トヨタ車&レクサス車解説
3代目ヴォクシーの燃費は?エコドライブモードを活用しよう
※本記事は3代目ヴォクシー(2014年1月~2022年1月)に関する内容を含みます。4代目となる新型ヴォクシー(2022年1月~)については以下の関連記事をご参照ください。
<この記事の目次>
ヴォクシーの特徴
ライトエース ノア、タウンエース ノアの後継車として2001年に発売したヴォクシーは、2007年、2014年のフルモデルチェンジを経て現行の3代目に。その後2017年にマイナーチェンジし、現在のデザインになりました。
ハイブリッド車とガソリン車の2種類で、駆動方式は2WDと4WD(4WDはガソリン車のみ)、乗車定員は7人乗りと8人乗りのモデルがあります。
トヨタのミニバン3兄弟と呼ばれるノア/ヴォクシー/エスクァイアの中で、一番人気なのがヴォクシー。2020年の年間新車販売台数ランキングでは10位、ミニバン分野においては4位という実績を誇ります。
“カッコいい”を忘れないスタイリッシュなデザイン
「家族時間もカッコよく。」をテーマに、自分のスタイルを貫く個性と、家族や環境への思いやりを両立させるヴォクシーのコンセプトは、エクステリアやインテリアのデザインにもあらわれています。
ヴォクシーのエクステリアは、迫力のあるフロントマスクが特長です。2段構成の鋭い形のヘッドランプや、大胆なデザインのグリルとエアロパーツがカッコよさを強調しています。
ヴォクシーの広々とした室内空間
インテリアのカラーは、ブラックまたはブラッドオレンジ&ブラックの2種類から選択可能。なかでもブラッドオレンジ&ブラックは、エッジの効いたデザインを求める方におすすめです。
ヴォクシーといえば、広々とした室内空間も魅力。全長4,710mm×全幅1,735mm×全高1,825mm(4WDは1,870mm)のBIGスペース設計。低床設計で乗り降りしやすく、室内は頭上もゆったり。7~8人乗っても圧迫感がないので、長時間のドライブでも快適です。
またヴォクシーでは、乗車人数や荷物の大きさに合わせて多彩なシートアレンジが可能。室内にはテーブル、電源、買い物フックのほか、充実した小物収納や床下収納など生活に便利な機能が装備され、まるで家にいるような感覚でドライブを楽しめます。
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ヴォクシーの頼れる安全性能
ヴォクシーには先進安全機能「Toyota Safety Sense」を標準装備。遠距離まで検知する単眼カメラと、夜間や近距離の検知に優れたレーザーレーダーの「2種類の目」を組み合わせたシステムで、ドライバーのミスや疲れをカバーして事故を未然に防ぎます。
また、駐車時に障害物を感知して自動ブレーキをかける「インテリジェントクリアランスソナー/パーキングサポートブレーキ」も標準装備されており、車庫入れなどの運転操作で静止物への接近を表示とブザーで知らせ、アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和します。
ヴォクシーのカタログ燃費は?
ヴォクシーのグレード別カタログ燃費(WLTCモード)は以下の通りです。
グレード | 2WD | 4WD |
---|---|---|
ZS | 13.2km/L | 12.2km/L |
特別仕様車 ZS “煌III” | 13.2km/L | 12.2km/L |
HYBRID ZS | 19.0km/L | ー |
HYBRID ZS “煌III” | 19.0km/L | ー |
ヴォクシーのラインアップは、1.8Lエンジン+モーターのハイブリッド車と、2.0L直列4気筒のガソリン車の2種類。
※本記事のヴォクシーは3代目ヴォクシー(2014年1月~2022年1月に販売された80系)に関する内容を含みます。3代目ヴォクシーのグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内の3代目ヴォクシーのカタログを、4代目となる新型ヴォクシー(2022年1月~)のグレードと価格に関してはヴォクシー公式サイトでご確認ください。
ハイブリッド車
ハイブリッド車はWLTCモードで低燃費な19.0km/Lを実現。プリウスにも搭載されているハイブリッドシステムに加え、
- 小さな電流で大きな電力供給を可能とし、高出力モーターの性能を引き出す「昇圧コンバーター付パワーコントロールユニット」
- 動力分割機構、モーター、発電機、リダクションギア等の伝達効率を組み合わせて伝達効率高めた「ハイブリッドトランスアスクル」
- コンパクトで高性能な「ハイブリッドバッテリー(ニッケル水素バッテリー)」
などが低燃費化をサポートします。
エンジンを停止してモータのみで走る「EVドライブモード」、燃費をより向上させる「エコドライブモード」、パワフルな走りの「パワーモード」の3つの走行モードからシーンに合わせて選択できるのも低燃費実現のポイントです。
ガソリン車
一方、ヴォクシーのガソリン車はWLTCモードで燃費13.2km/L。信号待ちや一時停止時にはアイドリングストップ機能が作動するので、いつものように走るだけでエコな運転ができます。
また、「エコドライブモードスイッチ」を搭載し、スイッチを押すとアクセル操作に対する駆動を穏やかに制御。暖房・冷房の効き具合を調整するなど燃費重視のドライブを実現します。さらに、高速走行時の燃費向上を助ける「Super CVT-i(自動無段変速機)」も搭載しています。
ヴォクシーの環境仕様についてはWLTCモード走行時において、ハイブリッド車は「2020年度燃費基準」をクリアし、さらに「平成30年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得。またガソリン車では「平成30年排出ガス規制適合」をクリアし、ミドルサイズミニバンの中でもトップクラスの低燃費と合わせ、環境負荷削減にも貢献しています。
ヴォクシーの乗り心地や走行性能
ヴォクシーは操縦安定性と静粛性にも定評があります。ハイブリッド車ではアクセルを踏むと静かに、そしてスムーズに走り出し、走行中はエンジンとモーターを効率よく駆動。「EVドライブモード」ならモーターのみで静かに走行するので、早朝や深夜などにエンジン音を気にせず運転ができます。
インパネの形状工夫による前方視界の広さも、乗りやすさのポイント。運転席から車のボンネットフードが見え、またフロントドアのガラスの下辺が低く設計されています。そのため、車両間隔がつかみやすく狭い道でも安心して運転でき、巻き込み回避にもつながります。
運転席・助手席の快適温熱シート(ハイブリッド車に標準装備)や、後部座席も涼しいリヤクーラー(全車標準装備)など、快適な乗り心地を助ける機能も満載です。
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ヴォクシーの燃費性能まとめ
ミニバンでトップクラスの低燃費を誇るヴォクシーは、スタイリッシュなデザインに、使い勝手のよい室内空間を併せ持ち、新車販売台数上位になるのも納得の総合力です。
最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。
KINTOは月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける(※)サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
- トヨタの新車が対象の「KINTO ONE」
- レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS」
- SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)」
- トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野・大阪で提供、エリア順次拡大中)
- KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited」
などのサブスクリプションサービスを展開しています。
それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。
KINTO ONEとは?
KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用、所定の消耗品の交換費用、故障修理・故障時の代車費用などがコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります
初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ
トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。
また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。
KINTO Unlimitedとは?
トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。
KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。
充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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