トヨタ車&レクサス車解説
ランクルプラドの内装を紹介!シートアレンジや荷室・室内寸法
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
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ランドクルーザーよりもひと回り小さいランドクルーザー プラド
ランドクルーザーよりもひと回り小さく、市街地での使いやすさを高めたモデルであるランドクルーザー プラド。インテリアにも、都市での走行を意識したスタイリッシュで質感高いデザインが施されています。
ランドクルーザーとランドクルーザー プラドの違いについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
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ランドクルーザー プラドの室内寸法
5人乗り | 7人乗り | |
---|---|---|
室内長(mm) | 1,825 | 2,520 |
室内幅(mm) | 1,565 | |
室内高(mm) | 1,240 |
ランドクルーザー プラドには、2列シートの5人乗り、3列シートの7人乗りの2タイプがあり、室内寸法は、室内長が5人乗りで1,825mm・7人乗りで2,520mm、室内幅が1,565mm、室内高が1,240mm。
室内寸法サイズ比較
プラド | ハリアー | RAV4 | |
---|---|---|---|
室内長(mm) | 1,825~2,520 | 1,880 | 1,890 |
室内幅(mm) | 1,565 | 1,520 | 1,515 |
室内高(mm) | 1,240 | 1,215 | 1,230 |
ランドクルーザーよりひと回り小さいとはいえ、同じトヨタSUVのハリアーやRAV4と比べても、かなりゆとりがあることがわかります。
ランドクルーザー プラドのシートアレンジ(7人乗り)
広々とした室内空間の中で、様々なシートアレンジが可能なランドクルーザー プラド。7人乗りでは、サードシートだけを格納したり、セカンドシートを片側だけ倒すなど、乗員数や荷物の大きさや量に応じてシートアレンジを楽しめます。
セカンドシートのリクライニング機構・スライド機構
ランドクルーザー プラドは、シートの配置にも余裕があります。セカンドシートには135mmのスライド機構が備わり、足元のスペースをしっかりと確保。アームレストやリクライニング機能で、より一層のくつろぎをもたらします (7人乗りに標準装備)。
くつろぎのサードシート
また、一般的に7人乗りの車のサードシートは狭く、座り心地がよくないイメージがありますが、ランドクルーザー プラドのサードシートは大人でも十分にくつろげる設計。足元を低床化し、シート座面と床との距離を広げることで、さらなるゆとりを実現しています。
ランドクルーザー プラドの室内空間
ランドクルーザー プラド全車にメーカーオプションの「ムーンルーフ」を開ければ、明るく開放的な室内を作れます。スイッチ操作で簡単に開閉でき、室内にさわやかな風と光を採り込めます。また挟み込み防止機能がついているのも安心です。
夜間ドライブでは、ランドクルーザー プラドの室内イルミネーションが昼間とは違う空間に作り出してくれます。足元やドアトリムに設置された「イルミネーテッドエントリーシステム」が夜間の乗降をサポート。エンジンスイッチONによりセンターコンソールも柔らかく照らされます (TZ-G、TX“Lパッケージ”に標準装備)。
ランドクルーザー プラドの荷室
7人乗りでは、サードシートを格納してセカンドシートを前に倒せば、たくさんの荷物が積み込み可能な大容量フルフラット空間に。9.5インチのゴルフバッグであれば4つ収納可能。
5人乗りでは、リヤシート座面を跳ね上げ、背もたれを前に倒すことで広大な荷室が出現。床面がほぼフラットなので、大切な荷物を安定して運ぶことができます。
また、サードシートは、リヤドアとバックドアに設置されたスイッチを押すだけで、自動的に格納・復帰できます。女性や子どもでもワンタッチでシートアレンジできるのはうれしいポイントです (TZ-G、TX“Lパッケージ”(7人乗り)に標準装備)。
荷室容量
種類 | 車両の状態 | 荷室容量 | |
---|---|---|---|
7人乗り | フル乗車時 | シートバック上端までの高さ | 104 |
5人乗車時 | シートバック上端までの高さ | 553 | |
2人乗車時 | シートバック上端までの高さ | 974 | |
5人乗り | フル乗車時 | バックウインドウ下端 | 621 |
2人乗車時 | バックウインドウ下端 | 1,151 |
単位:約 リットル
容量:VDA法
7人乗りの荷室寸法(フル乗車時)
シート位置 | シート角度 | 測定位置 | 寸法 | ||
---|---|---|---|---|---|
長さ | 最大 | サードシート固定 | 垂直から後方に17度 ※1 | デッキボード ~ バックドアトリム | 260 |
最小 | サードシート固定 | ニュートラル | デッキボード ~ バックドアトリム | 250 | |
幅 | 最大 | - | - | デッキサイドトリム右側 ~ 左側 | 1,380 |
最小 | - | - | デッキサイドトリム右側 ~ 左側 | 1,095 | |
高さ | 最大 | - | - | フィニッシュプレート ~ トノカバーホルダー | 460 ※2 |
最小 | - | - | デッキボード(デッキフロア) ~ トノカバーホルダー | 445 ※2 |
単位:約 mm
※1 電動のみ・手動はサードシートがリクライニングしないため最大の数値はなし
※2 シートの仕様が違っても寸法は同じ
5人乗りの荷室寸法(フル乗車時)
シート位置 | シート角度 | 測定位置 | 寸法 | ||
---|---|---|---|---|---|
長さ | 最大 | リヤシート固定 | ニュートラル | リヤシートバック ~ バックドアトリム | 855 |
最小 | リヤシート固定 | フルリクライニング | リヤシートバック ~ バックドアトリム | 750 | |
幅 | 最大 | リヤシート固定 | ニュートラル | デッキサイドトリム右側 ~ 左側 | 1,390 |
最小 | リヤシート固定 | ニュートラル | デッキサイドトリム右側 ~ 左側(タイヤハウス) | 1,095 | |
高さ | 最大 | リヤシート固定 | ニュートラル | デッキフロア ~ 天井 | 1,040 |
最小 | リヤシート固定 | ニュートラル | デッキフロア ~ トノカバーホルダー | 495 |
単位:約 mm
バックドアガラスハッチ
荷室から荷物を出し入れする時に便利なのが「バックドアガラスハッチ」。バックドアを開くスペースのない狭い駐車場などでも、リヤウィンドウ部分だけを跳ね上げて開閉できるので、車を前方に移動させなくても積み荷を出し入れできます。
スマートキーまたはガラス脇のスイッチで解錠できるため、たくさんの荷物を抱えていてもスムーズに積み込めます。
ランドクルーザー プラドの収納スペース
ランドクルーザー プラドは小物収納も充実。「センターコンソールトレイ」には、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーなどを収納できるスペースがあります。USB入力端子横に設置されているので充電をすることも可能です。
また、「大型センターコンソールボックス」は、ペットボトル飲料などを収納できる大きさです。エアコン送風機能により冷風がボックス内に流れ込み、温度上昇を抑えられます。※冷却効果はありません
3列シートの場合、後席の様子を確認するのも大変です。ランドクルーザー プラドのコックピット上部にある「オーバーヘッドコンソール」を開けると、後方を見渡せるミラーが出現。運転席や助手席から、振り返らずに後席の様子を確認できます。
フロントドア、リヤドアにはドアポケットと飲み物を入れるボトルホルダー、セカンドシートにはセンターアームレスト部分にカップホルダー、7人乗りのサードシートにもボトルホルダーが設置されているなど、ランドクルーザー プラドは2列目、3列目もポケットエリアが豊富です。
ランドクルーザー プラドのグレード別内装
ランドクルーザー プラドの内装カラーやシート素材・形状について、グレードごとの違いを紹介します。
TXの内装
TXはランドクルーザー プラドのベースグレードです。乗車定員は5人と7人、エンジンは2.7Lガソリンエンジンと今回改良された2.8Lディーゼルターボエンジン、それぞれ2タイプあり、乗車定員とエンジンの4タイプの組合せから選択可能。
内装カラーはニュートラルベージュかブラックで、シート素材はファブリック。オーナメントパネルはブラックのみです。
TX ”Lパッケージ”の内装
TX“Lパッケージ”では、標準グレードのTXと比較してオプション選択できるものが増え、インテリアの質感がアップします。乗車定員とエンジン構成はTXと同じです。
内装では、シート表皮がTXからアップグレードされ本革※になります。ステアリングも本革巻き、オーナメントパネルに施された木目調+金属の装飾がアクセントとなるなど、より洗練された空間を演出します。
※本革シートの一部に人工皮革を使用しています
TZ-Gの内装
TZ-Gはランドクルーザー プラドの最上級グレード。本格派4WDとしての走行性能はもちろん、装備や質感においてもトップグレードにふさわしいものになっています。TXやTX“Lパッケージ”とは異なり乗車定員は7人のみで、エンジンはパワーアップした2.8Lディーゼルターボエンジンが設定されています。
内装では、”Lパッケージ”と同様、シートは本革素材。ステアリングは木目調+本革巻き、オーナメントパネルには木目調+金属調の装飾が施されています。
特別仕様車 TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”の内装
ランドクルーザー70周年を記念して登場したランドクルーザー プラド 特別仕様車 TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”は、TXをベースに“Lパッケージ”の装備に加え、ブラックを基調とした外装と、高級感を高めた内装が特徴です。
内装カラーには専用色サドルタンが用意され、シートは本革素材を使用。インパネやオーナメントパネル、ステアリング、コンソールに施されたシルバーの装飾が、ランドクルーザーらしいワイルドなエッセンスを与えています。 販売店装着オプションで70th ANNIVERSARYのロゴが入った専用サイドエンブレムとフロアマットを追加することも可能です。
ランドクルーザー プラドのグレードと価格
ランドクルーザー プラドのグレード構成をご紹介します。
2.7Lガソリン車は「TX」 と「TX“Lパッケージ”」「TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」の3種類で、それぞれ5人乗りと7人乗りのラインアップ。価格は、TX (5人乗り)の366万6,000円からTX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”(7人乗り)の448万8,000円となっています。
2.8Lクリーンディーゼル車は「TX」 「TX“Lパッケージ”」「TX“Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITED”」「TZ-G」の4種類。TXとTX“Lパッケージ”は5人乗りと7人乗りがあり、TZ-Gは7人乗りのみとなっています。価格(税込)は、TXの 433万円から TZ-G の554万3,000円となっています。
※記事公開時の情報をベースにしており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新モデルのランドクルーザー プラドのグレードと価格に関してはランドクルーザー プラド公式サイトでご確認ください。
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ランドクルーザー プラドの内装 まとめ
ランドクルーザー プラドは、大自然にも都会にも映えるダイナミックなフォルムと、機能性なコクピットに洗練されたインテリアを兼ね備えています。広々とした空間に十分な収納力もあり、オフロードでもオンロードでも快適なドライブを叶えてくれる頼もしい存在です。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
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