、十分なスペースを確保できます。
ビッグラゲージモード
レジャーに出かける際、ラゲージモードでは積みこむことのできない大きな荷物を積むときに便利です。セカンドシートを前へスライドさせ、サードシートを左右に跳ね上げれば、後列の空間をすべて荷室として活用できます。
床下収納スペースで高さのある荷物も積載できる
荷室に収まりきらない高さのある荷物も、床下収納スペースを開放することで積めるようになります。
新型ヴォクシーの収納スペース
多様なグッズやアイテムをさっとしまえ、すぐに取り出せる。ヴォクシーはミニバンの広い車内スペースを有効に活用し、使い勝手の良い収納スペースを数多く設定しています。
シフト横小物入れ<充電用USB端子(type-C)1個、通信、充電用USB端子(type-A)1個付>
※トレイ取り外し時
シフトセレクターの左横に設けられています。専用のトレイを設置すると、USB端子に差し込んだコネクターやケーブルを隠すことができ、スッキリとしたスペースにスマートフォンを置くことができます。
フロントカップホルダー(運転席・助手席)
インストルメントパネルの右端に運転席用の、左端に助手席用のカップホルダーが設けられています。ドライバーは前方を見たまま、カップホルダーから飲み物を取ることができます。
助手席アッパーボックス
助手席側ダッシュボードの手前に設けられた収納スペースです。小物や折りたたみ傘などを入れることができ、通常はフタで隠されています。
助手席側オープントレイ
助手席アッパーボックスの下に位置します。「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」や「TV(フルセグ)+CD・DVDデッキ」を装着した場合は、トレイの形状が異なります。
グローブボックス
助手席オープンボックスの下に位置し、通常はフタで閉じられています。こちらもオープントレイと同様に、「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」や「TV(フルセグ)+CD・DVDデッキ」を装着した場合は、ボックス内の形状が異なります。
2段階引出し式センターホルダー(カップホルダー1個・小物入れ・カードホルダー)
シフトセレクターやシフト横小物入れの下に位置します。インパネ一体型センターコンソールボックスを装着していない場合、「2段階引出し式センターホルダー」が装着されます。
フロントドアボトルホルダー+小物トレイ&フロントドアポケット
運転席と助手席のドアの内側に設けられています。
スライドドアボトルホルダー
セカンドシート横、スライドドアの内側に設けられています。
シートバックポケット(運転席・助手席)
運転席と助手席のシートバック(背もたれの背面)に設けられています。
エコバッグフック(運転席)
運転席のシートバックにフックが設置されています。名称の通りエコバッグや手提げ袋などをつり下げることができます。
格納式センターボックス(カップホルダー2個+オープンボックス+エコバッグフック付)
セカンドシート中央の背もたれ部に設けられており、引き出して使用します。
(8人乗り仕様車の標準装備、7人乗りユーティリティパッケージを選択した場合は非装着)
デッキトリムボトルホルダー(右側1個・左側2個)
サードシート脇のデッキトリムに設けられたボトルホルダーです。
チケットホルダー(運転席・助手席側)
運転席と助手席側のサンバイザーに設置されています。
新型ヴォクシーのグレード別内装の違い
ヴォクシーの内装はS-Z 、S-Gの両グレードともにブラックを基調とし、共通の雰囲気を演出しています。同じグレードでも7人乗り仕様と8人乗り仕様、ハイブリッド車とガソリン車といった違いにより、装備やオプションの内容が変わります。
グレード | S-Z | S-G | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
定員 | 7人乗り | 7人乗り | 8人乗り | |||
エンジン | ハイブリッド車 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | ガソリン車 |
シート表皮 | 合成革皮+ファブリック | 上級ファブリック | ||||
内装色 | ブラック | |||||
シフト | オプションでエレクトロシフトマチックを設定(パノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキを選択) | 10速シーケンシャルシフトマチック | オプションでエレクトロシフトマチックを設定 (パノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキを選択) | 10速シーケンシャルシフトマチック | オプションでエレクトロシフトマチックを設定 (パノラミックビューモニター+パーキングサポートブレーキを選択) | 10速シーケンシャルシフトマチック |
ステアリングホイール | 本革巻き(メーカーパッケージオプションでステアリングヒーターを設定) | 本革巻き | ||||
メーター/ディスプレイ | ハイブリッド専用オプティトロンメーター/7.0インチTFT カラーマルチ インフォメーションディスプレイ | オプティトロンメーター/7.0インチTFT カラーマルチ インフォメーションディスプレイ | ハイブリッド専用オプティトロンメーター/4.2インチTFT カラーマルチ インフォメーションディスプレイ | オプティトロンメーター/4.2インチTFT カラーマルチ インフォメーションディスプレイ | ハイブリッド専用オプティトロンメーター/4.2インチTFT カラーマルチ インフォメーションディスプレイ | オプティトロンメーター/4.2インチTFT カラーマルチ インフォメーションディスプレイ |
インストルメントパネル | 合成皮革巻き+ステッチ | 助手席のみ:合成皮革巻き | ||||
フロントアームレスト/ドアハンドル | ソフトレザー+ステッチ/インサイドドアハンドル(シルバー塗装) | ソフトレザー/インサイドドアハンドル |
S-Z
※ヴォクシーS-Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)(内装色:ブラック)
最上級グレードに位置するS-Zグレード。シートの素材には合成皮革とファブリックが採用され、快適な座り心地を提供してくれます。
※ヴォクシーS-Z(内装色:ブラック)合成革皮+ファブリック
また、運転席と助手席にはシートヒーター機能が備わります。エアコンも運転席側、助手席側で独立して温度設定が可能。後部座席にもヒーター機能が備わるなど、どのシートに座っても快適な環境を享受できます。
S-G(7人乗り)
※ヴォクシーS-G(ガソリン・2WD・7人乗り)(内装色:ブラック)
シートの素材には上級ファブリックを採用。手ざわりは上質で、都会的な内装と雰囲気があっています。
※ヴォクシーS-G(内装色:ブラック)上級ファブリック
セカンドシートのキャプテンシートは座り心地がよく、サポート性も運転席や助手席と比べて遜色はありません。
S-G(8人乗り)
内装、シートの素材など、基本的には7人乗り仕様と同じになります。セカンドシートの3人掛けチップアップシートの座り心地も良く、中央席を使用しない時は「格納式センターボックス」を使用できます。
新型ヴォクシーの内装おすすめオプション
大切な人たちを笑顔にしてくれるヴォクシー。お子さんをはじめ家族やグループの誰もが、より楽に車を利用でき、そしてより快適な移動時間を過ごせるよう、多彩なオプションを用意しています。
ここでは、注目オプションとパッケージを紹介します。
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ユニバーサルステップ
パワースライドドア装着車に「ユニバーサルステップ」(助手席側)を設定。パワースライドドアに連動し、地上から200mm(2WD車の場合。4WD車では225mm)の位置にステップが出てきます。スライドドアを閉める時には、すっきりと隠れる構造です。
パノラミックビューモニター
車両の上空にカメラを設置したような映像を表示する機能や、後方から接近する車両や歩行者を検知する機能があり、駐車場での車庫入れの際にドライバーをサポートします。
快適利便パッケージ
両手が荷物でふさがっている時に活躍する「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」をはじめ、使い勝手が一層、快適で便利になるオプションをパッケージングしました。なお、S-ZとS-Gとでパッケージ内容は異なります。
快適利便パッケージ(High)パッケージ内容(S-Z)
- ハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)
- パワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・パワーバックドアスイッチ〈車両サイド〉付)
- ナノイーX
- ステアリングヒーター
- キャプテンシート追加機能シートヒーター・オットマン[2WD車のみ]・角度調整付アームレスト[2WD車のみ]
快適利便パッケージ(Mid)パッケージ内容(S-G)
- ハンズフリーデュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)
- ナノイーX
- 左右独立温度コントロールフロントオートエアコン+リヤオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)
- ステアリングヒーター
- 快適温熱シート(運転席・助手席)
- 独立型センターコンソールボックス(フロント・リヤボックス付)<充電用USB端子(Type-C)2個付>[ガソリン車のみ]
新型ヴォクシー内装まとめ
エントリーモデルを兄弟車のノアにまかせ、ドレスアップしたグレードのみが設定されるヴォクシー。S-GとS-Z 、両グレードともに「先鋭」、「独創」というキーワードを見事に体現しており、グレードにとらわれず、必要な機能や好きな内装を選ぶことで高い満足度を得られます。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
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