トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ ランドクルーザープラドの燃費や走り、維持費は?

トヨタ ランドクルーザープラドの燃費や走り、維持費は?

長い歴史を誇るトヨタの人気SUV「ランドクルーザー」。それより一回り小さなモデルとして発売されたのが「ランドクルーザー プラド」です。

今回はランドクルーザー プラドの基本情報が知りたい方、購入を検討している方、他の車種と比較検討したい方のために、ランドクルーザー プラドについて解説します。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

ランドクルーザー プラドとは?

ランドクルーザーは、1951年に当時の警察予備隊向けのクルマとして誕生しました。「ランドクルーザー(LAND CRUISER)」とは「陸の巡洋艦」の意味です。

それ以来何十年もファンを魅了してきたランドクルーザー。そのなかで1985年に誕生したのが、今回ご紹介する「ランドクルーザー プラド」です。発売当時は「ランドクルーザー ワゴン」という名でした。

ランドクルーザー プラドのエクステリア

エクステリア(外観)はクルマの印象を左右する重要なポイント。ランドクルーザー プラドの外観は、迫力のあるフロントグリルとワイドなダイナミックフォルムが特徴です。

ランドクルーザー プラドのエクステリアは下記のとおり。太字および空欄部分はすべて標準装備です。

TZ-G

TX“Lパッケージ”

TX

7人乗り

7人乗り

5人乗り

7人乗り

5人乗り

2.8L
ディーゼル

2.8Lディーゼル/2.7Lガソリン

ドアベルトモールディング(クローム)

 

2.8Lディーゼル車

カバー付きサイドステップ

照明付き

 

 

 

 

ルーフレール(ブラック)

メーカーオプション

アウトドアが好きな方におすすめのルーフレールは、メーカーオプションです。メーカーオプションの詳細は後述します。

ランドクルーザー プラドの内装

ランドクルーザー 内装内装(インテリア)の装備も見ていきましょう。

TZ-G

TX“Lパッケージ”

TX

7人乗り

7人乗り

5人乗り

7人乗り

5人乗り

2.8L
ディーゼル

2.8Lディーゼル/2.7Lガソリン

4本スポークステアリングホイール
+ステアリングホイールオーナメント(金属調加飾)

木目調・
本革巻き

本革巻き

本革巻きシフトノブ
&パーキングブレーキレバー

オーナメントパネル

木目調+金属調加飾

ブラック

センタークラスターパネル

&インサイドドアハンドルグリップ(金属調ヘアライン)

センタークラスターサイドニーパッド
(本革+ステッチ付き)

インサイドドアハンドル

シルバー塗装

ブラック

レジスター金属調加飾

ドアスカッフプレート

サードシート乗降用ステップ付き

サードシート
乗降用ステップ付き

TZ-Gや、TX“Lパッケージ”だと、ホイールやオーナメントパネルなどが木目調もしくは本革巻きになっています。インサイドドアハンドルもシルバー塗装で、より高級感のある内装です。

ランドクルーザー プラドのオプション

ランドクルーザー プラドのメーカーオプションの一部をご紹介します(グレードにより設定がないものもあります)

  • タイヤ空気圧警報システム
  • 電動リヤデフロック
  • クリアランスソナー&バックソナー
  • ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート
  • リヤフォグランプ
  • チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟みこみ防止機能付き)
  • ルーフレール(ブラック)


特に屋根の上に取り付けるルーフレールはおすすめです。アウトドアを目的にSUVを選ぶ方も多く、ルーフレールを付けておけばルーフキャリア(屋根の上に付ける外付けの荷台)の取り付けが可能。カヌーや自転車、スキー板などを運ぶのも楽々です。

安全性を考慮するなら、クリアランスソナーはいかがでしょうか。運転中に静止物に接近したり、車庫入れをしたりする際にブザーが鳴り、接触しないようにサポートしてくれます。静止物と距離が近づきすぎると、自動(被害軽減)ブレーキが作動します。

ランドクルーザー プラドの乗り心地や走行性能

ランドクルーザー プラドは走行性能も抜群。路面状況に応じた走行支援を5つのモードから選択できる「マルチテレインセレクト」を搭載しています。オフロード走行でのタイヤの空転によるスタックや、駆動力が足りずに失速が起こりやすい状況にも対応できます。

また、SUVならではの余裕のあるシート空間で、ゆったりとした乗り心地も叶えています。サードシートの足元の床を低く設計し、シート座面と床との距離は広め。これにより座っていても窮屈感がなく、ゆとりのある空間を実現しています。

ランドクルーザー プラドの燃費性能と動力性能

ランドクルーザー プラドには、トヨタの最新技術を集結した2種類のエンジンが搭載されています。ディーゼルとガソリン、それぞれの燃費・動力性能をご紹介します。

トルクフルな動力性能と燃費性能のディーゼルエンジン

ランドクルーザー プラドのディーゼルエンジンは、水冷式インタークーラーとターボチャージャーの両方を容量アップしたのに加え、ピストン燃焼室をはじめ、エンジン各部の構造や形状も見直しました。

排出ガスのクリーン化も考慮し、

  • DPR(Diesel Particulate active Reduction:排出ガス浄化装置)
  • 尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システム

も採用。さらに各部のフリクション低減により、燃費性能向上にも取り組んでいます。

パワーと燃費性能をバランスよく両立したガソリンエンジン

ガソリンエンジンは、パワー、操作性、環境性能など様々な機能をバランス良く備えています。加速もスムーズです。

また、Dual VVT-i(Dual Variable Valve Timing-intelligent:吸・排気連続可変バルブタイミング機構)を採用し、低燃費なのもポイントです。

ディーゼルとガソリンはどちらがおすすめ?

では、ディーゼルとガソリンどちらがおすすめなのでしょうか?

2つの燃費消費率の比較は下記のとおりです。

ディーゼルとガソリンはどちらがおすすめ?

では、ディーゼルとガソリンどちらがおすすめなのでしょうか?

2つの燃費消費率の比較は下記のとおりです。

WLTCモード

ディーゼル

11.2km/L

ガソリン

8.3km/L

※燃料消費率は国土交通省審査値

「WLTCモード」とは、市街地・郊外・高速道路モードの平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

燃費で比較すると、ディーゼルエンジンのほうが優れています。続いて、パワーとトルクも比較してみましょう。

最高出力(㎰)

最大トルク(Nm)

ディーゼル

204

500

ガソリン

163

246

このように、パワーの差はそこまで大きくありませんが、トルクには大きな差があります。よって、オフロード走行が多い方はディーゼルエンジンのほうがおすすめです。

ランドクルーザー プラドの維持費はどのくらい?

一般的な自家用乗用車の維持費は、

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険(自動車保険)
  • 任意保険(自動車保険)

などがあります。

ランドクルーザー プラドの自動車税は年間50,000円かかります(※2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車の場合)
自動車重量税は、経過年数や燃費など条件によって変わります。自分のクルマの自動車重量税は、国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で調べることができます(サービス時間:9:00~21:00)

自賠責保険(自動車保険)は、24ヶ月で20,010円です。任意保険(自動車保険)は条件によって異なりますが、ランドクルーザー プラドの場合、およそ15,000円~95,000円ほどかかる可能性があります。
上記の他に、

  • 印紙代
  • 車検代
  • 燃料代
  • メンテナンス代
  • 駐車場代

なども維持費としてかかります。

ランドクルーザー プラドのまとめ|購入以外の選択肢もある

ランドクルーザー プラドは、アウトドアもタウンユースも安定した走行性を保ち、毎日使いやすいクルマです。「ぜひ乗ってみたい!」という方には、新しく購入するのはもちろん、サブスクで借りるという選択肢もあります。

トヨタのクルマのサブスクリプションサービス「KINTO」なら、毎月定額制で気軽に好きなクルマに乗ることができます。自動車保険料・正規販売店メンテナンスや車検費用・各種税金がすべて月額費に含まれています。

気になる方はぜひKINTOのWebサイトもチェックしてみてください。
KINTO ONE 取扱いトヨタ車をみる

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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