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ライズの年間や月々の維持費をレビュー!KINTO月額利用料も紹介

ライズの年間や月々の維持費をレビュー!KINTO月額利用料も紹介

トヨタの人気コンパクトSUV「ライズ」は、2019年のデビューから高い人気を維持し続けているモデルです。また、2021年のハイブリッドの追加や一部改良などにより、さらに幅広い選択肢の中から選べるようになった点も魅力です。今回は、そんな人気コンパクトSUVのライズを維持する際にかかる費用について解説します。ライズの維持費が気になっている方やライズを検討している方は参考にしてみてください。

※記事公開時の情報に基づいており、最新でない情報が含まれる場合もあります。最新の情報については各公式サイトなどでご確認ください

ライズの維持費(年間)

ライズ(フロントフェイス)

早速、結論をお伝えすると、ライズを維持するためにかかる費用(※)は1年で約41万円、1ヶ月あたり約3万4,000円です。では、維持費の内訳を詳しく見ていきましょう。

※5年間使用した場合で試算
※ライズには1.0Lガソリンターボ車、1.2Lハイブリッド車、1.2Lガソリン車がありますが、本記事では1.2Lガソリン車を対象として試算

ライズの年間維持費の概算

エンジンタイプ

1.2Lガソリン車

自動車税※1

30,500円

自動車重量税※2

8,200円

印紙代※3

900円

自賠責保険料※4

8,825円

車検+メンテナンス費+任意保険料※5

143,722円

①合計

192,147円

燃料費※6

84,541円

洗車代※7

11,544円

駐車場代※8

124,020円

②合計

220,105円

総合計(①+②)

412,252円

※1 2019年10月1日以降に新車登録を受けた場合の。エコカー減税は考慮せず
※2 国土交通省、乗用車1,000kgまたは1,500kg未満の1年分。エコカー減税は考慮せず
※3、※4 トヨタモビリティ東京のサイトに記載されている2023年10月1日現在のSクラスの金額より1年分を算出
※5 KINTOのWEBサイト上のシミュレーションを用いて、ライズXグレード1.2Lガソリン車2WDの5年契約、車検(1回分)+メンテナンス代+任意保険料にかかる費用を1年分に換算。任意保険料については、35歳以上の方を対象にした18等級を前提に、KINTOが独自に試算
※6 年間走行距離1万キロ、資源エネルギー庁の石油製品価格調査を基にしたレギュラーガソリン単価175円/Lで、ライズのWLTCモード燃費(1.2Lガソリン車:20.7km/L)で算出
※7 総務省統計局の小売物価統計調査を元にした全国平均の1回あたりの洗車代962円(2024年4月)×12ヶ月
※8 総務省統計局の小売物価統計調査を元にした1ヶ月あたりの全国平均駐車代1万335円(2024年4月)×12ヶ月

上記の一覧のように、ライズの維持費は、1年で約41万円、1ヶ月あたり約3万4,000円となります(※1.2Lガソリン車の場合)。ここからは、それぞれの内訳を細かく見ていきましょう。

ライズの自動車税

自動車税

自動車税(種別割)は、4月1日時点の車検証の所有者(割賦販売などで売主が自動車の所有権を留保している場合は使用者)に課される税金です。税額(年率)は、エンジン排気量によって決まります。

ライズのエンジン排気量は、1.0Lと1.2Lの2種類です。よって、1年あたりの自動車税額は、1.0L車が25,000円、1.2L車が30,500円(いずれもエコカー減税が適用されていない金額)となります。

ライズの自動車重量税(法定費用)

自動車重量税は、自動車の新規登録(軽自動車の場合は新規検査)や車検(継続検査)の際に納付する税金です。軽自動車以外の自家用乗用車の場合は、車両重量によって税額が決まります。基本的な税額は、車両重量0.5tごとに年間4,100円(2年・自家用・継続検査の場合)です。

ライズの車両重量は、1.0t未満(1.2Lガソリン車)または1.0t超1.5t未満(1.0Lガソリンターボ車、1.2Lハイブリッド車)となるため、1年あたり8,200円または12,300円(継続検査時における自家用2年の税額16,400円または24,600円の半分)となります。なお、この税額はエコカー減税を考慮していない場合の計算となるため、実際の納税額とは異なる場合があります。

印紙代

印紙代は、国および軽自動車検査協会に支払う法定手数料です。ただし、持込検査、保安基準適合証の提出、OSS(ワンストップサービス)申請など、継続検査の方法によって印紙代の金額が異なります。

費用は、車検に出す自動車整備工場が、車両を検査場に持ち込んで検査する「認証工場」なのか、車両の持込検査が省略できる「指定工場」なのかによって異なります。印紙代を抑えられるのは、持ち込み検査を省略できる指定工場です。車検にかかる費用を少しでも抑えたいのであれば、指定工場に依頼しましょう。

ライズの印紙代は、継続検査(自家用2年/指定工場)で1,800円。1年あたり900円となります。

自賠責保険料

自賠責保険は、加入が義務付けられている保険です。一般的に検査(新規登録・継続検査など)のときに次回の車検満了日までの保険料をまとめて支払います。自賠責保険の保険料は、法律で決められているため、どの代理店・保険会社を通じて加入しても保険料に違いはありません。

ライズの自賠責保険料は、継続検査(自家用乗用車24ヶ月)で17,650円。1年あたり8,825円となります。

ライズの車検+メンテナンス+任意保険料

車検費用イメージ

ライズの車検+メンテナンス+任意保険料は、維持費の中でも大きな割合を占める費用です。今回は、KINTOサイト内のシミュレーションを使い、ライズの1.2Lガソリン車の1年間にかかる費用をまとめて算出(※)しました。

ライズの車検+メンテナンス+任意保険料は、1年あたり14万3,722円です。この金額は、任意保険料の条件を35歳以上・18等級で算出しているため、年齢条件を絞ると安くすることも可能です。

※任意保険料については、年齢条件を35歳以上:18等級とし、KINTOが独自に試算。KINTOのサブスクリプションサービスを5年契約した場合で試算し、車検1回分の費用とメンテナンス代と任意保険料の合計を1年あたりに換算

なお、シミュレーション結果は、あくまでも一例であるため、参考として考えてください。

ライズの燃料費

ライズの燃料代(ガソリン代)は、1年1万km走行すると想定して計算しています。ガソリン1Lあたりの単価を175円とした場合のエンジンタイプ別燃料費は次の一覧のとおりです。

ライズ燃料代シミュレーション

エンジンタイプ

1.0Lガソリンターボ車

1.2Lハイブリッド車

1.2Lガソリン車

使用燃料

無鉛レギュラーガソリン

燃料単価

175円/L(※2024年6月の全国平均小数点以下四捨五入)

燃料タンク容量

36L

33L

36L

WLTCモード燃費

17.4km/L

28.0km/L

20.7km/L

満タン時の航続距離

626.4km

924km

745.2km

1年あたりの燃料代

100,574円

62,500円

84,541円

※出典:資源エネルギー庁の石油製品価格調査

1年間の燃料代は、ガソリン車よりもハイブリッド車の方が抑えられることがわかります。また、ハイブリッド車は1回の満タンで走行できる距離も長いため、頻繁に長距離走行する場合はハイブリッド車の方がよいでしょう。

洗車代

洗車代は、総務省統計局の小売物価統計調査をもとに全国平均の1回あたりの洗車代962円(2024年4月)を参考に算出しました。

1ヶ月に1回洗車をした場合、1年間(12回)で1万1,544円となります。きれいな状態を維持するためにも、1ヶ月に1回は洗車することをおすすめします。

駐車場代

駐車場代は、駐車場を借りる場合にかかる費用であるため、必ずかかる費用ではありません。今回は、駐車場を借りる場合を想定してシミュレーションしているため駐車場代を記載しています。

駐車場代は、総務省統計局の小売物価統計調査を元にした全国の平均価格をもとに算出しました。月極駐車場の全国平均価格は、1ヶ月あたり1万335円(総務省統計局の小売物価統計調査を元にした全国の平均額/2024年4月)。1年あたり12万4,020円(1万335円×12ヶ月)となります。

ただし、ライズは全高が1,620mmとなっているため、一般的な機械式駐車場(全長5,000mm未満、全幅1,850mm未満、全高1,550mm未満、重量2,000kg未満)に入らない可能性があります。駐車場を借りる際は、契約前に入庫できるサイズか確認しましょう。

ライズの維持費【一括購入・ローン・サブスク(KINTO)比較】

ライズ(使用イメージ)

ライズの1ヶ月あたりの負担額をKINTO・一括購入・ローンでシミュレーションしてみましょう。

以下のシミュレーション結果は、KINTOのWEBサイト上のシミュレーションをもとに、契約期間を3・5・7年ごとに分けたものです。条件は、35歳以上:18等級で保険料を試算、初期費用フリープラン、ライズ Xグレード(1.2L・GAS・2WD)でシミュレーションしました。

3年契約の場合

スライドできます

KINTO

現金一括払い

銀行自動車ローン(均等36回/5.0%の場合)

【A】車両代・オプション代

利用料に含まれます

1,752,860円

1,752,860円

【B】税金・諸費用(自賠責・自動車税等)

149,770円

149,770円

【C】任意保険・メンテナンス

409,995円

409,995円

【D】分割払い手数料

-

138,386円

【E】3年後の下取り参考価格

-

788,787円

788,787円

【F】支払総額(3年)A+B+C+D-E

1,421,640円

1,523,838円

1,662,224円

月々の支払額(F÷36ヶ月)

39,490円

42,329円

初回:48,724円

2回目以降:

46,100円

5年契約の場合

スライドできます

KINTO

現金一括払い

銀行自動車ローン(均等60回/5.0%の場合)

【A】車両代・オプション代

利用料に含まれます

1,752,860円

1,752,860円

【B】税金・諸費用(自賠責・自動車税等)

242,380円

242,380円

【C】任意保険・メンテナンス・車検1回

718,610円

718,610円

【D】分割払い手数料

-

231,854円

【E】5年後の下取り参考価格

-

525,858円

525,858円

【F】支払総額(5年)A+B+C+D-E

2,204,400円

2,187,992円

2,419,846円

月々の支払額(F÷60ヶ月)

36,740円

36,467円

初回:42,146円

2回目以降:

40,300円

7年契約の場合

スライドできます

KINTO

現金一括払い

銀行自動車ローン(均等84回/5.0%の場合)

【A】車両代・オプション代

利用料に含まれます

1,752,860円

1,752,860円

【B】税金・諸費用(自賠責・自動車税等)

334,990円

334,990円

【C】任意保険・メンテナンス・車検2回

1,088,974円

1,088,974円

【D】分割払い手数料

-

328,219円

【E】7年後の下取り参考価格

-

175,286円

175,286円

【F】支払総額(7年)A+B+C+D-E

2,910,600円

3,001,538円

3,329,757円

月々の支払額(F÷84ヶ月)

34,650円

35,733円

初回:

42,957円

2回目以降:

39,600円

比較表からもわかるように、現金一括払いやローンで購入すると、税金、任意保険料、タイヤ交換やオイル交換といったメンテナンス費などを別途支払う必要があります。また、ローンの場合は分割手数料も上乗せされるため、月々の負担額が相対的に大きくなります。

一方、車のサブスクリプションサービス「KINTO」であれば、税金、メンテナンス費、任意保険料など、車にかかる費用が月額利用料に含まれているため、急な出費を心配する必要がありません。

ライズの維持費 まとめ

ライズ走行イメージ

車を所有するには、各種税金、メンテナンス費用、車検費用、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)など、様々な費用がかかります。しかし、車のサブスク「KINTO」なら、これらの費用が月額利用料に含まれているため、突発的な出費を抑えることができます。

ライズの購入を検討しているものの、維持費が心配な方は、月々定額で利用できるKINTOも選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。今回の維持費シミュレーションも参考に、是非ご検討ください。

最後に、KINTOについて紹介します。

KINTO月々定額でトヨタ・レクサス・SUBARUの新車などをご利用いただける()サブスクリプションサービスを展開しています。
※一部取り扱いのない車種がある場合もございます

  • トヨタの新車が対象の「KINTO ONE
  • レクサスの新車が対象の「KINTO for LEXUS
  • SUBARUの新車が対象の「KINTO ONE(SUBARU)
  • トヨタの中古車が対象の「KINTO ONE(中古車)」納期1ヶ月~2ヶ月!(東京・愛知・長野で提供、エリア順次拡大中)
  • KINTO ONEにアップグレードとコネクティッドを加え、月額料金がリーズナブルになった「KINTO Unlimited

などのサブスクリプションサービスを展開しています。

それぞれのサービスのベースとなるKINTO ONEを中心にご紹介します。

KINTO ONEとは?

KINTO ONEは、車両代金や登録諸費用のほか、自動車保険料(任意保険・自賠責保険)、各種税金、車検費用、正規販売店でのメンテナンス費用がコミコミ定額のサブスクリプションサービス。クレジットカード払いも可能です(※)。
※SUBARU車を契約の場合、月額のお支払いは口座振替のみのご利用となります

初期費用0円で気軽に乗り始められる「 初期費用フリープラン」と、 所定の申込金を契約時に支払うことで解約金が0円となる「 解約金フリープラン」の2つから選ぶことができます(※)。
※「KINTO ONE(中古車)」では、解約金フリープランのみ、契約期間は2年のみ

トヨタ・SUBARUの新車は3/5/7年、レクサスの新車は3年の契約期間となっており、契約期間中に割安な手数料で別の車に乗り換えができる初期費用フリープランのサービス「 のりかえGO(法人契約・レクサス車・SUBARU車・bZ4X専用プランは対象外)」もあります。

また、申込み~契約までインターネットで完結できます(販売店でのご相談も可能です)。

KINTO Unlimitedとは?

トヨタとKINTOが2022年12月7日に発表した「KINTO Unlimited」は、前段のKINTO ONEのサービス内容をベースに、車をお届けした後の「進化=アップグレード」と「見守り=コネクティッド」の2つの付加価値を追加することで車の価値を維持し、その分をサブスクの月額利用料の引き下げに充てることでリーズナブルにKINTOをご利用いただけます。

KINTO Unlimitedは新型プリウスUグレードよりスタートし、2024年1月からヤリス、ヤリス クロスでも提供が始まりました。お客様からの反響などを踏まえて、今後、ほかの車種にも拡大していく予定となっています。

充実したカーライフを送るためのひとつの手段として、KINTOの利用も検討してみてはいかがでしょうか?

≪KINTO ONE中古車≫

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