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トヨタ車&レクサス車解説
トヨタのミニバン「ノア」をレビュー!燃費性能などを紹介

「ノア」はトヨタを代表するMサイズミニバン。2017年のマイナーチェンジで精悍さを増し、快適性、走行安定性、安全機能にも磨きがかかっています。
ノア/ヴォクシー/エスクァイアの3兄弟車は、ミニバンの年間販売ランキングでそれぞれトップ10にランクインするほどの人気車ですが、ノアは3兄弟の中でもプレーンでバランスの取れた、スタンダードなモデルです。
※本記事は3代目ノア(2014年1月~2022年1月)に関する内容を含みます。4代目となる新型ノア(2022年1月~)については以下の関連記事をご参照ください。
トヨタのMサイズミニバン「ノア」

トヨタのMサイズミニバンのノア/ヴォクシー/エスクァイアは共通の機構の上に異なるキャラクターが与えられた3兄弟車。2014年にデビューした3代目ノアは、ミドルサイズだけでなくミニバン全体の中でも常に上位の販売台数を誇ります。
デビュー以来、洗練されたイメージのノア/強めなデザインのヴォクシーと明確なキャラクターづけをされてきましたが、2017年のマイナーチェンジによりノアは精悍さがアップ。鏡のような大きいメッキグリルを採用し、迫力ある顔つきになりました。
5ナンバーサイズに余裕のある室内空間、さらに使い勝手のいい機能を満載。すぐれた実用性でファミリーからの支持を集めるノアは、Mサイズミニバンを代表する人気車種です。
ノアの走行安定性

床の位置が低い低床設計ならではの操縦のしやすさも、ノアの魅力です。全高1,800mmを超えるミニバンですが、低床化することで重心が低めにキープされているので、コーナーを曲がる時やブレーキングの際にも車体が傾きにくく、スムーズに運転することができます。
ノアのハイブリッド車の最高出力は、エンジンとモーターを合わせて136ps。発進時からスムーズで静かな加速感を味わうことができるでしょう。ガソリン車が搭載する2.0Lの自然吸気エンジンは最高出力152psで、低速域でも高速走行時でも十分なパワーを生み出します。登坂路や高速道路での追い越し時には、エンジン排気量の大きいガソリン車の方が快適な場面もあるでしょう。
ノアの燃費

1.8Lエンジン+2モーターを採用するノアのハイブリッド車の燃費はWLTCモードで19.0~19.8km/L。改良を重ねてきたこともあって、低燃費と走りの力強さを両立しています。
ハイブリッド車の走行モードは、モーター走行ができる「EV」、省燃費走行の「ECO」、パワフルな走りが楽しめる「PWR」の3種類を切り替えることができます。モニターでは分単位で燃費履歴を表示できるので、モードを上手に使い分けてエコドライブが可能。真夏のエアコン使用時でも高い燃費性能を保ちます。
2.0Lのエンジンを積んだガソリン車のカタログ燃費はWLTCモードで12.2~13.6km/L。低燃費と低排出ガスを両立する、環境性能の高いエンジンです。
ノアの安全性能
ファミリー向けミニバンとしては、必要不可欠といえる安全機能。ノアには、トヨタ独自の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が搭載されています。レーザーレーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。
ノアの「Toyota Safety Sense」には、「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/レーザーレーダー+単眼カメラ方式)」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」の3つの機能が含まれます。
ほかにも「先行車発進告知機能」などの安全機能が搭載されています。
ノアの広い室内空間

ノアのシート構成は8人乗りと7人乗り。低床設計が生み出す室内空間の広さは、どんなシーンでも快適な空間を作り出します。2列目のセパレートシートは中寄せとロングスライドができるので、ミドルサイズミニバンでも最大級といえる居住空間の広さを実現しています。4名乗車なら大空間のサルーンにも変身します。

※ノアのスーパーリラックスモード(7人乗り)
3列目シートを左右にはね上げる操作はワンタッチ。レジャーや大きな荷物を積む際などは手軽に大容量の荷室空間ができあがります。
また、両側スライドドア部分のフロアが360mmと低く、シート位置も低めにセットされているので、乗降性のよさが優れているのもノアの魅力です。
ノアのグレードと価格
※本記事のノアは3代目ノア(2014年1月~2022年1月)に関する内容を含みます。4代目となる新型ノア(2022年1月~)のグレードと価格に関してはノア公式サイトでご確認ください。
エアロ仕様のノア「Si」

※ノアSi(ハイブリッド車)
ノアには3ナンバーサイズでエアロ仕様の「Si」が設定されています。台形スタイリングのフロントフェイスで迫力を増した、どっしりしたデザイン。大型リヤバンパーやサイドマッドガード、リヤスポイラーなどの専用エアロパーツを装備し、よりスポーティーな雰囲気に仕上げられています。ノーマルグレードと比較すると全長で15mm、全幅で40mmのサイズアップです。
またフロントドアにシール材を追加したことで気密性を高め、ロードノイズを徹底的に遮断。スムーズな走りと静かで快適な居住性を両立させています。
改良を重ねてきた足回りは、1サイズ大きい16インチのタイヤを履いても十分に滑らかな走りを支えてくれます。
ノアのレビューまとめ
兄弟車であるヴォクシーやエスクァイアに比べると、スタンダードなイメージのノアですが、エアログレードや特別仕様車などバリエーションも豊富。ガソリン車、ハイブリッド車ともに改良を重ねてきた息の長いモデルだけあって、走りのよさも実用性の高さもともにハイレベルです。
低床化によって5ナンバーのサイズを最大限に活かした空間効率のよさも魅力。モーターを積んだハイブリッド車でもその広さは損なわれていません。7人乗り/8人乗りともに様々なシートアレンジが可能で、便利な機能も満載。街中での移動からレジャー、スポーツまで、どんなシーンでも活躍してくれるでしょう。ミドルサイズミニバンを代表する1台です。
なお「KINTO」でも、ノアに乗ることができます。
KINTOは月々定額でトヨタ(レクサス)の新車に乗れる(※)サブスクリプションサービス。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます
車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額。さらに、クレジットカード払いも可能です。
2021年12月より、初期費用0円で気軽に乗り始められる「初期費用フリープラン」と、いつでも解約金0円でライフスタイルの変化に対応できる「解約金フリープラン(※)」の2つから選ぶことがでるようになりました。
※GRヤリス“モリゾウセレクション”除く
※bZ4X専用プランでは5年目以降は解約金0円
トヨタ車(※)は3/5/7年、レクサス車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「のりかえGO」(法人契約・レクサス車は対象外)もあります。申し込みは全てインターネットで完結するので、販売店に何度も足を運ぶ必要もありません。
※GRヤリス“モリゾウセレクション”は3年契約のみ
※bZ4X専用プランでは最長10年
KINTOが気になる方は、ぜひ取り扱い車種ラインアップページ(トヨタ車・レクサス車)をチェックしてみてください。納車時期の目途や月額料金を確認することができます。
なお、車を購入する場合の費用とKINTOの初期費用フリープランの場合の費用で比較検討したい方は、支払いプラン別比較ツールで月々の支払額をイメージしてみることをおすすめします。お好みの車種と運転される方の年齢、利用期間を選択するだけで、KINTOの利用と購入(現金一括・銀行自動車ローン)での月々の支払額をシミュレーションすることができます。
ノアが気になる方、今ならKINTOで手に入れるのを検討してみるのも良いのではないでしょうか。