トヨタ車&レクサス車解説

トヨタ 3代目ノア(80系)をレビュー!ノアのサイズも紹介

トヨタ 3代目ノア(80系)をレビュー!ノアのサイズも紹介

「ノア」はトヨタを代表するMサイズミニバン。2017年のマイナーチェンジで精悍さを増し、快適性、走行安定性、安全機能にも磨きがかかっています。
ノア/ヴォクシー/エスクァイアの3兄弟車は、ミニバンの年間販売ランキングでそれぞれトップ10にランクインするほどの人気車ですが、ノアは3兄弟の中でもプレーンでバランスの取れた、スタンダードなモデルです。

※本記事は3代目ノア(2014年1月~2022年1月に販売された80系)に関する内容を含みます。4代目となる新型ノア(2022年1月~)については以下の関連記事をご参照ください。

トヨタのMサイズミニバン「ノア」とは?

ノア

トヨタのMサイズミニバンのノア/ヴォクシー/エスクァイアは共通の機構の上に異なるキャラクターが与えられた3兄弟車。2014年にデビューした3代目ノアは、ミドルサイズだけでなくミニバン全体の中でも常に上位の販売台数を誇ります。

デビュー以来、洗練されたイメージのノア/強めなデザインのヴォクシーと明確なキャラクターづけをされてきましたが、2017年のマイナーチェンジによりノアは精悍さがアップ。鏡のような大きいメッキグリルを採用し、迫力ある顔つきになりました。

ノアのサイズ

ノアは5ナンバーサイズに余裕のある室内空間、さらに使い勝手のいい機能を満載。すぐれた実用性でファミリーからの支持を集めるノアは、Mサイズミニバンを代表する人気車種です。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアのサイズ比較フロント

ひとクラス上のアルファードやヴェルファイアとの大きさの違いについては、写真で見てもわかるとおりノアの方が全幅がスリムなサイズ感であることがわかります。

ノア・ヴォクシー・エスクァイアのサイズ比較サイド

ノアのサイズについて、兄弟車のヴォクシー/エスクァイアと違いも含めてみていきましょう。

ノア/ヴォクシー/エスクァイアの大きさを比較し、まとめたのが以下の表です。

ノア

ヴォクシー

エスクァイア

全長(mm)

4,710

4,710

4,695

全幅(mm)

1,735

1,735

1,695

全高(mm)

1,825

1,825

1,825

室内長(mm)

2,930

2,930

2,930

室内幅(mm)

1,540

1,540

1,540

室内高(mm)

1,400

1,400

1,400

ホイールベース(mm)

2,850

2,850

2,850

フロントトレッド(mm)

1,500

1,500

1,480

リヤトレッド(mm)

1,480

1,480

1,480

最低地上高(mm)

160

160

160

最小回転半径(m)

5.5

5.5

5.5

※ノアのサイズはHYBRID Si(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)
※ヴォクシーのサイズはHYBRID ZS(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)
※エスクァイアのサイズはHYBRID Gi(7人乗り・2WD・ハイブリッド車)

ガソリン車とハイブリッド車、2WDと4WD、エアロ車などの条件でサイズが変わるため、同じランクのグレード同士でサイズ比較したところ、ノアとヴォクシーは全ての数値で同じ、エスクァイアは3車種の中では若干スリムであることがわかります。

ノアの走行安定性

ノアの乗り心地や走行性能

床の位置が低い低床設計ならではの操縦のしやすさも、ノアの魅力です。全高1,800mmを超えるミニバンですが、低床化することで重心が低めにキープされているので、コーナーを曲がる時やブレーキングの際にも車体が傾きにくく、スムーズに運転することができます。

ノアのハイブリッド車の最高出力は、エンジンとモーターを合わせて136ps。発進時からスムーズで静かな加速感を味わうことができるでしょう。ガソリン車が搭載する2.0Lの自然吸気エンジンは最高出力152psで、低速域でも高速走行時でも十分なパワーを生み出します。登坂路や高速道路での追い越し時には、エンジン排気量の大きいガソリン車の方が快適な場面もあるでしょう。

ノアの燃費は?

ノアの燃費性能

1.8Lエンジン+2モーターを採用するノアのハイブリッド車の燃費はWLTCモードで19.0~19.8km/L。改良を重ねてきたこともあって、低燃費と走りの力強さを両立しています。

ハイブリッド車の走行モードは、モーター走行ができる「EV」、省燃費走行の「ECO」、パワフルな走りが楽しめる「PWR」の3種類を切り替えることができます。モニターでは分単位で燃費履歴を表示できるので、モードを上手に使い分けてエコドライブが可能。真夏のエアコン使用時でも高い燃費性能を保ちます。

2.0Lのエンジンを積んだガソリン車のカタログ燃費はWLTCモードで12.2~13.6km/L。低燃費と低排出ガスを両立する、環境性能の高いエンジンです。

ノアの安全性能

ファミリー向けミニバンとしては、必要不可欠といえる安全機能。ノアには、トヨタ独自の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が搭載されています。レーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。

ノアの「Toyota Safety Sense」には、「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」の3つの機能が含まれます。

ほかにも「先行車発進告知機能」などの安全機能が搭載されています。

ノアの広い室内空間

ノアの広い室内空間は使い勝手も抜群

ノアのシート構成は8人乗りと7人乗り。低床設計が生み出す室内空間の広さは、どんなシーンでも快適な空間を作り出します。2列目のセパレートシートは中寄せとロングスライドができるので、ミドルサイズミニバンでも最大級といえる居住空間の広さを実現しています。4名乗車なら大空間のサルーンにも変身します。

ノアのスーパーリラックスモード(7人乗り)

※ノアのスーパーリラックスモード(7人乗り)

3列目シートを左右にはね上げる操作はワンタッチ。レジャーや大きな荷物を積む際などは手軽に大容量の荷室空間ができあがります。

また、両側スライドドア部分のフロアが360mmと低く、シート位置も低めにセットされているので、乗降性のよさが優れているのもノアの魅力です。

3代目ノアのカタログ

※本記事のノアは3代目ノア(2014年1月~2022年1月に販売された80系)に関する内容を含みます。3代目ノアのグレードや当時の価格についてはトヨタ公式サイト内の3代目ノアのカタログを、4代目となる新型ノア(2022年1月~)のグレードと価格に関してはノア公式サイトでご確認ください。

エアロ仕様のノア「Si」

ノアSi(ハイブリッド車)

※ノアSi(ハイブリッド車)

ノアには3ナンバーサイズでエアロ仕様の「Si」が設定されています。台形スタイリングのフロントフェイスで迫力を増した、どっしりしたデザイン。大型リヤバンパーやサイドマッドガード、リヤスポイラーなどの専用エアロパーツを装備し、よりスポーティーな雰囲気に仕上げられています。ノーマルグレードと比較すると全長で15mm、全幅で40mmのサイズアップです。

またフロントドアにシール材を追加したことで気密性を高め、ロードノイズを徹底的に遮断。スムーズな走りと静かで快適な居住性を両立させています。

改良を重ねてきた足回りは、1サイズ大きい16インチのタイヤを履いても十分に滑らかな走りを支えてくれます。

ノアのレビューまとめ

兄弟車であるヴォクシーやエスクァイアに比べると、スタンダードなイメージのノアですが、エアログレードや特別仕様車などバリエーションも豊富。ガソリン車、ハイブリッド車ともに改良を重ねてきた息の長いモデルだけあって、走りのよさも実用性の高さもともにハイレベルです。

低床化によって5ナンバーのサイズを最大限に活かした空間効率のよさも魅力。モーターを積んだハイブリッド車でもその広さは損なわれていません。7人乗り/8人乗りともに様々なシートアレンジが可能で、便利な機能も満載。街中での移動からレジャー、スポーツまで、どんなシーンでも活躍してくれるでしょう。ミドルサイズミニバンを代表する1台です。

最後に、購入以外にもトヨタやレクサスの新車に乗れる方法のひとつ「KINTO」についてお伝えします。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス車をご利用いただける(サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE 中古車」最短1ヶ月納車!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • 電気自動車(BEV)のbZ4Xが対象の「KINTO ONE bZ4X専用プラン
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額(※)のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です。

初期費用0円で気軽に乗り始められる初期費用フリープラン(※)」と、 いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことができます。

トヨタの新車は3/5/7年(※)、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車は対象外)」もあります。「KINTO ONE 中古車」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ。 申し込みは全てインターネットで完結できます

※「KINTO ONE bZ4X専用プラン」では、契約期間中の電池性能(10年20万km/電池容量70%)の保証、コネクティッドサービス利用料金も込みのコミコミ定額、最初の4年間は月々定額で5年目以降は段階的に月額が下がります。5年目以降の中途解約金は0円、契約期間は最長10年。

≪関連リンク≫

KINTO ONEサービス内容

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

≪関連リンク≫

KINTO Unlimitedサービス内容

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOを利用してトヨタ車やレクサス車に乗ることも検討してみてはいかがでしょうか?

≪KINTO ONE中古車≫

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