トヨタ車&レクサス車解説
購入とKINTOでグレード選びの考え方は違う?グレード選びのコツを解説!
装備が充実する上級仕様が欲しくなるけれど、予算を考えるとそうばかりも言ってはいられない……!それが多くのお客様にとってのグレード選びにおける心境ではないでしょうか。
今回は、欲張らずに家計にもやさしいグレードの選び方を購入&KINTO視点でお伝えします。
※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください
そもそも車のグレードとは?
車には基本的に「グレード」と呼ばれる装備仕様があり、金額が高いグレードになればなるほど、「装備が充実」もしくは「パワートレーンがグレードアップ」などとなります。
例えばトヨタの人気SUV、ヤリス クロスでは、ベーシックな「X」グレードにはじまり、中間グレードの「G」、そして上級グレードの「Z」を用意。価格が高くなるほど装備が充実します。
具体的には「X」だと16インチタイヤ&スチールホイールの組み合わせとなるのが、「G」では同サイズながらアルミホイールにアップグレード。


さらに「Z」では18インチタイヤ&アルミホイールへ格上げされます。

リヤシートを倒す際の分割については、「X」が6:4分割(左右2分割)であるのに対し、「G」や「Z」では中央も独立した4:2:4分割(左右3分割)となり、長尺物を積む際などの利便性が高まります。
「Z」はステアリングヒーターが標準装備となったり、運転席に6ウェイパワーシート(前後スライド+リクライニング+シート上下)が組み込まれたりするなど、利便性や快適性はさらに高まります。
加えて「Z“Adventure”」や特別仕様車「Z“URBANO”」などスタイリングや走行性能に個性を加えた派生グレードがあるほか、通常販売はなく車のサブスクであるKINTO専用の「U」までラインアップ。

パワートレーンについては、エンジンだけで走る「ガソリン車」とモーターを加えた「ハイブリッド車」を用意。駆動方式は、それぞれで「2WD」と「4WD」から選べます。つまり合計4つのパワートレインが選べるわけです。
車のグレード選びのポイントとは?
そんな中から自分にベストの仕様を選ぶのが「グレード選び」というわけです。選択肢が多いのはうれしい反面、どのようにグレードを選んだらいいか悩むかもしれません。
グレード選びのポイントはひとつ。「自分に必要な装備やパワートレーンを見極める」に尽きます。
例えば、ヤリス クロスの装備をみると、アルミホイールがほしければ「G」以上を選ぶ必要がありますが、逆に必要性を感じなければ、そのぶん価格設定が安い「X」でもいいでしょう。

一方、電動調整機能を組み込んだ運転席や運転席/助手席のシートヒーターが欲しければ価格が上がるものの、「Z」を選ばなければいけません。

装備面から見たグレード選びとは、「●●が欲しければ××グレードを選ぶ必要がある」とか「■■はいらないから△△グレードでいい」など、グレードごとに異なる装備を取捨選択する作業といえます。
パワートレーンに関しては、ガソリン車とハイブリッド車がある場合にガソリン車の魅力は価格が安いこと。ハイブリッドは燃費がいいだけでなく動力性能や快適性も高いのが一般的で、そこに「追加料金」を払って選んでも納得できるかが選択の判断基準となるでしょう。
駆動方式はFFを基準と考え、降雪地域に住んでいたりウインタースポーツやキャンプなどを楽しんだりする人は、4WDだと安心です。
購入とKINTOでは“グレード間の差の感じ方”が違う?
おもしろいのは、現金一括払いや通常ローンと残価設定ローン&リース(サブスク)で、グレード間の価格差の概念が異なること。
今回のテーマである「購入とKINTOでポイントや考え方は違う?」でいえば、明確に違うのです。
なぜならグレードの価格差が50万円ある場合、現金一括払いや通常ローンではその50万円はすべて「支払総額の差」となります。
しかし、残価設定ローンやリースになると、支払う金額は「新車価格から手放す際の評価額相当(残価設定額)をあらかじめ差し引いたもの」となります。

例えば「Aグレード」が150万円で「Bグレード」が200万円と、新車価格で50万円の差があったとしても、3年契約で3年後に手放す際の評価額を「Aグレードが75万円」「Bグレードが100万円」(いずれも新車価格の50%と仮定)とすれば、その差(実際に支払う車両相当額)は25万円まで縮まります。
となれば「50万円高いなら上のグレードを買うのは諦めるけれど、差額が実質25万円で済むのなら頑張って上のグレードを買う」と判断する人もいるでしょう。
まさに、それが現金一括払いや通常ローンと残価設定ローン&リース(サブスク)のグレード選びの違いなのです。
加えて残価設定ローンやリースの場合は、「支払総額」よりも「月々の支払額」が重要となってきますが、グレードによっては “それより下のグレード”と比べたときの毎月の支払額の差額が思っていたよりも少なくなることも。
筆者も残価設定ローンで車を買った際に、狙っていたグレードと「ひとつ上」のグレードの月々の支払いの差額が3,000円にも満たなかったので、上級グレードを選んだことがあります。装備内容が充実したことで「ひとつ上」を選んで満足度も高まり、いいカーライフを送ることができました。
サブスク時代の賢いグレード選び
極めて特殊な例といえますが、実際にある事例として「あるグレードにメーカーオプションを装着して装備を充実させる」よりも「その装備を標準装備する上級グレード」のほうが手放す際の評価額設定が高いことで、毎月の支払額の差は逆転することがあります。
つまり、上級グレードを選ぶと満足度が高まるだけでなく、見方によっては懐にも優しくなる、というケースだってあるのです。
それらを考えると、残価設定ローンやリース(サブスク)のグレード選びにおけるテクニックは、狙っているグレードだけでなく「ひとつ上のグレード」や「憧れのグレード」の見積りまで取ってみること。
比べてみると「毎月の支払額はたったこれだけしか違わないの?」なんてこともあるでしょう。そう思ったら、ちょっと頑張って“手が届かないと思っていたグレード”を狙うのもアリですね。
残価設定ローンやリース(サブスク)のグレード選びは、現金購入や通常ローン購入とはちょっと頭を切り替える必要があるのです。
KINTOでのグレード選び~ヤリス クロスを例に~

ヤリス クロスのグレード構成をみると、「U」というKINTO専用グレードが用意されています。上位グレードの「Z」に比べて月額利用料は割安に設定されており、納車後であっても、ご自身のタイミングで必要なアイテムだけを後付け可能となっています。
参考:ヤリス クロス Uグレードのハードウェアアップグレード商品一覧
そういった通常とは異なる専用グレードが用意されているのもKINTOのおもしろいところ。Uグレードは「ヤリス」や「プリウス」、「アクア」にも設定されています。
なお、Uグレード以外のグレードとの主要装備・オプション比較は、上記の車種ページ内に記載の「取り扱いグレード・主要装備・オプション一覧を見る」のPDFリンクから見ることができます。
買い方が変わればグレード選びも変わる時代に!

現金一括で購入するか、それとも通常ローンや残価設定ローンとするか。もしくはリースやサブスクを選ぶのか。
買い方や使い方に絶対的な正解はなく、お客様それぞれの状況によりけりです。ただ、残価設定ローンやリース(サブスク)を選ぶ際はグレード選びに対する考え方も変わってくることは知っておいたほうがいいでしょう。
今回の記事を参考に、あなたらしく幸せになれるグレード選びを楽しんでみてください!
(文:工藤貴宏 企画・編集:木谷宗義/type-e 編集:田村恵美/PASSERBY GRAFFICS)
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