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【2025年最新版】車の免許の取り方とは?教習所に通う方法と一発試験の違いも解説

【2025年最新版】車の免許の取り方とは?教習所に通う方法と一発試験の違いも解説

2025年(令和7年)4月1日、指定自動車教習所における普通免許のカリキュラムが変更されました。この変更に伴い、どのような方法で車の普通免許を取得するのか疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、2025年最新版の運転免許取得方法を解説します。これから車の免許を取得しようとしている方は参考にしてみてください。

齊藤 優太(さいとう ゆうた)

この記事の執筆者

齊藤 優太(さいとう ゆうた)

自動車ライター/インストラクター/ジャーナリスト。大学卒業後、国産車ディーラー、教習所、中古車買取会社、タクシードライバーなど自動車関連の仕事に従事。現在は、フリーランスとして自動車WEBメディアや雑誌に寄稿したり、専門家としてメディアに出演。国家資格を保有する安全運転のプロとしての経験や知識、クルマの設計・開発を手がけてきたエンジニアからの学びを活かしながら、クルマの魅力や楽しさを伝えている。

保有資格

普通自動車第一種教習指導員、普通自動二輪教習指導員、応急救護指導員、運転適性検査指導員

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

車の免許の取り方には2つの方法がある?

坂道発進の様子

車の免許の取り方には、「指定自動車教習所」に通う方法と、「運転免許試験場」で試験を受ける方法があります。

一般的に、車の免許を取得する際は、車の運転の基礎から学ぶことができ、教習所で試験(本免学科試験以外)も行う指定自動車教習所に通う方法を選ぶ方が大半です。

一方、運転免許試験場で試験を受ける方法では、届出自動車教習所などで運転の練習や学科の勉強をして、運転免許試験場(免許センター)で試験を受ける方法となります。

どちらも車の免許を取得する方法であることに変わりはありませんが、どのような違いがあるのでしょうか。

指定自動車教習所に通って車の免許を取る方法とその他の取得方法の違いとは?

運転免許センター

指定自動車教習所と運転免許試験場で試験を受ける方法では、様々な違いがあります。

まず、多くの人が選ぶ「指定自動車教習所」の特徴から紹介します。

指定自動車教習所で運転免許を取得する方法では、運転免許試験場で実施される技能試験(本免の技能試験)が免除されます。また、運転の技術や知識などをゼロから徹底的に学ぶことができるといったメリットがあるのも特徴です。ただし、指定自動車教習所に通うと、一般的に30万円程度の費用がかかります。

次に、運転免許試験場(免許センター)で試験を受けて免許を取得する方法についてです。

運転免許試験場で試験を受ける方法で運転免許を取得すると、試験の費用や必要最低限の教習料金(届出自動車教習所などでの練習にかかる費用)で免許を取得することができます。つまり、指定自動車教習所より費用を抑えることができるということです。

ただし、技能試験(本免の技能試験)の免除はありません。また、合格率も指定自動車教習所ほど高くないため、何度も運転免許試験場に足を運び、その都度試験費用を支払って試験を受けることになる場合もあります。

指定自動車教習所と運転免許試験場で受験する方法では、技能試験の免除、試験の合格率、運転免許取得までにかかる費用などに違いがあるのです。

これらのことを踏まえて結論をお伝えすると、徹底的に運転の基礎から学びたい方や過去に車の運転の経験がない方は指定自動車教習所を選ぶことをおすすめします。

一方、費用を安く済ませたい方や過去に運転免許を保有していた経験がある方であれば運転免許試験場で試験を受ける方法でもよいかもしれません。

【これから車の免許を取る方へ】指定自動車教習所における普通免許のカリキュラムが変更になった!

免許証のイメージ

2025年(令和7年)4月1日、指定自動車教習所における普通免許のカリキュラムが変更されました。

新たなカリキュラムでは、原則として普通免許はAT限定となっています。MT免許(限定なし)を取得する場合は、AT普通免許のみきわめのあとにMT車での教習を受けることとなりました。つまり、これまでのAT限定免許の取得方法に限定解除(AT限定免許をMT免許にする教習)が組み込まれるような形になったということです。

技能教習および学科教習の最低時限数は次のとおりとなっています。

  • 技能教習:第1段階=12時限、第2段階=AT普通免許が19時限・普通免許(MT免許)が23時限(AT19時限+MT4時限)
  • 学科教習:第1段階=10時限、第2段階=16時限

出典:「指定自動車教習所の教習の標準

上記の最低時限数からも、技能教習はAT限定免許に限定解除の教習が組み合わされた形になっていることがわかります。なお、学科教習については、従来の教習時限数から変わりはありません。

指定自動車教習所に通って車の免許を取るときの流れ

学科教習のイメージ

指定自動車教習所で車の免許を取る場合、次のような流れで取得することになります。

  1. 入校(指定自動車教習所に入所する)
  2. 適性検査(視力検査など)などを受ける
  3. 第1段階の教習(技能教習と学科教習)を受ける
  4. 仮免試験(技能と学科)を受験する
  5. 仮免許の交付
  6. 第2段階の教習(技能教習と学科教習)を受ける
  7. 卒業検定を受験する(技能試験のみ)
  8. 卒業証明書をとって免許センター(運転免許試験場)へ行き学科試験を受ける
  9. 運転免許証の交付

細かな部分は省略していますが、おおよそ上記の流れで運転免許を取得します。運転免許を取得するまでに、様々な試験があるため、技能教習や学科教習はしっかり受けるようにしましょう。

実際に指定自動車教習所で運転指導をしていた筆者も、様々な教習生を見てきましたが、技能教習や学科教習をしっかり受けている人は試験でも焦ることなくスムーズに合格していました。一方、学科教習中に睡魔に耐えられなかったり、技能教習を進めるためだけに運転していたりした人は、試験前に焦ったり運転の試験でミスを連発したりしていました。

このようなことからも、教習中に知識や技術を習得しておくことをおすすめします。もし、わからないことがあれば教習指導員に質問すると、丁寧に回答してくれます。疑問や質問があるときは、遠慮なく教習指導員に聞きましょう。

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齊藤 優太(さいとう ゆうた)

この記事の執筆者

齊藤 優太(さいとう ゆうた)

自動車ライター/インストラクター/ジャーナリスト。大学卒業後、国産車ディーラー、教習所、中古車買取会社、タクシードライバーなど自動車関連の仕事に従事。現在は、フリーランスとして自動車WEBメディアや雑誌に寄稿したり、専門家としてメディアに出演。国家資格を保有する安全運転のプロとしての経験や知識、クルマの設計・開発を手がけてきたエンジニアからの学びを活かしながら、クルマの魅力や楽しさを伝えている。

保有資格

普通自動車第一種教習指導員、普通自動二輪教習指導員、応急救護指導員、運転適性検査指導員

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