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車中泊 vs hinataレンタル、キャンプするならどっちが魅力的?メリット・デメリットを実体験レポート!

車中泊 vs hinataレンタル、キャンプするならどっちが魅力的?メリット・デメリットを実体験レポート!

コロナ禍からずいぶん経って、キャンプブームが去ったなんていう話もありますが、実際はどうでしょうか。当時とは少しスタイルが進化・分岐して、昔からキャンパーの方のキャンプスタイルの変化(進化)やコロナ禍がきっかけでキャンプ好きになった方が定着し、一時のブームとは違ったキャンプを楽しまれているのではないでしょうか?
 
今回は、ガチキャンプは疲れたし、グランピングよりはもう少しキャンプらしさが欲しい、今の時代のお手軽キャンプに焦点を当ててみようと思います。

mālie

この記事の執筆者

mālie

KINTOコラム編集部でキャンプ&体験レビューを主に執筆。ボーイスカウトの元リーダーなので最小限の道具でキャンプできるが、色々使いたい道具マニアでもある。機能と機構、デザインの三拍子が揃った道具を偏愛するコレクター。アウトドア、キッチン用品、ビクトリノックス、カメラなど偏愛分野は多岐にわたる。趣味は写真、旅。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

お手軽キャンプの代表格!比較するのは「カローラ クロス ハイブリッド / E-Four」での車中泊と「hinataレンタル」でのテント泊!

コロナ禍のキャンプブームでは、老舗和製ブランドの「スノーピーク」や、シンプルで軽量な造りのギアが売りの韓国ブランド「Helinox(ヘリノックス)」、ガレージブランドが作る小ロットの超絶お洒落ギアなどの人気が非常に高まったと思います。その頃は、出かけることもできず、SNSで眺めてはそのようなギアをネットで買い集めたなあ、なんて方もいるのではないでしょうか(はい、そのうちの一人が私です。笑)。

いろいろ道具は揃えたけれど、準備はまだしも、帰宅してからのお手入れや片付けに辟易している…なんてことはありませんか?特にテントやタープなどの大物は、ベランダに干すにしてもスペースが足りないこともありますよね。毎回乾燥サービスやテントクリーニングを利用するのもお金もかかる…。

そんなちょっとお疲れキャンパーに、もっと手軽に楽しめるキャンプスタイルをご提案!今回は、「カローラ クロス ハイブリッド / E-Four」での車中泊と「hinataレンタル」を活用したテント泊のふたつのスタイルを実際にキャンプして体験してきましたので、それぞれのメリデメをご紹介します!

検証の舞台はキャンパーの聖地「浩庵キャンプ場」

ブルーが美しい本栖湖畔
ブルーが美しい本栖湖畔

検証のフィールドは、「ゆるキャン△」でも一躍有名になった浩庵キャンプ場。本栖湖畔から富士山の絶景が楽しめる人気のキャンプ場です。

浩庵キャンプ場は「hinataレンタル」が直接受け取れるキャンプ場なので、チェックインの際にhinataレンタルを利用している旨を伝えると、倉庫から注文品を出してきてくれます。

管理棟脇のこの建物で、チェックイン時に、hinataレンタルを利用していることを伝えましょう
管理棟脇のこの建物で、チェックイン時に、hinataレンタルを利用していることを伝えましょう
このような形で、レンタルしたギアを引き渡してもらいます
このような形で、レンタルしたギアを引き渡してもらいます

キャンプ場によっては近隣の宅配便営業所に受け取りに行かなければならないところもあるので、直接キャンプ場で受け取れるのは嬉しいですね。

「車中泊」vs「レンタルでテント泊」どっちがお手軽?

さて、今回比較するのは以下のふたつのキャンプスタイルです。

【車中泊】

車の中で就寝するスタイルで、大掛かりな設営は不要荷物も少なく済みます。キャンプ好きの方は車中泊専用に改造した車を持っている方もいらっしゃいますね。KINTOでは改造せずにできる車中泊を、様々な車種で試みています。

車中泊といえばKINTO編集部のマサカ氏。ぜひ車中泊シリーズの記事を参考にしてみてください
車中泊といえばKINTO編集部のマサカ氏。ぜひ車中泊シリーズの記事を参考にしてみてください

【hinataレンタル/テント泊】

必要なギアをレンタルするスタイル。何をレンタルするかによっては、荷物の軽量化が可能です。hinataレンタルは提携キャンプ場も多く、有名メーカーのテントなどラインアップも豊富

レンタル品が大きなバッグにまとめられています。どれも手入れが行き届いていて綺麗です
レンタル品が大きなバッグにまとめられています。どれも手入れが行き届いていて綺麗です

今回の天候は幸か不幸か撤収日が雨でした。そのため、テント泊キャンパーが恐れる雨の撤営を含め、なかなかリアルな検証になりました。

実践比較レポート!晴れの設営、雨の撤収のリアル

A. 設営のしやすさ

車中泊:寝具の準備のみ。お好みで日よけなど。

車中泊セット
車中泊セット

今回車中泊で準備したものはこちら。

  • コット
  • ピクニックシート
  • 銀マット
  • サンシェード
  • 寝袋

カローラ クロスは後部座席を倒すと段差ができてしまい、フルフラットにならないので、前回の反省を生かして今回試したのがコット。

段差を覆っているカバーを外して設置したら、なんとシンデレラフィット!

段差を覆っているカバーを開けて、コットの足を入れます
段差を覆っているカバーを開けて、コットの足を入れます

実はコットを入れる試行錯誤で結構時間がかかってしまいました。

コットがシンデレラフィットしたあとはサクサクと進みます
コットがシンデレラフィットしたあとはサクサクと進みます

でもこのモタモタは初回だけ!コットの設置方法が確立されれば、次回からはあっという間にできるはず。

このあとはピクニックシートやサンシェードなどを設置していくだけなので、本当に簡単です!
手が汚れたり、力を使うようなシーンもありませんでした。

コットの試行錯誤があったため設営はトータルで20分くらいでした。次回は10分以内で設営できるのではと思います。

hinataレンタル/テント泊:テントとコットをレンタル

hinataレンタルでのテント泊セット
hinataレンタルでのテント泊セット

今回hinataレンタルでのテント泊で準備したものはこちら。

  • コット
  • テント(スノーピークアメニティドームM)
  • グランドシート
  • 銀マット(持参)
  • 寝袋(持参)

テントの設営は、初めて使用するタイプのテントだとまず説明書を見るところから始まり、部品もいろいろあるので、把握するのに少し時間がかかります。

今回は、同行した同僚がこのテントを使用したことがあったので、比較的スムーズに設営できました。

スノーピークのアメニティドームは初心者にも設営がしやすいテントです
スノーピークのアメニティドームは初心者にも設営がしやすいテントです

ペグを打つのに結構体力を使い、屈んだ姿勢での作業も多いので、簡単にできるとはいえ、車中泊の設営よりは圧倒的に大変です。

ペグの位置を直すのに抜いたり刺しなおしたり、ロープの長さを調整したりと、手もドロドロです。設営時間は、比較的設営しやすいテントを選んだこともあり、トータルで10分ほどでしたが、時間より体力を結構消耗した気がしました。

B. 快適性・寝心地

それぞれの空間を見てみましょう。

車中泊の居住空間

コット以外の空間は広くはありませんが、寝心地はよさそうです。

見るからに快適そうです
見るからに快適そうです

車中泊担当は身長183cmの同僚。コットを入れたことで天井までの距離が縮まったこともあり、座って過ごすことはできなかったようですが、フルフラットで横になれて、とても快適だったようです。

夜中から明け方まで大雨だったのですが、雨音もさほど気にならずぐっすり眠れたとのことでした。

身長183cmが寝そべってギリギリです
身長183cmが寝そべってギリギリです

hinataレンタル/テント泊の居住空間

レンタルしたテントは3人用だったので2人分の寝具を入れても少し空間に余裕があります。ちなみにテントを借りるときは「宿泊人数+1人」で借りるとこのように快適に過ごすことができるのでおすすめです。

空間は広く快適でしたが、深夜からの大雨の音で私は何度も目が覚めました。また、この湖畔サイトは湖に向かって傾斜があるため、雨がテントの下を通って湖に流れ込むので、グランドシートを敷いていてもテントの床はかなり濡れました。コットがなかったら寝袋ごと水没していたと思います。

C. 荷物・準備の手間

出発前の準備を比較してみましょう。

車中泊の準備品

テントが不要なのでその分荷物は少なくて済みます。寝具のほかに、炊事に必要なものや着替えなどを準備すればOK。結構身軽ですね。

hinataレンタル/テント泊の準備品

何をレンタルするかによりますが、一番ミニマムだと着替えだけの持参で済みます。寝袋やテーブル&椅子、炊事用の熱源や調理器具など充実のラインアップなので丸ごと借りて手ぶらでキャンプができちゃいます。
※hinataレンタルのWebサイトはこちら

今回、寝袋などは持参し、テントとコットのみレンタルしました。

事前にhinataレンタルのサイトで借りたいものを選択し、キャンプ場または近くの宅配営業所などで受け取ることが可能です。浩庵キャンプ場は、受付での受け取りが可能だったので、本当にラクでした。

D. コスト比較

コストを比較してみます。

車中泊のコスト

今回はフロントガラスや窓からの視線・日当たり対策に100均でいくつか購入品があり、1,200円ほどでした。

hinataレンタル/テント泊のコスト

テント(スノーピークアメニティドームM)が8,600円、コットが2,500円、往復の送料が2,160円で合計14,260円でした。この価格が高いか安いかは、このあと十分に分かることになります…!

左のものがレンタルしたコット。Helinoxのコットと造りは同じで寝心地も良かったです
左のものがレンタルしたコット。Helinoxのコットと造りは同じで寝心地も良かったです

E. 雰囲気・キャンプ感

過去に、道具大好きキャンパーだった皆さま(…私?)にとって、キャンプで大切なものは何でしょうか?テントという、薄い生地一枚を隔てて聞こえる、自然の音や温度、匂いや鳥の声…。比較してみましょう。

車中泊のキャンプ感

誰もが知る通り、窓を閉め切っていれば車内はある程度静かで、外の匂いも感じにくく、外気温に左右されるとはいえ、風の冷たさや雨音などはそこまで気にならないです。その分、自然と一体になっている感覚は少しだけ薄いような気がします。

テント泊のキャンプ感

雨音も鳥の声も、音という音は筒抜け…雨音はフライに当たる分増幅されてさえいるような…足元は濡れて、靴下はドロドロ…。気温は外気温と変わらず、焚き火の匂いはしっかり感じる、つまり、自然の中で寝泊まりしている感は満載です!晴れていればむしろ、とても気持ちのいい夜を過ごせると思いました。

F. 撤営のしやすさ

さて、帰る日の一大イベント、撤営。来るときは綺麗に収まっていた荷物も、なぜか帰る日には1.5倍くらいに増えているように見えるのは私だけでしょうか…。そして私たちの撤営日はなかなかの大雨。帽子をかぶっていても顔からぽたぽたと雫が垂れるような雨です。そんなちょっと憂鬱な雨の撤営を比較してみましょう。

車中泊の撤営

車内で片付けることができるので、雨でも快適でした。かかった時間も10分ほどでしょうか。

あっという間にすっきり
あっという間にすっきり

hinataレンタル/テント泊の撤営

絶望的に濡れたテント…持参したぞうきんで拭いているそばから濡れていきます。ペグやポールの本数がそろっているか確認し、濡れて扱いにくくなったロープを束ねて、ペグは綺麗に洗って拭いて、それぞれの収納袋に正しく戻します。

撤営にかかった時間は40分ほど。そして全員ずぶ濡れ。

ガッツリ濡れたテント
ガッツリ濡れたテント

しかし、このあと収納袋に入れたら、キャンプ場の受付にお渡しするだけです。このキャンプでhinataレンタルのありがたみを一番感じた瞬間でした。

持参のテントだったら、自宅に帰って干して乾燥させなければならず、その労力は大変なものです。これをhinataさんがやってくださる…それであのレンタル料金は安すぎるくらいなのではと思うくらいです。

比較まとめ:どんな人にどっちが向いている?

設営の手間を省きたい:車中泊がおすすめ!

車中泊が圧倒的にラクですが、今回のようにコットのサイズがぴったり合うなど条件によることが分かりました。事前に自宅などで試行錯誤してから出かければ、設営にもたつかずに済み、快適なキャンプを楽しめるでしょう。ただし、今回のようにうまくフルフラットにできない場合は、寝心地には難がある可能性が高いです。

家族や子ども連れ:hinataレンタルがおすすめ!

車種にもよりますが、ファミリーで車中泊ができる車種はなかなかないと思いますので、hinataレンタルがおすすめです。人数より少し大きめのテントを借りれば、雨でもテントの中でのんびり過ごすことができます。

コスパ重視:条件によっては、どちらも良い!

車中泊は、手持ちの道具がなければ、コットなど車にフィットする道具をそろえる必要があるので費用がかかります。あるものを工夫すれば費用をぐっと抑えられますので、色々試してみるのも面白いですよ。

hinataレンタルはそれなりの費用はかかりますが、年に1~2回程度しかキャンプをしないのであればおすすめ。自宅での保管場所や雨の日のお手入れなどを考えると圧倒的コスパと言えるのではないでしょうか。

本格キャンプ体験:どんなスタイルを望むかによる

車中泊でも十分自然を楽しむことができ、雨や強風など悪天候の時も比較的安全に過ごせますし、やっぱり王道のテント泊でしか体験できない自然との一体感もあります。hinataレンタルなら、人数に応じてテントを選んだり、人数が増えて足りないテーブルや椅子を追加することや、使ってみたかった道具を試してみることもできるので、ギアを買おうか迷っている人にもおすすめです。

雨天時快適性:いうまでもなく車中泊!

雨音や床濡れなど、雨が降ると快適性が下がるテントと比べ、車中は濡れることもなく穏やかに過ごすことができます。強風の時も、車中は安心ですね。

結論:キャンプスタイルによって選ぶのが良し!

その時どんなキャンプをしたいか、選んだキャンプ場の地形や気象条件など、その時の気分や状況で気軽に選べるのもお手軽キャンプの良いところ。

SUVなど荷室の大きい車がある場合は、一度は車中泊ができるか検証してみると良いかもしれません。その上で、自然を感じたいときはhinataレンタル、もっと手軽にお金をかけず何度もキャンプに出掛けたければ車中泊、と、どちらも楽しめるキャンプライフがいいですね!

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